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第2章
水曜日はハッピーデー
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「……幸せだったわ」
「それはなにより」
「ああ、どうして猫ってあんなに可愛いのかしら」
「あー、猫だからじゃないか?」
「……深いわね」
俺の答えにもなってない答えに対しても、まだ余韻に浸るだいはツッコんだりしない。
全然哲学的じゃないですよー? 大丈夫かこいつ……。
いやー、でもマジで猫カフェチョイスは正解だったな!
GJ俺!!
「でも、だいが写真撮ってくれるとは思わなかったよ」
「え、べ、べつに猫ちゃんたちが可愛かったからだし!」
「あ、さいでっか……」
ですよねー。
カップルという言葉を否定もしていなかったから、ちょっとだけ変な期待をして聞いた俺だったが、まぁね、うん。わかってた。
しかし、俺としてはだいの超絶笑顔写真も撮れたし、満足なのです。
バレたら殺されそうだけどな!!
「でも、まさかあの猫ちゃんがセシルって名前なんてね。びっくりしたわ」
「いやー、もはや奇跡だろ」
「亜衣菜さんは、きっと猫派よね」
「へ? な、なんで?」
「だって、猫耳キャラだし」
「あ、あー。そうかもな」
うわ、絶対いえねぇ。〈Cecil〉のキャラメイクしたのが俺とか、絶対いえねぇ。
たしかに亜衣菜は猫派だけど!
「今度教えてあげよっと」
「ほんと、仲良くなったんだなー」
既に辺りが暗くなり始めた18時半頃、俺たちは猫カフェを出て駅の方へ進んでいた。
歩きながらの会話で、俺はだいと亜衣菜の二人の関係に少しだけ呆れる。
いったい先週の水曜日、何があったというのか。
俺には理解できていないままなのだ。
「そうね、ちょくちょく連絡も取るようになったわ」
「え、そうなの!?」
いやマジほんと、この二人の関係って何なの!?
あー、変な方向に進まなきゃいいんだけど……。
「あ、そういえば今日の夕食だけど、鉄板焼きはどう?」
「お、いいね! 鉄板焼きなら、ビールが美味そうだなぁ!」
「そうね。場所は三鷹だから、一駅だけ移動しましょ」
「三鷹かー。ほんと、テリトリー広いなぁ」
流石、女版孤独のグ〇メをやってただけあるな。
言わないけど。
そんなわけで、俺らは中央線で一駅移動し、だいのオススメの鉄板焼き屋へと移動するのだった。
「いやー、今日も絶品ですなぁ!」
「お口にあって何よりよ」
「水曜なのにビールが美味い!」
「明日も仕事なんだから、ほどほどにね」
だいのオススメの鉄板焼き屋は駅からまた10分弱ほど歩いたところだった。
まぁやはりというか、このくらい離れると、駅の喧騒からも離れるので、そこまで客数も多くないのがいいところだな。
既にビールは3杯目。
いやぁ、今日は気分がいいぜ!
「でも、野菜がこんなに美味いとは驚きだよ」
「でしょ? お店の努力の賜物よね」
肉も海鮮もそりゃ美味かったが、何より美味かったのがしいたけだった。
いやほんと、噛んだ瞬間旨味が溢れる感じなの。
いやぁしかし、農家の娘だけあるな……野菜に対するだいの意識の高さは、半端ない。
「あ、そういや今日は俺が奢るでいいんだよな?」
「は? どういう風の吹き回しよ?」
「え? こ、この前の日曜そういう約束したじゃんか」
「え?」
「え?」
「あ……!」
この前の日曜、だいを遅くまで待たせてしまったお詫びと俺は電話越しに、次は俺が奢るとたしかに言った。
デザート付きって要望までもらったくらいだからな。
「デザート付き、ってだいも言ってたじゃん」
「ああ……!」
こいつ、どうやら自分で言ったことを忘れてたみたいだな。
だが俺は忘れないぜ! あの日の、電話越しの眠そうな声! まだ話しててって言った甘えた言葉!
「いやぁ、あの日の電話のだいは――」
「死にたいのかしら?」
「え、ちょ、こわっ!」
俺に向かって空いたジョッキを投げようとするだいさん。
それはほんとやめろ! ほんとに死ぬ!
顔を赤くしてるのは、ビールのせいじゃないだろうけど。
たまには俺にも、優位に立たせてほしいってもんだ。
「もう忘れなさい!」
「えー……じゃあ、奢らせてくれたら?」
「なんでそんなに奢りたがるのよ?」
「いや、ほらこの前夜更かしさせちゃったし」
もちろんこれは半分本音で、半分は建前。
ほんとは、楽しい時間をもらってるからとか、言えるわけねーよな。
「……今回だけ」
「え?」
「今回だけだからね!」
「わ、わかりました」
照れながらも睨んでくるこいつが、可愛くてしょうがない。
亜衣菜の可愛さとはまた違った可愛さなんだよな。
昔から知っていて、俺への好意を示してくれる亜衣菜の安心感。
昔から知っていたことを最近知った、毎回が新鮮な気持ちを教えてくれるだい。
でも、こいつは俺のことどう思ってるんだろうか……。
「何よ、じろじろ見て」
「あ、いや、何でもないよ。すみません! 生一つ!」
「まだ飲むの? ほどほどにしときなさいよ?」
「これで最後にするって」
考えても分からない。
ああ、酒に逃げるとか、ほんとダメな大人だな、俺。
その後しっかりとデザートまで幸せそうにいただいただいを見届け、俺たちの第3回外食の日は、終了するのだった。
「今日は一日付き合ってくれて、あ、ありがとう」
「いやいや、お誘いくださいましてありがとうございました」
「そ、それに、ご馳走様でした」
「こちらこそ」
「は?」
「ああ! いや、どういたしましての間違い!」
「どうやったら間違えるのよ……」
あぶねぇ!
今日一日色んなだいを見れたのが楽しすぎて、俺もご馳走様とか、変態か!
現在時刻は21時半頃。
いつも通りに俺はだいを送って、彼女の家の前までやってきた。
モルモットを愛でるだい、猫語になっただい、美味しそうにご飯を食べていただい。
あー、思い返しただけでにやけそう……。
「明日も仕事なんだから、ちゃんとやりなさいよ?」
「わ、わかってるよ」
「ならよし。じゃあまた明日、LAの中で」
「おう」
「ほんとに来るのかしらね?」
「わ、わかってるって」
「ふふ、じゃあね。おやすみなさい」
「ん、おやすみ」
今日も今日とて、最後は振り返って笑顔で手を振ってくれるだいを見送る。
あー、やっぱ可愛いな……。
この姿を見たことあるのって……俺だけなのかな。
俺だけで、あってほしいな……。
今日はいい日だった。
うん、誰が何と言おうと、水曜日はいい日なのだ。
「それはなにより」
「ああ、どうして猫ってあんなに可愛いのかしら」
「あー、猫だからじゃないか?」
「……深いわね」
俺の答えにもなってない答えに対しても、まだ余韻に浸るだいはツッコんだりしない。
全然哲学的じゃないですよー? 大丈夫かこいつ……。
いやー、でもマジで猫カフェチョイスは正解だったな!
GJ俺!!
「でも、だいが写真撮ってくれるとは思わなかったよ」
「え、べ、べつに猫ちゃんたちが可愛かったからだし!」
「あ、さいでっか……」
ですよねー。
カップルという言葉を否定もしていなかったから、ちょっとだけ変な期待をして聞いた俺だったが、まぁね、うん。わかってた。
しかし、俺としてはだいの超絶笑顔写真も撮れたし、満足なのです。
バレたら殺されそうだけどな!!
「でも、まさかあの猫ちゃんがセシルって名前なんてね。びっくりしたわ」
「いやー、もはや奇跡だろ」
「亜衣菜さんは、きっと猫派よね」
「へ? な、なんで?」
「だって、猫耳キャラだし」
「あ、あー。そうかもな」
うわ、絶対いえねぇ。〈Cecil〉のキャラメイクしたのが俺とか、絶対いえねぇ。
たしかに亜衣菜は猫派だけど!
「今度教えてあげよっと」
「ほんと、仲良くなったんだなー」
既に辺りが暗くなり始めた18時半頃、俺たちは猫カフェを出て駅の方へ進んでいた。
歩きながらの会話で、俺はだいと亜衣菜の二人の関係に少しだけ呆れる。
いったい先週の水曜日、何があったというのか。
俺には理解できていないままなのだ。
「そうね、ちょくちょく連絡も取るようになったわ」
「え、そうなの!?」
いやマジほんと、この二人の関係って何なの!?
