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第二章 ダンジョンの奥に行けないんだが?
第十二話 スネアトラップ
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リックが一角兎退治チャレンジを始めてから十五分後。
「倒せましたぁっ!」
一角兎三匹分の死体が、レオナルトとグレンの前に並んでいた。
リックは巣穴に潜んでいた一角兎を見事、退治したのである。
「不合格」
「えぇええ~っ!?」
だがリックが歓喜の声を上げたのも束の間、冷や水を浴びせるかのような冷たい判定をグレンが下す。
「俺は身を守る力が見たかったんであって、トラップが見たかったんじゃねぇよ」
と言うのも、リックは真正面から戦って一角兎を倒したのではないからだ。
彼はまず蔦植物を使って作った輪っか罠を巣穴の出入り口に複数設置。次に近場の沼の水を引っ張ってこれる簡素な水路を作り、巣穴へ容赦なく注ぎ込む。
それにより一角兎は出口へと飛び出し、潜んでいた群れのうち三匹が輪っか罠に引っかかった、という訳である。
「確かにトラップも立派な戦術だが、不意の戦闘には何も対応できねぇ」
実際、蔦の輪っかを作るのにも沼の水を引くのにも、労力と時間がかかってしまっている。
手間暇かけることで効果的に仕留められるとしても、いつどんなモンスターが襲ってくるかわからないダンジョンでは俊敏さが求められる為、罠を張っている余裕などない。リックの戦術は使えない。
「そ、そんなぁあ~……」
地面に膝をつき、ガックリと肩を落とすリック。
「がっ、頑張りは認めてあげたらどうだ?」
あまりの気落ちっぷりを見たレオナルトが、やや困ったように口を挟む。
「認めてやったら生存率があがるとでも?」
だがグレンは冷めた表情のまま、バッサリと切り捨てた。
「リックは器用みてぇだし機転も効く。それに臆病ってのも利点だ。常に慎重に行動でき、危険を回避できる能力があるってことだからな。体を休められる場所さえ確保すれば、まぁ簡単にゃ死なんだろ。パーティには入れられないが、良さそうな拠点作りを手伝ってやる。それでいいだろ」
「……そうか。それもそうだな、グレン」
「レッ、レオナルト様までぇっ」
グレンの説得力のある言葉を受け、レオナルトも小さく頷く。
何かと肩を持ってくれていたレオナルトにも見放されたと思ったリックは絶望し、今にも泣き出しそうな顔をした。
「グレンの言う通り、ダンジョンへの同行は許可できない。だが、パーティには入って欲しい!」
しかしレオナルトはグレンとは反対に、リックへパーティ加入を誘ってきた。
グレンがぎょっと左目を見開く。
「レオ!?」
「ダンジョン・コアのある最深部に向かうには、アスタロス言語を読み解き仕掛けを解かなければならないんだ! 先程のように仕掛けを見付けたら私が記憶をし、外に出てリックに見せ、解いて貰う! 往復が大変ではあるが、拠点に戻る度に体を休められると思えば悪いことではない! どうだろうか!?」
真剣な目で熱く語るレオナルト。その熱量に押されたグレンは左目を瞬かせ、ややたじろぎながらも、少し考え込んだ。
「そ、それは……。まぁ、アリかナシかでいえば、アリだがよ……」
納得できるようなできないような、複雑な表情を浮かべ歯切れ悪く喋るグレン。それに対しレオナルトは「アリだろう!?」と、ここぞとばかりにぐいぐい主張している。
そんな二人のやり取りを呆然と見ていたリック。だがふと疑問が浮かんだ。
「あのぅ。ところでどうしてお二人はダンジョン攻略とダンジョン・コアを目的としているのでしょうかぁ? 島には商人や質屋も兼ねてくれるギルドがないので、ゲットしても換金とかできませんよねぇ?」
そもそも敢えて危険に突っ込む意味がわからない。というリックの最もな問いに、グレンが怪訝そうに眉をひそめた。
「あ? 話してなかったっけか?」
「あああ! すまない! 前提をすっかり伝え忘れていた! リック、私たちはだな……」
レオナルトが慌てて説明を始めようとした、その瞬間——
ガサッ!
突然、密林の奥から重たい音が響いた。何かが茂みをかき分けて近づいてくる。
空気がピンと張り詰め、一同が身構える。
やがて姿を現したのは、剛毛に体を包み、分厚く鋭い牙を二本持つ、巨大猪である。
「ひぇええええっ!?」
直後、リックの悲鳴が響き渡る。
そのまま彼は一瞬で後退し、密林を駆け抜け、気がつけば数十メートルも離れた場所にいた。
「リック!? も、もうあんな遠くに……!」
「逃げ足だけは早いってやつか」
あまりの俊敏さに驚くレオナルトに、呆れたように肩をすくめるグレン。
その間にも巨大猪は地面をどすどすと踏み鳴らし、突進の構えをとる。
「今夜は牡丹鍋だな」
グレンは不敵に笑いながら拳を顔の前に出し、膝を曲げ腰を低くし重心を下げた。
「グォオォオオォ!!」
そして地響きを轟かせながら迫ってきた巨大猪に対し、巨大な二本牙を鷲掴み、真正面から突進の勢いを足を地面にめり込ませて受け止めると、
「うぉおおおおりゃああっ!!」
全身の筋肉を膨らませ、その剛腕を持ってして巨大猪を持ち上げ、後ろに投げ飛ばし、背中を地面に叩き付けた――!
巨体故に重量がある巨大猪は自重の衝撃に耐え切れず、ゴキンと大きな音を立てて背骨を骨折。けたたましい断末魔をあげた後、その場から動かなくなった。
(……。グレンなら生身でドラゴンと渡り合えそうだな……)
なおナイフを構えたはいいが全く出番がなかったレオナルトは、グレンの戦闘をただ眺めるいち傍観者になって終わったのだった。
◇
「う、ぅう~。やっぱり嫌ですぅ……」
レオナルト達の元から逃げ去ったリックは、草木が生い茂り、昼間とは思えぬほどの薄闇が広がる鬱蒼とした密林の中で、一人えぐえぐと泣きべそをかいていた。
「リ、リ、リック」
すると突然、上から不気味な声が響き渡る。
「ひぇっ!?」
リックはビクリと肩を跳ね上げ、恐る恐る顔を上げた。
暗がりの中、木の枝にぶら下がるようにして、黒い影がこちらを見下ろしている。細長く歪んだ笑み、ぎらつく眼光、そして異様に長い『尾』が、葉の隙間からゆらりと垂れ下がっていた。
「な、なナなぁにを手こずっているゥ?」
影がぬるりと動く。声は湿っていて、どこか耳にこびりつくような不快な響きを帯びている。
「ご、ごめんなさいごめんなさい! もう少しだけ待って……っ!」
ゴッ!
鈍い音が響き、リックは湿った土の上に倒れ込んだ。
異様に長い影の尾によって、頬を殴られたのだ。
「この場で食っちまってモぉ、いいんダぞぉ?」
影がにやりと笑う。
その言葉に、リックの背筋が凍りついた。
「そ、そ、それだけはぁっ!」
必死に懇願するリックだが、影の笑みは崩れない。
寧ろ愉快そうに喉を鳴らしながら、ゆっくりと木の枝から降りてくる。
「今日中、今日中にできるよう頑張りますのでぇっ!」
リックはほとんど叫ぶように言うと、影に背中を向け密林の草木をかき分け、逃げるように走り去った。
「へへ、へへへへ」
距離が開きどんどん小さくなっていくリックを見てなお、影は嗤う。
その不気味な笑い声は密林の薄闇の中に溶け込みながら、走り去るリックの耳の奥にまでじっとりと染み込んでいく――
「倒せましたぁっ!」
一角兎三匹分の死体が、レオナルトとグレンの前に並んでいた。
リックは巣穴に潜んでいた一角兎を見事、退治したのである。
「不合格」
「えぇええ~っ!?」
だがリックが歓喜の声を上げたのも束の間、冷や水を浴びせるかのような冷たい判定をグレンが下す。
「俺は身を守る力が見たかったんであって、トラップが見たかったんじゃねぇよ」
と言うのも、リックは真正面から戦って一角兎を倒したのではないからだ。
彼はまず蔦植物を使って作った輪っか罠を巣穴の出入り口に複数設置。次に近場の沼の水を引っ張ってこれる簡素な水路を作り、巣穴へ容赦なく注ぎ込む。
それにより一角兎は出口へと飛び出し、潜んでいた群れのうち三匹が輪っか罠に引っかかった、という訳である。
「確かにトラップも立派な戦術だが、不意の戦闘には何も対応できねぇ」
実際、蔦の輪っかを作るのにも沼の水を引くのにも、労力と時間がかかってしまっている。
手間暇かけることで効果的に仕留められるとしても、いつどんなモンスターが襲ってくるかわからないダンジョンでは俊敏さが求められる為、罠を張っている余裕などない。リックの戦術は使えない。
「そ、そんなぁあ~……」
地面に膝をつき、ガックリと肩を落とすリック。
「がっ、頑張りは認めてあげたらどうだ?」
あまりの気落ちっぷりを見たレオナルトが、やや困ったように口を挟む。
「認めてやったら生存率があがるとでも?」
だがグレンは冷めた表情のまま、バッサリと切り捨てた。
「リックは器用みてぇだし機転も効く。それに臆病ってのも利点だ。常に慎重に行動でき、危険を回避できる能力があるってことだからな。体を休められる場所さえ確保すれば、まぁ簡単にゃ死なんだろ。パーティには入れられないが、良さそうな拠点作りを手伝ってやる。それでいいだろ」
「……そうか。それもそうだな、グレン」
「レッ、レオナルト様までぇっ」
グレンの説得力のある言葉を受け、レオナルトも小さく頷く。
何かと肩を持ってくれていたレオナルトにも見放されたと思ったリックは絶望し、今にも泣き出しそうな顔をした。
「グレンの言う通り、ダンジョンへの同行は許可できない。だが、パーティには入って欲しい!」
しかしレオナルトはグレンとは反対に、リックへパーティ加入を誘ってきた。
グレンがぎょっと左目を見開く。
「レオ!?」
