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幻の水
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その夜、泉水もなるべく早めに家に戻った。
シャワーを浴びて部屋に戻ると、ワタルはベッドの上に裸でうつ伏せになっていた。
「お待たせ」
泉水が声をかけるとワタルは泉水を見つめる。頬が紅潮して、今からされる事を期待している瞳だった。
泉水はバスタオル姿でベッドに上がる。
うつ伏せのワタルの背中に手で触れた。
「何日振りかな。ワタルの肌をゆっくり触るって」
地面師事件の後処理や芸能事務所立ち上げで帰るのが遅かったので、ワタルとセックスをするのも自然とお預けになっていた。
「本当は今朝、厭らしい顔のワタルを見たとき、抑えるのが大変だった」
泉水はワタルの背中にキスをする。
「スベスベで気持ちいい」
ワタルの肌を撫でると、ワタルはビクンと反応する。
「我慢、できない、泉水さん」
ワタルの声に泉水は仰向けで横になると、ワタルは起き上がり泉水にキスをする。舌を絡ませてキスをしながらバスタオルを外し泉水のモノを扱く。唇が離れるとワタルは泉水のモノを口に含む。
泉水はされるがままになり、ワタルの髪を撫でた。
「気持ちいいよ、ワタル。凄く、気持ちいい」
あまりにもご無沙汰だったせいか、敏感になっていた泉水はイきそうになっていた。
「……ワタル、もう、離して。イきそうだ」
ワタルは口から外すと、舌先で泉水が感じる先っぽを舐める。
「挿れたい」
ワタルの髪を撫でながら泉水は言う。
「どの体位が良い?」
ワタルの質問に、泉水は起き上がってゴムを着けるとワタルに覆いかぶさる。
ワタルの脚を広げ抱きしめる。
「ワタルの喘ぐ顔が見たい」
ワタルの腰を上げて、泉水のモノが優しく入ってきた。
「んッ!」
ズリュズリュと段々中に入っていく。
「ああッ!泉水さんッ」
ワタルは苦悶の顔で枕を握る。
「痛いかい?」
「少し。でも、嬉しい。ずっと欲しかったの」
泉水は微笑んでワタルを抱きしめる。
「寂しかった間、私を思って、1人でシた?」
耳元でそう囁かれて、ワタルはキュッと泉水を締め付ける。ワタルの反応に泉水は微笑む。
「素直だね。シてたんだ」
泉水は、勃起してしずくで濡れるワタルのモノを見つめる。
「聞かないで、恥ずかしい」
恥ずかしがり、ワタルの腰が艶めかしく動き出した。
「厭らしい仔だな。私の×××を咥え込んでこんなに腰動かして」
耳元で囁き続ける。言葉責めにワタルは感じまくる。モノが厭らしく揺れる。
「気持ちいいの!もっと、激しくしてぇ」
真っ赤になって艶のある瞳でワタルは言う。
「声、我慢できる?」
ワタルは頷いて泉水が着けていたバスタオルを握った。
泉水の動きが激しくなった。擦れ方がハンパなく、ワタルは声が出そうになりバスタオルを噛む。
「可愛いよ、ワタル。堪らない、その顔」
泉水はバスタオルを取り上げて唇で唇を塞ぐ。激しい腰の動きに声を出そうにも唇を塞がれているので声が漏れずに済む。
泉水の右手が、激しく揺れるワタルのモノを扱き始めた。やっと触れてもらえてワタルは悶える。
ワタルは激しい攻めに喘ぎたいが、唇を塞がれているので必死に泉水の唇を貪る。ワタルの中は何度もヒクつき痙攣している。扱かれていたモノが堪えきれずに白濁した体液を放出した。ワタルは力尽きてもう泉水にされるがままになる。
泉水もワタルの艶かしい姿に限界だった。
「!!」
キスをしたまま、泉水が果てた。
ビクンビクンとワタルの中でモノが蠢く。
唇を離すと、ワタルが恍惚の表情で泉水を見つめた。
「ワタルの中が気持ち良すぎて、すぐイっちゃった」
恥ずかしそうに泉水が言う。ワタルは十分満足だった。泉水に陶酔していた。
落ち着くと泉水がワタルを抱きしめたまま目を瞑る。ワタルは泉水のおでこにキスをした。泉水をただ甘えさせてあげたいと思った。
泉水は目を瞑ったままワタルに甘える。
「……最近、桐生に嫉妬してる。私よりワタルと過ごす時間が長い。桐生にワタルを取られた気分だ」
むすっとして泉水は言う。あからさまな嫉妬がワタルは嬉しい。
「もっと嫉妬して。もっと僕を束縛して」
ワタルが泉水に抱きつくと泉水もギュッと抱きしめる。
「ワタルが甘えていいのは私にだけだよ。厭らしい顔を見せるのも私にだけだよ。私以外に見せたら許さない」
泉水の言葉に、ワタルは幸せを噛みしめる。
「嫉妬されるって気持ちいい」
ワタルはそう言うと、泉水の温もりに浸った。
「私はあまり嫉妬したくない」
