2 / 2
ー第1章ー
俺
しおりを挟む
俺は妹がいった通り荷造りを、していた。念のために。
もし、今のニュースが本当だったら……
って考えたら、寒気が走る。
だって、大切な家族も友達も住むところもこの街も食料も全部、全部全部、
消えてしまうんだよ。そんなの、絶対おれは嫌なんだ。
荷造りをしているといままでの思い出がみつかるとともに俺の頭の中で読みがえってきた。
俺が生まれたとき、瀬菜が生まれたとき、幼稚園入園式、小学校、中学入学。瀬菜との思い出。
まだ、中学2年生だが思い出はたくさんだ。その写真一枚一枚みるたびにおもう。俺の人生はこれまで、後悔したこともあったが最高な人生だった。もしこの世界が本当に終わるのだとしたら俺は最高の人生をここにのこすね。
そして死ぬ前に見上げるんだ。空を。
もう、一生みれないかもしれない空を。
最高だったと、言い残して死ぬのさ。
もし、今のニュースが本当だったら……
って考えたら、寒気が走る。
だって、大切な家族も友達も住むところもこの街も食料も全部、全部全部、
消えてしまうんだよ。そんなの、絶対おれは嫌なんだ。
荷造りをしているといままでの思い出がみつかるとともに俺の頭の中で読みがえってきた。
俺が生まれたとき、瀬菜が生まれたとき、幼稚園入園式、小学校、中学入学。瀬菜との思い出。
まだ、中学2年生だが思い出はたくさんだ。その写真一枚一枚みるたびにおもう。俺の人生はこれまで、後悔したこともあったが最高な人生だった。もしこの世界が本当に終わるのだとしたら俺は最高の人生をここにのこすね。
そして死ぬ前に見上げるんだ。空を。
もう、一生みれないかもしれない空を。
最高だったと、言い残して死ぬのさ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる