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膨よかな水
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ワタルが夜中に帰ってくると、顔を見て泉水はやっとホッとした。
「遅くなってごめんね。仕事が押してしまって」
泉水の部屋に入るとワタルは言う。泉水は首を振って笑顔で迎える。
「ただいま。そしておかえり」
泉水が言うと、ワタルは嬉しそうに泉水に近づく。
「ただいま。泉水さんもおかえりなさい」
2人の顔が近づき、唇が触れ合う。
優しいキスをすると、唇は一度離れた。
「さっぱりしたいでしょ?シャワーを浴びておいで」
ワタルは笑顔で頷くとシャワーを浴びに向かった。
しばらくして、腰にバスタオルを巻いたワタルが出てきた。泉水はベッドに横になっている。
「キスして」
泉水が言うと、ワタルは顔を近付けて泉水の下唇をしゃぶるようにキスをした。
唇を開くと舌を泉水の口の中に入れる。泉水はその唇を吸う。
しばらくクチュクチュと音を鳴らしキスを繰り返してきたが、ワタルが泉水のスウェットの中に手を入れた。
「泉水さんの、熱くて硬い。欲しい」
「ワタルの好きにしていいよ」
ワタルは泉水の下を脱がし、硬くなったモノを口に含む。
舌を使って舐め上げる。泉水はビクビクと身体を震わせ応える。
「会えなかった間、ずっと欲しかったの。泉水さんを思って、僕、何度もこのベッドで自分でしちゃった」
ハァハァと息を荒げてワタルは泉水のモノを喉まで入れる。
「気持ち良い。ワタルの口の中、熱い」
泉水は枕を握りワタルのする事に身悶える。
「ねぇ、縛っていい?」
泉水のモノを扱きながらワタルは尋ねる。
「どこを?」
「泉水さんの手首。今夜は僕が泉水さんを征服したい」
「良いよ。その代わり私をたっぷり気持ちよくしてくれ」
ワタルは微笑むとクローゼットから泉水のネクタイを出し泉水の手首を縛る。
「楽しそうだな」
泉水がそう言うとワタルはにっこり笑って泉水にキスをする。
「うん。楽しい」
サイドチェストからゴムとローションを出すと、泉水にゴムを着けワタルは泉水のモノを挿れる中にたっぷり指でローションを塗る。
泉水をベッドボードに寄りかからせると、ワタルは静かに腰を下ろす。
泉水は自由の聞かない両手がもどかしかった。座位でワタルは泉水の頭を胸に抱くと腰を少し動かす。
「ワタル、気持ち良い。キツい」
泉水はそう言うと、舌を出してワタルの乳首を舐める。チュクチュクと吸うとワタルは腰を押し付けてくる。
「縛った手で、僕の触って」
色っぽい顔でワタルはおねだりする。
泉水は乳首を吸いながら、縛られてぎこちなく動く両手でワタルのモノを扱き始めた。
「ああッ!泉水さん!」
ワタルの中がギュウギュウと締め付けが強くなる。泉水は縛られた手の中で濡れまくるワタルのモノを激しく扱く。
「厭らしいよ。今夜のワタル。声、出したらダメだよ」
乱れるワタルに泉水も興奮が昂まる。
ワタルは声が出ないように指を甘噛みしてしゃぶる。
「んんッ!んん!」
ワタルは吐息を漏らしながら、泉水の扱く動きに合わせて腰が上下に動く。
「一緒にイきたいの。僕の×××もっと扱いて。僕の×××の中で泉水さんもイって」
ワタルが耳元で厭らしい言葉を囁き、泉水の耳たぶをしゃぶる。
「分かったよ。もっと腰、上下させて、俺のモノ扱くように締め付けてくれ」
ワタルは激しく上下に動きながら泉水のモノを根本から先まで締め付ける。
「ああ、ワタル、それ、イく」
「僕も、もう我慢、限界。泉水さん、イって」
ドクンと泉水が先にイくと、その振動でワタルも泉水の手の中で果てた。
ハァハァとお互い荒い息遣いのままキスをする。
唇が離れると、ガクガクしながらワタルがベッドに崩れ落ちた。
泉水も目を瞑って息を整えながら余韻に浸る。
ワタルの白濁した液で泉水の両手もネクタイもヌルヌルになっている。
「全く。いつからワタルはそんなに厭らしい仔になったの?」
楽しそうに泉水は言う。
「泉水さんのせいだよ。ずっと僕を欲しがっていたでしょ?僕も欲しくて堪らなかったの」
ワタルが泉水の手首からネクタイを外す。
「ごめんなさい。ネクタイ、ダメにしちゃった」
照れながらワタルは反省する。
「気にしなくて良い。次回はワタルを縛ってあげる」
ワタルは嬉しそうに微笑んだ。
シャワーを浴び直すと、泉水はワタルに腕枕をして並んで横になる。
「沖縄どうだった?海、綺麗だった?」
「うん。でも、ワタルのヨガった顔の方が綺麗だったよ」
ワタルの頬を泉水は撫でながら言う。
「泉水さんの意地悪」
ワタルは照れる。
「ずっと沖縄でもワタルの事ばかり浮かんでた。やっと会えたと思ったら、大胆でびっくりしたけど」
「こんな風にしたの泉水さんだもん。僕、清純が売りなのに」
あははと泉水は笑う。
「良いじゃない。私の前では厭らしくて大胆で。どんなワタルでも大好きだよ」
ワタルはギュッと泉水にしがみつく。
「僕、仕事セーブしたい。このままじゃ、泉水さんとすれ違いばかりだ」
「どうした?」
泉水がワタルを見つめる。
「仕事減らしたいって社長に前から相談してたの。でも、まだダメだって言われてる。でもこんな生活してたらお互い忙しくてすれ違いばかりでしょ。この家で泉水さんを待つのって嫌じゃないけど、泉水さんを待たせるのが嫌なんだ」
ワタルが可愛すぎて泉水はワタルを抱きしめる。
「本当は、最近ワタルの事が心配なんだ。芸能界の仕事をさせているのが怖い。私の会社も今、芸能界と暴力団の問題で大忙しでね。芸能界にいていつかワタルにも魔の手が迫ったらと思ったら心配なんだ」
泉水の本心が聞けてワタルは嬉しかった。泉水さえいれば、もう何も要らないと毎回思ってしまう。
「ワタルの事務所の社長と話をしてみるよ。過保護だって笑われるかもしれないけどね」
泉水が言うとワタルは笑う。
「マネージャーに前にクギは刺されてる。泉水さんの力をあまり使うなって。事務所は僕がこの家に住んでいるのを知らない」
心配そうにワタルは泉水を見つめる。
「バレてもいいじゃない。私の力がどれほど通用するか分からないけどね」
余裕で泉水は言う。いざとなれば、ワタルを手元に置いて、ワタルの第二の人生を考えてもいいと思った。
「どうしても、モデルや芸能界の仕事がしたいなら背中を押すが、ワタルが何か本当にやりたい事があるなら私は喜んで手伝うよ」
ワタルは泉水の胸で目を瞑り、泉水の心臓の音を聞く。
「過保護すぎる」
ワタルは嬉しそうに言う。
泉水が帰ってきたら、たっぷり癒そうと思っていたのに、結局癒されたのは自分だとワタルは思った。
「遅くなってごめんね。仕事が押してしまって」
泉水の部屋に入るとワタルは言う。泉水は首を振って笑顔で迎える。
「ただいま。そしておかえり」
泉水が言うと、ワタルは嬉しそうに泉水に近づく。
「ただいま。泉水さんもおかえりなさい」
2人の顔が近づき、唇が触れ合う。
優しいキスをすると、唇は一度離れた。
「さっぱりしたいでしょ?シャワーを浴びておいで」
ワタルは笑顔で頷くとシャワーを浴びに向かった。
しばらくして、腰にバスタオルを巻いたワタルが出てきた。泉水はベッドに横になっている。
「キスして」
泉水が言うと、ワタルは顔を近付けて泉水の下唇をしゃぶるようにキスをした。
唇を開くと舌を泉水の口の中に入れる。泉水はその唇を吸う。
しばらくクチュクチュと音を鳴らしキスを繰り返してきたが、ワタルが泉水のスウェットの中に手を入れた。
「泉水さんの、熱くて硬い。欲しい」
「ワタルの好きにしていいよ」
ワタルは泉水の下を脱がし、硬くなったモノを口に含む。
舌を使って舐め上げる。泉水はビクビクと身体を震わせ応える。
「会えなかった間、ずっと欲しかったの。泉水さんを思って、僕、何度もこのベッドで自分でしちゃった」
ハァハァと息を荒げてワタルは泉水のモノを喉まで入れる。
「気持ち良い。ワタルの口の中、熱い」
泉水は枕を握りワタルのする事に身悶える。
「ねぇ、縛っていい?」
泉水のモノを扱きながらワタルは尋ねる。
「どこを?」
「泉水さんの手首。今夜は僕が泉水さんを征服したい」
「良いよ。その代わり私をたっぷり気持ちよくしてくれ」
ワタルは微笑むとクローゼットから泉水のネクタイを出し泉水の手首を縛る。
「楽しそうだな」
泉水がそう言うとワタルはにっこり笑って泉水にキスをする。
「うん。楽しい」
サイドチェストからゴムとローションを出すと、泉水にゴムを着けワタルは泉水のモノを挿れる中にたっぷり指でローションを塗る。
泉水をベッドボードに寄りかからせると、ワタルは静かに腰を下ろす。
泉水は自由の聞かない両手がもどかしかった。座位でワタルは泉水の頭を胸に抱くと腰を少し動かす。
「ワタル、気持ち良い。キツい」
泉水はそう言うと、舌を出してワタルの乳首を舐める。チュクチュクと吸うとワタルは腰を押し付けてくる。
「縛った手で、僕の触って」
色っぽい顔でワタルはおねだりする。
泉水は乳首を吸いながら、縛られてぎこちなく動く両手でワタルのモノを扱き始めた。
「ああッ!泉水さん!」
ワタルの中がギュウギュウと締め付けが強くなる。泉水は縛られた手の中で濡れまくるワタルのモノを激しく扱く。
「厭らしいよ。今夜のワタル。声、出したらダメだよ」
乱れるワタルに泉水も興奮が昂まる。
ワタルは声が出ないように指を甘噛みしてしゃぶる。
「んんッ!んん!」
ワタルは吐息を漏らしながら、泉水の扱く動きに合わせて腰が上下に動く。
「一緒にイきたいの。僕の×××もっと扱いて。僕の×××の中で泉水さんもイって」
ワタルが耳元で厭らしい言葉を囁き、泉水の耳たぶをしゃぶる。
「分かったよ。もっと腰、上下させて、俺のモノ扱くように締め付けてくれ」
ワタルは激しく上下に動きながら泉水のモノを根本から先まで締め付ける。
「ああ、ワタル、それ、イく」
「僕も、もう我慢、限界。泉水さん、イって」
ドクンと泉水が先にイくと、その振動でワタルも泉水の手の中で果てた。
ハァハァとお互い荒い息遣いのままキスをする。
唇が離れると、ガクガクしながらワタルがベッドに崩れ落ちた。
泉水も目を瞑って息を整えながら余韻に浸る。
ワタルの白濁した液で泉水の両手もネクタイもヌルヌルになっている。
「全く。いつからワタルはそんなに厭らしい仔になったの?」
楽しそうに泉水は言う。
「泉水さんのせいだよ。ずっと僕を欲しがっていたでしょ?僕も欲しくて堪らなかったの」
ワタルが泉水の手首からネクタイを外す。
「ごめんなさい。ネクタイ、ダメにしちゃった」
照れながらワタルは反省する。
「気にしなくて良い。次回はワタルを縛ってあげる」
ワタルは嬉しそうに微笑んだ。
シャワーを浴び直すと、泉水はワタルに腕枕をして並んで横になる。
「沖縄どうだった?海、綺麗だった?」
「うん。でも、ワタルのヨガった顔の方が綺麗だったよ」
ワタルの頬を泉水は撫でながら言う。
「泉水さんの意地悪」
ワタルは照れる。
「ずっと沖縄でもワタルの事ばかり浮かんでた。やっと会えたと思ったら、大胆でびっくりしたけど」
「こんな風にしたの泉水さんだもん。僕、清純が売りなのに」
あははと泉水は笑う。
「良いじゃない。私の前では厭らしくて大胆で。どんなワタルでも大好きだよ」
ワタルはギュッと泉水にしがみつく。
「僕、仕事セーブしたい。このままじゃ、泉水さんとすれ違いばかりだ」
「どうした?」
泉水がワタルを見つめる。
「仕事減らしたいって社長に前から相談してたの。でも、まだダメだって言われてる。でもこんな生活してたらお互い忙しくてすれ違いばかりでしょ。この家で泉水さんを待つのって嫌じゃないけど、泉水さんを待たせるのが嫌なんだ」
ワタルが可愛すぎて泉水はワタルを抱きしめる。
「本当は、最近ワタルの事が心配なんだ。芸能界の仕事をさせているのが怖い。私の会社も今、芸能界と暴力団の問題で大忙しでね。芸能界にいていつかワタルにも魔の手が迫ったらと思ったら心配なんだ」
泉水の本心が聞けてワタルは嬉しかった。泉水さえいれば、もう何も要らないと毎回思ってしまう。
「ワタルの事務所の社長と話をしてみるよ。過保護だって笑われるかもしれないけどね」
泉水が言うとワタルは笑う。
「マネージャーに前にクギは刺されてる。泉水さんの力をあまり使うなって。事務所は僕がこの家に住んでいるのを知らない」
心配そうにワタルは泉水を見つめる。
「バレてもいいじゃない。私の力がどれほど通用するか分からないけどね」
余裕で泉水は言う。いざとなれば、ワタルを手元に置いて、ワタルの第二の人生を考えてもいいと思った。
「どうしても、モデルや芸能界の仕事がしたいなら背中を押すが、ワタルが何か本当にやりたい事があるなら私は喜んで手伝うよ」
ワタルは泉水の胸で目を瞑り、泉水の心臓の音を聞く。
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