最強のチー

転移は森から

第九話 チートスキルが進化したら

「おぅーやぁ～～～、
   これは壮大にぶっ壊れてるなぁ
   まさかって感じだわ、チートが進化すると結局チートなんだな」


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『鑑定』が『看破』に進化しました。

『隠密』が『暗殺者』に進化しました。

『危険察知』が『危険回避』に進化しました。

『自動HP回復』が『自動HP回復SP』に進化しました。

『自動MP回復』が『自動MP回復SP』に進化しました。

『取得経験値増加』が『取得経験値増加SP』に進化しました。

『恐怖耐性』が『恐怖無効』に進化しました。

『取得ステータス増加』が『取得ステータス増加SP』に進化しました。

『高速思考』が『光速思考』に進化しました。

『体術』が『身術』に進化しました。


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「『看破』はやっとだな、だけど『危険回避』って回避出来るんなら危機じゃないじゃん、『恐怖無効』も大概だし『光速思考』もすごすぎだ、まぁ俺が助かるから文句は言えないんだけど
   試しに『危険回避』を発動っと、なるほどね、危険が察知できる範囲と種類が広くなってるのな、確かにこれなら回避も可能だわ。
   『アイテムボックス』の中もすごいことになってるわ、倒した魔物の死体が、なるべく早く解体してやろう、それとホーンラビットはなかなかでないんだよな｣


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ホーンラビットラビットのこんがり焼けた肉×15

ホーンラビットの角×5

フォレストウルフの死骸×37

フォレストゴブリンの死骸×42

ゴブリンメイジの死骸×14

ボブゴブリンの死骸×23

グリーンクロコダイルの死骸×9


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   ゴブリンは人型でも罪悪感は感じなかった、多分『精神強化』のおかげだろう。
   グリーンクロコダイルはタダのワニだった。見た目だけだったな。

   「ん？！『ワールドマップ』のこの点滅反応はまさか！近くに瀕死状態の人がいる！！｣

   俺は急いでその場所へ向かっていた。なぜ瀕死状態の人がいて急いでいるかと言うと俺の中の日本人の優しさが、とかじゃなく、
   異世界で初めての人×瀕死状態＝美少女！と俺のオタク脳にこの公式式が成り立つからだ！と力説してる間に到着、魔物に襲われている様子で…
   

「あの！大丈夫で‥‥‥‥。」

   俺はやはり甘いかもしれない、夢の異世界に来てはしゃいでいたかもしれない。

   『ワールドマップ』で点滅反応を見つけたちょっと前の自分を殴ってやりたい、でも助けなきなきゃいけないよなぁ。

「なんでムッキムキのおっさんが倒れてんだ？」

   周りに群がるゴブリン達を倒して目を向けるとそこには美少女ではなく美少女とは正反対のムッキムキのおっさんがうつ伏せで倒れていた。
   
「『看破』で見とくか、てっ！なんだこのおっさん！」