148 / 191
126 公爵令嬢はテストを受ける
しおりを挟む
エレメント魔法学校では、年に四回テストがある。
一年が十ヶ月のこの世界で、三月、六月、九月の初日からと十月下旬に、座学、武術、魔法実技の三種を一日ごとに行っていく。
と言っても、一年生の第一回テストの武術は体力測定が殆ど。
組手や武器術はやらないそうだ。
いや、そこは私に取ってどうでもいい。
なんでテストに武術があるんだよ!
座学みたいに一夜漬けが出来るもんでもないし、魔法みたいに長年の努力としてなかったから、今更もう手遅れだ。
いくら二ヶ月間毎日しっかり運動してても身体が言う事を聞いてくれないし、ダンスだって九歳の頃から練習してるのに六年間ほぼクオリティの変化なし。
もう、諦めるしかない。
そのかわり、座学では今回も満点、魔法実技では自分史上最高の魔法を使ってやる!
テスト前に何か対策している人もチラホラ。
特に、座学は一番成績を伸ばしやすいからね。
この雰囲気は日本の学校とあまり変わらないな。
「「「フラン様、座学を教えて頂けませんか?」」」
来たのは自由研究一班のアンリさん、ウッディ君、ビクター君。
「いいけど、どの教科を教えて欲しいの?」
「「「全部!!」」」
全部かよ。
得意不得意とかあるでしょうが。
「アタシは、全体的に同じくらいの点数とってるから、どれが得意とかありません。」
「オレは数学が苦手だったけど、フラン様の算盤で得意になりました!」
「ボク……地理以外全部苦手……」
むぅ、成る程。
「まず、数学と科学は、法則に対する慣れが大切。
一冊の問題集を何回もこなすようにする事で、問題の出題パターンでよくある、『単に数字を変えただけの問題』や『いくつかの公式を複合させたタイプ』を理解していくことが重要。
国語、地理、歴史で大事なのは基本的には『覚えること』が大事。
理系科目と比較すると、問題の出題パターンが非常に多いことが特徴で、理数系とは逆に数冊の問題集をひたすらこなして、『どんな問題が来たとしても一度は解いたことがあるっていう状態』を作り出すといいわ。」
三人ともポカーン。
でしょうね。
ともかく、先ずは問題をどんどん解いていこう。
どの教科も満遍なく出来るアンリさんは、特に好きな教科を伸ばしてもらおう。
数学(というより計算)が得意になったウッディ君は、理数系を完璧にしていこうかな。
地理以外全部苦手なビクター君は、残りの文系を優先的に強化していく事にした。
分からないところは私が噛み砕いて説明しながら、最後の答えを本人達が見つけていく。
問題を解く事に慣れさせて、自信をつけていく勉強法が、私の教え方。
これで上手くいくかは本人達の理解力と努力次第だけど、どうなる事やら。
「あれ、フラン達もテスト勉強してるのか。」
ロナウドが教室に入ってきた。
「三人の勉強を私が教えてあげてるって感じかな。
スリーツーマンの家庭教師みたいなものですよ。」
「へぇー、オレも混ぜてよ。」
「ロナウドは勉強出来るじゃないですか。」
「でも、入学式の前は俺負けてただろ?
次は絶対勝ってやるんだ。」
「あら、私に解けない問題はないですよ?
満点取るおつもりですか?」
「当たり前だろ!
俺はいつだって全力だからな!」
前回はレベッカちゃんにも負けちゃう、ちょっと残念な結果だったしね。
そうこうしていると、セシル様とリリーちゃんコンビが教室に来た。
「面白そうですね、僕達も混ぜてください。」
「私にも勉強教えてくださいよ。」
リリーちゃんに教えられることなんて何もないよ。
前回ポカミスしなかったら同一満点だったじゃないの。
「では、私もフラン様と同じように皆様をご指導致します。」
急な立ち位置変化だけど、それは心強い。
そして段々と教室に人が集まってきて、クラス全員がテスト勉強をする事に。
指導役は私とリリーちゃんだけでなく、いつの間にかロナウドとセシル様も。
あーだこーだ言いながら、お互いに勉強を教えあったり、練習問題で競争したり。
やっぱり、勉強は楽しみながらじゃないと、やりたくなくなるものだからね。
一人の方が集中出来るタイプの人もいるけど、ファミレスやカフェでグループで勉強する人もいるくらいだから、多少騒がしくてもみんなで勉強し合うのが刺激があるのかも。
「「「アタシ達のフラン様先生が……」」」
なんだか懐かしい呼び方が聞こえた気がした。
第一回テスト座学当日、みんなはいつもより気合が入っている。
私だって気合が入っている。
ロナウドに満点取ると大口叩いてるのだから、絶対ミスれない。
問題用紙を見ると……
やっぱりクオリティが低い。
とは言っても、舐めプしてたらポカミスしちゃうかもしれないから、念には念を入れてしっかり確認をしておこう。
終わった後のみんなの様子は、結構良い表情してる。
前よりよく出来たみたい。
二日目の武術は、もう諦めた。
三日目の魔法実技は、全力を出して鎧姿のミスリルゴーレムで的をぶっ壊した。
結果発表の日。
張り出された座学順位発表掲示板には……
な、なんと、私は二位!
