14 / 33
14
しおりを挟む
アルベルトは、悩ましげな顔を一瞬見せたが、なるほど。と呟きながら、コホンっと咳払いすると俺においかぶさり耳元で囁いた。
「モモ……俺のギンギンになったチンポをモモのナカに挿れさせてくれ……」
アルの色気が兎に角すごかった。男でもこれは惚れてしまう。もう俺も惚れてしまったのだろう。身体の反応が止まらない。
「その顔で下品な事いいやがって、しゃーねぇなぁ……早くしろよ……」
苦笑いを浮かべながら、ポンッと合図の様にアルの筋肉が引き締まった背中を叩く。その合図と共にアルのご立派なモノが俺を貫く。
「ア゛あぁあっ……」
身体が裂かれるかのような質量に身体が強ばる。
まだ先っぽが入っただけなのに圧迫感がやばかった。
「モモ……力抜いて……っ」
ナカが狭いのかアルも苦しそうだった。少しでも力をぬこうと深呼吸したい所だが上手くいかない。
「くっ…んっお前の……でけぇ……んだよっ」
「……すまない、ゆっくり動くから」
少しずつ出し入れを繰り返しながらアルベルトは桃太の中を突き進んだ。
奥まで到達したのか動きを止めると、アルベルトは桃太の額に口付けた。
「好きだよ……モモ」
甘く愛おしく囁かれ。腰をゆっくり動かされる。
「うっ……んっ、」
硬いモノに前立腺を弄られどんどん気持ちよくなってきた。ゴリゴリと弄られ続け頭が段々おかしくなってきた。
「は……ぁっ……んっ……もっと突け……きもち……い」
桃太の強請りに我慢の限界だったアルベルトは桃太の腰を上げさせ。上から叩きつけるように激しく突いた。
「ア゛ァぁあ゛っ~ーすっ……げっぇ……アルっはげしっ!?」
「はっ……モモ……俺も気持ちいいよ……ナカすごくいいモモ……可愛いよ、好きだ……」
「あーーーーっイク、アルッイクっ……からぁ」
「は……っ」
パンパンパンパンっと腰を激しく打ち付けられ、俺達は同時にイってしまった。
行為の後少し湯船に浸かり、今はベッドinだ。
その間もずっとアルベルトは俺の傍にいた。
ベッドの中でもずっと俺を抱きしめたままだ。
「なぁ……アル……なんでそんなにずっと俺にくっついてんだ?」
背中から抱きしめられているため振り返りながら言うと、更に抱きしめている力を込められた気がした。
「モモは魅力的だからね……他の人には触れられたくない」
そんな面して子供みたいな事を言うアルベルトを可愛くて愛おしく感じてしまった。
「いや……俺なんかを誰も魅力的だとは思わないだろお前くらいだ……女みたいに可愛いわけでもねーし、筋肉質だしな」
溜息をつきながらも、抱きしめられている事は嫌ではなかった。寧ろ心地よかった。
誰かに愛された事の無い桃太は愛してくれるならそれが例え男であってもいいような気もした。
でも、その愛とやらが俺には未だにどういうものかわからない。
「つか、俺これからどうすりゃいい?ここに住まわせてもらうわけだからな、皿洗いでも料理でも、なんでもするぜ」
この言葉にアルベルトは若干顔を曇らせた。
「え。どした?」
「一般騎士達が多い中に私の可愛いモモが可愛く厨房で料理を振る舞う……ダメ」
なんで考えがすぐそっちにいってしまうんだろうか、こいつは。
別に俺男だし、周り男だし、そういう感情をもつのはアルベルトくらいだし。
「でもさ、何もしないのは嫌なんだよな、異世界に来て、ここでお前とずっとこの部屋でイチャコラするのもなんかなーって感じだし」
「……それでいいじゃないですか」
「いやいや待て待て、俺を殺す気か」
そんな事ばかり毎晩してたら俺が死ぬわ。
取り敢えずアルをなんとか説得させるしかねーな。
「モモ……俺のギンギンになったチンポをモモのナカに挿れさせてくれ……」
