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あと十年
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あと十年先は、どうなっているだろう。私は多分萎びたおばあちゃんになって、かつている猫たちもみんな歳をとっているだろうか?周りで亡くなっている人も何人かいるだろうし、私もこの世にいないかもしれない。生きてきた中の、十年はあっという間にすぎてきた。この先の十年もふりかえると、はやいのだろう。今そばにいる親、兄弟、知り合い、十年後はかわっているんだろうな。今ソファーに寝転んでダラダラしている一日を、大切な人たちの最後の1日に振替ることが出来たら悲しみが1日おそくなるのに。現実が忙しすぎて、未来を考える暇もない人は、沢山いるだろう。私もそうだった。子育て、仕事、私は自営業なので、年末は家で迎えたことがほとんどない。機械の如く働く食べる寝る起きる働くをくりかえしてきた。親には差し入れを持っていきすぐ帰る、娘が帰る前に仕事にでて。食事も適当だった。体調わるいと、市販の薬をたらふく飲んでしのいできた。そんな矢先母親の骨折、父の肺がんの手術とかさなり、二年間仕事を辞めた。以前なら義務的にスーパーに行き、急いで帰って仕事の仕込みだったが、スーパーで色々みて、考えて買い物をした。夕方や、空き時間に散歩もした。娘の迎えも駅までした。家の中も綺麗になった。親ともゆっくり話せる時間ができた。私は何のためにあんなに働いていたのだろう。お金の為といえばそうかもしれないが、生活できるお金だけでいいんじゃないのかと思う。時間は貯められない。過ぎていくだけのものだから、今ある幸せを見つけて生きて行くのがいいなと私は思う。田んぼのカエルの声、育てたピーマン、暑い日の昼寝。誰かと比べるんじゃなく、自分自身の楽しみ、幸せで充分じゃないかな。高級ホテルのランチや、海外旅行、ブランド品には、縁のない私だけど、親がいて、娘が元気で、猫たちがあそんでいて。たまにスーパーでめちゃくちゃ安くて大きいステーキを見つけて豪華にみんなで食べて感動して。そんな毎日が幸せなんだよな。人生最後にもっていくものは、思い出なんじゃないかな。よくあの頃は良かったということを聞く。10年経ったらきっと今があの頃になっているかもしれないし。だから今幸せを見つけて生きていきたい。そうだな、今日の幸せは台風で昨日は、体がだるくて、やる気がでなかったが、今日は、気分最高っていうのが、今日の幸せかな。向上心は、あったほうがいいと思うが、何かの犠牲の元になりたつのなら、ないほうがいい。家庭のために仕事をするのか、仕事のために家庭があるのか、わからなくなっていないかな?疲れて、ストレスだらけで家に帰り、笑顔ひとつなく食事をして。会話もすくなく、イライラして、些細なことに腹を立てて。家庭はゴミ箱じゃない。外のイライラを捨てる場所じゃないんだよ。疲れてるんだから。働いてくれてるんだから、そうおもって、周りが、納得してるだけじゃない。だったら、今より給料が安くても辞めて他に行けばいい。時間にゆとりがあるとこに。会社の地位なんて、やめればゴミだよ。私の義理の妹は、仕事で精神を病みもう18年入退院をくりかえしている。弟とは、離れて暮らしているが、私は義理の妹が一番幸せな若い時を病院で送ったことが、何より切ない。小さい頃から、幸せとは言い難い環境で育った子だけに、神様を憎んだ。でも、生きていれば、いつかは笑える日がくるかもしれない。生きてればいい。みんな。
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