魔法学をたった一問間違えてて、リリーちゃんに負けてしまった!
ありえない!!
「あれ?
満点取るんじゃなかったのか?」
ニヤニヤしてるロナウド。
偉そうに、結果は今回も三位じゃないの!
満点取るんじゃなかったのか!
でも、悔しい!
どの問題を間違えたのか、早速確認。
……ん? 間違えてない?
もしかして、採点ミス?
急いでジョニー先生へ問い詰める。
「あー、すまん、俺の採点ミスだ。
間違えてなかったわ。」
畜生!
メッチャ恥を書いたじゃんか!!
早速掲示板の表示ミス変更して!
「分かったが、もう手遅れじゃねぇか?
みんな掲示板見終わった後だろ?」
ガーーン……
「じゃあせめて口頭で訂正してくださいね。
絶対ですよ!!」
「ああ、すまなかったな。」
ちなみに、武術は最下位、魔法実技は一位(やり過ぎ)と言う結果だった。
なんだよ、『(やり過ぎ)』って。
結果発表の翌日、ジョニー先生は
「昨日発表された成績だが、フランドール嬢は一位だ。
じゃあ授業始めるぞ。」
な、なんだってー!?
そんなサラッと言うなよ!
大事な事なんだよ、もっとしっかり説明してくれよ!
後日、学校長から「ミスリルゴーレムちょうだい」と言われた。
一年が十ヶ月のこの世界で、三月、六月、九月の初日からと十月下旬に、座学、武術、魔法実技の三種を一日ごとに行っていく。
と言っても、一年生の第一回テストの武術は体力測定が殆ど。
組手や武器術はやらないそうだ。
いや、そこは私に取ってどうでもいい。
なんでテストに武術があるんだよ!
座学みたいに一夜漬けが出来るもんでもないし、魔法みたいに長年の努力としてなかったから、今更もう手遅れだ。
いくら二ヶ月間毎日しっかり運動してても身体が言う事を聞いてくれないし、ダンスだって九歳の頃から練習してるのに六年間ほぼクオリティの変化なし。
もう、諦めるしかない。
そのかわり、座学では今回も満点、魔法実技では自分史上最高の魔法を使ってやる!
テスト前に何か対策している人もチラホラ。
特に、座学は一番成績を伸ばしやすいからね。
この雰囲気は日本の学校とあまり変わらないな。
「「「フラン様、座学を教えて頂けませんか?」」」
来たのは自由研究一班のアンリさん、ウッディ君、ビクター君。
「いいけど、どの教科を教えて欲しいの?」
「「「全部!!」」」
全部かよ。
得意不得意とかあるでしょうが。
「アタシは、全体的に同じくらいの点数とってるから、どれが得意とかありません。」
「オレは数学が苦手だったけど、フラン様の算盤で得意になりました!」
「ボク……地理以外全部苦手……」
むぅ、成る程。
「まず、数学と科学は、法則に対する慣れが大切。
一冊の問題集を何回もこなすようにする事で、問題の出題パターンでよくある、『単に数字を変えただけの問題』や『いくつかの公式を複合させたタイプ』を理解していくことが重要。
国語、地理、歴史で大事なのは基本的には『覚えること』が大事。
理系科目と比較すると、問題の出題パターンが非常に多いことが特徴で、理数系とは逆に数冊の問題集をひたすらこなして、『どんな問題が来たとしても一度は解いたことがあるっていう状態』を作り出すといいわ。」
三人ともポカーン。
でしょうね。
ともかく、先ずは問題をどんどん解いていこう。
どの教科も満遍なく出来るアンリさんは、特に好きな教科を伸ばしてもらおう。
数学(というより計算)が得意になったウッディ君は、理数系を完璧にしていこうかな。
地理以外全部苦手なビクター君は、残りの文系を優先的に強化していく事にした。
分からないところは私が噛み砕いて説明しながら、最後の答えを本人達が見つけていく。
問題を解く事に慣れさせて、自信をつけていく勉強法が、私の教え方。
これで上手くいくかは本人達の理解力と努力次第だけど、どうなる事やら。
「あれ、フラン達もテスト勉強してるのか。」
ロナウドが教室に入ってきた。
「三人の勉強を私が教えてあげてるって感じかな。
スリーツーマンの家庭教師みたいなものですよ。」
「へぇー、オレも混ぜてよ。」
「ロナウドは勉強出来るじゃないですか。」
「でも、入学式の前は俺負けてただろ?
次は絶対勝ってやるんだ。」
「あら、私に解けない問題はないですよ?
満点取るおつもりですか?」
「当たり前だろ!
俺はいつだって全力だからな!」
前回はレベッカちゃんにも負けちゃう、ちょっと残念な結果だったしね。
そうこうしていると、セシル様とリリーちゃんコンビが教室に来た。
「面白そうですね、僕達も混ぜてください。」
「私にも勉強教えてくださいよ。」
リリーちゃんに教えられることなんて何もないよ。
前回ポカミスしなかったら同一満点だったじゃないの。
「では、私もフラン様と同じように皆様をご指導致します。」
急な立ち位置変化だけど、それは心強い。
そして段々と教室に人が集まってきて、クラス全員がテスト勉強をする事に。
指導役は私とリリーちゃんだけでなく、いつの間にかロナウドとセシル様も。
あーだこーだ言いながら、お互いに勉強を教えあったり、練習問題で競争したり。
やっぱり、勉強は楽しみながらじゃないと、やりたくなくなるものだからね。
一人の方が集中出来るタイプの人もいるけど、ファミレスやカフェでグループで勉強する人もいるくらいだから、多少騒がしくてもみんなで勉強し合うのが刺激があるのかも。
「「「アタシ達のフラン様先生が……」」」
なんだか懐かしい呼び方が聞こえた気がした。
第一回テスト座学当日、みんなはいつもより気合が入っている。
私だって気合が入っている。
ロナウドに満点取ると大口叩いてるのだから、絶対ミスれない。
問題用紙を見ると……
やっぱりクオリティが低い。
とは言っても、舐めプしてたらポカミスしちゃうかもしれないから、念には念を入れてしっかり確認をしておこう。
終わった後のみんなの様子は、結構良い表情してる。
前よりよく出来たみたい。
二日目の武術は、もう諦めた。
三日目の魔法実技は、全力を出して鎧姿のミスリルゴーレムで的をぶっ壊した。
結果発表の日。
張り出された座学順位発表掲示板には……
な、なんと、私は二位!
魔法学をたった一問間違えてて、リリーちゃんに負けてしまった!
ありえない!!
「あれ?
満点取るんじゃなかったのか?」
ニヤニヤしてるロナウド。
偉そうに、結果は今回も三位じゃないの!
満点取るんじゃなかったのか!
でも、悔しい!
どの問題を間違えたのか、早速確認。
……ん? 間違えてない?
もしかして、採点ミス?
急いでジョニー先生へ問い詰める。
「あー、すまん、俺の採点ミスだ。
間違えてなかったわ。」
畜生!
メッチャ恥を書いたじゃんか!!
早速掲示板の表示ミス変更して!
「分かったが、もう手遅れじゃねぇか?
みんな掲示板見終わった後だろ?」
ガーーン……
「じゃあせめて口頭で訂正してくださいね。
絶対ですよ!!」
「ああ、すまなかったな。」
ちなみに、武術は最下位、魔法実技は一位(やり過ぎ)と言う結果だった。
なんだよ、『(やり過ぎ)』って。
結果発表の翌日、ジョニー先生は
「昨日発表された成績だが、フランドール嬢は一位だ。
じゃあ授業始めるぞ。」
な、なんだってー!?
そんなサラッと言うなよ!
大事な事なんだよ、もっとしっかり説明してくれよ!
後日、学校長から「ミスリルゴーレムちょうだい」と言われた。
1
あなたにおすすめの小説
結婚式をボイコットした王女
椿森
恋愛
請われて隣国の王太子の元に嫁ぐこととなった、王女のナルシア。
しかし、婚姻の儀の直前に王太子が不貞とも言える行動をしたためにボイコットすることにした。もちろん、婚約は解消させていただきます。
※初投稿のため生暖か目で見てくださると幸いです※
1/9:一応、本編完結です。今後、このお話に至るまでを書いていこうと思います。
1/17:王太子の名前を修正しました!申し訳ございませんでした···( ´ཫ`)
初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更擦り寄られても困ります―
望月 或
恋愛
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」
【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。
そして、それに返したオリービアの一言は、
「あらあら、まぁ」
の六文字だった。
屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。
ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……
※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる