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出口を目指して
三つ目と四つめ
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~これで二つは封印出来た。
「大丈夫か?西野」
東君は、息切れと緊張から、体が動かなかった。
「僕は、大丈夫。怪我は?」
「なんとか、大丈夫」
ふたりとも、怪我がない事を確かめる。そして、木の板の上に横たわる。
「無事…だったな、俺たち」
「でも、北君は、」
「あいつは、俺たち二人を逃してくれたんだ。最終的に、俺たちを生きさせる為に。」
「どういうことだ?」
西野くんは、疑問に思った。北君は、死ぬ事が分かっていたみたいだった。
「あいつは、昔から霊感があるみたいだったんだ。だから、この家に入ってから、何か様子がおかしかった。聞いてみたら、普通の家じゃないって言うんだ。
僕は、信じたよ。いつも、あいつの言う事はいつも合っているから。」
二人共、横たわりながら話していた。
「そしてさ、南風が死ぬ前、あいつは気づいていたんだ。赤い糸のような物が背中に付いていることに。それは、壁に繋がっていたんだ。
あいつは、それは死ぬ直前に繋がるものだと。死んだあと、魂を抜け出して、逃げないようにする為だって言ってた。
そして、南風のあれを見たあと、」
そして東君は、南風君の体を見た。彼はまだ、広間の隅に横たわっていた。北君の服を被って。
「“自分は、死ぬんだ”とあいつは言ってたんだ。どうやら、いつの間にか、赤い糸を付けられていたらしい。だから、俺たちを逃してくれたんだ。二人で明日も明後日も生きろと。」
それ以上は、何も言えなかった。
「でも、“急げばまだ間に合う”だと、言ってたな。ここの魂は、実体とはならないらしい。物に移るぐらいだそうだ。」
「そうなんだ。じゃあ、こうしている場合ではないね。」
西野くんは、勢いよく立ち上がった。
「大丈夫か?西野」
東君は、息切れと緊張から、体が動かなかった。
「僕は、大丈夫。怪我は?」
「なんとか、大丈夫」
ふたりとも、怪我がない事を確かめる。そして、木の板の上に横たわる。
「無事…だったな、俺たち」
「でも、北君は、」
「あいつは、俺たち二人を逃してくれたんだ。最終的に、俺たちを生きさせる為に。」
「どういうことだ?」
西野くんは、疑問に思った。北君は、死ぬ事が分かっていたみたいだった。
「あいつは、昔から霊感があるみたいだったんだ。だから、この家に入ってから、何か様子がおかしかった。聞いてみたら、普通の家じゃないって言うんだ。
僕は、信じたよ。いつも、あいつの言う事はいつも合っているから。」
二人共、横たわりながら話していた。
「そしてさ、南風が死ぬ前、あいつは気づいていたんだ。赤い糸のような物が背中に付いていることに。それは、壁に繋がっていたんだ。
あいつは、それは死ぬ直前に繋がるものだと。死んだあと、魂を抜け出して、逃げないようにする為だって言ってた。
そして、南風のあれを見たあと、」
そして東君は、南風君の体を見た。彼はまだ、広間の隅に横たわっていた。北君の服を被って。
「“自分は、死ぬんだ”とあいつは言ってたんだ。どうやら、いつの間にか、赤い糸を付けられていたらしい。だから、俺たちを逃してくれたんだ。二人で明日も明後日も生きろと。」
それ以上は、何も言えなかった。
「でも、“急げばまだ間に合う”だと、言ってたな。ここの魂は、実体とはならないらしい。物に移るぐらいだそうだ。」
「そうなんだ。じゃあ、こうしている場合ではないね。」
西野くんは、勢いよく立ち上がった。
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