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伝説の武器編 後編 ドキッ! 男だらけの試練の迷宮
最強のおっさん、現る
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翌朝。ある意味いつもの宿屋で慣れた朝飯を食う。
どういうわけか、味付けまで似ているのでそろそろ厨房を覗いてみた方がいいのかもしれない。
エルフの里の中にあるとはいっても、宿泊客はエルフ以外の種族が多く、宿屋の中の光景は他の街のそれとさほど変わらなかった。
安心感のある飯を食いながら、ティナに今日の予定を確認していく。
「これ食い終わったら長老ってやつの家にいけばいいんだよな」
「うん。そうだね、何か色々案内してくれるって言ってた」
「なるほど。了解した」
エアには言ってないんだけど、なぜか返事をしてくれた。
ていうか何でこいつ朝食までさらっと一緒してんだよ。別にいいけど。
「これからエアはどうするんだ?」
「しばらくはこの街に滞在する予定だ。商人としての仕事が書き入れ時なのでな」
そういいながらエアは、わざわざそんなことを聞くなとでも言いたげな視線をこちらに向けてくる。
まあオブザーバーズとしての仕事をしに来たわけだからそりゃそうだ。
でも俺が聞きたかったのはこの宿に泊まり続けるかどうかなんだよな。中々聞き方が難しい……。
というのも、今ティナと二人きりになるのは嬉しいような恥ずかしいような感じで心の準備が必要だと思ったからだ。
ちなみに「コンタクト」は昨晩のうちに切ってしまったらしく、こちらから語りかけることは、今はできない。
だって、へ、部屋で二人っきりになったらて、手なんて……繋げられるわけねえだろばかやろぉ! あ、でも昨日何気に握手はしたのか。
首を横に振って意識を目の前に戻した。
「そうか。いや何となく気になったからさ」
「まあ商売のピークが過ぎる頃にまたお前たちのところへ遊びに行こう。その時はよろしく頼む」
「お、おう」
ていうかさっきからこいつ書き入れ時とかピークとか、いかにも商人みたいな言葉使ってるけど本当にそうなんだろうか。
今までの流れから言って適当な気がしてならん。
まあいいか。その後はエアのことは考えないようにして食事を進めた。
「ハンカチはちゃんと持ったか?」
「おかんか」
「エアさん、いってきます」
食事を食べ終わって支度を済ませると、おかんエアに送り出される形で宿を出発した。
ティナと二人でフォースの街中を歩いていく。
ティナと! 二人で! 歩いていく!
何だかその事実だけでも世界が全く違って見えるような気がするから不思議だ。
普段はうるさいとしか思えない、人々の生み出す喧騒も天使たちが歌う讃美歌のように聞こえる。
自然との調和を目指していると謳うだけあって、フォースの街並みは緑に溢れている。
というよりはむしろ、大自然の中に建物がたっている、という感じだ。
きちんと整備された石畳の道が規則正しく街中に張り巡らされてはいるものの、それがなければただの森と区別が付かないかもしれない。
さて、宿屋のお姉さんから聞いた話によると、長老の家は世界樹に向かっていけばその根元に近いところにあるらしい。
といってもフォースは結構広く、世界樹はやたらとでかいから見えることは見えるけど、その根元には歩いても歩いても中々たどり着けなかった。
だけどティナにはそんなこともあまり関係ないみたいだ。
「へえ~これがフォース……」
そう感嘆の声を漏らしながら、辺りをきょろきょろと見渡しつつ歩いている。
「伝説の武器を取り終わったら、もっとあちこち見て回りたいね」
「だな。また宿屋のお姉さんに観光スポットでも教えてもらうか」
「うんっ」
エリスちゃんへのお土産も買いたいしね、と続けながらすたこらと一人先を急ぐティナの背中を眺めていた。
やがて長老の家に到着。里の他の家屋と同じく、素朴な木造りで特に装飾も施されていない。
こんにちは~と言いながら入っていくティナに続いて俺も中へ。
すると、入り口から少し離れたところにある木製テーブルの椅子に一人の老人が座っていた。
ティナの声に気付いてこちらを振り向いたその姿を見て俺は驚愕する。
変態だ。というのが率直な第一印象になってしまう。
自然との調和を意識しているのと関係があるのか、衣服の代わりに葉っぱで作られたみのを身に纏っている。
頭にも草冠をかぶっていて、どちらかと言えば特殊な部族の中で暮らす老人という感じだ。細長く尖った耳さえなければエルフと思いたくもない。
老人は椅子から立ち上がってこちらに歩み寄り、極太の白い眉毛と、連結して口周り一帯を覆い隠す髭と顎髭を動かしながら口を開いた。
「どなたですかな?」
「えっ、えと、あの~、王都から来たティナ=ランバートというものなんですけど……あっ、こちらはジン君です」
「ども」
変態の姿に思いっきりうろたえながらも何とか挨拶をするティナに紹介され、俺も軽く会釈をしつつ応じた。
すると変態は足をとめ、俺たちを眺めてから口を開く。
「ドラグーンマラカイトの首飾り……もしや勇者様御一行ですかな?」
「はい、そうです。伝説の武器を手に入れるために来ました」
勇者様御一行と言われ、ティナは少し恥ずかしそうに頷く。
その言葉を受けた老人は横を振り向いて一歩を踏み出して、何やら語り出した。
「ふふふ……そうか、遂にこの時がやってきたというのじゃな……」
眉毛やら髭やらに覆われて、その表情は窺い知ることができない。
だけど、どこか遠くを見るような雰囲気で壁を眺めている。
ティナも一歩を踏み出すと、真剣な表情で恐る恐る尋ねた。
「あの、やっぱり伝説の武器を手に入れるのは、そんなに大変なんですか?」
問われて老人はゆっくりと口を開く。
「いえ、全く歓迎の準備をしていなかっただけですじゃ。じゃから今日来るかな、だとしたらやばいから明日だといいな……お願いしますとお祈りしておったところ今日来てしまったので、非常に焦っておるところでしての」
「ええっ……」
ティナはどう返答したらいいか困っているらしい。
変わって俺が前に出て言った。
「とりあえず俺たちはどうしたらいいんだ? ていうかそもそも伝説の武器はどこにあるんだ?」
「『試練の迷宮』にあるのじゃが……その辺りも合わせて案内役が説明しますので少々お待ちいただけますかな」
「ああ」
どうやら本当に何も準備していなかったらしく、適当な食べ物と飲み物を出すと老人はそそくさと家を出て行った。
二人でテーブルの椅子に腰かけると、ティナが苦笑しながら口を開く。
「な、何か変なおじいちゃんだったね……」
「道端で見たエルフはあんなのじゃなかったよな」
「うん。もしあのおじいちゃんみたいな人ばっかりだったらちょっと怖いかも」
「そりゃそうだ」
家の中を眺めてみるも、調度品などに特に変わったものもない。というかまずものが少ない。
必要最低限のものしかなく、生活感があまり感じられない内装をしている。
これ以上考えたくなかったので、ティナと雑談をしているとそう長くは待たない内に老人が戻ってきた。
何やら一人、大柄な男を連れて入ってきながら老人が口を開く。
「勇者様方、私がいない間にイチャコラなどしておりませんでしたかな」
「し、してねえよばかやろぉ!」
「ほっほっほ、そう興奮なされるな。これぞ若さというやつですな」
くそっ、何だこいつ。ティナと気まずくなるからやめて欲しい。
見ればティナも何だか恥ずかしそうに俯いて顔を赤らめている。
俺は場を取りなすように口を開いた。
「いいから話を進めてくれよ。ていうかそいつは誰だ」
「おお、そうですな。これが今回の案内役を務めます、レイナルドと申します」
そう言いながら老人が手で示した先には、肩の辺りにまで伸びるがままといった感じに長くなった様子の白髪のおっさんがいた。
大柄で引き締まった身体をしていて、彫りが深く中々の端正な顔立ちは、若い頃はさぞモテたのだろうという想像をさせるには十分だ。
老人ほどではないものの髭と顎髭を蓄えていて、ベージュ色の騎士っぽいマントを羽織っている。
各精霊部隊の正装もあんな感じだったかな。俺は滅多に着ないけど。
老人に手で示されると、レオナルドと呼ばれた男がこちらに近付き一礼をしてから口を開いた。
「レイナルドに」
「ジンだ。こっちはティナ。よろしくな」
「よろしくお願いします」
ぺこりと一礼をするティナ。
「御意」
「御意?」
思わず聞き返してしまった。よくわからんがあまり口数は多くないみたいだ。
挨拶を終えると、さっきからずっと気になっていたことを老人に聞いてみる。
「で、あんたは誰なんだ?」
「私ですかな? これは失礼。今の今まで名乗っておりませんでしたな」
そして老人は少しだけ姿勢を正してから口を開く。
「エルフの里フォースの長老をしております、チョロです。以後お見知りおきを」
どういうわけか、味付けまで似ているのでそろそろ厨房を覗いてみた方がいいのかもしれない。
エルフの里の中にあるとはいっても、宿泊客はエルフ以外の種族が多く、宿屋の中の光景は他の街のそれとさほど変わらなかった。
安心感のある飯を食いながら、ティナに今日の予定を確認していく。
「これ食い終わったら長老ってやつの家にいけばいいんだよな」
「うん。そうだね、何か色々案内してくれるって言ってた」
「なるほど。了解した」
エアには言ってないんだけど、なぜか返事をしてくれた。
ていうか何でこいつ朝食までさらっと一緒してんだよ。別にいいけど。
「これからエアはどうするんだ?」
「しばらくはこの街に滞在する予定だ。商人としての仕事が書き入れ時なのでな」
そういいながらエアは、わざわざそんなことを聞くなとでも言いたげな視線をこちらに向けてくる。
まあオブザーバーズとしての仕事をしに来たわけだからそりゃそうだ。
でも俺が聞きたかったのはこの宿に泊まり続けるかどうかなんだよな。中々聞き方が難しい……。
というのも、今ティナと二人きりになるのは嬉しいような恥ずかしいような感じで心の準備が必要だと思ったからだ。
ちなみに「コンタクト」は昨晩のうちに切ってしまったらしく、こちらから語りかけることは、今はできない。
だって、へ、部屋で二人っきりになったらて、手なんて……繋げられるわけねえだろばかやろぉ! あ、でも昨日何気に握手はしたのか。
首を横に振って意識を目の前に戻した。
「そうか。いや何となく気になったからさ」
「まあ商売のピークが過ぎる頃にまたお前たちのところへ遊びに行こう。その時はよろしく頼む」
「お、おう」
ていうかさっきからこいつ書き入れ時とかピークとか、いかにも商人みたいな言葉使ってるけど本当にそうなんだろうか。
今までの流れから言って適当な気がしてならん。
まあいいか。その後はエアのことは考えないようにして食事を進めた。
「ハンカチはちゃんと持ったか?」
「おかんか」
「エアさん、いってきます」
食事を食べ終わって支度を済ませると、おかんエアに送り出される形で宿を出発した。
ティナと二人でフォースの街中を歩いていく。
ティナと! 二人で! 歩いていく!
