39 / 207
王都ミツメ編 前編 新たな出会いたち
スラム街を駆ける少女
しおりを挟む
「オブザーバーズの副隊長? そんな偉いやつが何で」
「そんな偉いやつだからだよ。ま、とりあえず座ろうぜ」
握手を交わした後に促されて席に着くと、グレイスもそうした。
俺が座ったのはグレイスとエアの間の席だ。
全員が落ち着いたのを確認してからエアが喋り出す。
「連絡役の精霊は随時入れ替えが行われるのだが、勇者と魔王が存在してシナリオが進行している今は我が副隊長殿が在任しているというわけだな。王都ミツメはしばらく勇者の拠点となる事が予想されるので、平の隊員では荷が重いのだ」
「ま、そういう事だ。オブザーバーズがこの役目をやりゃ何かと都合もいいしな。こうして話をしてる最中も、専用スキルで部屋の周りに誰かいないかすぐにわかるから警戒も楽だ」
がっはっは、とグレイスは豪快に笑う。
俺は視線をエアに向けて腕を組みながら問い掛けた。
「それで、何でお前までここに居るんだ?」
「いてはいけないのか」
「違えよ。今までずっと出て来なかったから、何か顔を見せたくない理由があんのかなって勝手に思ってただけだ」
するとエアはそこで肩をすくめ、ため息を吐いた。
「たしかに、あまり外に出る事自体好きではないな。今日も人混みの中を歩くだけで酔って吐きそうになったくらいだ」
「ただの引きこもりじゃねえか」
「それに、そろそろ一度くらい顔を合わせてもいいだろうと思ってな」
「言えてる」
会話が一区切りを迎えて場を一時の静寂が包む。
そこで俺たちを穏やかな表情で見守っていたグレイスが口を開いた。
「で、今日はどんな用件なんだ? ジン。お前からここに来たんだ、顔合わせだけって事はねえだろ?」
「テイマーズ所属のセイラとノエルってやつらを呼び出して欲しい」
「そいつらなら知ってる。お前と仲がいいってんでゼウス様が伝言役やら何やらを任せてるんだったな」
「ああ。色々と聞きたい事もあるし、ティナと会わせてやりたいってのもある」
勇者やイベントについて聞くだけならここにいる二人で事は足りる。
だけどティナが二人に会いたがっていたからな。
グレイスが豪快な笑みを口元に湛えたまま答えた。
「了解だ。だが今回はエアが行ってみるってのはどうだ? 今の内に顔を合わせといて損はしない相手だろ」
このタイミングで話を振られるとは思ってなかったのだろう。
エアは一瞬鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしてから口を開いた。
「私にはここでジンや勇者の様子を見るという任務がありますが」
「一時的に俺が引き受けてやる。そもそもちょっと天界に行って帰って来るだけだしそんなに時間もかかんねえだろ」
どうやってセイラとノエルを見付けるかにもよると思うけど。
グレイスの言葉に、エアは少しだけ悩んだ仕草を見せてから頷いた。
「わかりました。では今すぐに行って来ます」
「おう」
「悪いな。頼んだぜ」
仮にも俺が頼んだ事なので礼だけは言っておく。
だけどエアは立ち上がってからこちらを振り返ることもなく部屋を去った。
精霊が天界に帰る際には「ログアウト」というスキルを使う。
どこで使っても天界の中央広場に出るので場所は選ばない。
ただ、部屋から出て行くところを見せないと不自然だからそうしたんだろう。
ちなみに一応の追放扱いを受けている俺には「ログアウト」は使えない。
後には俺とグレイスが取り残される。
何となく何かを話した方がいい気がして口を開いた。
「あー、その、何だ。ゼウスのジジイは元気なのか?」
するとグレイスは一瞬目を丸くして固まった。
でも次の瞬間にはまた豪快な笑いを交えながら話始める。
「がっはっは! 噂には聞いちゃいたが、本当に友達みたいな感覚でゼウス様と接してんだな。いいねえ、神をも恐れぬモンスターテイマーズってとこか」
「別にそんなんじゃねえけど。小さい頃から技の練習台にしてたら何か仲良くなったし、いつも女の子のお尻の話とかしかしねえからさ」
「そうかそうか」
グレイスは腕を組んだまま穏やかな表情で目を瞑り何度かゆっくりと頷いた。
「あんたは怒ったりしないんだな。セイラとノエルにはいつもゼウスには敬語を使えとか何とか言われてるんだけど」
「ゼウス様が何も仰らないなら、俺から言うことも無いさ。それに、お前みたいな精霊だっていないと天界もつまんねえよ」
よくわからない事を言うやつだな。
グレイスは見た目に反して結構思慮深いのかもしれない。
面倒見のいい兄貴肌、というか親父肌? な印象を受ける。
伊達にオブザーバーズの副隊長はやっていない、か。
用は済んだしこれ以上居てもしょうがない。
立ち上がりながら礼を言った。
「とにかく今日は助かったぜ。ここにはちょこちょこ来るかもしれないけどよろしくな」
「おう。いつでも来い」
グレイスも立ち上がってこちらに歩み寄って来た。
そして握手を交わしてから部屋を後にし、そのままギルドを出た。
次はセイラとノエルと会うんだけど、それまでどうやって時間を潰すかを考えていなかった。
時刻は昼過ぎ。高く登った太陽が人々を見守るように、建物群で切り取られた空から顔を覗かせていた。
特に行く当てもなく街をぶらぶらとほっつき歩く。
ちゃんとした買い物ならティナと一緒の時にした方が楽しいし効率もいい。
どうすっかね、何か暇つぶしになる様な面白い店でもあればいいけど。
そう思いながら大通りを外れて細い路地に入って行く。
大通り程ではないとは言えそこそこの人がいる。
だけどまた一つ別の路地に入って大通りから離れる度に人は少なくなっていく。
それを繰り返していくと、やがてほとんど人のいない場所に出た。
日光があまり届いていないせいか、全体的にうす暗くて不気味な雰囲気だ。
建物は住居なのか店なのかよくわからないものばかり。
看板がかかっていても何のお店かわからないし、営業しているのかも怪しい。
この街にもこんな場所があるんだな……。
たまに路上に座り込んでいるやつもいるけど、怪しい雰囲気のやつばかりだ。
目に生気がなく着ている者もぼろくて清潔とは言い難い。
おまけに誰もがどこか恨めしそうにこちらを睨みつけて来る。
ティナといる時には絶対に来ちゃいけない感じの場所だ。
でも逆に面白い店とかありそうだし、もうちょっとうろついてみよう。
と、色々考えながら薄気味悪い場所を歩いていた時だった。
前方に小さな女の子が現れた。
別の路地から走って折れ曲がりこの路地に入って来た形だ。
その女の子は間違いなくここら一帯の住人じゃない。
まず、全体的に清潔で気品がある。
顔から下はローブで覆われているものの、そのローブが高そうだ。
破れている個所なんかも全くなくおろしたてといった雰囲気。
腰まで伸びる、ルビーのような少し紫がかった赤の髪には愛らしい花飾りが乗っている。
ぱっと見た印象で言えば「かなり大切にされている子供」って感じだ。
しかし何でローブを着てこんなところに?
それに切羽詰まった表情で息を切らしながらこちらに走って来てる。
ぼけーっと眺めていると、女の子はどんどんこちらに近付いて来た。
そして俺に気付くと短く叫ぶ。
「ちょっとそこのあなた、助けなさい!」
「はっ?」
えっ何こいつ。俺の知り合いか? しかも命令かよ。
記憶を探っている内に、女の子が出て来た路地から複数人の男が現れる。
どいつも柄が悪くて少なくともいいやつじゃなさそうだ。
見た目で人を判断するのは良くないといつか誰かが言っていた。
でもこの状況でこの男たちをいいやつだと考えるのはちょっと難しい。
どう考えてもこの女の子を追いかけて来ている。
女の子は俺の横を通り過ぎたかと思うと、そのまま後ろに回った。
俺を盾に使うような感じでしがみついて男たちを睨みつけている。
おいおいこいつまじかよ、俺も悪い奴だったらどうすんだよ。
まあ小さいしそこまで考える余裕もないだろう。かなり必死な形相だ。
男たちは俺の前で止まり、言葉をぶつけて来た。
「何だあ!? 兄ちゃん、この子の知り合いかぁ!?」
「は? 何お前ら。俺は別に……」
そう言いかけた次の瞬間、女の子は信じられない事を口走った。
「こっ、こいつはね、すごく強いんだから! あんたたちなんかけちょんけちょんにしちゃうわよ!」
いやいや、何言ってくれちゃってんのこのちびっこは!?
「そんな偉いやつだからだよ。ま、とりあえず座ろうぜ」
握手を交わした後に促されて席に着くと、グレイスもそうした。
俺が座ったのはグレイスとエアの間の席だ。
全員が落ち着いたのを確認してからエアが喋り出す。
「連絡役の精霊は随時入れ替えが行われるのだが、勇者と魔王が存在してシナリオが進行している今は我が副隊長殿が在任しているというわけだな。王都ミツメはしばらく勇者の拠点となる事が予想されるので、平の隊員では荷が重いのだ」
「ま、そういう事だ。オブザーバーズがこの役目をやりゃ何かと都合もいいしな。こうして話をしてる最中も、専用スキルで部屋の周りに誰かいないかすぐにわかるから警戒も楽だ」
がっはっは、とグレイスは豪快に笑う。
俺は視線をエアに向けて腕を組みながら問い掛けた。
「それで、何でお前までここに居るんだ?」
「いてはいけないのか」
「違えよ。今までずっと出て来なかったから、何か顔を見せたくない理由があんのかなって勝手に思ってただけだ」
するとエアはそこで肩をすくめ、ため息を吐いた。
「たしかに、あまり外に出る事自体好きではないな。今日も人混みの中を歩くだけで酔って吐きそうになったくらいだ」
「ただの引きこもりじゃねえか」
「それに、そろそろ一度くらい顔を合わせてもいいだろうと思ってな」
「言えてる」
会話が一区切りを迎えて場を一時の静寂が包む。
そこで俺たちを穏やかな表情で見守っていたグレイスが口を開いた。
「で、今日はどんな用件なんだ? ジン。お前からここに来たんだ、顔合わせだけって事はねえだろ?」
「テイマーズ所属のセイラとノエルってやつらを呼び出して欲しい」
「そいつらなら知ってる。お前と仲がいいってんでゼウス様が伝言役やら何やらを任せてるんだったな」
「ああ。色々と聞きたい事もあるし、ティナと会わせてやりたいってのもある」
勇者やイベントについて聞くだけならここにいる二人で事は足りる。
だけどティナが二人に会いたがっていたからな。
グレイスが豪快な笑みを口元に湛えたまま答えた。
「了解だ。だが今回はエアが行ってみるってのはどうだ? 今の内に顔を合わせといて損はしない相手だろ」
このタイミングで話を振られるとは思ってなかったのだろう。
エアは一瞬鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしてから口を開いた。
「私にはここでジンや勇者の様子を見るという任務がありますが」
「一時的に俺が引き受けてやる。そもそもちょっと天界に行って帰って来るだけだしそんなに時間もかかんねえだろ」
どうやってセイラとノエルを見付けるかにもよると思うけど。
グレイスの言葉に、エアは少しだけ悩んだ仕草を見せてから頷いた。
「わかりました。では今すぐに行って来ます」
「おう」
「悪いな。頼んだぜ」
仮にも俺が頼んだ事なので礼だけは言っておく。
だけどエアは立ち上がってからこちらを振り返ることもなく部屋を去った。
精霊が天界に帰る際には「ログアウト」というスキルを使う。
どこで使っても天界の中央広場に出るので場所は選ばない。
ただ、部屋から出て行くところを見せないと不自然だからそうしたんだろう。
ちなみに一応の追放扱いを受けている俺には「ログアウト」は使えない。
後には俺とグレイスが取り残される。
何となく何かを話した方がいい気がして口を開いた。
「あー、その、何だ。ゼウスのジジイは元気なのか?」
するとグレイスは一瞬目を丸くして固まった。
でも次の瞬間にはまた豪快な笑いを交えながら話始める。
「がっはっは! 噂には聞いちゃいたが、本当に友達みたいな感覚でゼウス様と接してんだな。いいねえ、神をも恐れぬモンスターテイマーズってとこか」
「別にそんなんじゃねえけど。小さい頃から技の練習台にしてたら何か仲良くなったし、いつも女の子のお尻の話とかしかしねえからさ」
「そうかそうか」
グレイスは腕を組んだまま穏やかな表情で目を瞑り何度かゆっくりと頷いた。
「あんたは怒ったりしないんだな。セイラとノエルにはいつもゼウスには敬語を使えとか何とか言われてるんだけど」
「ゼウス様が何も仰らないなら、俺から言うことも無いさ。それに、お前みたいな精霊だっていないと天界もつまんねえよ」
よくわからない事を言うやつだな。
グレイスは見た目に反して結構思慮深いのかもしれない。
面倒見のいい兄貴肌、というか親父肌? な印象を受ける。
伊達にオブザーバーズの副隊長はやっていない、か。
用は済んだしこれ以上居てもしょうがない。
立ち上がりながら礼を言った。
「とにかく今日は助かったぜ。ここにはちょこちょこ来るかもしれないけどよろしくな」
「おう。いつでも来い」
グレイスも立ち上がってこちらに歩み寄って来た。
そして握手を交わしてから部屋を後にし、そのままギルドを出た。
次はセイラとノエルと会うんだけど、それまでどうやって時間を潰すかを考えていなかった。
時刻は昼過ぎ。高く登った太陽が人々を見守るように、建物群で切り取られた空から顔を覗かせていた。
特に行く当てもなく街をぶらぶらとほっつき歩く。
ちゃんとした買い物ならティナと一緒の時にした方が楽しいし効率もいい。
どうすっかね、何か暇つぶしになる様な面白い店でもあればいいけど。
そう思いながら大通りを外れて細い路地に入って行く。
大通り程ではないとは言えそこそこの人がいる。
だけどまた一つ別の路地に入って大通りから離れる度に人は少なくなっていく。
それを繰り返していくと、やがてほとんど人のいない場所に出た。
日光があまり届いていないせいか、全体的にうす暗くて不気味な雰囲気だ。
建物は住居なのか店なのかよくわからないものばかり。
看板がかかっていても何のお店かわからないし、営業しているのかも怪しい。
この街にもこんな場所があるんだな……。
たまに路上に座り込んでいるやつもいるけど、怪しい雰囲気のやつばかりだ。
目に生気がなく着ている者もぼろくて清潔とは言い難い。
おまけに誰もがどこか恨めしそうにこちらを睨みつけて来る。
ティナといる時には絶対に来ちゃいけない感じの場所だ。
でも逆に面白い店とかありそうだし、もうちょっとうろついてみよう。
と、色々考えながら薄気味悪い場所を歩いていた時だった。
前方に小さな女の子が現れた。
別の路地から走って折れ曲がりこの路地に入って来た形だ。
その女の子は間違いなくここら一帯の住人じゃない。
まず、全体的に清潔で気品がある。
顔から下はローブで覆われているものの、そのローブが高そうだ。
破れている個所なんかも全くなくおろしたてといった雰囲気。
腰まで伸びる、ルビーのような少し紫がかった赤の髪には愛らしい花飾りが乗っている。
ぱっと見た印象で言えば「かなり大切にされている子供」って感じだ。
しかし何でローブを着てこんなところに?
それに切羽詰まった表情で息を切らしながらこちらに走って来てる。
ぼけーっと眺めていると、女の子はどんどんこちらに近付いて来た。
そして俺に気付くと短く叫ぶ。
「ちょっとそこのあなた、助けなさい!」
「はっ?」
えっ何こいつ。俺の知り合いか? しかも命令かよ。
記憶を探っている内に、女の子が出て来た路地から複数人の男が現れる。
どいつも柄が悪くて少なくともいいやつじゃなさそうだ。
見た目で人を判断するのは良くないといつか誰かが言っていた。
でもこの状況でこの男たちをいいやつだと考えるのはちょっと難しい。
どう考えてもこの女の子を追いかけて来ている。
女の子は俺の横を通り過ぎたかと思うと、そのまま後ろに回った。
俺を盾に使うような感じでしがみついて男たちを睨みつけている。
おいおいこいつまじかよ、俺も悪い奴だったらどうすんだよ。
まあ小さいしそこまで考える余裕もないだろう。かなり必死な形相だ。
男たちは俺の前で止まり、言葉をぶつけて来た。
「何だあ!? 兄ちゃん、この子の知り合いかぁ!?」
「は? 何お前ら。俺は別に……」
そう言いかけた次の瞬間、女の子は信じられない事を口走った。
「こっ、こいつはね、すごく強いんだから! あんたたちなんかけちょんけちょんにしちゃうわよ!」
いやいや、何言ってくれちゃってんのこのちびっこは!?
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~
鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。
そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。
母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。
双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた──
前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)
たぬころまんじゅう
ファンタジー
小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。
しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。
士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。
領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。
異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル!
圧倒的不利な状況を武と知略で切り抜ける!
☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる