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※危機
しおりを挟む※こちらにはモブ攻め表現があります。苦手な方は飛ばしていただき、次の話をお読みくださいませ※
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「俺たちの精液からも力が作れると聞いたぞ?」
「はっ!?」
「俺は、聖者の精液を飲めば力が湧くって聞いた」
「はぁ!? ないない、そんな力はないって!」
必死で訴える。飲めば云々は実際にシグルズが試して実証済みだ。
「なんだ? 聖者ってのは、みんなこんな色してんのか?」
「赤ん坊かよ」
「っ……! みんなこんな色だよっ!!」
やけになって言い切った。シグルズたちは配慮してくれたけど、俺のそれはピンク寄りの肌色をしている。元の世界の銭湯でこっそり見たところ、同じような色が何人かいた。何人かいるなら、みんなこの色だ。
そう言ったがために、男たちは俺のソレをまじまじと見つめる。
「聖者はこんなとこも穢れ知らずか」
「脚もツルツルとか女かよ」
「ふぁ……」
太股を撫でられ、咄嗟に声が出た。慌てて口を噤んだけど、男たちの目の色が変わるのを感じた。
「先に飲んでみるか」
「ないってば! ただ出るもん出るだけだって!」
「出るもん出してくれよ」
脚を開かされ暴れると、他の男たちに肩を押さえ付けられる。
「嫌だっ、やめろっ……!」
「気持ちよくしてやるんだ。おとなしくしてろ」
「やっ……」
「暴れるなら、こっちにぶっこんでやってもいいんだぜ?」
「っ……!」
後ろに乾いた指が触れ、身を竦ませる。男はニヤリと下卑た笑みを浮かべた。恐怖で震える俺の脚の間に、男が顔を埋める。
「うっ……」
生暖かいものに包まれる感覚に、ぎゅっと目を閉じた。
「いやだっ……気持ち悪いっ……」
濡れた感触と、肌に触れる吐息。じゅぷじゅぷと嫌な音が立ち、唇を噛んで嫌悪感に耐えた。
「男のモノでも、思ったよりいけるな」
「喋ってないでさっさと出させろ」
「分かってるって」
下品な笑いを浮かべた男は、俺のモノを乱暴に扱きながら先端を吸う。
「ふっ、ぅ……」
気持ち悪い。嫌なのに、気持ちに反して勃ち上がっていくモノ。男の弱い場所を扱かれれば、相手が誰だろうと勝手に反応してしまう。
「こっちも弄ってやろうか」
「いッ!」
乳首を抓られ、痛みに呻いた。
「いたっ……いっ、いやだっ」
両方を捻り上げられ、乱暴に擦られる。シグルズの時とは違う。シグルズなら、痛くても痛みを感じなかった。気持ちが良かった。それなのに。
「おいおい、男だぞ? そっちは感じねぇだろ」
「いけそうな気がしたんだけどな」
「いけねぇわ。萎えてんぞ」
口を離した男が、萎えたモノを摘んで見せる。それ以上体を触られることなく、ただ口淫だけが続けられた。
イかないと、終わらない……。でも、嫌悪感で最後の絶頂が迎えられない。きつく目を閉じ、シグルズの顔を思い出した。
ごめん、シグルズ……。こんな男にシグルズを重ねることを、許して欲しい。
これはシグルズだと思い込むと、嫌悪感が快楽に変わる。シグルズのあの熱い咥内に包まれている。そう思い込む。これは、シグルズだ。
「ふっ、ぅ、んンッ……!」
意識を集中し、声だけは出すまいと唇を噛んで、絶頂を迎えた。
「は……はぁ……」
荒い呼吸に、男が精を飲み下す音が重なる。あんな男の中に、自分の一部が飲み込まれていく。それが無性に悲しくて、悔しくて、閉じた瞼の端から涙が零れた。
「どうだ?」
「んー? なんだ、力なんて湧いてこねぇぞ? この聖者、偽物じゃねぇか?」
「何だと? 代われ。俺もやる」
「ひぃッ……」
達したばかりのモノを根元まで一気に咥えられ、悲鳴を上げた。
「ヤってからじゃねぇと効果ないのか?」
「そうかもな。試してみるか」
「なんか滑るもんくれ」
「ローション持ってきたわ」
「お前、ヤる気満々すぎだろ」
男たちは愉しげに笑い、脚の間にローションを乱雑にかける。ドロドロとした冷たいそれはパキュの粘液と同じような感触なのに、今すぐ拭い去りたいほど気持ちが悪かった。
「や……やめろ……」
二人の男に脚を持ち上げられ、男がスラックスの前を寛げる。赤黒いモノが飛び出し、準備万端じゃん、と他の男が笑った。
「っ……俺、初めてで……せめて、慣らして……」
逃げ出したくても、体が震えて力が入らない。どうにもならないと思いつつ先延ばししたくて、必死で訴える。
「ひっ……!」
「これで入るだろ」
ボトルの口をナカに突っ込まれ、ぶちゅりとローションが直接注ぎ込まれた。
嘘……嘘だ……こんなっ……。最初に抱かれるのが、こんな男なんて、こんな状況なんてっ……。固いモノが触れ、堪えきれずにボロボロと涙が零れた。
「それだけはっ……それだけはっ、許してっ」
「はっ、可愛いことも言えんじゃねぇか」
泣きながら訴えても、男たちは笑うだけ。気に入ったのか、挿れる素振りをしては離し、また押し付け、泣きながら許しを乞う俺を愉しげに見下ろした。
「そろそろヤるか」
「どうせなら一気にやれよ」
非情なことを言う男たちに、ただ泣いて震えるしか出来ない。攻撃の神聖力があれば、こんなことにはならなかった……。己の未熟さが悔しくて、また涙が零れた。
「ぐあっ!」
「がっ……」
グッと押し付けられた瞬間、訪れたのは、痛みじゃなかった。
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