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甘い水
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泉水は飲み干したウイスキーの水割りの氷を口に含むと、ワタルの口の中に氷を移した。
泉水がベッドに仰向けで寝ると、ワタルが上にかぶさって泉水にキスをする。
さっきまで氷を口に含んでいたワタルの舌は冷たくて滑らかだった。
泉水がワタルの舌をしゃぶり熱を回復させ、お互いの唾液で舌はねっとりと蠢く。
ワタルはどんな事を要求されるのかドキドキしていたが泉水は静かだった。
「もう一度口に氷を含んでからしゃぶって」
ワタルは言われた通りコップから氷を口の中に入れ、冷えた口の中に勃ち始めている泉水のモノを入れた。
「冷たい」
泉水が呟くと、泉水のモノを手で軽く握りながらしゃぶり続ける。
「もう、十分だよ。挿れてくれ」
ワタルは、え?っと思った。聞き間違いかと思った。
挿れるのはいつも泉水の方だ。
「泉水さんに、僕が挿れるの?」
ワタルの言葉に泉水は笑う。
「俺にゴム着けて、ワタルがそれを挿れるんだよ」
意味が分かるとワタルは真っ赤になった。
「そんな、恥ずかしい」
「俺の言うことなんでも聞くんでしょ」
ワタルは何も言い返せない。
「見ててあげるから、早く」
泉水は妖しく笑う。ワタルは真っ赤になりながらも泉水にゴムを着けると手で支える。
「ゆっくりでいいよ」
ワタルは痛いぐらい感じている自分のモノを泉水に晒しながら、ゆっくり腰をおろして泉水のモノを中に挿れ始めた。
「あッ!んんん!」
興奮がいつもと違う。泉水が見つめているのが、目を合わせなくても分かる。
「俺を見ろ、ワタル」
ワタルは潤んだ目で泉水を見る。
「腰、自分が気持ちいいように動かして」
見つめ合いながら泉水は指示を出す。
「こんな、の、恥ずかし、すぎるよ」
ワタルは色っぽい目で泉水を見つめ、指をしゃぶりながら上下に動く。
「恥ずかしくないよ。可愛いよ、ワタル」
ワタルのモノを扱きながら、泉水は淫らになっているワタルを眺める。
「もっと動いて。俺のモノを締め付けて」
ワタルが泉水の上で動くたびに、泉水のモノが出し入れされる。
それを見ているだけで興奮がさらに昂まる。
「頭の中、おかしくなりそう。泉水さんに、握られて、刺激、強すぎて、もう、イっちゃう」
しずくでヌルヌルのワタルのモノが、はちきれそうになっている。
「お願い、もう、無理」
泣きそうなワタルをもっと乱したい。
「我慢しないで出しなさい」
さらに激しく扱かれワタルは限界がきた。
「!!!」
泉水のモノを奥まで挿れ、泉水の手で白濁の液が放たれた。
ガクンと腰を落としワタルは絶頂を迎えて身体を痙攣させている。
泉水はベッドに置いていたテッシュでワタルの放ったものを拭いた。
「もう、無理だよ。力入らない。もう許して」
涙を浮かべてるワタルの頬に泉水は触る。
「だーめ。もっと狂おしいほど俺を感じて。ワタルの中をぐちゃぐちゃに壊したい」
「今日は凄く意地悪。どうして?」
「ワタルが可愛いから。それだけだよ」
泉水はそう言うとワタルの細い腰を両手で掴んで下から突き上げる。
「やぁッ!ああッ!」
ワタルが指を噛んで切ない声をあげる。
「俺が疲れるまでに、俺をイかせてね」
笑いながら言う泉水に、もうワタルの思考回路は完全にショートしていた。
「無理、もう動けない。感じすぎて、力入らないの」
そう言ってワタルが泉水にしがみつく。
泉水はワタルを仰向けにした。
「今夜はこれで許してあげる」
泉水が上になり、ワタルを攻める。
「ぜんぜん、許してくれて、ないッ」
激しさを増した泉水に、ワタルはしがみつくのが精一杯だった。
「ワタル、可愛い。好き」
最後はキスをしながらワタルの中で泉水は果てた。
しばらく泉水も動けなかった。
一気に襲ってきた疲労に年と体力不足を実感した。
「……今夜、どうしたの?いつもと違いすぎて」
まだワタルは恥ずかしがる。
「しばらく会えなかったから。ずっとワタルとしたかった」
「会いたかった?」
嬉しそうにワタルは聞く。
「会いたかったに決まってるでしょ」
泉水の言葉にワタルは痺れる。