あー、変な方向に進まなきゃいいんだけど……。
「あ、そういえば今日の夕食だけど、鉄板焼きはどう?」
「お、いいね! 鉄板焼きなら、ビールが美味そうだなぁ!」
「そうね。場所は三鷹だから、一駅だけ移動しましょ」
「三鷹かー。ほんと、テリトリー広いなぁ」
流石、女版孤独のグ〇メをやってただけあるな。
言わないけど。
そんなわけで、俺らは中央線で一駅移動し、だいのオススメの鉄板焼き屋へと移動するのだった。
「いやー、今日も絶品ですなぁ!」
「お口にあって何よりよ」
「水曜なのにビールが美味い!」
「明日も仕事なんだから、ほどほどにね」
だいのオススメの鉄板焼き屋は駅からまた10分弱ほど歩いたところだった。
まぁやはりというか、このくらい離れると、駅の喧騒からも離れるので、そこまで客数も多くないのがいいところだな。
既にビールは3杯目。
いやぁ、今日は気分がいいぜ!
「でも、野菜がこんなに美味いとは驚きだよ」
「でしょ? お店の努力の賜物よね」
肉も海鮮もそりゃ美味かったが、何より美味かったのがしいたけだった。
いやほんと、噛んだ瞬間旨味が溢れる感じなの。
いやぁしかし、農家の娘だけあるな……野菜に対するだいの意識の高さは、半端ない。
「あ、そういや今日は俺が奢るでいいんだよな?」
「は? どういう風の吹き回しよ?」
「え? こ、この前の日曜そういう約束したじゃんか」
「え?」
「え?」
「あ……!」
この前の日曜、だいを遅くまで待たせてしまったお詫びと俺は電話越しに、次は俺が奢るとたしかに言った。
デザート付きって要望までもらったくらいだからな。
「デザート付き、ってだいも言ってたじゃん」
「ああ……!」
こいつ、どうやら自分で言ったことを忘れてたみたいだな。
だが俺は忘れないぜ! あの日の、電話越しの眠そうな声! まだ話しててって言った甘えた言葉!
「いやぁ、あの日の電話のだいは――」
「死にたいのかしら?」
「え、ちょ、こわっ!」
俺に向かって空いたジョッキを投げようとするだいさん。
それはほんとやめろ! ほんとに死ぬ!
顔を赤くしてるのは、ビールのせいじゃないだろうけど。
たまには俺にも、優位に立たせてほしいってもんだ。
「もう忘れなさい!」
「えー……じゃあ、奢らせてくれたら?」
「なんでそんなに奢りたがるのよ?」
「いや、ほらこの前夜更かしさせちゃったし」
もちろんこれは半分本音で、半分は建前。
ほんとは、楽しい時間をもらってるからとか、言えるわけねーよな。
「……今回だけ」
「え?」
「今回だけだからね!」
「わ、わかりました」
照れながらも睨んでくるこいつが、可愛くてしょうがない。
亜衣菜の可愛さとはまた違った可愛さなんだよな。
昔から知っていて、俺への好意を示してくれる亜衣菜の安心感。
昔から知っていたことを最近知った、毎回が新鮮な気持ちを教えてくれるだい。
でも、こいつは俺のことどう思ってるんだろうか……。
「何よ、じろじろ見て」
「あ、いや、何でもないよ。すみません! 生一つ!」
「まだ飲むの? ほどほどにしときなさいよ?」
「これで最後にするって」
考えても分からない。
ああ、酒に逃げるとか、ほんとダメな大人だな、俺。
その後しっかりとデザートまで幸せそうにいただいただいを見届け、俺たちの第3回外食の日は、終了するのだった。
「今日は一日付き合ってくれて、あ、ありがとう」
「いやいや、お誘いくださいましてありがとうございました」
「そ、それに、ご馳走様でした」
「こちらこそ」
「は?」
「ああ! いや、どういたしましての間違い!」
「どうやったら間違えるのよ……」
あぶねぇ!
今日一日色んなだいを見れたのが楽しすぎて、俺もご馳走様とか、変態か!
現在時刻は21時半頃。
いつも通りに俺はだいを送って、彼女の家の前までやってきた。
モルモットを愛でるだい、猫語になっただい、美味しそうにご飯を食べていただい。
あー、思い返しただけでにやけそう……。
「明日も仕事なんだから、ちゃんとやりなさいよ?」
「わ、わかってるよ」
「ならよし。じゃあまた明日、LAの中で」
「おう」
「ほんとに来るのかしらね?」
「わ、わかってるって」
「ふふ、じゃあね。おやすみなさい」
「ん、おやすみ」
今日も今日とて、最後は振り返って笑顔で手を振ってくれるだいを見送る。
あー、やっぱ可愛いな……。
この姿を見たことあるのって……俺だけなのかな。
俺だけで、あってほしいな……。
今日はいい日だった。
うん、誰が何と言おうと、水曜日はいい日なのだ。
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