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第3章
野菜を食べよう
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「ねぇ」
「うお!?」
え、い、いつの間に!?
てか、電話してたのも聞かれた!?
いや、別に俺が誰と電話しても自由だろうけど、女性が来てる時に、別な女性と電話してたとか……!
「ご飯どれくらい食べるの?」
「あ、えと、それくらい自分で盛るよ?」
「あっそ。じゃあ自分でやって」
「は、はい」
冷たい視線と声音で俺に声をかけてきただい。
なんというか、やっちまった感がやばい。
絶対、不機嫌モードなってるよね……?
あれか、来客中に仕事とかじゃない電話とかしたからか?
いや、とりあえず今は、普通にしなきゃ!
だいがキッチンの方に戻ったので、俺もそちら側に移動すると、というか移動する前から、キッチンからはいい匂いが漂ってきていた。
「おお、めっちゃうまそう!」
「はいはい」
キッチンの方にいくと、今まさにできましたという料理たちを盛り付けるだいの姿があった。
俺の興奮もなんのその、だいはそっけない態度だが。
しかし味噌汁に、卵焼きに、野菜炒めに……あれ、これどっかで……って、朝ゆきむらが作ってくれたメニューじゃん!
え、こんなシンクロある!?
ただ朝ごはんと違うのは、だいの食卓にはもう1品があった。
焼いた味噌のような、なんともいい匂いをさせる、青ねぎを散らした茶色いやつ……あれなんだろ?
「だいのご飯は?」
「あ、これに盛って」
「ほい」
すごいな、茶碗持参か……ってそりゃ、俺一人暮らしって知ってるし、食器ないのは分かってるか。
というか、見たことない食器けっこうあるし、そうか、色々持ってきたらから大荷物だったのか。いやー、さすが教員、用意周到だなー。
自分の茶碗とだいに渡された茶碗に炊き立てのご飯を盛り、俺はそれを食事用のテーブルへ運ぶ。
続いてキッチンからだいも料理を運んでくる。
テーブルの上に盛られていく、二人分の夕飯。
朝は4人で、俺以外は紙皿とかだったから思わなかったけど、ちゃんとした食器に、二人分の食事が並べられる光景は、ちょっと俺の妄想を掻き立てた。
夫婦、みたいだなぁ……。
学生の頃は思わなかった、この年になったからこそ感じる感覚かもしれない。
二つの茶碗、二つの汁椀、大皿に盛られた野菜炒め、四角い皿に乗った切り分けられた卵焼き、そしていい焼き物っぽい小鉢に乗った青ネギを散らした茶色いやつ。
その光景が、俺の妄想を加速させる。
そして向かい合う形でだいが座る。
向かい合う俺らに会話はなく、手汗をめっちゃかく俺。
やばい、なんか緊張してきた……!
テ、テレビくらいつけとけばよかった!
「あ、飲み物ってある?」
「お、おう。今出すよ」
そんな俺の緊張など一切気にしないというか、気づかない様子でだいは平常運転。
俺は立ち上がって収納からガラスのコップとマグカップを取り出し、冷蔵庫からお茶のペットボトルを取って再びテーブルへと戻った。
いやしかし、家で向かい合って食べるのは緊張するな……!
お店と違って、周りに誰もいないし……!
この前亜衣菜とも個室という二人の空間で、向かい合って焼肉を食べたが、それどころじゃない緊張感が俺を包んでいた。
やっぱり目の前の女性に、好きな人、という属性がつくだけで、俺へのデバフが計り知れない。
「はいよ」
「ありがと」
そんな脳内大混乱を出来るだけ顔に出さないように意識しながら、俺はガラスのコップにお茶をそそいでだい渡す。
「コップとマグカップって、なんか変な感じね」
「じ、自分用しかねーんだよ」
「友達とか呼んだことないの?」
「ねーよ! ……それ、ブーメランにならないのか?」
「うちには来客用にいくつかあるし」
「く……つ、使ったことは?」
「1回死ぬ?」
「ねぇんじゃねぇかよ!」
あ、笑った。
亜衣菜との電話姿を見られた時は絶賛不機嫌MAXみたいな顔してただいが、今のツッコミで笑ってくれた。
その表情に、自分の心が落ち着いていくのが、恐ろしいほどに感じられた。
「私誰かにご飯作ったの初めてだから、美味しくなかったらごめんね」
「え、めっちゃ美味そうだぞ?」
「食べてから言って」
「じゃ、じゃあいただきます」
「どうぞ」
そうか、人に作るのは俺が初めてか……ふふふ、あ、やばい、にやけそう!
俺は自分の気持ち悪い顔がバレないように、まずは味噌汁から食すことにする。
うわ、出汁の香りがいいなぁ……具は……大根と油揚げか。大根使ってるあたりが、なんというか流石――
「うま!」
それは自分の人生で食べたことがないくらい、旨味が強い味噌汁だった。
え、なにこれ。そこら辺の定食屋の何倍も美味いぞ!
優しい旨味が、ずっと飲んでいたくなるような味噌汁。毎日毎食あっても、絶対飽きないと断言できる存在感だ!
「そう、よかった」
俺のテンション爆上げに対して、だいは別段変わらない様子で、自分も味噌汁を飲んでいる。
水曜以外自炊するって話聞いてたから、料理好きかなのかなとは思ってたけど、正直予想の遥か上だった。
この味噌汁だけで、定食屋の固定客がつかめるのではないかと思うほどだからな。
続けて卵焼きを食す。中に明太子が入っていたようで、その塩味と出汁の効いた卵焼きの優しい甘みが見事なバランスで、美味い。
野菜炒めも、キャベツ、もやし、人参、たまねぎが絶妙な食感で炒められて、箸が進む。
そして小鉢に乗った茶色い何かは。
「これ、大根?」
「そうよ」
「っ!! うま!!」
それは甘辛味噌で炒められた大根だった。
しっかりと味が染みていて、これがもうものすごい米が進む。
あっという間に、茶碗のご飯が消えた。
「やばい、これめっちゃ美味い」
「気に入ってくれたならよかった」
「いやもう、人生トップクラス!」
「それは大げさでしょ」
大げさでもなく褒めちぎる俺から視線を外し、だいは自分も自分で作った食事を食べ進める。
淡々と食べるだいは、食べ慣れているからかもしれないが、俺からすればこれは革命レベルだぞ!
すごいぞ大根! 〈Daikon〉の名は伊達じゃないな!
「どうせ普段あんまり野菜食べてないでしょ?」
「え?」
立ち上がって炊飯器からおかわりのご飯を盛って戻った俺に、だいがそう告げてくる。
「そ、そうだけど」
「たまにはちゃんと野菜食べないとダメよ」
そこで俺は気づいた。
だいの食事には、肉が一切使わていない。
動物性たんぱく質は卵があるけど、肉が一切ないのに、俺は普段の食事以上に米を食えそうに感じている。
すげぇな、これが野菜の底力か……!
「うわー、めっちゃ美味かったーーー」
「お粗末様でした」
時刻は20時過ぎ。
おかわりしたご飯も含めて綺麗に完食した俺が大満足を示すと、だいも少しだけ嬉しそうな顔をしている、ような気がした。
「すげーな、だい料理めっちゃ上手だな」
「どうせ作るなら、美味しいもの作りたいじゃない」
「おお、さすが飽くなき食への探求心……」
「野菜だって主役になれるってわかった?」
「はい、すごく」
「ならよろしい」
俺の反応に満足したように頷くと、だいが立ち上がって食器を片付けようとする。
「あ、片付けと洗い物は俺がやるよ」
「いいわよ、休んでて」
「いやいや、さすがに作ってもらっておいてそれは図々しいだろ」
「そう? じゃあ、お願いしようかしら」
「そのくらいは任せておけって」
うん、作る人・片付ける人、いいバランスが大事だよな。
うちの実家でも母さんが料理作って、片付けと洗い物は父さんと俺と妹の役目だったから、俺にはこの習慣が根付いている。
いやー、しかし二人分の食器洗うのも、なんか夫婦みたいでいいなぁ。
ほんとに美味しいご飯だったし、幸せ気分だ。
もしだいと結婚できたら、毎日こんなご飯が……って、ああもう!
やめろ、悲しい妄想は!
だいには好きな人がいるんだから。
俺は、その練習台なんだから。
浮いて沈んで、忙しない心を抱えながら、俺は洗い物を続ける。
綺麗になっていく食器とは裏腹に、俺の心にはもやもやと、消えない想いがただただ残るのだった。
「うお!?」
え、い、いつの間に!?
てか、電話してたのも聞かれた!?
いや、別に俺が誰と電話しても自由だろうけど、女性が来てる時に、別な女性と電話してたとか……!
「ご飯どれくらい食べるの?」
「あ、えと、それくらい自分で盛るよ?」
「あっそ。じゃあ自分でやって」
「は、はい」
冷たい視線と声音で俺に声をかけてきただい。
なんというか、やっちまった感がやばい。
絶対、不機嫌モードなってるよね……?
あれか、来客中に仕事とかじゃない電話とかしたからか?
いや、とりあえず今は、普通にしなきゃ!
だいがキッチンの方に戻ったので、俺もそちら側に移動すると、というか移動する前から、キッチンからはいい匂いが漂ってきていた。
「おお、めっちゃうまそう!」
「はいはい」
キッチンの方にいくと、今まさにできましたという料理たちを盛り付けるだいの姿があった。
俺の興奮もなんのその、だいはそっけない態度だが。
しかし味噌汁に、卵焼きに、野菜炒めに……あれ、これどっかで……って、朝ゆきむらが作ってくれたメニューじゃん!
え、こんなシンクロある!?
ただ朝ごはんと違うのは、だいの食卓にはもう1品があった。
焼いた味噌のような、なんともいい匂いをさせる、青ねぎを散らした茶色いやつ……あれなんだろ?
「だいのご飯は?」
「あ、これに盛って」
「ほい」
すごいな、茶碗持参か……ってそりゃ、俺一人暮らしって知ってるし、食器ないのは分かってるか。
というか、見たことない食器けっこうあるし、そうか、色々持ってきたらから大荷物だったのか。いやー、さすが教員、用意周到だなー。
自分の茶碗とだいに渡された茶碗に炊き立てのご飯を盛り、俺はそれを食事用のテーブルへ運ぶ。
続いてキッチンからだいも料理を運んでくる。
テーブルの上に盛られていく、二人分の夕飯。
朝は4人で、俺以外は紙皿とかだったから思わなかったけど、ちゃんとした食器に、二人分の食事が並べられる光景は、ちょっと俺の妄想を掻き立てた。
夫婦、みたいだなぁ……。
学生の頃は思わなかった、この年になったからこそ感じる感覚かもしれない。
二つの茶碗、二つの汁椀、大皿に盛られた野菜炒め、四角い皿に乗った切り分けられた卵焼き、そしていい焼き物っぽい小鉢に乗った青ネギを散らした茶色いやつ。
その光景が、俺の妄想を加速させる。
そして向かい合う形でだいが座る。
向かい合う俺らに会話はなく、手汗をめっちゃかく俺。
やばい、なんか緊張してきた……!
テ、テレビくらいつけとけばよかった!
「あ、飲み物ってある?」
「お、おう。今出すよ」
そんな俺の緊張など一切気にしないというか、気づかない様子でだいは平常運転。
俺は立ち上がって収納からガラスのコップとマグカップを取り出し、冷蔵庫からお茶のペットボトルを取って再びテーブルへと戻った。
いやしかし、家で向かい合って食べるのは緊張するな……!
お店と違って、周りに誰もいないし……!
この前亜衣菜とも個室という二人の空間で、向かい合って焼肉を食べたが、それどころじゃない緊張感が俺を包んでいた。
やっぱり目の前の女性に、好きな人、という属性がつくだけで、俺へのデバフが計り知れない。
「はいよ」
「ありがと」
そんな脳内大混乱を出来るだけ顔に出さないように意識しながら、俺はガラスのコップにお茶をそそいでだい渡す。
「コップとマグカップって、なんか変な感じね」
「じ、自分用しかねーんだよ」
「友達とか呼んだことないの?」
「ねーよ! ……それ、ブーメランにならないのか?」
「うちには来客用にいくつかあるし」
「く……つ、使ったことは?」
「1回死ぬ?」
「ねぇんじゃねぇかよ!」
あ、笑った。
亜衣菜との電話姿を見られた時は絶賛不機嫌MAXみたいな顔してただいが、今のツッコミで笑ってくれた。
その表情に、自分の心が落ち着いていくのが、恐ろしいほどに感じられた。
「私誰かにご飯作ったの初めてだから、美味しくなかったらごめんね」
「え、めっちゃ美味そうだぞ?」
「食べてから言って」
「じゃ、じゃあいただきます」
「どうぞ」
そうか、人に作るのは俺が初めてか……ふふふ、あ、やばい、にやけそう!
