1 / 3
1話:母から届いた送りもの
しおりを挟む
入学式を終えて、同日に入寮式もあり、それも終わった。
それぞれの部屋の番号の書いた鍵を渡されて、みんな自分に与えられた部屋に帰ろうとしていた。そこで僕だけは先生に呼び止められた。周りから「初日から呼び出し食らうなんて、セイシュンしてるねー!」とか初日そうそういじられたけど、まあそんな怒られるような内容ではもちろんなく、ひとつ、大きくて分厚い封筒が渡された。入学式よりもはやく届いたらしく、当然僕の部屋になる予定の部屋とはいえ本人不在で部屋に入れておくのもどうかということで、結局預かっておいてくれたらしい。
しかも、相手は母親ときた。どれだけ早とちりなんだ。
なんだかんだ言いつつも、その封筒を片手に俺の部屋として与えられた部屋に入って、それをみた。
中には母がお気に入りとして使っていたフェイスタオルが入っていた。真っ白な布の端に不格好に母の名前が入れられたそのタオルは僕か初めて母にあげた誕生日プレゼントだ。
ただ、何故今これが入った封筒が送られてくるのかが謎だった。どこかに送り間違えたのか。それにしてもこのタオルは洗濯時以外は肌身離さず持っていた母の宝物だ。実際母からこれは宝物だと聞いた。
これが入った封筒をみて、まるで遺書みたいだと不吉なことを考えてしまった。
それを取り出すと、中に何十枚かの写真と手紙が2枚、軽くプレゼント包装をされた腕時計が入っていた。
僕は中から1枚、手紙を取り出した。
それぞれの部屋の番号の書いた鍵を渡されて、みんな自分に与えられた部屋に帰ろうとしていた。そこで僕だけは先生に呼び止められた。周りから「初日から呼び出し食らうなんて、セイシュンしてるねー!」とか初日そうそういじられたけど、まあそんな怒られるような内容ではもちろんなく、ひとつ、大きくて分厚い封筒が渡された。入学式よりもはやく届いたらしく、当然僕の部屋になる予定の部屋とはいえ本人不在で部屋に入れておくのもどうかということで、結局預かっておいてくれたらしい。
しかも、相手は母親ときた。どれだけ早とちりなんだ。
なんだかんだ言いつつも、その封筒を片手に俺の部屋として与えられた部屋に入って、それをみた。
中には母がお気に入りとして使っていたフェイスタオルが入っていた。真っ白な布の端に不格好に母の名前が入れられたそのタオルは僕か初めて母にあげた誕生日プレゼントだ。
ただ、何故今これが入った封筒が送られてくるのかが謎だった。どこかに送り間違えたのか。それにしてもこのタオルは洗濯時以外は肌身離さず持っていた母の宝物だ。実際母からこれは宝物だと聞いた。
これが入った封筒をみて、まるで遺書みたいだと不吉なことを考えてしまった。
それを取り出すと、中に何十枚かの写真と手紙が2枚、軽くプレゼント包装をされた腕時計が入っていた。
僕は中から1枚、手紙を取り出した。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる