11 / 56
Chapter1
11 ダンジョン攻略
しおりを挟む
はぁ~……シーツがサラッとしててお布団がフカフカで気持ちいぃ~……でもまぶしい……昨日カーテン閉め忘れたかな……。
夢見心地で寝返りを打ったら、枕元に足の生えたスマホが落ちているのが目に入った。
「うっお……!」
驚いてがばりと跳ね起きる。いつもの俺の部屋――じゃない。
ベッドがあるだけの簡素な部屋。窓の向こうは緑いっぱいの庭。お隣の建物はゴージャスな教会。
――ここはトリファンの世界。
やっぱり夢じゃなかったんだな、と思いながらもう一度スマホに目を落とす。スマホは仰向けになって、鼻提灯をぷうぷういわせて寝ていた。なんなんだこいつは。鼻あんの?
鼻提灯を指でつついて割ると、暗かった画面がぱっと明るくなった。立ち上がってぐっと伸びのような仕草をして、ぶるぶるっと胴震いをした。……そんな犬みたいな動きをしてもかわいくないからな。
スマホは俺の方に液晶を向け、画面にぱっと時間を表示させた。9:27。――もう九時過ぎかよ! 寝すぎた!!
制服を着込んで部屋を出ると、共用スペースにみんな揃っていた。
「おはようございます、ニーナ。よく眠れましたか?」
リュカが立ち上がって俺を迎える。
「おはようございます! よく眠れ過ぎました!」
明らかに俺を待ってた様子で申し訳ない。目覚ましセットしとくんだった。っていうかあのスマホにアラームの設定はできるのだろうか。振り向くと、スマホは床の上をてくてく歩いて俺の後を追いかけてきていた。自動追尾機能とかすごいけども。なんなの。
朝の洗面だのを済ませて、準備してもらっていた朝飯を食って、食後にアルシュが淹れてくれたお茶を飲む。至れり尽くせりでありがたい。
「そういえば、あの台みたいなのってなに?」
昨日はバタバタしてたからスルーしてたけど、部屋の入り口から見て正面の壁際に、真っ白な布を敷いた小さな台が置かれているのが気になった。上にはラグビーボールぐらいの大きさの、宝石の原石みたいなやつが三つ乗っている。それぞれ色と形が違う。
「あちらはニーナからのご神託をいただく為の祭壇です」
リュカに明るく答えられて戸惑う。
「……俺からのご神託スか」
「はい。世界に平和をもたらす為、人々に仇なす悪しき者共を退治せよと、ニーナは私たちにご神託をくださいましたね」
俺そんなこと言ったっけ……っていうか、今まで俺がやってたのはゲームのトリファンだからつまり……?
「あ! そっか、チュートリアルの後でメインクエストを何個か進めてたから……村の近くに住み着いたマシュロマを退治してくれた? あとあの蜘蛛みたいな……なんとかスパイダーっていうモンスターもやっつけた」
「はい」
なるほど。俺がゲーム画面を操作すると、リュカたちには「神託」という形で俺の指示が伝わるってことか。昨日部屋のインテリアを変えたり、みんなに武器を装備してもらった時みたいな感じで連動してるんだな。
「ちょっとどんな感じになるかやってみたいけど……今はメインクエストを進めてる場合じゃないんだよなぁ……」
水道橋に行って、帰る方法を探さないといけない。
――でもちょっとだけならいっかな? まだ昼前だし。
いつの間にかテーブルの上に乗ってちょろちょろ歩き回っていたスマホをつつく。すると昨日と同じく光の操作パネルが俺の目の前に現れた。
操作パネルにはトリファンのアイコンだけが表示されている。もはやスマホっていうかトリファン専用機って感じだな、と思いつつアイコンをタップする。
「あっ、なんか光ってるな……」
トリファンのホーム画面の右端に三つ、「編成」「メインクエスト」「同盟」のボタンが並んでいる。そのうちの「同盟」ボタンにキラッと光る演出が加えられていた。
同盟をタップすると、一番目立つ場所に「ダンジョンに挑む」というボタンが追加されていた。残り時間がカウントされている。終了まであと四時間。その下には「ダンジョンの発見者:チョココロニー」と表示されている。
「んん? 俺?」
ダンジョンを発見? つまり、水道橋がダンジョン化してて、それを俺が発見したってことになってるのか?
そういえば昨日、神社に隠れてた時に《ダンジョン発見!》っていう通知が来ていた。
「ねえリュカ、俺と最初に出会った場所のことを『ダンジョン』って言ってたよね?」
「はい。ニーナは『すいどうばし』とおっしゃっていましたね」
「――ダンジョンってなに?」
尋ねてみると、リュカは少しだけ思案顔になってから説明してくれた。
「簡潔にご説明差し上げると、悪しき者共を封印した地下牢、ですね。多くは迷宮のような構造になっており、悪しき者共の力が活性化した時に封印が弱まります」
「それを俺らがぶん殴ってもう一回封印すんの」
ハオシェンが合いの手を入れるみたいに補足する。
「なるほど、そういうそういう設定なのか……」
理由は全然わからないけれど、水道橋がトリファン内でダンジョン化してて、それを俺が発見したことになってて……それなら同盟のメンバーも、リリア姐さんも、今水道橋を攻略してるってことなのだろうか。
そういえば昨日、同盟のチャットに書き込みをしたんだけど、途中でスマホが使えなくなってそれっきりだったな。もしかしたら心配させてるかもしれない。
またリリア姐さんに話しかけてみようかと思ってチャットを覗いてみたけど、ユーザーレベル200以上のガチ勢が白熱した攻略会議を繰り広げていた。うーん……初心者がうかつに口を挟んだらしばかれる空気……。
チャットは後回しにして、試しに「ダンジョンに挑む」というボタンをタップしてみる。すると祭壇の前の床に、光で描かれた魔法陣が浮かび上がった。
「わーすげえ、なんかわかんないけどかっこいい!」
もういかにもって感じの、円形と四角を組み合わせた図形に文字みたいな模様がちりばめられている。めっちゃファンタジーじゃんテンション上がる!
「おっ、出陣すんの?」
魔法陣の周りではしゃぐ俺の横に、ハオシェンが並ぶ。
「ダンジョン攻略ですね。お任せください」
リュカとアルシュも続く。
「この上に乗るとダンジョンに行けるの?」
「はい」
おおお。転送されるのか。めっちゃ楽しそう。
メインクエストも進めてみたいけど、制限時間もあるみたいだし、ダンジョン攻略に挑んでみよう!
「よーし! じゃあちょっと待ってて40秒で支度するから!」
朝飯食って散らかしっぱなしだし。皿とか片付けないと。あと案外すんなり帰れるかもしれないから一応俺の荷物も持っていかないとね。つっても俺の荷物って通学に使ってるリュックだけだけど。
あとスマホ……元の世界に帰ったらこいつも元に戻るだろうか。戻らなかったら……スマホに足が生えた場合、修理保障とか利くのかな……。
夢見心地で寝返りを打ったら、枕元に足の生えたスマホが落ちているのが目に入った。
「うっお……!」
驚いてがばりと跳ね起きる。いつもの俺の部屋――じゃない。
ベッドがあるだけの簡素な部屋。窓の向こうは緑いっぱいの庭。お隣の建物はゴージャスな教会。
――ここはトリファンの世界。
やっぱり夢じゃなかったんだな、と思いながらもう一度スマホに目を落とす。スマホは仰向けになって、鼻提灯をぷうぷういわせて寝ていた。なんなんだこいつは。鼻あんの?
鼻提灯を指でつついて割ると、暗かった画面がぱっと明るくなった。立ち上がってぐっと伸びのような仕草をして、ぶるぶるっと胴震いをした。……そんな犬みたいな動きをしてもかわいくないからな。
スマホは俺の方に液晶を向け、画面にぱっと時間を表示させた。9:27。――もう九時過ぎかよ! 寝すぎた!!
制服を着込んで部屋を出ると、共用スペースにみんな揃っていた。
「おはようございます、ニーナ。よく眠れましたか?」
リュカが立ち上がって俺を迎える。
「おはようございます! よく眠れ過ぎました!」
明らかに俺を待ってた様子で申し訳ない。目覚ましセットしとくんだった。っていうかあのスマホにアラームの設定はできるのだろうか。振り向くと、スマホは床の上をてくてく歩いて俺の後を追いかけてきていた。自動追尾機能とかすごいけども。なんなの。
朝の洗面だのを済ませて、準備してもらっていた朝飯を食って、食後にアルシュが淹れてくれたお茶を飲む。至れり尽くせりでありがたい。
「そういえば、あの台みたいなのってなに?」
昨日はバタバタしてたからスルーしてたけど、部屋の入り口から見て正面の壁際に、真っ白な布を敷いた小さな台が置かれているのが気になった。上にはラグビーボールぐらいの大きさの、宝石の原石みたいなやつが三つ乗っている。それぞれ色と形が違う。
「あちらはニーナからのご神託をいただく為の祭壇です」
リュカに明るく答えられて戸惑う。
「……俺からのご神託スか」
「はい。世界に平和をもたらす為、人々に仇なす悪しき者共を退治せよと、ニーナは私たちにご神託をくださいましたね」
俺そんなこと言ったっけ……っていうか、今まで俺がやってたのはゲームのトリファンだからつまり……?
「あ! そっか、チュートリアルの後でメインクエストを何個か進めてたから……村の近くに住み着いたマシュロマを退治してくれた? あとあの蜘蛛みたいな……なんとかスパイダーっていうモンスターもやっつけた」
「はい」
なるほど。俺がゲーム画面を操作すると、リュカたちには「神託」という形で俺の指示が伝わるってことか。昨日部屋のインテリアを変えたり、みんなに武器を装備してもらった時みたいな感じで連動してるんだな。
「ちょっとどんな感じになるかやってみたいけど……今はメインクエストを進めてる場合じゃないんだよなぁ……」
水道橋に行って、帰る方法を探さないといけない。
――でもちょっとだけならいっかな? まだ昼前だし。
いつの間にかテーブルの上に乗ってちょろちょろ歩き回っていたスマホをつつく。すると昨日と同じく光の操作パネルが俺の目の前に現れた。
操作パネルにはトリファンのアイコンだけが表示されている。もはやスマホっていうかトリファン専用機って感じだな、と思いつつアイコンをタップする。
「あっ、なんか光ってるな……」
トリファンのホーム画面の右端に三つ、「編成」「メインクエスト」「同盟」のボタンが並んでいる。そのうちの「同盟」ボタンにキラッと光る演出が加えられていた。
同盟をタップすると、一番目立つ場所に「ダンジョンに挑む」というボタンが追加されていた。残り時間がカウントされている。終了まであと四時間。その下には「ダンジョンの発見者:チョココロニー」と表示されている。
「んん? 俺?」
ダンジョンを発見? つまり、水道橋がダンジョン化してて、それを俺が発見したってことになってるのか?
そういえば昨日、神社に隠れてた時に《ダンジョン発見!》っていう通知が来ていた。
「ねえリュカ、俺と最初に出会った場所のことを『ダンジョン』って言ってたよね?」
「はい。ニーナは『すいどうばし』とおっしゃっていましたね」
「――ダンジョンってなに?」
尋ねてみると、リュカは少しだけ思案顔になってから説明してくれた。
「簡潔にご説明差し上げると、悪しき者共を封印した地下牢、ですね。多くは迷宮のような構造になっており、悪しき者共の力が活性化した時に封印が弱まります」
「それを俺らがぶん殴ってもう一回封印すんの」
ハオシェンが合いの手を入れるみたいに補足する。
「なるほど、そういうそういう設定なのか……」
理由は全然わからないけれど、水道橋がトリファン内でダンジョン化してて、それを俺が発見したことになってて……それなら同盟のメンバーも、リリア姐さんも、今水道橋を攻略してるってことなのだろうか。
そういえば昨日、同盟のチャットに書き込みをしたんだけど、途中でスマホが使えなくなってそれっきりだったな。もしかしたら心配させてるかもしれない。
またリリア姐さんに話しかけてみようかと思ってチャットを覗いてみたけど、ユーザーレベル200以上のガチ勢が白熱した攻略会議を繰り広げていた。うーん……初心者がうかつに口を挟んだらしばかれる空気……。
チャットは後回しにして、試しに「ダンジョンに挑む」というボタンをタップしてみる。すると祭壇の前の床に、光で描かれた魔法陣が浮かび上がった。
「わーすげえ、なんかわかんないけどかっこいい!」
もういかにもって感じの、円形と四角を組み合わせた図形に文字みたいな模様がちりばめられている。めっちゃファンタジーじゃんテンション上がる!
「おっ、出陣すんの?」
魔法陣の周りではしゃぐ俺の横に、ハオシェンが並ぶ。
「ダンジョン攻略ですね。お任せください」
リュカとアルシュも続く。
「この上に乗るとダンジョンに行けるの?」
「はい」
おおお。転送されるのか。めっちゃ楽しそう。
メインクエストも進めてみたいけど、制限時間もあるみたいだし、ダンジョン攻略に挑んでみよう!
「よーし! じゃあちょっと待ってて40秒で支度するから!」
朝飯食って散らかしっぱなしだし。皿とか片付けないと。あと案外すんなり帰れるかもしれないから一応俺の荷物も持っていかないとね。つっても俺の荷物って通学に使ってるリュックだけだけど。
あとスマホ……元の世界に帰ったらこいつも元に戻るだろうか。戻らなかったら……スマホに足が生えた場合、修理保障とか利くのかな……。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる