4 / 7
4話
しおりを挟む
「お母さん!赤ずきん読んで!」
「あらあら、ほんとに赤ずきんが好きね。」
「うん!だってオオカミさんがとても素敵なの!」
「それはよくわからないけれど..はい、これ。」
お母さんがくれた手編みの真っ赤な頭巾。
体の弱かったお母さんが一生懸命編んでくれたもの。それだけで嬉しかった。
「ありがとうお母さん!一生大切にする!」
「ふふふふ、それは編んだかいがあったわ。」
これはまだ私が幸せだった時のお話。
「あらあら、ほんとに赤ずきんが好きね。」
「うん!だってオオカミさんがとても素敵なの!」
「それはよくわからないけれど..はい、これ。」
お母さんがくれた手編みの真っ赤な頭巾。
体の弱かったお母さんが一生懸命編んでくれたもの。それだけで嬉しかった。
「ありがとうお母さん!一生大切にする!」
「ふふふふ、それは編んだかいがあったわ。」
これはまだ私が幸せだった時のお話。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる