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王都ミツメ編 前編 新たな出会いたち
勇者選定
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その後も雑談をしながらだらだらと歩いていると目的の店に着いた。
扉を開けると、ベルの音と店員さんたちの慎ましやかな挨拶が出迎えてくれた。
やがて一人の店員がこちらに歩み寄って来て一礼をする。
そして顔を上げると同時に尋ねて来た。
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」
「四名だ!」
「かしこまりました。それではお席へご案内致します」
店員とのやり取りはラッドの役目。
案内されるラッドに後ろからついて行く形で席まで移動する。
歩きながら店内をぐるりと見渡してみた。
客層は老若男女問わずといった感じだけど全体的に少し気品があるというか、身も蓋もない言い方をすれば金持ってそうなやつが多い。
内装も明る過ぎず暗過ぎずな配色でシックな雰囲気を演出している。
総じて大人っぽい落ち着いた店って印象だ。
俺はこういう店には慣れてないからいるだけで身体がむずむずしてくる。
正直あまり長居はしたくない感じだな。
だけどティナに美味いものを食べさせてやる為に我慢だ。
ティナは珍しそうにきょろきょろと店内を見渡していて、典型的なおのぼりさん的な空気を醸し出している。
田舎の純朴娘なティナ……いいな。
テーブル席に通されたので座った。
配置は俺の横にラッド、正面にティナ、斜め向かいにロザリアとなっている。
落ち着くと早速メニュー決め合戦の開幕だ。
いち早く注文するメニューを決めたやつが何かすごいみたいな感じになる。
とはいえメニューを眺めてみても何がなんだかわからん。
どれも張り切ってお洒落にしましたみたいな名前をしている。
ルニョン、ポニョン、ドウニカシテールとかいう感じで。
よし、適当に誰かと同じのにしとこう。
そう思ってメニューを閉じると、俺の横でラッドがふんぞり返っている。
まるでもう決めましたと言わんばかりの余裕綽々な態度だ。
気になったので聞いてみる事にした。
「まさかもう何を注文するか決めたのか?」
「僕はここの常連だからね」
常連だからだって? こいつまさか……。
思考する俺を余所に、ロザリアがティナに問いかけた。
「ティナちゃんはもうお決まりかしら?」
「よくわからないからロザリアちゃんと同じのにしよっかな」
「あらあら」
微笑み合う女の子二人。
ラッドもそれを見てうんうんと頷いてから、無言で手をあげる。
するとカウンターから店員がこちらに歩み寄って来た。
店員が落ち着いた口調でラッドに尋ねた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「いつもので」
常連客専用スキル「いつもの」。
たった一言でちゃんとしたメニューが出てくる究極のスキルだ。
客は「俺はここの常連だ」アピールが出来て優越感が得られる。
誰しもが一度は使ってみたいスキルなのだ。
でも次の瞬間、信じられない事が起きてしまった。
「申し訳ございません。いつもの、ではわからないのでちゃんとしたメニューの名前でご注文いただけますか?」
「通じてねえじゃねえか」
「ふっ、そういう時もあるさ」
よくわからない言い訳をした後、ラッドは普通に飯を注文した。
全員分の注文を終えると再び雑談タイムに突入。
その最中にラッドがおもむろに立ち上がってから言った。
「ちょっとフラワーガーデンまで行って来るよ」
「何だよフラワーガーデンって」
訝しむ視線を向けて俺がラッドにそう言うと、ロザリアが困った様な表情で会話に割り込んで来る。
「まあいけませんわラッド様! トイレはきちんとトイレと言わなければみんなが混乱してしまいます!」
「そこはせめてお手洗いというべきじゃないのかい?」
気付けば周りの客の視線が痛い。
こいつらが大声でトイレの話をしているからだろう。
俺は少しだけ声のトーンを落として言った。
「いいから早く行けよ。漏れるぞ」
肩をすくめる動作を返事の代わりにして、ラッドは奥に消えて行った。
それから少しの間を空けてタイミングを見計らった様にティナが口を開く。
「ねえねえ、それでロザリアちゃんはラッド君とどういう関係なの?」
「ど、どういうって……」
ロザリアは頬を赤く染めて口ごもり始める。
恋バナに興味深々なティナ……いいな。
にやけていると飯が到着した。
女の子二人は会話に夢中みたいなので先に食べながら恋バナを聞く事にした。
ロザリアは俯きがちで恥ずかしそうに話している。
「私はクリスティンの家に仕えていた召使いの娘で、ラッド様には物心がついた時には既にご挨拶を終えておりました」
「へえー、じゃあ小さい頃からずっと一緒だったんだ!」
小さい頃から知り合いだったというところにテンションがあがったらしい。
ティナはテーブルに身を乗り出している。
「ええ。ラッド様は小さい頃からあんな感じで見栄っ張りでお調子者なのですが、私にはとても優しくしてくださいました。ですからあの方が冒険者になって家を出るとご決断なさった際、私はすぐについていくと決めたんです」
「うんうん」
ティナは瞳を爛々と輝かせながらすごい勢いで頷いている。
ていうかこの肉結構美味いな……。
ロザリアはうっとりとした表情で続けた。
「恋人という関係ではありませんし、ラッド様は私の事なんて気にかけておいでではないかもしれませんが……とても、お慕いしております」
「ふ~ん」
こっちの野菜も中々……あっ、これラッドの分か。まあいいや。
ティナが慌てた様子で話しかけて来た。
「ちょ、ちょっとジン君、もうちょっと興味持ってあげて」
「へっ? いやいや何言ってんだよめちゃくちゃ興味あるぜ!?」
どうやら飯に夢中になりすぎてしまったらしく、ロザリアの話に興味が無い事がすっかりばれてしまっている。
でも完全に自分の世界に入っているのか、ロザリアは全く気にならない様子で話を続けていた。
「例え全世界がラッド様の敵に回ろうとも、私だけは最後まであの方の味方でいるつもりです」
「うんうん」
相変わらずの勢いで頷くティナ。
いや、逆にそこまで愛されると怖いんじゃね?
そんな風に思っていると噂のラッドが帰って来た。
椅子に腰かけながらみんなに語り掛けて来る。
「いやあ、中々に快適なフラワーガーデンだったよ……ん? 何故か僕の料理が既に少し減っている様だが」
「いや、最初からそれだけだったぜ?」
「そうかい? 何だか野菜がなくて彩りが悪い気もするが。まあそんなものか」
咄嗟に無理のある嘘をついてみたら何とか騙されてくれた。
ロザリアの顔はまだ少し赤いままだ。
それをティナがニヤニヤしながら見つめている。
ようやく俺以外も料理を口にし始めた。
少しの間黙々と食べていると、ラッドが不意に口を開く。
「そう言えば君たち、勇者選定には行くんだろう? 何なら一緒に行かないかい?」
「「勇者選定?」」
俺とティナは揃って素っ頓狂な声をあげてしまった。
ラッドは意表を突かれた様な顔になって話を続ける。
「何だ、このタイミングで王都に来たって事はそれが目的だと思ってたのに違うのかい?」
「いや全然。何だよその勇者選定ってのは」
「国王主催の、文字通り勇者を選定するための儀式……という程大袈裟なものでもないからまあイベントだな。勇者が現れるという予言がされてから結構な月日が経っていると言うのにそれらしき人物が一向に現れないから、国も勇者を探そうと躍起になっているというわけさ」
「そんなもんどうやって選ぶ気なんだよ」
本物の勇者はここに居るってのに。
もちろんそんな事は言えるわけもないんだけど。
「公平性を保つ為に詳細の発表は当日行われるらしいが、何らかの試練を課してそれをクリア出来たものが勇者という事にするらしい」
「なるほどな」
返事をしながら思索を巡らせた。
くそっ、どういう事だ? 面倒くさい事しやがって。
世間が別の勇者を作っちまったらややこしい事になるんじゃないか?
それともこれはグランドクエスト……?