「ダンジョン・コアのある最深部に向かうには、アスタロス言語を読み解き仕掛けを解かなければならないんだ! 先程のように仕掛けを見付けたら私が記憶をし、外に出てリックに見せ、解いて貰う! 往復が大変ではあるが、拠点に戻る度に体を休められると思えば悪いことではない! どうだろうか!?」
真剣な目で熱く語るレオナルト。その熱量に押されたグレンは左目を瞬かせ、ややたじろぎながらも、少し考え込んだ。
「そ、それは……。まぁ、アリかナシかでいえば、アリだがよ……」
納得できるようなできないような、複雑な表情を浮かべ歯切れ悪く喋るグレン。それに対しレオナルトは「アリだろう!?」と、ここぞとばかりにぐいぐい主張している。
そんな二人のやり取りを呆然と見ていたリック。だがふと疑問が浮かんだ。
「あのぅ。ところでどうしてお二人はダンジョン攻略とダンジョン・コアを目的としているのでしょうかぁ? 島には商人や質屋も兼ねてくれるギルドがないので、ゲットしても換金とかできませんよねぇ?」
そもそも敢えて危険に突っ込む意味がわからない。というリックの最もな問いに、グレンが怪訝そうに眉をひそめた。
「あ? 話してなかったっけか?」
「あああ! すまない! 前提をすっかり伝え忘れていた! リック、私たちはだな……」
レオナルトが慌てて説明を始めようとした、その瞬間——
ガサッ!
突然、密林の奥から重たい音が響いた。何かが茂みをかき分けて近づいてくる。
空気がピンと張り詰め、一同が身構える。
やがて姿を現したのは、剛毛に体を包み、分厚く鋭い牙を二本持つ、巨大猪である。
「ひぇええええっ!?」
直後、リックの悲鳴が響き渡る。
そのまま彼は一瞬で後退し、密林を駆け抜け、気がつけば数十メートルも離れた場所にいた。
「リック!? も、もうあんな遠くに……!」
「逃げ足だけは早いってやつか」
あまりの俊敏さに驚くレオナルトに、呆れたように肩をすくめるグレン。
その間にも巨大猪は地面をどすどすと踏み鳴らし、突進の構えをとる。
「今夜は牡丹鍋だな」
グレンは不敵に笑いながら拳を顔の前に出し、膝を曲げ腰を低くし重心を下げた。
「グォオォオオォ!!」
そして地響きを轟かせながら迫ってきた巨大猪に対し、巨大な二本牙を鷲掴み、真正面から突進の勢いを足を地面にめり込ませて受け止めると、
「うぉおおおおりゃああっ!!」
全身の筋肉を膨らませ、その剛腕を持ってして巨大猪を持ち上げ、後ろに投げ飛ばし、背中を地面に叩き付けた――!
巨体故に重量がある巨大猪は自重の衝撃に耐え切れず、ゴキンと大きな音を立てて背骨を骨折。けたたましい断末魔をあげた後、その場から動かなくなった。
(……。グレンなら生身でドラゴンと渡り合えそうだな……)
なおナイフを構えたはいいが全く出番がなかったレオナルトは、グレンの戦闘をただ眺めるいち傍観者になって終わったのだった。
◇
「う、ぅう~。やっぱり嫌ですぅ……」
レオナルト達の元から逃げ去ったリックは、草木が生い茂り、昼間とは思えぬほどの薄闇が広がる鬱蒼とした密林の中で、一人えぐえぐと泣きべそをかいていた。
「リ、リ、リック」
すると突然、上から不気味な声が響き渡る。
「ひぇっ!?」
リックはビクリと肩を跳ね上げ、恐る恐る顔を上げた。
暗がりの中、木の枝にぶら下がるようにして、黒い影がこちらを見下ろしている。細長く歪んだ笑み、ぎらつく眼光、そして異様に長い『尾』が、葉の隙間からゆらりと垂れ下がっていた。
「な、なナなぁにを手こずっているゥ?」
影がぬるりと動く。声は湿っていて、どこか耳にこびりつくような不快な響きを帯びている。
「ご、ごめんなさいごめんなさい! もう少しだけ待って……っ!」
ゴッ!
鈍い音が響き、リックは湿った土の上に倒れ込んだ。
異様に長い影の尾によって、頬を殴られたのだ。
「この場で食っちまってモぉ、いいんダぞぉ?」
影がにやりと笑う。
その言葉に、リックの背筋が凍りついた。
「そ、そ、それだけはぁっ!」
必死に懇願するリックだが、影の笑みは崩れない。
寧ろ愉快そうに喉を鳴らしながら、ゆっくりと木の枝から降りてくる。
「今日中、今日中にできるよう頑張りますのでぇっ!」
リックはほとんど叫ぶように言うと、影に背中を向け密林の草木をかき分け、逃げるように走り去った。
「へへ、へへへへ」
距離が開きどんどん小さくなっていくリックを見てなお、影は嗤う。
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