75 / 187
裏切りの結婚式は薔薇色に染まる・・。
裏切りの結婚式は薔薇色に染まる・・。⑧
しおりを挟む
その言葉にドキッと胸が高鳴った・・。
実は、私は以前からその答えに気づいていたのだった。
「ええ・・。でも、何故それをレオが知っているの??」
その言葉に、レオが薄く笑った。
「シアなら、気づいているだろうと思ってね‥。その嗅覚が本物だと言うのなら。」
「そうね・・。だけど、それがどうして「ファーマシスト」に
なる為の絶対条件なのかが解らないわ。」
ゴクリと喉を鳴らして向き合った。
その時だった・・。
ノックの音と共に、出入口のドアが開いてユヴェールが戻って来た。
「シア・・。兄上と、カイルが来ている・・。到着後、対応が遅れていることに
どうなってるのかと・・。問い合わせが来ているんだ。」
辛そうな表情を浮かべて、私たちの方を見つめた。
レオの意味わからない妄言は放っといて、ユヴェールに呼ばれた私達は部屋のドアを開けた。
「ひぃっ・・。」
私はドアを開けてすぐに、声にならない悲鳴が出た。
並べられて置いてあった花瓶や壺は割られて粉々の状況で廊下のいたる部分には、大きなヒビが入りまくっていた・・。
ここ、大聖堂だよね?
みんな、心のブレーキと理性のコントロールがぶっ壊れたのね・・!?
手綱がないと人間こうまで破壊活動が止まらないのね。
「これは・・。どういう事なのかな??」
カイルが、花婿控室までやってきて廊下からの惨状に驚きを隠せない様子だった。
はい、見たまんまです!!
怪獣たち襲撃後か、自然災害後の状況と類似してますが・・。
多分ブランシュ家全員が犯人です!!
「結婚式どころの騒ぎじゃないようだね?誰か、この事実を僕にも
解るようにご説明願えるかな?」
マルダリア王国王太子のエヴァンが、翡翠色の瞳を細めた。
うっわー・・!!
王族トリオ・・。
主賓のお2人には、絶対に見せたくなかった惨事だったに違いない!!
アルスタイン侯爵家は、王家ともつながりが深いし・・。
うちのブランシュ伯爵家も騎士団長の父を始め、兄も王宮で地位のある身・・。
と、言うことで・・。
どんまい、みんな・・!!
「カイル・・。婚約者のクロードと、親友のジュリーが・・。そこで、さっきまで、その・・。ね、寝てたんです!!それを見たみんなが・・。抑えきれない衝動で、破壊活動が止まらなかったようですわ!!」
「嘘だろ!?けっ、結婚式の日に・・。新婦の親友と寝るか?普通!?」
まあ、普通そう思うわよね。
あの媚薬をすかさず拾っといて良かったわ・・!
カイルの声に、わっと泣き崩れるように顔を覆ってしゃがみ込んだ。
「なんと、下劣な。アルスタイン侯爵家のご子息ともあろう者が・・。」
鋭い言葉を投げたのは、マルダリア王国の王太子であるエヴァンだった。
品行方正なエヴァンには、クロードの行いが信じられない様子だった。
眉間に皺が入ったエヴァンの顔は、落ち着いた中にも冷えるような怖さがあった。
「どうなさるつもりなんですか?アルスタイン侯爵・・。」
ユヴェールは、埃だらけになったタキシード姿のシルバー色の髪を持つ初老の侯爵に向かって
質問を投げた。
厳しい表情で座り込んだままの侯爵は、毅然とした顔で喋り出した。
実は、私は以前からその答えに気づいていたのだった。
「ええ・・。でも、何故それをレオが知っているの??」
その言葉に、レオが薄く笑った。
「シアなら、気づいているだろうと思ってね‥。その嗅覚が本物だと言うのなら。」
「そうね・・。だけど、それがどうして「ファーマシスト」に
なる為の絶対条件なのかが解らないわ。」
ゴクリと喉を鳴らして向き合った。
その時だった・・。
ノックの音と共に、出入口のドアが開いてユヴェールが戻って来た。
「シア・・。兄上と、カイルが来ている・・。到着後、対応が遅れていることに
どうなってるのかと・・。問い合わせが来ているんだ。」
辛そうな表情を浮かべて、私たちの方を見つめた。
レオの意味わからない妄言は放っといて、ユヴェールに呼ばれた私達は部屋のドアを開けた。
「ひぃっ・・。」
私はドアを開けてすぐに、声にならない悲鳴が出た。
並べられて置いてあった花瓶や壺は割られて粉々の状況で廊下のいたる部分には、大きなヒビが入りまくっていた・・。
ここ、大聖堂だよね?
みんな、心のブレーキと理性のコントロールがぶっ壊れたのね・・!?
手綱がないと人間こうまで破壊活動が止まらないのね。
「これは・・。どういう事なのかな??」
カイルが、花婿控室までやってきて廊下からの惨状に驚きを隠せない様子だった。
はい、見たまんまです!!
怪獣たち襲撃後か、自然災害後の状況と類似してますが・・。
多分ブランシュ家全員が犯人です!!
「結婚式どころの騒ぎじゃないようだね?誰か、この事実を僕にも
解るようにご説明願えるかな?」
マルダリア王国王太子のエヴァンが、翡翠色の瞳を細めた。
うっわー・・!!
王族トリオ・・。
主賓のお2人には、絶対に見せたくなかった惨事だったに違いない!!
アルスタイン侯爵家は、王家ともつながりが深いし・・。
うちのブランシュ伯爵家も騎士団長の父を始め、兄も王宮で地位のある身・・。
と、言うことで・・。
どんまい、みんな・・!!
「カイル・・。婚約者のクロードと、親友のジュリーが・・。そこで、さっきまで、その・・。ね、寝てたんです!!それを見たみんなが・・。抑えきれない衝動で、破壊活動が止まらなかったようですわ!!」
「嘘だろ!?けっ、結婚式の日に・・。新婦の親友と寝るか?普通!?」
まあ、普通そう思うわよね。
あの媚薬をすかさず拾っといて良かったわ・・!
カイルの声に、わっと泣き崩れるように顔を覆ってしゃがみ込んだ。
「なんと、下劣な。アルスタイン侯爵家のご子息ともあろう者が・・。」
鋭い言葉を投げたのは、マルダリア王国の王太子であるエヴァンだった。
品行方正なエヴァンには、クロードの行いが信じられない様子だった。
眉間に皺が入ったエヴァンの顔は、落ち着いた中にも冷えるような怖さがあった。
「どうなさるつもりなんですか?アルスタイン侯爵・・。」
ユヴェールは、埃だらけになったタキシード姿のシルバー色の髪を持つ初老の侯爵に向かって
質問を投げた。
厳しい表情で座り込んだままの侯爵は、毅然とした顔で喋り出した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。
なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。
本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!
異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる