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第1章
ランダムエンカウントシステムってこんな感じなのかな
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「ここよ」
神田駅に着いてもまだ18時半頃。まだ完全に日は落ち切っていない頃だったが、店内には仕事を終えたサラリーマンやOLたちがちらほらと食事を楽しんでいた。
なんというか、レトロな雰囲気の落ち着いた店内だな。
だが店内から漂う美味しそうな匂いに、無性に空腹感を刺激される。
ここでは果たして、何がおススメなんだろうか。
「ここのおススメは?」
「あ、そのことなんだけど」
「ん?」
「ここのお店はビーフシチューが絶品なの。でも、なんだか今日は、ハンバーグも食べたい気がしない?」
「は?」
席に通された俺たちは水を飲みつつ、メニューを見ていたのだが、どうしたんだこいつ。
ハンバーグ食べたい気がしない? って、俺に聞くことじゃねえだろ……って、あ、もしや。
「ははーん、さては、どっちも食べたいんだな?」
「そ、そんなこと!」
「じゃあ俺は違うのにしようかなー」
「す、すればいいじゃない!」
あ、そっぽ向いてしまった。
こいつあれだなー、食のことになると、子どもになるんだな。
ギャップ萌えかよ。って、食らってるのは俺だけど。
うーん、やっぱりこいつといると、楽しいなー。
とてもじゃないがこの前俺から三振を奪った時のだいには見えない。まるで別人だが、これまで色んな店を一人で行ってたこいつのこの姿を見たことがある奴が、俺しかいないんだとしたら……ちょっと嬉しいな。
「すみませーん」
「はいはい」
「ビーフシチューの定食と、ハンバーグ定食で」
「え?」
「よろしいですか?」
「はい、お願いします」
店員の女の子に俺がオーダーすると、だいは嬉しさとびっくりの合わさったような、いい顔をしていた。
そう、その顔が見たかった!
予想通り。俺の見事な戦略勝ちだ。
「え、いいの?」
「なんで?」
「え、だって別のにするって……」
「だって食べたいんだろ?」
「むぅ……」
「半々でいいか?」
「うん」
恥ずかしそうにしつつも、素直に俺の言葉に頷くだい。
ああもう、可愛い。
なんていうか、餌付けとかしたくなるな、これ。
俺もなんか美味しいものみつけたら、ぜひ紹介してやろうと、その時心に強く誓うのだった。
「ごちそうさまでした」
店員さんに一礼して、俺たちは洋食屋を後にした。
ビーフシチューとハンバーグはそれはもう美味しかったが、今回も会計はきっかり割り勘と譲ってもらえなかった。
しかし、取り皿をもらってハンバーグを半分あげたときのだいの幸せそうな顔ったら、思い出しただけでちょっとしばらくニヤけそうだ。
「いやー、ほんといい店知ってるな」
「でしょ? ちょっと遠いから、なかなか来れないけど、水道橋の出張とかの時は帰りに来たりするの」
「あー、なるほど。それはありだな」
ちなみに水道橋には教職員研修センターがあり、若手の頃はしょっちゅう研修で出張に行かされた場所でもある。
俺は、同期とかと飲んで帰ってたけど。
こいつ、人付き合いより、自分の食欲優先か……。
さて、帰るのかな? 時刻は……まだ19時半くらいか。
まぁ明日も平日だし、それもありだな。
俺がそんなことを思っていると。
「ねぇ、ちょっと歩かない?」
「え?」
え、まさか、お散歩デートのお誘いか!?
「秋葉原に、美味しいたい焼きがあるの。21時までやってるから、間に合うと思う」
あ、そうですか。やっぱ食目的なのね。
流石に苦笑いを浮かべつつ、俺は「いいよ」と答えて二人並んで都会の街並みを歩き出す。
杉並区は住宅街感のある都会だが、やはり神田のような千代田区はわけが違う。
秋葉原のイメージは言わずもがなだろうが、田舎から出てきた俺からすると、ほんと今でも異世界だよ。
しかしたい焼きかー。懐かしいな、亜衣菜のやつ好きで、よく買って帰ったりしたなぁ。
まぁそのせいで、好んでは食べなくなってしまったのだが。
だいが食べたいっていうなら、付き合うまでだ。
神田駅から秋葉原駅はほんとすぐそこで、大した距離を歩くわけではないが、だいと二人、仕事終わりの恰好のまま並んで歩くのは、なんだかやっぱり、楽しかった。
きっとはたからみたら、カップルだよな。
秋葉原周辺まで来ると、あの独特の雰囲気が強くなる。
そこかしこにコスプレしたお姉ちゃんがお店のビラ配ったりしてるし、俺はゲーマーだからこの雰囲気は嫌いではないが、ほんとやっぱ、別世界だな。
「もうすぐよ」
「ほー」
20時前の秋葉原には仕事終えてからやってきた人や、アイドルのイベントに来たっぽい人、仕事を終えて帰るであろう人など、色んな人の流れがある。
「ほら、そこ」
「お、ちょいちょい並んでるな」
「うん、人気なの」
「だいは、何が好きなの?」
「え、そうね……難しい問いだわ」
「そこまで悩む問題かよ」
だいが真剣に並んでるうちに、俺たちの番が来た。
「カスタードと、鳴門金時と、あ、こしあんも」
「そんな食うのかよ? あ、こしあんは2つで」
「か、帰ってからでも食べれるでしょ! って、あれ、会計」
「560円になります」
「1060円で」
「え?」
「はい、500円のお返しです、ありがとうございましたー」
「ほらよ」
「え? ちょ、ちょっとまって、お財布出すから」
だいの分もまとめて俺が払い、こしあんのたい焼きだけ紙袋から抜いて、紙袋ごと残りを渡す。
財布を出す暇を与えない、俺の速攻攻撃だ。
「え、なんで」
「カレーと洋食の紹介料」
「え、べ、べつにいいわよ!」
「じゃあ、今後も色々紹介してもらう紹介料込みで」
「え、今後も……?」
「ああ、毎週水曜は外食の日なんだろ?」
「そ、そうだけど……あ、ありがと」
「礼を言うのはこっちだけどな」
たい焼き屋の軒先前でそんなやり取りをする俺たち。
まぁこの辺なら知り合いもいないだろうし、どう思われようが構わん。
と、思ったんだけどな!!
「あれ、北条先生!?」
「へ?」
急に職場での呼ばれ方をされ、俺は声の主を探す。
だいも驚いたようで、声の方を向いていた。
声がした方に目を向けると、眼鏡をかけた、ショートカットの女の子がたい焼き屋の列に並んで手を振っていた。
年齢的に、大学生くらいだろうか。
はて、誰だ?
「若い知り合いね」
「え、ちょっと、まて、誰だ?」
「あ、覚えてませんか? 私、山下茜です!」
俺が誰か分かっていなそうなのを察してくれたのか、女の子は俺に名乗ってくれた。
その名前を聞いて、俺の記憶に引っかかるものがある。
「あ、練商の、3組だった山下さん?」
「はい! 覚えてもらってて光栄です!」
「教え子?」
「ああ、初任の時に現社教えた子だな」
俺が会った当時に3年生だった彼女なので、もう卒業して5年目になるから、もう大学生ではないだろう。というか、大学にも行ってない気もするが、とりあえず俺は元教え子を思い出せたことにほっとする。
おとなしめの子で、あんまり印象はないのだが、まぁ真面目に勉強していたような、そんな子だったような。
「こんなところで会うなんてびっくりです。お隣の方は、彼女さんですか~?」
「い、いや」
「違います」
そんなズバッと断らんでもええやないかい、と俺が少しだけしょんぼりするが、きっと二人にはこの気持ちは伝わっていないだろう。
「あ、それは失礼しました。先生お仕事終わりなんですか?」
「あーうん、山下さんは?」
「あ、私は今個人契約である人のカメラマン兼マネージャーみたいな仕事してるんですけど、その方がたい焼き好きで、ここによく買いに来るんです。先生知ってるかな? えーっと、こちら」
個人契約の、カメラマン兼マネージャー?
なんじゃそれと思いながら、山下さんが示した方向に視線を向ける俺。
山下さんに気を取られていた俺は、彼女の後方にいた女性の存在に、気づいていなかった。
それと同時に、だいの視線もその女性に固定されていたことにも、俺は気づいていなかった。
神田駅に着いてもまだ18時半頃。まだ完全に日は落ち切っていない頃だったが、店内には仕事を終えたサラリーマンやOLたちがちらほらと食事を楽しんでいた。
なんというか、レトロな雰囲気の落ち着いた店内だな。
だが店内から漂う美味しそうな匂いに、無性に空腹感を刺激される。
ここでは果たして、何がおススメなんだろうか。
「ここのおススメは?」
「あ、そのことなんだけど」
「ん?」
「ここのお店はビーフシチューが絶品なの。でも、なんだか今日は、ハンバーグも食べたい気がしない?」
「は?」
席に通された俺たちは水を飲みつつ、メニューを見ていたのだが、どうしたんだこいつ。
ハンバーグ食べたい気がしない? って、俺に聞くことじゃねえだろ……って、あ、もしや。
「ははーん、さては、どっちも食べたいんだな?」
「そ、そんなこと!」
「じゃあ俺は違うのにしようかなー」
「す、すればいいじゃない!」
あ、そっぽ向いてしまった。
こいつあれだなー、食のことになると、子どもになるんだな。
ギャップ萌えかよ。って、食らってるのは俺だけど。
うーん、やっぱりこいつといると、楽しいなー。
とてもじゃないがこの前俺から三振を奪った時のだいには見えない。まるで別人だが、これまで色んな店を一人で行ってたこいつのこの姿を見たことがある奴が、俺しかいないんだとしたら……ちょっと嬉しいな。
「すみませーん」
「はいはい」
「ビーフシチューの定食と、ハンバーグ定食で」
「え?」
「よろしいですか?」
「はい、お願いします」
店員の女の子に俺がオーダーすると、だいは嬉しさとびっくりの合わさったような、いい顔をしていた。
そう、その顔が見たかった!
予想通り。俺の見事な戦略勝ちだ。
「え、いいの?」
「なんで?」
「え、だって別のにするって……」
「だって食べたいんだろ?」
「むぅ……」
「半々でいいか?」
「うん」
恥ずかしそうにしつつも、素直に俺の言葉に頷くだい。
ああもう、可愛い。
なんていうか、餌付けとかしたくなるな、これ。
俺もなんか美味しいものみつけたら、ぜひ紹介してやろうと、その時心に強く誓うのだった。
「ごちそうさまでした」
店員さんに一礼して、俺たちは洋食屋を後にした。
ビーフシチューとハンバーグはそれはもう美味しかったが、今回も会計はきっかり割り勘と譲ってもらえなかった。
しかし、取り皿をもらってハンバーグを半分あげたときのだいの幸せそうな顔ったら、思い出しただけでちょっとしばらくニヤけそうだ。
「いやー、ほんといい店知ってるな」
「でしょ? ちょっと遠いから、なかなか来れないけど、水道橋の出張とかの時は帰りに来たりするの」
「あー、なるほど。それはありだな」
ちなみに水道橋には教職員研修センターがあり、若手の頃はしょっちゅう研修で出張に行かされた場所でもある。
俺は、同期とかと飲んで帰ってたけど。
こいつ、人付き合いより、自分の食欲優先か……。
さて、帰るのかな? 時刻は……まだ19時半くらいか。
まぁ明日も平日だし、それもありだな。
俺がそんなことを思っていると。
「ねぇ、ちょっと歩かない?」
「え?」
え、まさか、お散歩デートのお誘いか!?