俺は自分の気持ち悪い顔がバレないように、まずは味噌汁から食すことにする。
うわ、出汁の香りがいいなぁ……具は……大根と油揚げか。大根使ってるあたりが、なんというか流石――
「うま!」
それは自分の人生で食べたことがないくらい、旨味が強い味噌汁だった。
え、なにこれ。そこら辺の定食屋の何倍も美味いぞ!
優しい旨味が、ずっと飲んでいたくなるような味噌汁。毎日毎食あっても、絶対飽きないと断言できる存在感だ!
「そう、よかった」
俺のテンション爆上げに対して、だいは別段変わらない様子で、自分も味噌汁を飲んでいる。
水曜以外自炊するって話聞いてたから、料理好きかなのかなとは思ってたけど、正直予想の遥か上だった。
この味噌汁だけで、定食屋の固定客がつかめるのではないかと思うほどだからな。
続けて卵焼きを食す。中に明太子が入っていたようで、その塩味と出汁の効いた卵焼きの優しい甘みが見事なバランスで、美味い。
野菜炒めも、キャベツ、もやし、人参、たまねぎが絶妙な食感で炒められて、箸が進む。
そして小鉢に乗った茶色い何かは。
「これ、大根?」
「そうよ」
「っ!! うま!!」
それは甘辛味噌で炒められた大根だった。
しっかりと味が染みていて、これがもうものすごい米が進む。
あっという間に、茶碗のご飯が消えた。
「やばい、これめっちゃ美味い」
「気に入ってくれたならよかった」
「いやもう、人生トップクラス!」
「それは大げさでしょ」
大げさでもなく褒めちぎる俺から視線を外し、だいは自分も自分で作った食事を食べ進める。
淡々と食べるだいは、食べ慣れているからかもしれないが、俺からすればこれは革命レベルだぞ!
すごいぞ大根! 〈Daikon〉の名は伊達じゃないな!
「どうせ普段あんまり野菜食べてないでしょ?」
「え?」
立ち上がって炊飯器からおかわりのご飯を盛って戻った俺に、だいがそう告げてくる。
「そ、そうだけど」
「たまにはちゃんと野菜食べないとダメよ」
そこで俺は気づいた。
だいの食事には、肉が一切使わていない。
動物性たんぱく質は卵があるけど、肉が一切ないのに、俺は普段の食事以上に米を食えそうに感じている。
すげぇな、これが野菜の底力か……!
「うわー、めっちゃ美味かったーーー」
「お粗末様でした」
時刻は20時過ぎ。
おかわりしたご飯も含めて綺麗に完食した俺が大満足を示すと、だいも少しだけ嬉しそうな顔をしている、ような気がした。
「すげーな、だい料理めっちゃ上手だな」
「どうせ作るなら、美味しいもの作りたいじゃない」
「おお、さすが飽くなき食への探求心……」
「野菜だって主役になれるってわかった?」
「はい、すごく」
「ならよろしい」
俺の反応に満足したように頷くと、だいが立ち上がって食器を片付けようとする。
「あ、片付けと洗い物は俺がやるよ」
「いいわよ、休んでて」
「いやいや、さすがに作ってもらっておいてそれは図々しいだろ」
「そう? じゃあ、お願いしようかしら」
「そのくらいは任せておけって」
うん、作る人・片付ける人、いいバランスが大事だよな。
うちの実家でも母さんが料理作って、片付けと洗い物は父さんと俺と妹の役目だったから、俺にはこの習慣が根付いている。
いやー、しかし二人分の食器洗うのも、なんか夫婦みたいでいいなぁ。
ほんとに美味しいご飯だったし、幸せ気分だ。
もしだいと結婚できたら、毎日こんなご飯が……って、ああもう!
やめろ、悲しい妄想は!
だいには好きな人がいるんだから。
俺は、その練習台なんだから。
浮いて沈んで、忙しない心を抱えながら、俺は洗い物を続ける。
綺麗になっていく食器とは裏腹に、俺の心にはもやもやと、消えない想いがただただ残るのだった。
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