FANTASY・ROMALIA~異世界召喚された無能な俺は本当のスキルが覚醒して4人の嫁達と一緒に無双します~

松狼

文字の大きさ
23 / 58
第二章 邪神ギリオン復活編

第22話 王家の墓⑥

しおりを挟む
正樹達は『王家の墓』の第九層に到着した。
九層の入ると目の前には一体のスケルトンジェネラルが立っていたのであった。
だがそのスケルトンジェネラルは第八層に出た物とはまるで違っていたのであった。
先ず第八層のスケルトンジェネラルの身体の色は灰色だったが立っているスケルトンジェネラルの身体の銀色に光っているのであった。
そのスケルトンジェネラルの武器と防具装備はこの世界で貴重なミスリル製であったのを正樹達は銀色のスケルトンジェネラルを見て

「下にいたスケルトンジェネラルと違う見たいだな?」

「そうね。あの骨銀色だわ。下の相手は灰色ぽいかったけど。でも、見た限りは私達より弱いよ。」
お互いにそう言い合うとスケルトンジェネラルが声を出す。

『ほほう。お主らの方が我より強いだと? 我が名はエリオット=ガーネットだ。』
エリオット=ガーネット...元ロマリア国内で知るものもいない最強の『剣聖』である。
エリオットは銀色の闘気を発動したのであったが、正樹達はそれを気にせずに

「俺は正樹だ。」

「その妻、明菜。」

『我の闘気を出してもびくともしないとは。中々やるのう。』

「それはどうも。それより、クラリス嬢は何処にいる?」
正樹はエリオットにクラリスの居場所を聞くのであった。

『最上階だよ。まあお主らは此処で死ぬわけだからな。では参る!』

エリオットは正樹に斬り込んできたのだった.....だが!
正樹は目を閉じて相手が目の前に来る途端、正樹の眼が開いて剣技を放つ。
それと同時にエリオットも剣技をマサキに放つ。

『剣技ーガーネット流「一刀両断」』

「剣技『卍斬り』」

双方の剣技が出た後、二人はそのまま時間が止まったように立っていた。
するとエリオットの身体が砕けて行くのであった。

『見事だ...マサキよ...。お主との戦いは楽しかったぞ....。最上層にいる彼奴には気を付けろ...。最後に我が子孫の事をよろしく頼む.....。』

エリオットは正樹に最後の言葉を出して...消えて行ったのだった。
正もはその場で膝をついた。正樹の身体は紙一重でかわしていたが、装備していた鎧が真っ二つになっていて斬られたところから血が飛び出していたのであった。
それを見た明菜が急いで正樹の所に飛んで来て

「あなた...。大丈夫? 今傷を治すね....『ハイ・ヒール』!」
すると正樹の身体の傷は無くなっていた。

「サンキュ、正樹。ちょっとやばかったけどな。さすが『剣聖』エリオット=ガーネットだ。」

「もう..。」

「後は最上層だけだが、此処で最上層のボスについて説明するよ。」

「うん。」
正樹はゲームでの知識でボスの正体の話をする。

「最終ボスの名前は...ロマリア王国初代国王ガブリエル=ロマリアだ。恐らくあいつは1年前に殺したリックって帝国の冒険者を語った魔族を使って、依り代である殺された国王とクラリスさんの血液を使って融合して本来の姿に戻るつもりだ。ゲームではラスボスは悪霊ガブリエルだが、此処では実体になるはずだ。その前にクラリスさんを助けてガブリエルを倒すぞ!」

「うん。絶対勝とうね。あなた。」

「もちろんだ。勝った後はいつものあれをやるからな。」

「もう...この変態亭主め。」
お互いにバカを言いながら最上層へ向かって行くのだった。

最上層に着いた二人は、墓の前に立っている二人の人物とその前に倒れている一人の女性、クラリス=ガーネットがいたのだった。
クラリスは気絶している状態で、立っている二人は...冒険者のリックと思われる男とゾンビ状態の死んだローレンス=ロマリア国王であった。
正樹はそれを見て話を切り出す。

「おい。冒険者リック...いや魔族よ?何でこんな事をするのだ?」

「ほほう..。このリックが魔族だと良くわかったな。我が名は『ある方』の配下ゲイルである。もう遅いわ。新月になったぞ。此処で大人しく良く見てろ。」
魔族ゲイルは声を上げて言うのであった。

「此処に留まっているガブリエル=ロマリアよ。我の身体をくれてやる!」
魔族ゲイルは自分の手刀で自分の首元を斬ったのである。

「これで...俺が死んで...ガブリエルの魂が俺の死んだ身体に乗り移るのだ...。」
ゲイルはそう言って息を絶えた...そして、光る玉がゲイルの死体に入って行くのであった。
『この身体...我の本当の姿になる為に使わさせてもらぞ?』
ゲイルに乗り移ったガブリエルは気絶しているクラリスの首筋にナイフで切り、クラリスの首筋から血が噴き出した。噴出した血をゾンビ状態のローレンスの顔に当てた後、

『これで準備が出来た...この女はもういらないな。お主達に返してやるわ。』

ガブリエルは正樹達の向って気絶しているクラリスを投げ込んだ。
正樹はクラリスを受け取って明菜に回復魔法を使う指示をした。

「これは..危ないわ..『パーフェクト・ヒール』!」
明菜の最上級回復魔法でクラリスの首筋の傷が無くなっていく。

「よかった。これで一応大丈夫だけど。」
明菜は安心な顔をして正樹に言った。
すると血だらけになったゾンビのローレンスの手を握ったガブリエルは、

『さて最後の仕上げとするか、『融合』!』

ゾンビ状態ローレンスの身体が黒い煙となってガブリエルの方も白い煙となった。
黒い煙と白い煙が混ざって灰色の煙になって、だんだんと灰色の煙が人型になっていく...。
最後には20代後半の髪と目が灰色のイケメン男性の姿になっていた。

「我は初代国王の『殺戮王ガブリエル=ロマリア』である。」
とガブリエルはそう言うと背中から灰色の翼が出て来たのであった。
その姿は灰色の天使のように見えるのであった。








しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

世界最強の七賢者がお世話係の俺にだけはデレデレすぎる件

Y.
恋愛
国の頂点に君臨し、神にも等しい力を持つ『七賢者』。 火・水・風・土・光・闇・氷の属性を極めた彼女たちは、畏怖の対象として国民から崇められていた。 ――だが、その「聖域」の扉を一枚隔てた先では、とんでもない光景が広がっていた。 「アルトぉ、この服脱がせてー。熱いから魔法で燃やしちゃった」 「……アルトが隣にいないと、私、一生布団から出ないから」 「いいじゃない、減るもんじゃないし。さあ、私と混ざり合いましょう?」 彼女たちの正体は、私生活が壊滅的にポンコツで、特定の一人に依存しきったデレデレな美少女たちだった! 魔法の才能ゼロの雑用係・アルトは、世界で唯一「彼女たちの暴走魔力に耐えられる」という理由で、24時間体制の身の回りのお世話をすることに。 着替え、食事の介助、添い寝(!?)まで……。 世界最強の7人に取り合われ、振り回され、いじり倒される。 胃袋と心根をガッチリ掴んだお世話係と、愛が重すぎる最強ヒロインたちによる、至福の異世界ハーレムラブコメ、開幕!

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~

さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。 キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。 弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。 偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。 二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。 現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。 はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

処理中です...