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第5章
次なる戦場へ
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「じゃあ、私は優子を病院へ連れて行くから」
「おう、よろしく。俺は一旦帰ってから、先にあいつらのとこ行ってるな」
「うん、みんなによろしく。また連絡するわね」
真田さんを除く部員たちを全員帰した後、荷物を置いていたところに真田さんを一人待たせ、俺とだいは大会本部への挨拶を終えた。
ぴょんから『新宿で待ってるわー』との連絡もきてたので、元々の予定通り俺は一度帰宅してから。だいは近くで開いている病院を本部から紹介してもらったので、そこに真田さんを連れて行った後に帰宅してから合流という形でまとまった。
ちなみにTalkの通知はかなり多かった。
大半が俺たちの試合に感動した旨の報告。
大和からも『おつかれさん。泣いたわ』って来てたし、ほんといい試合だったな。
でも、あいつらいつせんかんと合流したんだろ?
よく考えたらあいつらと試合中いる姿も見てないし……いや、まさかな。
そんなはずはない。
俺の中にふと大和=せんかん、という想像が浮かんだが一瞬で俺はそれを否定する。
だってあいつは職場で俺がLAの話をしてもいつもさっぱり顔だったし、まずゲームをしてるイメージなんかないからな。
きっと保護者とかに混ざって気づかなかったか、そもそも結局こなかったかのどちらかだろう。
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。じゃあ真田さんのことよろしくな」
「うん」
だいが不思議そうな顔を浮かべていたが、俺は小さく首を振ってからそう答えた。
「北条先生、これからも里見先生のことよろしくおねがいしますねっ」
「へっ!?」
「な、何言ってるのよ優子!?」
どうやら病院は校門から見て駅とは反対方向らしく、だいと真田さんと別れる時、あの真面目な真田さんがそんなこと言ってきた。
その表情は少し前まで大きく落ち込み、泣いていた姿からは想像も出来ないほど、悪戯っぽい笑顔。
まぁ目ははれぼったくはなってたけど。
「すずも言ってたけど、私も最後の合同が星見台でよかったです」
「そ、そうか。そう言ってもらえると嬉しいな」
「新チームなっても、頑張ってくださいね!」
「おう。真田さんも、受験頑張れよ」
「はいっ! では、失礼します」
ぺこっと一礼してから、だいと真田さんが移動していく。だいの肩を借りて歩く形だけど、タクシー呼べばいいんじゃないかと後ろから声をかけたら、病院はすぐそこらしいということで二人はそのまま行ってしまった。
ということで俺は一人で新小岩駅に向かい、一度我が家へと戻るのだった。
帰宅したのは17時くらいで、そこからシャワー浴びたり準備したりして17時52分。
普段着に着替えて俺は再び家から高円寺駅へと向かっていた。
これまでにも通知はいくつか来てたけど、とりあえずぴょんたちはまず24時間営業の居酒屋に行ったらしい。そして俺とだいが合流するなら別な居酒屋に移動する旨の連絡が入っていた。
だいからも真田さんについて『骨には異常なし』、『17時頃に新小岩を出るから、合流は19時過ぎ』という連絡が来ていた。
出来ればだいと一緒に行きたかったけどこればかりはしょうがない。
一足先に応援してくれたみんなに礼を言うとしよう。
北条倫>Teachers『今から行く』18:10
電車に乗ってそう送ったら、ゆめからURL入りのメッセージが返ってきた。
どうやらそこが2件目の場所らしい。
URLを開くと個室のある居酒屋っぽいし、ちょっと安心。
さぁ、今日はどんなオフ会になるのか。
俺とだいのこと、ちゃんと言わないとな。
そう決意し、俺はわくわくしながら電車に揺られるのだった。
18時22分。
「ここか」
東口から進んだビルの7階にあった居酒屋は、ちょっと隠れ家的な雰囲気漂うおしゃれなところだった。
オフ会というより、デートで使えそうなそんな雰囲気。
店内に入り、靴棚に靴をしまって、店員さんに待ち合わせの旨を伝えようとすると。
「あ、待ってました」
「え?」
店内の通路からゆきむらの登場。
相変わらずぽーっとした表情なのだが、既にアルコールが入ってるせいかちょっとだけ頬が赤くなっていて、正直可愛い。
「こっちですよ」
「お、おおうっ」
俺のそばにやってきたゆきむらが俺の手を取り、店内を案内してくれる。
別に他意はないのだろうが、可愛いとか思っちゃった矢先のその行動に、顔が熱くなった気がする。
いや、熱いのは今日の日焼けのせい! 日焼けのせいだから!
「今日はおつかれさまでした。私はずっと帰宅部だったので、ソフトボールの試合を見たのは初めてだったんですけど、感動しました」
「そ、そうなんだ」
「いいですね、部活って。青春キラキラって感じでした」
「負けちゃったけどね」
「でも、頑張ってたじゃないですか」
「まぁ、うん。いい試合してくれたな」
「はい。私もゼロさんとだいさんみたいな先生になりたいと思いました」
「じゃあ試験合格しないとな」
「はい。でも、あれですね」
「うん?」
俺の手を引っ張ったまま、ゆきむらが今日の感想を伝えてくれた。
でも、あれですね、って何だ?
そう思ってたらゆきむらが足を止めて振り返ってくる。
この前と同じく、じっと俺の目を見てくるゆきむら。
べ、別にドキドキとかしてないからな!?
「ユニフォームのゼロさん、カッコよかったです」
そう言ってゆきむらが微笑んだ。
おっふ。
普段が無表情のようにぽーっとしてるゆきむらの笑顔は、正直ずるい。
この前のコスプレ大会の時だけに一度だけ見た笑顔を、今日は早くも炸裂。
しかも手も繋いだまま。
って、ああもう!
俺もう彼女いるんだから……!
ドキドキしてんじゃねえよおっさんのくせに……!
「あ、ありがとな」
照れを隠せたかは分からないが、俺が言えたのはそのくらい。
そして再び俺の手を引いて、ゆきむらが店内を進む。
切り替えろ、切り替えろよ俺!
そうやって気持ちを切り替えようと周囲に意識をやると、聞こえてきた日曜夜の店内の喧騒。
個室になっていても盛り上がっている部屋からは楽しそうな声がするし、なんかやたら盛り上がってる部屋もあるみたいだった。
そしてゆきむらの足が、その盛り上がってる部屋の前で止まる。
「え、ここ?」
「そうですよ?」
たしかによく聞けば、盛り上がってる声の一つはぴょんだった。
うわー、もうできあがってそうだなー……って、あれ、この声……?
そしてもう一つの声は――
「なんでいんの?」
ゆきむらの手を離し、ガラッ個室の扉を開けて開口一番、俺はもう一つ聞こえていた声の主にそう言い放った。
「お、主役の登場じゃん!」
「おっつかれさまで~す」
俺の姿を見るなり、もう明らかに出来上がってるぴょんといつも通りな感じのゆめが声をかけてくる。
だが俺の視線はそちらには動かない。
俺の視線はやたらと黒い男にくぎ付けだ。
「はじめましてー。【Teachers】のグラップラーこと、せんかんですっ」
「……マジかよ」
満面の笑みを浮かべる男の顔を見て、俺は思わず頭を抱える。
いや、ちょっとは予想もしてたんだけどさ。
でもさ? まさかなー、って思ってたじゃん?
「なんだより……じゃなくてゼロやん! 俺とお前の仲じゃん?」
今、完全に倫って言いかけたぞこいつ。
「はぁ……」
そして俺は露骨に思い切りため息をつく。
まぁ、試合中一緒にいる姿を見てたから、どこかで覚悟はしてたんだが……。
「どうしたんですか?」
「なんでもないよ」
隣に立つゆきむらが、不思議そうな顔を浮かべていた。
いや、いつもの表情だから、そうだと断定はできないけど。
個室の中に入り、俺はゆめの隣の席に、テーブルを挟んでやたらと黒い男の前の席に座り目の前の男を睨みつける。男の隣には赤ら顔のぴょん。
俺が座ると隣にゆきむらも座ってきたが、とりあえず今は目の前の男に集中だ。
「とりあえず、なんでここにいるのか説明してもらおうか? せんかんくん?」
なんで言ってくれなかったんだ、その思いを込めて、俺は目の前に座るせんかん、いや、俺の職場の同僚である田村大和くんにそう尋ねるのだった。
「おう、よろしく。俺は一旦帰ってから、先にあいつらのとこ行ってるな」
「うん、みんなによろしく。また連絡するわね」
真田さんを除く部員たちを全員帰した後、荷物を置いていたところに真田さんを一人待たせ、俺とだいは大会本部への挨拶を終えた。
ぴょんから『新宿で待ってるわー』との連絡もきてたので、元々の予定通り俺は一度帰宅してから。だいは近くで開いている病院を本部から紹介してもらったので、そこに真田さんを連れて行った後に帰宅してから合流という形でまとまった。
ちなみにTalkの通知はかなり多かった。
大半が俺たちの試合に感動した旨の報告。
大和からも『おつかれさん。泣いたわ』って来てたし、ほんといい試合だったな。
でも、あいつらいつせんかんと合流したんだろ?
よく考えたらあいつらと試合中いる姿も見てないし……いや、まさかな。
そんなはずはない。
俺の中にふと大和=せんかん、という想像が浮かんだが一瞬で俺はそれを否定する。
だってあいつは職場で俺がLAの話をしてもいつもさっぱり顔だったし、まずゲームをしてるイメージなんかないからな。
きっと保護者とかに混ざって気づかなかったか、そもそも結局こなかったかのどちらかだろう。
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。じゃあ真田さんのことよろしくな」
「うん」
だいが不思議そうな顔を浮かべていたが、俺は小さく首を振ってからそう答えた。
「北条先生、これからも里見先生のことよろしくおねがいしますねっ」
「へっ!?」
「な、何言ってるのよ優子!?」
どうやら病院は校門から見て駅とは反対方向らしく、だいと真田さんと別れる時、あの真面目な真田さんがそんなこと言ってきた。
その表情は少し前まで大きく落ち込み、泣いていた姿からは想像も出来ないほど、悪戯っぽい笑顔。
まぁ目ははれぼったくはなってたけど。
「すずも言ってたけど、私も最後の合同が星見台でよかったです」
「そ、そうか。そう言ってもらえると嬉しいな」
「新チームなっても、頑張ってくださいね!」
「おう。真田さんも、受験頑張れよ」
「はいっ! では、失礼します」
ぺこっと一礼してから、だいと真田さんが移動していく。だいの肩を借りて歩く形だけど、タクシー呼べばいいんじゃないかと後ろから声をかけたら、病院はすぐそこらしいということで二人はそのまま行ってしまった。
ということで俺は一人で新小岩駅に向かい、一度我が家へと戻るのだった。
帰宅したのは17時くらいで、そこからシャワー浴びたり準備したりして17時52分。
普段着に着替えて俺は再び家から高円寺駅へと向かっていた。
これまでにも通知はいくつか来てたけど、とりあえずぴょんたちはまず24時間営業の居酒屋に行ったらしい。そして俺とだいが合流するなら別な居酒屋に移動する旨の連絡が入っていた。
だいからも真田さんについて『骨には異常なし』、『17時頃に新小岩を出るから、合流は19時過ぎ』という連絡が来ていた。
出来ればだいと一緒に行きたかったけどこればかりはしょうがない。
一足先に応援してくれたみんなに礼を言うとしよう。
北条倫>Teachers『今から行く』18:10
電車に乗ってそう送ったら、ゆめからURL入りのメッセージが返ってきた。
どうやらそこが2件目の場所らしい。
URLを開くと個室のある居酒屋っぽいし、ちょっと安心。
さぁ、今日はどんなオフ会になるのか。
俺とだいのこと、ちゃんと言わないとな。
そう決意し、俺はわくわくしながら電車に揺られるのだった。
18時22分。
「ここか」
東口から進んだビルの7階にあった居酒屋は、ちょっと隠れ家的な雰囲気漂うおしゃれなところだった。
オフ会というより、デートで使えそうなそんな雰囲気。
店内に入り、靴棚に靴をしまって、店員さんに待ち合わせの旨を伝えようとすると。
「あ、待ってました」
「え?」
店内の通路からゆきむらの登場。
相変わらずぽーっとした表情なのだが、既にアルコールが入ってるせいかちょっとだけ頬が赤くなっていて、正直可愛い。
「こっちですよ」
「お、おおうっ」
俺のそばにやってきたゆきむらが俺の手を取り、店内を案内してくれる。
別に他意はないのだろうが、可愛いとか思っちゃった矢先のその行動に、顔が熱くなった気がする。
いや、熱いのは今日の日焼けのせい! 日焼けのせいだから!
「今日はおつかれさまでした。私はずっと帰宅部だったので、ソフトボールの試合を見たのは初めてだったんですけど、感動しました」
「そ、そうなんだ」
「いいですね、部活って。青春キラキラって感じでした」
「負けちゃったけどね」
「でも、頑張ってたじゃないですか」
「まぁ、うん。いい試合してくれたな」
「はい。私もゼロさんとだいさんみたいな先生になりたいと思いました」
「じゃあ試験合格しないとな」
「はい。でも、あれですね」
「うん?」
俺の手を引っ張ったまま、ゆきむらが今日の感想を伝えてくれた。
でも、あれですね、って何だ?
そう思ってたらゆきむらが足を止めて振り返ってくる。
この前と同じく、じっと俺の目を見てくるゆきむら。
べ、別にドキドキとかしてないからな!?
「ユニフォームのゼロさん、カッコよかったです」
そう言ってゆきむらが微笑んだ。
おっふ。
普段が無表情のようにぽーっとしてるゆきむらの笑顔は、正直ずるい。
この前のコスプレ大会の時だけに一度だけ見た笑顔を、今日は早くも炸裂。
しかも手も繋いだまま。
って、ああもう!
俺もう彼女いるんだから……!
ドキドキしてんじゃねえよおっさんのくせに……!
「あ、ありがとな」
照れを隠せたかは分からないが、俺が言えたのはそのくらい。
そして再び俺の手を引いて、ゆきむらが店内を進む。
切り替えろ、切り替えろよ俺!
そうやって気持ちを切り替えようと周囲に意識をやると、聞こえてきた日曜夜の店内の喧騒。
個室になっていても盛り上がっている部屋からは楽しそうな声がするし、なんかやたら盛り上がってる部屋もあるみたいだった。
そしてゆきむらの足が、その盛り上がってる部屋の前で止まる。
「え、ここ?」
「そうですよ?」
たしかによく聞けば、盛り上がってる声の一つはぴょんだった。
うわー、もうできあがってそうだなー……って、あれ、この声……?
そしてもう一つの声は――
「なんでいんの?」
ゆきむらの手を離し、ガラッ個室の扉を開けて開口一番、俺はもう一つ聞こえていた声の主にそう言い放った。
「お、主役の登場じゃん!」
「おっつかれさまで~す」
俺の姿を見るなり、もう明らかに出来上がってるぴょんといつも通りな感じのゆめが声をかけてくる。
だが俺の視線はそちらには動かない。
俺の視線はやたらと黒い男にくぎ付けだ。
「はじめましてー。【Teachers】のグラップラーこと、せんかんですっ」
「……マジかよ」
満面の笑みを浮かべる男の顔を見て、俺は思わず頭を抱える。
いや、ちょっとは予想もしてたんだけどさ。
でもさ? まさかなー、って思ってたじゃん?
「なんだより……じゃなくてゼロやん! 俺とお前の仲じゃん?」
今、完全に倫って言いかけたぞこいつ。
「はぁ……」
そして俺は露骨に思い切りため息をつく。
まぁ、試合中一緒にいる姿を見てたから、どこかで覚悟はしてたんだが……。
「どうしたんですか?」
「なんでもないよ」
隣に立つゆきむらが、不思議そうな顔を浮かべていた。
いや、いつもの表情だから、そうだと断定はできないけど。
個室の中に入り、俺はゆめの隣の席に、テーブルを挟んでやたらと黒い男の前の席に座り目の前の男を睨みつける。男の隣には赤ら顔のぴょん。
俺が座ると隣にゆきむらも座ってきたが、とりあえず今は目の前の男に集中だ。
「とりあえず、なんでここにいるのか説明してもらおうか? せんかんくん?」
なんで言ってくれなかったんだ、その思いを込めて、俺は目の前に座るせんかん、いや、俺の職場の同僚である田村大和くんにそう尋ねるのだった。
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