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さよなら
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「私って馬鹿だなあ…」
そうつぶやきながら歩く。
フラフラしながら歩いているうちに家に着いた。
「飛び降りよう。」
家は20階建てのマンションで18階だ。
「痛いのは一瞬だよね。そうだ、最後くらいはアナタに包まれながら死にたいな。」
そう言いながらアナタの部屋に入りクローゼットを開ける。
すると真っ先に目にはいったのは青色のシャツ。
「え?なんで?」
これは5年前結婚する前にプレゼントした物だった。
綺麗にかけてある。
嬉しくなり涙が出てくる。
「ふふっ…嬉しいな…」
そう言いながらそのシャツを手にする。アナタの匂いがいっぱいに香ってくる。
シャツを抱きしめながらベランダへと向かう。
手紙は書かない。
私がなんで死ぬかなんてアナタはわからないよね、だからなんで死ぬか教えてあげない。
ベランダに出ると風が気持ちいい。
「さよなら…」
そう言いながら飛び降りたのだった。
そうつぶやきながら歩く。
フラフラしながら歩いているうちに家に着いた。
「飛び降りよう。」
家は20階建てのマンションで18階だ。
「痛いのは一瞬だよね。そうだ、最後くらいはアナタに包まれながら死にたいな。」
そう言いながらアナタの部屋に入りクローゼットを開ける。
すると真っ先に目にはいったのは青色のシャツ。
「え?なんで?」
これは5年前結婚する前にプレゼントした物だった。
綺麗にかけてある。
嬉しくなり涙が出てくる。
「ふふっ…嬉しいな…」
そう言いながらそのシャツを手にする。アナタの匂いがいっぱいに香ってくる。
シャツを抱きしめながらベランダへと向かう。
手紙は書かない。
私がなんで死ぬかなんてアナタはわからないよね、だからなんで死ぬか教えてあげない。
ベランダに出ると風が気持ちいい。
「さよなら…」
そう言いながら飛び降りたのだった。
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