私には勿体ない人

瑠渡

文字の大きさ
10 / 10

番外編

しおりを挟む
公爵令嬢の末路


取り巻きがクララを何処かへ引っ張っていった。

「ほんとに何故あんな女が?
私がカーク様に相応しいのに」





「あっ、カーク様ぁ。どこに行かれますの?」


「……いや、もう帰るところだ…」

「じゃあ、そこまで一緒に帰りましょう」

そして、カーク様の腕に手を添える

(ふふっ カーク様が震えてる?私に触られて嬉しいのだわ)


そこへ、シュー様が慌ててる姿が目に入った。

「ここにいたのか!大変だ!クララ嬢が襲われた。今保健室にいる」

「なに?」

「カーク様、そんなっ、大丈夫ですよ。私が見てきましょうか?」

「何を言っている?クララは俺の大事な婚約者だ。それよりさっきから汚い手で俺に触れるな!」

バシッ


「えっ?………カーク様?」








それから私の人生は苦悩となった

私の取り巻きが、クララ様に暴行を

ある子息に頼み、未遂に終わったが

公爵令息カーク様の婚約者を痛めようとしたことが、私の知らないことではあったが、それまで一緒にいて止めなかった。むしろ、暴行されることをわかっていたことではないか?と騎士にから言われ、私は何も言えなかった。

我が家の内情も公爵家カーク様によって全て調べられ、当主が領地の税を不正をしていることが発覚。
何十年の不正金額は相当のもので、
家から全て没収となった。
私のカーク様への恋慕から、まさか家を無くすことになるとは………

そして、私は犯罪に加担していた事により、牢獄へ入れられ


今……………修道院へ向かっています


私の取り巻き達がどうなったかは?
聞かない方が良いと言われました。


そう、手を出そうとした令息は、
直ぐに消息不明となりました。



カーク様?貴方は………どんな手を…いえ、これからも私が命あることを
願って修道院へ向かいます






.................................................


      完


読んでくださりありがとうございました。


楽しく読んでいただけたのなら、嬉しいです。






しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

とある伯爵の憂鬱

如月圭
恋愛
マリアはスチュワート伯爵家の一人娘で、今年、十八才の王立高等学校三年生である。マリアの婚約者は、近衛騎士団の副団長のジル=コーナー伯爵で金髪碧眼の美丈夫で二十五才の大人だった。そんなジルは、国王の第二王女のアイリーン王女殿下に気に入られて、王女の護衛騎士の任務をしてた。そのせいで、婚約者のマリアにそのしわ寄せが来て……。

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

王子様への置き手紙

あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯ 小説家になろうにも掲載しています。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

すべてはあなたの為だった~狂愛~

矢野りと
恋愛
膨大な魔力を有する魔術師アレクサンダーは政略結婚で娶った妻をいつしか愛するようになっていた。だが三年経っても子に恵まれない夫妻に周りは離縁するようにと圧力を掛けてくる。 愛しているのは君だけ…。 大切なのも君だけ…。 『何があってもどんなことをしても君だけは離さない』 ※設定はゆるいです。 ※お話が合わないときは、そっと閉じてくださいませ。

義兄のために私ができること

しゃーりん
恋愛
姉が亡くなった。出産時の失血が原因だった。 しかも、子供は義兄の子ではないと罪の告白をして。 入り婿である義兄はどこまで知っている? 姉の子を跡継ぎにすべきか、自分が跡継ぎになるべきか、義兄を解放すべきか。 伯爵家のために、義兄のために最善の道を考え悩む令嬢のお話です。

すれ違う思い、私と貴方の恋の行方…

アズやっこ
恋愛
私には婚約者がいる。 婚約者には役目がある。 例え、私との時間が取れなくても、 例え、一人で夜会に行く事になっても、 例え、貴方が彼女を愛していても、 私は貴方を愛してる。  ❈ 作者独自の世界観です。  ❈ 女性視点、男性視点があります。  ❈ ふんわりとした設定なので温かい目でお願いします。

処理中です...