目を伏せ照れながら泉水は言った。
ワタルに自分の弱い部分を全て曝け出すのが怖かった。
シャワーを浴びて部屋に戻ると、ワタルはベッドの上に裸でうつ伏せになっていた。
「お待たせ」
泉水が声をかけるとワタルは泉水を見つめる。頬が紅潮して、今からされる事を期待している瞳だった。
泉水はバスタオル姿でベッドに上がる。
うつ伏せのワタルの背中に手で触れた。
「何日振りかな。ワタルの肌をゆっくり触るって」
地面師事件の後処理や芸能事務所立ち上げで帰るのが遅かったので、ワタルとセックスをするのも自然とお預けになっていた。
「本当は今朝、厭らしい顔のワタルを見たとき、抑えるのが大変だった」
泉水はワタルの背中にキスをする。
「スベスベで気持ちいい」
ワタルの肌を撫でると、ワタルはビクンと反応する。
「我慢、できない、泉水さん」
ワタルの声に泉水は仰向けで横になると、ワタルは起き上がり泉水にキスをする。舌を絡ませてキスをしながらバスタオルを外し泉水のモノを扱く。唇が離れるとワタルは泉水のモノを口に含む。
泉水はされるがままになり、ワタルの髪を撫でた。
「気持ちいいよ、ワタル。凄く、気持ちいい」
あまりにもご無沙汰だったせいか、敏感になっていた泉水はイきそうになっていた。
「……ワタル、もう、離して。イきそうだ」
ワタルは口から外すと、舌先で泉水が感じる先っぽを舐める。
「挿れたい」
ワタルの髪を撫でながら泉水は言う。
「どの体位が良い?」
ワタルの質問に、泉水は起き上がってゴムを着けるとワタルに覆いかぶさる。
ワタルの脚を広げ抱きしめる。
「ワタルの喘ぐ顔が見たい」
ワタルの腰を上げて、泉水のモノが優しく入ってきた。
「んッ!」
ズリュズリュと段々中に入っていく。
「ああッ!泉水さんッ」
ワタルは苦悶の顔で枕を握る。
「痛いかい?」
「少し。でも、嬉しい。ずっと欲しかったの」
泉水は微笑んでワタルを抱きしめる。
「寂しかった間、私を思って、1人でシた?」
耳元でそう囁かれて、ワタルはキュッと泉水を締め付ける。ワタルの反応に泉水は微笑む。
「素直だね。シてたんだ」
泉水は、勃起してしずくで濡れるワタルのモノを見つめる。
「聞かないで、恥ずかしい」
恥ずかしがり、ワタルの腰が艶めかしく動き出した。
「厭らしい仔だな。私の×××を咥え込んでこんなに腰動かして」
耳元で囁き続ける。言葉責めにワタルは感じまくる。モノが厭らしく揺れる。
「気持ちいいの!もっと、激しくしてぇ」
真っ赤になって艶のある瞳でワタルは言う。
「声、我慢できる?」
ワタルは頷いて泉水が着けていたバスタオルを握った。
泉水の動きが激しくなった。擦れ方がハンパなく、ワタルは声が出そうになりバスタオルを噛む。
「可愛いよ、ワタル。堪らない、その顔」
泉水はバスタオルを取り上げて唇で唇を塞ぐ。激しい腰の動きに声を出そうにも唇を塞がれているので声が漏れずに済む。
泉水の右手が、激しく揺れるワタルのモノを扱き始めた。やっと触れてもらえてワタルは悶える。
ワタルは激しい攻めに喘ぎたいが、唇を塞がれているので必死に泉水の唇を貪る。ワタルの中は何度もヒクつき痙攣している。扱かれていたモノが堪えきれずに白濁した体液を放出した。ワタルは力尽きてもう泉水にされるがままになる。
泉水もワタルの艶かしい姿に限界だった。
「!!」
キスをしたまま、泉水が果てた。
ビクンビクンとワタルの中でモノが蠢く。
唇を離すと、ワタルが恍惚の表情で泉水を見つめた。
「ワタルの中が気持ち良すぎて、すぐイっちゃった」
恥ずかしそうに泉水が言う。ワタルは十分満足だった。泉水に陶酔していた。
落ち着くと泉水がワタルを抱きしめたまま目を瞑る。ワタルは泉水のおでこにキスをした。泉水をただ甘えさせてあげたいと思った。
泉水は目を瞑ったままワタルに甘える。
「……最近、桐生に嫉妬してる。私よりワタルと過ごす時間が長い。桐生にワタルを取られた気分だ」
むすっとして泉水は言う。あからさまな嫉妬がワタルは嬉しい。
「もっと嫉妬して。もっと僕を束縛して」
ワタルが泉水に抱きつくと泉水もギュッと抱きしめる。
「ワタルが甘えていいのは私にだけだよ。厭らしい顔を見せるのも私にだけだよ。私以外に見せたら許さない」
泉水の言葉に、ワタルは幸せを噛みしめる。
「嫉妬されるって気持ちいい」
ワタルはそう言うと、泉水の温もりに浸った。
「私はあまり嫉妬したくない」
目を伏せ照れながら泉水は言った。
ワタルに自分の弱い部分を全て曝け出すのが怖かった。
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