「僕も会いたかった」
二人は見つめ合う。
「知ってる」
泉水はそう言うとワタルの髪を撫でながら唇を重ねた。
泉水がベッドに仰向けで寝ると、ワタルが上にかぶさって泉水にキスをする。
さっきまで氷を口に含んでいたワタルの舌は冷たくて滑らかだった。
泉水がワタルの舌をしゃぶり熱を回復させ、お互いの唾液で舌はねっとりと蠢く。
ワタルはどんな事を要求されるのかドキドキしていたが泉水は静かだった。
「もう一度口に氷を含んでからしゃぶって」
ワタルは言われた通りコップから氷を口の中に入れ、冷えた口の中に勃ち始めている泉水のモノを入れた。
「冷たい」
泉水が呟くと、泉水のモノを手で軽く握りながらしゃぶり続ける。
「もう、十分だよ。挿れてくれ」
ワタルは、え?っと思った。聞き間違いかと思った。
挿れるのはいつも泉水の方だ。
「泉水さんに、僕が挿れるの?」
ワタルの言葉に泉水は笑う。
「俺にゴム着けて、ワタルがそれを挿れるんだよ」
意味が分かるとワタルは真っ赤になった。
「そんな、恥ずかしい」
「俺の言うことなんでも聞くんでしょ」
ワタルは何も言い返せない。
「見ててあげるから、早く」
泉水は妖しく笑う。ワタルは真っ赤になりながらも泉水にゴムを着けると手で支える。
「ゆっくりでいいよ」
ワタルは痛いぐらい感じている自分のモノを泉水に晒しながら、ゆっくり腰をおろして泉水のモノを中に挿れ始めた。
「あッ!んんん!」
興奮がいつもと違う。泉水が見つめているのが、目を合わせなくても分かる。
「俺を見ろ、ワタル」
ワタルは潤んだ目で泉水を見る。
「腰、自分が気持ちいいように動かして」
見つめ合いながら泉水は指示を出す。
「こんな、の、恥ずかし、すぎるよ」
ワタルは色っぽい目で泉水を見つめ、指をしゃぶりながら上下に動く。
「恥ずかしくないよ。可愛いよ、ワタル」
ワタルのモノを扱きながら、泉水は淫らになっているワタルを眺める。
「もっと動いて。俺のモノを締め付けて」
ワタルが泉水の上で動くたびに、泉水のモノが出し入れされる。
それを見ているだけで興奮がさらに昂まる。
「頭の中、おかしくなりそう。泉水さんに、握られて、刺激、強すぎて、もう、イっちゃう」
しずくでヌルヌルのワタルのモノが、はちきれそうになっている。
「お願い、もう、無理」
泣きそうなワタルをもっと乱したい。
「我慢しないで出しなさい」
さらに激しく扱かれワタルは限界がきた。
「!!!」
泉水のモノを奥まで挿れ、泉水の手で白濁の液が放たれた。
ガクンと腰を落としワタルは絶頂を迎えて身体を痙攣させている。
泉水はベッドに置いていたテッシュでワタルの放ったものを拭いた。
「もう、無理だよ。力入らない。もう許して」
涙を浮かべてるワタルの頬に泉水は触る。
「だーめ。もっと狂おしいほど俺を感じて。ワタルの中をぐちゃぐちゃに壊したい」
「今日は凄く意地悪。どうして?」
「ワタルが可愛いから。それだけだよ」
泉水はそう言うとワタルの細い腰を両手で掴んで下から突き上げる。
「やぁッ!ああッ!」
ワタルが指を噛んで切ない声をあげる。
「俺が疲れるまでに、俺をイかせてね」
笑いながら言う泉水に、もうワタルの思考回路は完全にショートしていた。
「無理、もう動けない。感じすぎて、力入らないの」
そう言ってワタルが泉水にしがみつく。
泉水はワタルを仰向けにした。
「今夜はこれで許してあげる」
泉水が上になり、ワタルを攻める。
「ぜんぜん、許してくれて、ないッ」
激しさを増した泉水に、ワタルはしがみつくのが精一杯だった。
「ワタル、可愛い。好き」
最後はキスをしながらワタルの中で泉水は果てた。
しばらく泉水も動けなかった。
一気に襲ってきた疲労に年と体力不足を実感した。
「……今夜、どうしたの?いつもと違いすぎて」
まだワタルは恥ずかしがる。
「しばらく会えなかったから。ずっとワタルとしたかった」
「会いたかった?」
嬉しそうにワタルは聞く。
「会いたかったに決まってるでしょ」
泉水の言葉にワタルは痺れる。
「僕も会いたかった」
二人は見つめ合う。
「知ってる」
泉水はそう言うとワタルの髪を撫でながら唇を重ねた。
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