「秋葉原に、美味しいたい焼きがあるの。21時までやってるから、間に合うと思う」
あ、そうですか。やっぱ食目的なのね。
流石に苦笑いを浮かべつつ、俺は「いいよ」と答えて二人並んで都会の街並みを歩き出す。
杉並区は住宅街感のある都会だが、やはり神田のような千代田区はわけが違う。
秋葉原のイメージは言わずもがなだろうが、田舎から出てきた俺からすると、ほんと今でも異世界だよ。
しかしたい焼きかー。懐かしいな、亜衣菜のやつ好きで、よく買って帰ったりしたなぁ。
まぁそのせいで、好んでは食べなくなってしまったのだが。
だいが食べたいっていうなら、付き合うまでだ。
神田駅から秋葉原駅はほんとすぐそこで、大した距離を歩くわけではないが、だいと二人、仕事終わりの恰好のまま並んで歩くのは、なんだかやっぱり、楽しかった。
きっとはたからみたら、カップルだよな。
秋葉原周辺まで来ると、あの独特の雰囲気が強くなる。
そこかしこにコスプレしたお姉ちゃんがお店のビラ配ったりしてるし、俺はゲーマーだからこの雰囲気は嫌いではないが、ほんとやっぱ、別世界だな。
「もうすぐよ」
「ほー」
20時前の秋葉原には仕事終えてからやってきた人や、アイドルのイベントに来たっぽい人、仕事を終えて帰るであろう人など、色んな人の流れがある。
「ほら、そこ」
「お、ちょいちょい並んでるな」
「うん、人気なの」
「だいは、何が好きなの?」
「え、そうね……難しい問いだわ」
「そこまで悩む問題かよ」
だいが真剣に並んでるうちに、俺たちの番が来た。
「カスタードと、鳴門金時と、あ、こしあんも」
「そんな食うのかよ? あ、こしあんは2つで」
「か、帰ってからでも食べれるでしょ! って、あれ、会計」
「560円になります」
「1060円で」
「え?」
「はい、500円のお返しです、ありがとうございましたー」
「ほらよ」
「え? ちょ、ちょっとまって、お財布出すから」
だいの分もまとめて俺が払い、こしあんのたい焼きだけ紙袋から抜いて、紙袋ごと残りを渡す。
財布を出す暇を与えない、俺の速攻攻撃だ。
「え、なんで」
「カレーと洋食の紹介料」
「え、べ、べつにいいわよ!」
「じゃあ、今後も色々紹介してもらう紹介料込みで」
「え、今後も……?」
「ああ、毎週水曜は外食の日なんだろ?」
「そ、そうだけど……あ、ありがと」
「礼を言うのはこっちだけどな」
たい焼き屋の軒先前でそんなやり取りをする俺たち。
まぁこの辺なら知り合いもいないだろうし、どう思われようが構わん。
と、思ったんだけどな!!
「あれ、北条先生!?」
「へ?」
急に職場での呼ばれ方をされ、俺は声の主を探す。
だいも驚いたようで、声の方を向いていた。
声がした方に目を向けると、眼鏡をかけた、ショートカットの女の子がたい焼き屋の列に並んで手を振っていた。
年齢的に、大学生くらいだろうか。
はて、誰だ?
「若い知り合いね」
「え、ちょっと、まて、誰だ?」
「あ、覚えてませんか? 私、山下茜です!」
俺が誰か分かっていなそうなのを察してくれたのか、女の子は俺に名乗ってくれた。
その名前を聞いて、俺の記憶に引っかかるものがある。
「あ、練商の、3組だった山下さん?」
「はい! 覚えてもらってて光栄です!」
「教え子?」
「ああ、初任の時に現社教えた子だな」
俺が会った当時に3年生だった彼女なので、もう卒業して5年目になるから、もう大学生ではないだろう。というか、大学にも行ってない気もするが、とりあえず俺は元教え子を思い出せたことにほっとする。
おとなしめの子で、あんまり印象はないのだが、まぁ真面目に勉強していたような、そんな子だったような。
「こんなところで会うなんてびっくりです。お隣の方は、彼女さんですか~?」
「い、いや」
「違います」
そんなズバッと断らんでもええやないかい、と俺が少しだけしょんぼりするが、きっと二人にはこの気持ちは伝わっていないだろう。
「あ、それは失礼しました。先生お仕事終わりなんですか?」
「あーうん、山下さんは?」
「あ、私は今個人契約である人のカメラマン兼マネージャーみたいな仕事してるんですけど、その方がたい焼き好きで、ここによく買いに来るんです。先生知ってるかな? えーっと、こちら」
個人契約の、カメラマン兼マネージャー?
なんじゃそれと思いながら、山下さんが示した方向に視線を向ける俺。
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