アルの色気が兎に角すごかった。男でもこれは惚れてしまう。もう俺も惚れてしまったのだろう。身体の反応が止まらない。
「その顔で下品な事いいやがって、しゃーねぇなぁ……早くしろよ……」
苦笑いを浮かべながら、ポンッと合図の様にアルの筋肉が引き締まった背中を叩く。その合図と共にアルのご立派なモノが俺を貫く。
「ア゛あぁあっ……」
身体が裂かれるかのような質量に身体が強ばる。
まだ先っぽが入っただけなのに圧迫感がやばかった。
「モモ……力抜いて……っ」
ナカが狭いのかアルも苦しそうだった。少しでも力をぬこうと深呼吸したい所だが上手くいかない。
「くっ…んっお前の……でけぇ……んだよっ」
「……すまない、ゆっくり動くから」
少しずつ出し入れを繰り返しながらアルベルトは桃太の中を突き進んだ。
奥まで到達したのか動きを止めると、アルベルトは桃太の額に口付けた。
「好きだよ……モモ」
甘く愛おしく囁かれ。腰をゆっくり動かされる。
「うっ……んっ、」
硬いモノに前立腺を弄られどんどん気持ちよくなってきた。ゴリゴリと弄られ続け頭が段々おかしくなってきた。
「は……ぁっ……んっ……もっと突け……きもち……い」
桃太の強請りに我慢の限界だったアルベルトは桃太の腰を上げさせ。上から叩きつけるように激しく突いた。
「ア゛ァぁあ゛っ~ーすっ……げっぇ……アルっはげしっ!?」
「はっ……モモ……俺も気持ちいいよ……ナカすごくいいモモ……可愛いよ、好きだ……」
「あーーーーっイク、アルッイクっ……からぁ」
「は……っ」
パンパンパンパンっと腰を激しく打ち付けられ、俺達は同時にイってしまった。
行為の後少し湯船に浸かり、今はベッドinだ。
その間もずっとアルベルトは俺の傍にいた。
ベッドの中でもずっと俺を抱きしめたままだ。
「なぁ……アル……なんでそんなにずっと俺にくっついてんだ?」
背中から抱きしめられているため振り返りながら言うと、更に抱きしめている力を込められた気がした。
「モモは魅力的だからね……他の人には触れられたくない」
そんな面して子供みたいな事を言うアルベルトを可愛くて愛おしく感じてしまった。
「いや……俺なんかを誰も魅力的だとは思わないだろお前くらいだ……女みたいに可愛いわけでもねーし、筋肉質だしな」
溜息をつきながらも、抱きしめられている事は嫌ではなかった。寧ろ心地よかった。
誰かに愛された事の無い桃太は愛してくれるならそれが例え男であってもいいような気もした。
でも、その愛とやらが俺には未だにどういうものかわからない。
「つか、俺これからどうすりゃいい?ここに住まわせてもらうわけだからな、皿洗いでも料理でも、なんでもするぜ」
この言葉にアルベルトは若干顔を曇らせた。
「え。どした?」
「一般騎士達が多い中に私の可愛いモモが可愛く厨房で料理を振る舞う……ダメ」
なんで考えがすぐそっちにいってしまうんだろうか、こいつは。
別に俺男だし、周り男だし、そういう感情をもつのはアルベルトくらいだし。
「でもさ、何もしないのは嫌なんだよな、異世界に来て、ここでお前とずっとこの部屋でイチャコラするのもなんかなーって感じだし」
「……それでいいじゃないですか」
「いやいや待て待て、俺を殺す気か」
そんな事ばかり毎晩してたら俺が死ぬわ。
取り敢えずアルをなんとか説得させるしかねーな。
21
あなたにおすすめの小説
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学で逃げ出して後悔したのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる