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地底の大逃走!恐怖の究極(アホ女子大)生物?
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破壊され、いや!巨大娘にレイプされていく街の地下を一寸橋とヒメコ(IN神主)は走っていた。
店先からくすねてきた懐中電灯を手に、暗く臭い下水道を二人で必死に走っていた。
「ねぇ、一寸橋さん。ほんとにこれで鬼姫のところまで行けるの?」
「つながっているのは確かだけど。でも、この下水道以外の道はないんだ」
「そうね、ここなら見つからずに進めるものね」
「だと、いいんだけど……」
一寸橋は楽観的にはなれなかった。
古い文献を調査した時に鬼姫の恐ろしさ、率いる軍団の圧倒的な強さを知っていた。
曰く『日、沈む時に現れ、出ずる時に人獣すべて失せる』
曰く『兵千騎、向かいて戻る者なし』
国ひとつの人間・動物全てが喰われ、大軍の討伐も生還者がいなかった、というのだ。
具体的な情報がないので、鬼姫自身がどんな能力を持っているのかはわからない。
配下の鬼についても『山よりも巨大』『刀も弓矢も通じない』『生きたまま人間を喰らう』くらいしか記録がない。
「心配しても仕方ないわ、とにかく鬼姫のところへ辿り着くことだけ考えましょう」
「そうだね、方角はこっちで正しいはずだ!」
暗闇の中、小さなライトの光だけを頼りに悪臭の下水道を進む。
できるだけ足音を立てないよう、注意して進む。
地上のユキ・サキのアホ女子大生コンビからはこっちの居場所は分からないだろう。
半面、こっちからも地上の様子はわからない。
「このまま三十分くらい進めば、大学の真下まで行ける。以前、市内の発掘調査で調べたんだ」
そこまで進めば排水施設から大学に侵入できる。
ただ、鬼姫に接近できたとしても、どうやって戦えばいいのか……
「ん?今、何か……」
「一寸橋さん、どうしたの?」
「い、いや、何でも……じゃなくて」
間近にヒメコ(IN神主)の顔があったもので、驚いて悲鳴を上げかけた。
普段のカワイイ顔ならともかく、今は中年オッサンの脂ぎった顔である。
ビビるのも無理はない。
「今、何か妙な、気配っていうか……」
「私は何も、そういえば妙な揺れが?」
ズッ、ズズッ……
何かを引きずるような感じの変な振動が、コンクリートの床を震わせている。
床だけではない。
壁も天井もビリビリと断続的に振動している。
方向もおかしい。
一方向からだけでなく全方向から押し寄せてくる。
「何か、来るわよ?あっちの方から」
……ズッ、ズズッ……
「ああ、確かに何かが……それに、この匂い?なんか発酵臭っていうか、チーズみたいな」
ヒメコ(IN神主)が指さす方向、分岐した排水路の闇の奥から、何かを引きずるような音が聞こえてくる。
ゆっくりとだが、何かがこっちへ向かってくるらしい。
しかも妙な匂いも、そちらの方から漂ってくる。
意を決して、一寸橋は手にしたライトの光をそちらへ向けた。
光の中に浮かび上がった物は?
「お、オ、オ○ンコォォォォォッ!?」
思わず叫んでしまった。
幅も高さも意外と広い下水道をいっぱいに満たしているのは、フワフワしたゴムかスポンジみたいな肌色の物体だ。
黒く硬い極太針金みたいな剛毛を数千数万も生やした物体の真ん中には、縦に一本の亀裂。
亀裂の中では赤黒い粘膜状の襞がグニョグニョと蠢いている。
オ○ンコだ、巨大すぎて怪物みたいに見えるが、この形状この匂い!
間違いなく巨大なオ○ンコが、地下道の中を進んできているのだ!
ビラッと開いた小陰唇の間、膣の奥の闇の向こうから恐ろしい声が響いてきた。
―ふっふっふっふ……感じるぞ、一寸橋ィィィッ!貴様の恥垢のニオイを!―
「そんなものはない……しまった!」
―みぃつけた!やっぱり、こんなトコにいたんだ!―
声を出してしまってから一寸橋は後悔した。
相手は、ユキ先輩は一寸橋たちの居場所を知らなかった。
知らなかったから、あてずっぽうに下水道を探していたのだ。
巨大オ○ンコが声の方向に向かってスピードアップ!
人食いオ○ンコ地下鉄列車となって突進してきた!
「まずい、こっちにくるぞ!」
「逃げなきゃ、一寸橋さん!」
ヒメコ(IN神主)が一寸橋の手を引いて下水道の中を駆けだした!
しかし!敵の方が速い、速い!
下水道いっぱいの巨大オ○ンコがドンドン近づいてくる、引き離せない!
危うし、一寸橋君…………の貞操!
*********
「へっへっへ、もう逃がさねェーぞ、一寸橋ィ」
地上でユキ先輩は実に楽し気に、余裕の腕組みしながら舌なめずりしていた。
といっても見えているのは大迫力巨大裸体の上半身だけだ。
下半身はゴム人形のようにすぼまって、小さなマンホールから地下に入り込んでいた。
もっとも上半身だけでも周囲にあるどの建物よりでかいのだ。
そんなユキ先輩を見おろすもう一人の全裸巨大娘・サキちゃんは唇を尖がらせて不機嫌アピール。
「先輩、ずるい!アタシそんな狭いトコ、入れないのに!」
「へっ、黙って見てな。とっつかまえたらサキちゃんにも味見くらいさせてやるぜ」
「ブーゥッッッ!味見だけなんてヤダ!」
「まあ、待ってろ。まずは捕まえてからだ、私の『蛇変化の術』でな」
蛇変化の術!
かつて七つの化身にフォームチェンジできる、インドの山奥で修業したヒーローが使った術だ。
本来は全身の関節を外して軟体になり、頭が入る隙間があれば蛇のように何処にでも入っていけるというオモシロ技なのだが……
ユキ先輩のはオ○ンコが通れる隙間なら何処までもイケる術らしい……
「待てなーい!サキちゃんもヤルの!」
「あ、こら!私が見つけたんだぞ、割り込む気か?」
「知らないモン!ん……ん、んんん」
ぐちゅる、ぐちゅる、ぐちゅる。
聞く耳持たないサキちゃんは今度もオナニーを始めた!
たちまち溢れ出す愛液は道路に滝のように流れ落ち、左右のビルが床上浸水させた。
水かさは増し続け、街を水没させながら、そこいらの排水口へ流れ込んだ。
幅広道路を一跨ぎする超巨体に似つかわしい何百トンもの排水量だ!
「んふっ……私の怒涛の愛液からは逃げられませんよぉ。一寸橋センパぁイ?」
「チィッ!横取りはさせねーからな!!」
**********
暗い下水道を必死に走る一寸橋たちだったが、後ろから迫るユキ先輩(のオ○ンコ)に追いつかれそうだ。
大きく開いたり閉じたりする小陰唇の内側から、じっとり湿った、生暖かい、発酵臭を含んだ風が吹きつけてくる!
「このままじゃ追いつかれるわ!」
「あそこに横穴が!ギリギリまで引きつけて飛び込むぞ!」
真っ赤に染まるほど充血して一際大きく膨らんだ粘膜に、背中が触れそうになる!
危ない!と思った瞬間に横っ飛びに小さな横穴に飛び込む!
間一髪、逃れた横穴で背後を振り返ると、オ○ンコ地下鉄の肌色が直進していった……
「た、助かったのかしら?」
「多分ね。横穴に気づかなかったところを見ると、音や振動でしか感知できないらしい」
「じゃあ、大きな音を立てないように、このまま……」
「うん、このまま大学の排水施設まで進もう」
二人は黙って手をつないだまま、腰をかがめて狭い下水道を進んだ。
恐いのだろうか、一寸橋の手を握る指にギュウッと力が入る。
生活排水の強烈な腐臭がなければ、結構いいムードになったのだろうが。
いや、それ以上にヒメコは今、中年神主の体に入っているのでとっくにブチ壊しにか。
もっともヒメコ(IN神主)はそれを忘れているらしく、ちょっと照れながら身をすり寄せてきた。
「あ……あの、一寸橋さん?」
「ど、ど、どうしたの、ヒメコさん?」
中身がヒメコとわかってはいるが、中年男の体でスリスリされると鳥肌が立った。
あまりのおぞましさに一寸橋が硬直したのを、勘違いしたのだろう。
ヒメコ(IN神主)は、なんと己の股間をこすりつけてきた!
これには一寸橋も恐怖を感じた。
「一寸橋さん……私、すごく、恐いの」
「ああ、僕も、ものすごく、コワイ……」
恐怖の原因が大違いなのだが、ヒメコ(IN神主)はその身を一寸橋の胸に預け……
その時、一寸橋は奇妙な水音に気づいた。
びちょぉぉぉん、びちょぉぉぉん……
「何だ、この水音?普通の水じゃないぞ」
ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ……
「妙に粘り気のあるような感じで……?」
横穴の奥に懐中電灯を向ける。
光の中に浮かび上がったのは、水!いや、押し寄せてくる鉄砲水!
サキちゃんが垂れ流した愛液大洪水!
この激流に巻き込まれたら最後だ!
一寸橋はヒメコの手を引いて来た道を全力疾走で引き返す。
「でも、この先は?」
「途中にマンホールがあった!危険だけど一旦、地上に出るしかない!」
だが、その窮余の一策もあえなく頓挫した。
前方からまたしても濃厚な発酵臭が漂ってきたのだ。
オ○ンコと愛液に挟み撃ちにされたのだ!
完全に立ち往生となって、慌てて暗闇の中を見回した。
唯一の脱出路、マンホールは、まだずっと先だった。
「どうしよ、一寸橋さん?」
「ほかに、出口は……あれは?……ダメか!」
外光と思しき小さな光が天井から洩れてきていた。
だが小さすぎる!
人間どころかネズミ一匹通れそうにない。
しかも時間切れだ!
足元をネットリした感触が覆う。
「しまった、愛液がここまで!」
「キャアッ?一寸橋さん、助け……ムググッ!」
見るとヒメコ(IN神主)の体に黒いロープ、いや海藻みたいなものが巻きついていた。
それも一本二本ではない。
何十本もの黒い海藻モドキが絡みついてくる!
手足の自由を奪われただけでなく、口を塞がれて呪文を唱えることもできない。
咄嗟に引きはがそうと掴むが、一寸橋の腕力ではビクともしない。
「こ、これは一体?まさか!いんも……」
意外!それは陰毛ッ!
ユキ先輩の陰毛が何十倍もの長さに伸びてトンネル中に広がって獲物を探していたのだ。
「ユキの陰毛には筋肉でもついているのか?!」
正確には筋肉ではない!
オジギソウという植物は植物としては驚異的なスピードで葉を閉じたり開いたりするが、これは膨圧運動という細胞間の水分の移動で動く。
それと同様にユキ先輩の陰毛も巨大娘となって動くようになったに違いない!
したがって陰毛から一寸橋君の精液を吸い取るのもこの膨圧運動で可能というわけだ!
「まだ吸われてません!」
否定しても一寸橋の貞操は風前の灯!
前からは蠢く陰毛が、背後からは粘つく愛液が迫る!
唯一の戦力・ヒメコ(IN神主)は陰毛に捕らえられ術も封じられた!
外への道は通り抜けることができないほど小さな排水口のみ!
「こ……ここまで、かッ!」
逃げ道なし!
対抗策なし!
膝を屈した一寸橋の身に怒涛のごとき愛液が押し寄せ、床・壁・天井を崩しつつ陰毛群が殺到した。
店先からくすねてきた懐中電灯を手に、暗く臭い下水道を二人で必死に走っていた。
「ねぇ、一寸橋さん。ほんとにこれで鬼姫のところまで行けるの?」
「つながっているのは確かだけど。でも、この下水道以外の道はないんだ」
「そうね、ここなら見つからずに進めるものね」
「だと、いいんだけど……」
一寸橋は楽観的にはなれなかった。
古い文献を調査した時に鬼姫の恐ろしさ、率いる軍団の圧倒的な強さを知っていた。
曰く『日、沈む時に現れ、出ずる時に人獣すべて失せる』
曰く『兵千騎、向かいて戻る者なし』
国ひとつの人間・動物全てが喰われ、大軍の討伐も生還者がいなかった、というのだ。
具体的な情報がないので、鬼姫自身がどんな能力を持っているのかはわからない。
配下の鬼についても『山よりも巨大』『刀も弓矢も通じない』『生きたまま人間を喰らう』くらいしか記録がない。
「心配しても仕方ないわ、とにかく鬼姫のところへ辿り着くことだけ考えましょう」
「そうだね、方角はこっちで正しいはずだ!」
暗闇の中、小さなライトの光だけを頼りに悪臭の下水道を進む。
できるだけ足音を立てないよう、注意して進む。
地上のユキ・サキのアホ女子大生コンビからはこっちの居場所は分からないだろう。
半面、こっちからも地上の様子はわからない。
「このまま三十分くらい進めば、大学の真下まで行ける。以前、市内の発掘調査で調べたんだ」
そこまで進めば排水施設から大学に侵入できる。
ただ、鬼姫に接近できたとしても、どうやって戦えばいいのか……
「ん?今、何か……」
「一寸橋さん、どうしたの?」
「い、いや、何でも……じゃなくて」
間近にヒメコ(IN神主)の顔があったもので、驚いて悲鳴を上げかけた。
普段のカワイイ顔ならともかく、今は中年オッサンの脂ぎった顔である。
ビビるのも無理はない。
「今、何か妙な、気配っていうか……」
「私は何も、そういえば妙な揺れが?」
ズッ、ズズッ……
何かを引きずるような感じの変な振動が、コンクリートの床を震わせている。
床だけではない。
壁も天井もビリビリと断続的に振動している。
方向もおかしい。
一方向からだけでなく全方向から押し寄せてくる。
「何か、来るわよ?あっちの方から」
……ズッ、ズズッ……
「ああ、確かに何かが……それに、この匂い?なんか発酵臭っていうか、チーズみたいな」
ヒメコ(IN神主)が指さす方向、分岐した排水路の闇の奥から、何かを引きずるような音が聞こえてくる。
ゆっくりとだが、何かがこっちへ向かってくるらしい。
しかも妙な匂いも、そちらの方から漂ってくる。
意を決して、一寸橋は手にしたライトの光をそちらへ向けた。
光の中に浮かび上がった物は?
「お、オ、オ○ンコォォォォォッ!?」
思わず叫んでしまった。
幅も高さも意外と広い下水道をいっぱいに満たしているのは、フワフワしたゴムかスポンジみたいな肌色の物体だ。
黒く硬い極太針金みたいな剛毛を数千数万も生やした物体の真ん中には、縦に一本の亀裂。
亀裂の中では赤黒い粘膜状の襞がグニョグニョと蠢いている。
オ○ンコだ、巨大すぎて怪物みたいに見えるが、この形状この匂い!
間違いなく巨大なオ○ンコが、地下道の中を進んできているのだ!
ビラッと開いた小陰唇の間、膣の奥の闇の向こうから恐ろしい声が響いてきた。
―ふっふっふっふ……感じるぞ、一寸橋ィィィッ!貴様の恥垢のニオイを!―
「そんなものはない……しまった!」
―みぃつけた!やっぱり、こんなトコにいたんだ!―
声を出してしまってから一寸橋は後悔した。
相手は、ユキ先輩は一寸橋たちの居場所を知らなかった。
知らなかったから、あてずっぽうに下水道を探していたのだ。
巨大オ○ンコが声の方向に向かってスピードアップ!
人食いオ○ンコ地下鉄列車となって突進してきた!
「まずい、こっちにくるぞ!」
「逃げなきゃ、一寸橋さん!」
ヒメコ(IN神主)が一寸橋の手を引いて下水道の中を駆けだした!
しかし!敵の方が速い、速い!
下水道いっぱいの巨大オ○ンコがドンドン近づいてくる、引き離せない!
危うし、一寸橋君…………の貞操!
*********
「へっへっへ、もう逃がさねェーぞ、一寸橋ィ」
地上でユキ先輩は実に楽し気に、余裕の腕組みしながら舌なめずりしていた。
といっても見えているのは大迫力巨大裸体の上半身だけだ。
下半身はゴム人形のようにすぼまって、小さなマンホールから地下に入り込んでいた。
もっとも上半身だけでも周囲にあるどの建物よりでかいのだ。
そんなユキ先輩を見おろすもう一人の全裸巨大娘・サキちゃんは唇を尖がらせて不機嫌アピール。
「先輩、ずるい!アタシそんな狭いトコ、入れないのに!」
「へっ、黙って見てな。とっつかまえたらサキちゃんにも味見くらいさせてやるぜ」
「ブーゥッッッ!味見だけなんてヤダ!」
「まあ、待ってろ。まずは捕まえてからだ、私の『蛇変化の術』でな」
蛇変化の術!
かつて七つの化身にフォームチェンジできる、インドの山奥で修業したヒーローが使った術だ。
本来は全身の関節を外して軟体になり、頭が入る隙間があれば蛇のように何処にでも入っていけるというオモシロ技なのだが……
ユキ先輩のはオ○ンコが通れる隙間なら何処までもイケる術らしい……
「待てなーい!サキちゃんもヤルの!」
「あ、こら!私が見つけたんだぞ、割り込む気か?」
「知らないモン!ん……ん、んんん」
ぐちゅる、ぐちゅる、ぐちゅる。
聞く耳持たないサキちゃんは今度もオナニーを始めた!
たちまち溢れ出す愛液は道路に滝のように流れ落ち、左右のビルが床上浸水させた。
水かさは増し続け、街を水没させながら、そこいらの排水口へ流れ込んだ。
幅広道路を一跨ぎする超巨体に似つかわしい何百トンもの排水量だ!
「んふっ……私の怒涛の愛液からは逃げられませんよぉ。一寸橋センパぁイ?」
「チィッ!横取りはさせねーからな!!」
**********
暗い下水道を必死に走る一寸橋たちだったが、後ろから迫るユキ先輩(のオ○ンコ)に追いつかれそうだ。
大きく開いたり閉じたりする小陰唇の内側から、じっとり湿った、生暖かい、発酵臭を含んだ風が吹きつけてくる!
「このままじゃ追いつかれるわ!」
「あそこに横穴が!ギリギリまで引きつけて飛び込むぞ!」
真っ赤に染まるほど充血して一際大きく膨らんだ粘膜に、背中が触れそうになる!
危ない!と思った瞬間に横っ飛びに小さな横穴に飛び込む!
間一髪、逃れた横穴で背後を振り返ると、オ○ンコ地下鉄の肌色が直進していった……
「た、助かったのかしら?」
「多分ね。横穴に気づかなかったところを見ると、音や振動でしか感知できないらしい」
「じゃあ、大きな音を立てないように、このまま……」
「うん、このまま大学の排水施設まで進もう」
二人は黙って手をつないだまま、腰をかがめて狭い下水道を進んだ。
恐いのだろうか、一寸橋の手を握る指にギュウッと力が入る。
生活排水の強烈な腐臭がなければ、結構いいムードになったのだろうが。
いや、それ以上にヒメコは今、中年神主の体に入っているのでとっくにブチ壊しにか。
もっともヒメコ(IN神主)はそれを忘れているらしく、ちょっと照れながら身をすり寄せてきた。
「あ……あの、一寸橋さん?」
「ど、ど、どうしたの、ヒメコさん?」
中身がヒメコとわかってはいるが、中年男の体でスリスリされると鳥肌が立った。
あまりのおぞましさに一寸橋が硬直したのを、勘違いしたのだろう。
ヒメコ(IN神主)は、なんと己の股間をこすりつけてきた!
これには一寸橋も恐怖を感じた。
「一寸橋さん……私、すごく、恐いの」
「ああ、僕も、ものすごく、コワイ……」
恐怖の原因が大違いなのだが、ヒメコ(IN神主)はその身を一寸橋の胸に預け……
その時、一寸橋は奇妙な水音に気づいた。
びちょぉぉぉん、びちょぉぉぉん……
「何だ、この水音?普通の水じゃないぞ」
ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ……
「妙に粘り気のあるような感じで……?」
横穴の奥に懐中電灯を向ける。
光の中に浮かび上がったのは、水!いや、押し寄せてくる鉄砲水!
サキちゃんが垂れ流した愛液大洪水!
この激流に巻き込まれたら最後だ!
一寸橋はヒメコの手を引いて来た道を全力疾走で引き返す。
「でも、この先は?」
「途中にマンホールがあった!危険だけど一旦、地上に出るしかない!」
だが、その窮余の一策もあえなく頓挫した。
前方からまたしても濃厚な発酵臭が漂ってきたのだ。
オ○ンコと愛液に挟み撃ちにされたのだ!
完全に立ち往生となって、慌てて暗闇の中を見回した。
唯一の脱出路、マンホールは、まだずっと先だった。
「どうしよ、一寸橋さん?」
「ほかに、出口は……あれは?……ダメか!」
外光と思しき小さな光が天井から洩れてきていた。
だが小さすぎる!
人間どころかネズミ一匹通れそうにない。
しかも時間切れだ!
足元をネットリした感触が覆う。
「しまった、愛液がここまで!」
「キャアッ?一寸橋さん、助け……ムググッ!」
見るとヒメコ(IN神主)の体に黒いロープ、いや海藻みたいなものが巻きついていた。
それも一本二本ではない。
何十本もの黒い海藻モドキが絡みついてくる!
手足の自由を奪われただけでなく、口を塞がれて呪文を唱えることもできない。
咄嗟に引きはがそうと掴むが、一寸橋の腕力ではビクともしない。
「こ、これは一体?まさか!いんも……」
意外!それは陰毛ッ!
ユキ先輩の陰毛が何十倍もの長さに伸びてトンネル中に広がって獲物を探していたのだ。
「ユキの陰毛には筋肉でもついているのか?!」
正確には筋肉ではない!
オジギソウという植物は植物としては驚異的なスピードで葉を閉じたり開いたりするが、これは膨圧運動という細胞間の水分の移動で動く。
それと同様にユキ先輩の陰毛も巨大娘となって動くようになったに違いない!
したがって陰毛から一寸橋君の精液を吸い取るのもこの膨圧運動で可能というわけだ!
「まだ吸われてません!」
否定しても一寸橋の貞操は風前の灯!
前からは蠢く陰毛が、背後からは粘つく愛液が迫る!
唯一の戦力・ヒメコ(IN神主)は陰毛に捕らえられ術も封じられた!
外への道は通り抜けることができないほど小さな排水口のみ!
「こ……ここまで、かッ!」
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