不良が異世界に行ったら騎士達に溺愛され波乱万丈な日々を過ごしてます

茶子ちゃ

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18 紅い瞳

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お腹もいっぱいになり、目の前にフカフカの芝生が広がっていた。
ここで今日は寝るか。
何も魔物が出てこないことを願う。

ゴロンと仰向けになって空を見ると、自分の世界でも同じ夜空が広がっていた。

なんか自由って感じがするな……。
こういうのも悪くない。


落ち着いた雰囲気の中急に心臓がドクンッと脈打ち始める。


「な……っ」


その後身体の体温が一気に上昇し始める。


「な……んだっ……これ」


ビクンっと身体が跳ね、全身火照りはじめた。
服が擦れた感触すらも敏感に感じた。
下半身を見るとズボンが盛り上がっていた。


なんで俺勃起してんだ……?!!
こんな森の中で俺は何に興奮してるんだ。

何が起きたかわからないまま、俺は本能のままにズボンと下着を脱ぎ去り、一心不乱に屹立したものを扱き始めた。


シュッシュッシュッ


「はっ……ぁっ」


気持ち良すぎて馬鹿になりそうだった。
グチュっと粘り気のある音が静かな夜に響き渡る。


「あ……きもちい……っけどイケねぇ……」


アルに1回抱かれたせいか、自分の手ではなかなかイケなかった。



アイツ……どうしてっかな。
あの時は怒りに任せて出てきてしまったけど、俺自分勝手だったかもな。

ペニスを扱きながらも、心の中では後悔が残っていた。


「っ……アル……んっ」


アルの名前を呼びながら扱いた。すると気持ちよさが増した。

やっぱ俺アイツの事まだ……。










「異世界人様……」



色気の含まれた聞き覚えのある低音ボイスが聞こえた。


「わ……ぁ。わぁあああっ?!ななななんで?!」



気づかなかったが。大きな木の上に黒騎士団団長、ラファエルがいた。

ま、まさかオナッてたの見られた?!!
しかも今もモロに勃起中だし、身体の火照り治まらないし、目の前が真っ白になった。

ラファエルは木から飛び降りるとクスッと笑いながら俺に近付いて来た。
急いで俺は股間部分を手で隠す。
なんともマヌケな格好だ。


「異世界人様まさかコレ食べました?」


ラファエルはフリフリと俺が先程食したであろうキノコを目の前にぶら下げていた。



「た……べたけど……何かまずかったのかソレ?」

「催淫効果のある毒キノコなんですよコレ……今ウチの研究所で、このキノコが魔獣にどのような効果を齎すか研究中なんです……」


まさかそんな物を食べてしまっていただなんて……。



「これ……どうしたら治るんだ……ンっ……」



火照りは治まらず、身体は更に快感を求めていた。ラファエルの赤い瞳を見ていると、その綺麗な瞳にさえも欲情してしまいそうだった。


「たくさん精液を出せば、治りますよ……何なら手伝いますが?」


クスっと笑うその顔もすごく美形だった。

この男一体何をしにここに来たのだろうか。
気にはなったが、今は自分ではこの身体どうにも出来ないと感じた。


「い……異世界人様はやめてくれ、桃太でいい。あと敬語はやめろ……」


吐息混じりにそう言うと、ラファエルはフフっと少し嬉しそうに微笑んだ。
冷たいイメージではあったが、コイツもこんな風に笑えるんだな。


「わかったよ……桃太……俺もラファでいい」


ラファはそのまま俺の前に跪き、俺の両手を掴んだ。
隠していたのに股間部分が丸見えになってしまった。


「ぁっ……てめっ!?見るなっ……」


羞恥で顔が赤く染まる。ラファの深紅の瞳が俺を見ている。


「美味しそうだ……」


俺の目を見ながらラファは涎をダラダラ流しているちんぽにチュッと口付けをした。








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