諦めてください!

なーな

文字の大きさ
上 下
12 / 24
仲間集め!

作戦会議です!

しおりを挟む
「でねぇー
なんか、私嫌われてるのかなー」  

「そんな事ないだろう。
俺から言っておこうか?
他の者に変える事もできるぞ」


パトリシアやマリアンヌ、シャルロットについてライアン様に相談してみた。
しかし、ライアン様が提案してくれた方法は出来れば避けたい。人の力で仲良くなってもね…

「…ううん
出来ればそういうのはやりたくないんだ。
自分の力で仲良くなりたい」

私がそういうと、不満そうな顔をしながらも、納得してくれた。
あと、心当たりがあるかもしれないと思い尋ねてみるといいことを教えてくれた。

「女官は行儀見習いも兼ねて来ている
貴族令嬢もいるから、少し保守的なんだ。
侍女は平民や爵位を賜ってまだ短い下級貴族とか、商人の娘がなっている場合が多いから頭が柔らかい」
 

それを聞いて、ライアン様に提案してみた。

「その女官のことなんだけど…」

私の提案を聞いたライアン様は目を丸くした。

「それは、いいと思うが…」

どうやら、それはやめた方がいいのでは?
という事らしい。
心配してくれたようだ。

「大丈夫!
プロに頼む所もあるから!」

ぷろ?と首を傾げているので、説明してあげた。こっちの世界にはない言葉らしい。

「うーんとねぇー。
特定の事が、上手な人とか?資格を持ってる人って言うのかな?」

とは言ったものの、『プロ』の説明は難しい。

「いや、そういうわけでは無いんだが…」

「へ?
じゃあ、どういう事?」

「まあ、いいか」


よくわからないけど、良かった!(のかな?)


と、いうわけで~
『仲良し作戦PART2~女官達~』開始ー!
しおりを挟む

処理中です...