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3.そしてまた現在
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「変わんないよな、ここは。
おまえがそんな格好してるとなおさら」
「えっ」
武原の声に我に返る。
ふーっ、苦笑いの口から吐き出される、細く長い煙。
……再会は偶然だった。
たまたま行った学会、そこで武原が発表していた。
「お久しぶりです」
「おー、青木か」
声をかけると、振り返った武原はニヤリと笑った。
ふたりで飲みに行き、近状を報告する。
武原に影響されて生物教師になったことを告げると、あの頃のように面白がっていた。
笑う武原は六年前よりも白髪が目立つようになっていたが、あまり変わりがないように見える。
そして知ったのは、また、いま僕が勤めてる高校で働くこと。
「そういやおまえは吸わないのか?
あのとき、興味持ってただろ」
「そうですね……」
武原の口から煙草を奪い、強引に唇を重ねた。
離れると、武原を真似て片頬でニヤリと笑ってみせる。
「僕はこっちの方がいいです」
【終】
おまえがそんな格好してるとなおさら」
「えっ」
武原の声に我に返る。
ふーっ、苦笑いの口から吐き出される、細く長い煙。
……再会は偶然だった。
たまたま行った学会、そこで武原が発表していた。
「お久しぶりです」
「おー、青木か」
声をかけると、振り返った武原はニヤリと笑った。
ふたりで飲みに行き、近状を報告する。
武原に影響されて生物教師になったことを告げると、あの頃のように面白がっていた。
笑う武原は六年前よりも白髪が目立つようになっていたが、あまり変わりがないように見える。
そして知ったのは、また、いま僕が勤めてる高校で働くこと。
「そういやおまえは吸わないのか?
あのとき、興味持ってただろ」
「そうですね……」
武原の口から煙草を奪い、強引に唇を重ねた。
離れると、武原を真似て片頬でニヤリと笑ってみせる。
「僕はこっちの方がいいです」
【終】
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