だめだわかんねえ。今は考えるのはやめよう。
とりあえず俺は行くだけ行ってみたいけどな。
興味のありそうな様子で聞いているティナに話しかけた。
「ティナはどうしたい? 俺は行ってみたいけど」
「うん。私も行くだけ行ってみたい……かも」
ティナは複雑な表情をしている。
少なからず勇者として名乗りをあげたい気持ちはあるんだろう。
ただまだ自分に自信が持てないのかもしれない。
まあ実際この街じゃ一番最下層のレベル帯だしな。
とはいえ勇者専用スキルも発現出来たし強くなるのも時間の問題のはず。
もうちょっと自信をつけさせてあげる事が出来りゃいいんだけど。
俺に自分が勇者かもしれないって事さえ打ち明けてくれればな……。
とりあえずそれは置いておくか。
そのイベントがグランドクエストならまた何かティナの為になるような何かがあるかもしれないし。
と、そこまで一瞬で考えてからラッドに返事をした。
「じゃあ決まりだな。城までの案内とか色々頼らせてもらうぜ」
「ああ、任せてくれたまえ」
どん、と自分の胸を拳で叩いたラッドは、次に俺と握手を交わす。
とりあえずここまでで今日はお開きという事になった。
扉を開けると、ベルの音と店員さんたちの慎ましやかな挨拶が出迎えてくれた。
やがて一人の店員がこちらに歩み寄って来て一礼をする。
そして顔を上げると同時に尋ねて来た。
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」
「四名だ!」
「かしこまりました。それではお席へご案内致します」
店員とのやり取りはラッドの役目。
案内されるラッドに後ろからついて行く形で席まで移動する。
歩きながら店内をぐるりと見渡してみた。
客層は老若男女問わずといった感じだけど全体的に少し気品があるというか、身も蓋もない言い方をすれば金持ってそうなやつが多い。
内装も明る過ぎず暗過ぎずな配色でシックな雰囲気を演出している。
総じて大人っぽい落ち着いた店って印象だ。
俺はこういう店には慣れてないからいるだけで身体がむずむずしてくる。
正直あまり長居はしたくない感じだな。
だけどティナに美味いものを食べさせてやる為に我慢だ。
ティナは珍しそうにきょろきょろと店内を見渡していて、典型的なおのぼりさん的な空気を醸し出している。
田舎の純朴娘なティナ……いいな。
テーブル席に通されたので座った。
配置は俺の横にラッド、正面にティナ、斜め向かいにロザリアとなっている。
落ち着くと早速メニュー決め合戦の開幕だ。
いち早く注文するメニューを決めたやつが何かすごいみたいな感じになる。
とはいえメニューを眺めてみても何がなんだかわからん。
どれも張り切ってお洒落にしましたみたいな名前をしている。
ルニョン、ポニョン、ドウニカシテールとかいう感じで。
よし、適当に誰かと同じのにしとこう。
そう思ってメニューを閉じると、俺の横でラッドがふんぞり返っている。
まるでもう決めましたと言わんばかりの余裕綽々な態度だ。
気になったので聞いてみる事にした。
「まさかもう何を注文するか決めたのか?」
「僕はここの常連だからね」
常連だからだって? こいつまさか……。
思考する俺を余所に、ロザリアがティナに問いかけた。
「ティナちゃんはもうお決まりかしら?」
「よくわからないからロザリアちゃんと同じのにしよっかな」
「あらあら」
微笑み合う女の子二人。
ラッドもそれを見てうんうんと頷いてから、無言で手をあげる。
するとカウンターから店員がこちらに歩み寄って来た。
店員が落ち着いた口調でラッドに尋ねた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「いつもので」
常連客専用スキル「いつもの」。
たった一言でちゃんとしたメニューが出てくる究極のスキルだ。
客は「俺はここの常連だ」アピールが出来て優越感が得られる。
誰しもが一度は使ってみたいスキルなのだ。
でも次の瞬間、信じられない事が起きてしまった。
「申し訳ございません。いつもの、ではわからないのでちゃんとしたメニューの名前でご注文いただけますか?」
「通じてねえじゃねえか」
「ふっ、そういう時もあるさ」
よくわからない言い訳をした後、ラッドは普通に飯を注文した。
全員分の注文を終えると再び雑談タイムに突入。
その最中にラッドがおもむろに立ち上がってから言った。
「ちょっとフラワーガーデンまで行って来るよ」
「何だよフラワーガーデンって」
訝しむ視線を向けて俺がラッドにそう言うと、ロザリアが困った様な表情で会話に割り込んで来る。
「まあいけませんわラッド様! トイレはきちんとトイレと言わなければみんなが混乱してしまいます!」
「そこはせめてお手洗いというべきじゃないのかい?」
気付けば周りの客の視線が痛い。
こいつらが大声でトイレの話をしているからだろう。
俺は少しだけ声のトーンを落として言った。
「いいから早く行けよ。漏れるぞ」
肩をすくめる動作を返事の代わりにして、ラッドは奥に消えて行った。
それから少しの間を空けてタイミングを見計らった様にティナが口を開く。
「ねえねえ、それでロザリアちゃんはラッド君とどういう関係なの?」
「ど、どういうって……」
ロザリアは頬を赤く染めて口ごもり始める。
恋バナに興味深々なティナ……いいな。
にやけていると飯が到着した。
女の子二人は会話に夢中みたいなので先に食べながら恋バナを聞く事にした。
ロザリアは俯きがちで恥ずかしそうに話している。
「私はクリスティンの家に仕えていた召使いの娘で、ラッド様には物心がついた時には既にご挨拶を終えておりました」
「へえー、じゃあ小さい頃からずっと一緒だったんだ!」
小さい頃から知り合いだったというところにテンションがあがったらしい。
ティナはテーブルに身を乗り出している。
「ええ。ラッド様は小さい頃からあんな感じで見栄っ張りでお調子者なのですが、私にはとても優しくしてくださいました。ですからあの方が冒険者になって家を出るとご決断なさった際、私はすぐについていくと決めたんです」
「うんうん」
ティナは瞳を爛々と輝かせながらすごい勢いで頷いている。
ていうかこの肉結構美味いな……。
ロザリアはうっとりとした表情で続けた。
「恋人という関係ではありませんし、ラッド様は私の事なんて気にかけておいでではないかもしれませんが……とても、お慕いしております」
「ふ~ん」
こっちの野菜も中々……あっ、これラッドの分か。まあいいや。
ティナが慌てた様子で話しかけて来た。
「ちょ、ちょっとジン君、もうちょっと興味持ってあげて」
「へっ? いやいや何言ってんだよめちゃくちゃ興味あるぜ!?」
どうやら飯に夢中になりすぎてしまったらしく、ロザリアの話に興味が無い事がすっかりばれてしまっている。
でも完全に自分の世界に入っているのか、ロザリアは全く気にならない様子で話を続けていた。
「例え全世界がラッド様の敵に回ろうとも、私だけは最後まであの方の味方でいるつもりです」
「うんうん」
相変わらずの勢いで頷くティナ。
いや、逆にそこまで愛されると怖いんじゃね?
そんな風に思っていると噂のラッドが帰って来た。
椅子に腰かけながらみんなに語り掛けて来る。
「いやあ、中々に快適なフラワーガーデンだったよ……ん? 何故か僕の料理が既に少し減っている様だが」
「いや、最初からそれだけだったぜ?」
「そうかい? 何だか野菜がなくて彩りが悪い気もするが。まあそんなものか」
咄嗟に無理のある嘘をついてみたら何とか騙されてくれた。
ロザリアの顔はまだ少し赤いままだ。
それをティナがニヤニヤしながら見つめている。
ようやく俺以外も料理を口にし始めた。
少しの間黙々と食べていると、ラッドが不意に口を開く。
「そう言えば君たち、勇者選定には行くんだろう? 何なら一緒に行かないかい?」
「「勇者選定?」」
俺とティナは揃って素っ頓狂な声をあげてしまった。
ラッドは意表を突かれた様な顔になって話を続ける。
「何だ、このタイミングで王都に来たって事はそれが目的だと思ってたのに違うのかい?」
「いや全然。何だよその勇者選定ってのは」
「国王主催の、文字通り勇者を選定するための儀式……という程大袈裟なものでもないからまあイベントだな。勇者が現れるという予言がされてから結構な月日が経っていると言うのにそれらしき人物が一向に現れないから、国も勇者を探そうと躍起になっているというわけさ」
「そんなもんどうやって選ぶ気なんだよ」
本物の勇者はここに居るってのに。
もちろんそんな事は言えるわけもないんだけど。
「公平性を保つ為に詳細の発表は当日行われるらしいが、何らかの試練を課してそれをクリア出来たものが勇者という事にするらしい」
「なるほどな」
返事をしながら思索を巡らせた。
くそっ、どういう事だ? 面倒くさい事しやがって。
世間が別の勇者を作っちまったらややこしい事になるんじゃないか?
それともこれはグランドクエスト……?
だめだわかんねえ。今は考えるのはやめよう。
とりあえず俺は行くだけ行ってみたいけどな。
興味のありそうな様子で聞いているティナに話しかけた。
「ティナはどうしたい? 俺は行ってみたいけど」
「うん。私も行くだけ行ってみたい……かも」
ティナは複雑な表情をしている。
少なからず勇者として名乗りをあげたい気持ちはあるんだろう。
ただまだ自分に自信が持てないのかもしれない。
まあ実際この街じゃ一番最下層のレベル帯だしな。
とはいえ勇者専用スキルも発現出来たし強くなるのも時間の問題のはず。
もうちょっと自信をつけさせてあげる事が出来りゃいいんだけど。
俺に自分が勇者かもしれないって事さえ打ち明けてくれればな……。
とりあえずそれは置いておくか。
そのイベントがグランドクエストならまた何かティナの為になるような何かがあるかもしれないし。
と、そこまで一瞬で考えてからラッドに返事をした。
「じゃあ決まりだな。城までの案内とか色々頼らせてもらうぜ」
「ああ、任せてくれたまえ」
どん、と自分の胸を拳で叩いたラッドは、次に俺と握手を交わす。
とりあえずここまでで今日はお開きという事になった。
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