何だかその事実だけでも世界が全く違って見えるような気がするから不思議だ。
普段はうるさいとしか思えない、人々の生み出す喧騒も天使たちが歌う讃美歌のように聞こえる。
自然との調和を目指していると謳うだけあって、フォースの街並みは緑に溢れている。
というよりはむしろ、大自然の中に建物がたっている、という感じだ。
きちんと整備された石畳の道が規則正しく街中に張り巡らされてはいるものの、それがなければただの森と区別が付かないかもしれない。
さて、宿屋のお姉さんから聞いた話によると、長老の家は世界樹に向かっていけばその根元に近いところにあるらしい。
といってもフォースは結構広く、世界樹はやたらとでかいから見えることは見えるけど、その根元には歩いても歩いても中々たどり着けなかった。
だけどティナにはそんなこともあまり関係ないみたいだ。
「へえ~これがフォース……」
そう感嘆の声を漏らしながら、辺りをきょろきょろと見渡しつつ歩いている。
「伝説の武器を取り終わったら、もっとあちこち見て回りたいね」
「だな。また宿屋のお姉さんに観光スポットでも教えてもらうか」
「うんっ」
エリスちゃんへのお土産も買いたいしね、と続けながらすたこらと一人先を急ぐティナの背中を眺めていた。
やがて長老の家に到着。里の他の家屋と同じく、素朴な木造りで特に装飾も施されていない。
こんにちは~と言いながら入っていくティナに続いて俺も中へ。
すると、入り口から少し離れたところにある木製テーブルの椅子に一人の老人が座っていた。
ティナの声に気付いてこちらを振り向いたその姿を見て俺は驚愕する。
変態だ。というのが率直な第一印象になってしまう。
自然との調和を意識しているのと関係があるのか、衣服の代わりに葉っぱで作られたみのを身に纏っている。
頭にも草冠をかぶっていて、どちらかと言えば特殊な部族の中で暮らす老人という感じだ。細長く尖った耳さえなければエルフと思いたくもない。
老人は椅子から立ち上がってこちらに歩み寄り、極太の白い眉毛と、連結して口周り一帯を覆い隠す髭と顎髭を動かしながら口を開いた。
「どなたですかな?」
「えっ、えと、あの~、王都から来たティナ=ランバートというものなんですけど……あっ、こちらはジン君です」
「ども」
変態の姿に思いっきりうろたえながらも何とか挨拶をするティナに紹介され、俺も軽く会釈をしつつ応じた。
すると変態は足をとめ、俺たちを眺めてから口を開く。
「ドラグーンマラカイトの首飾り……もしや勇者様御一行ですかな?」
「はい、そうです。伝説の武器を手に入れるために来ました」
勇者様御一行と言われ、ティナは少し恥ずかしそうに頷く。
その言葉を受けた老人は横を振り向いて一歩を踏み出して、何やら語り出した。
「ふふふ……そうか、遂にこの時がやってきたというのじゃな……」
眉毛やら髭やらに覆われて、その表情は窺い知ることができない。
だけど、どこか遠くを見るような雰囲気で壁を眺めている。
ティナも一歩を踏み出すと、真剣な表情で恐る恐る尋ねた。
「あの、やっぱり伝説の武器を手に入れるのは、そんなに大変なんですか?」
問われて老人はゆっくりと口を開く。
「いえ、全く歓迎の準備をしていなかっただけですじゃ。じゃから今日来るかな、だとしたらやばいから明日だといいな……お願いしますとお祈りしておったところ今日来てしまったので、非常に焦っておるところでしての」
「ええっ……」
ティナはどう返答したらいいか困っているらしい。
変わって俺が前に出て言った。
「とりあえず俺たちはどうしたらいいんだ? ていうかそもそも伝説の武器はどこにあるんだ?」
「『試練の迷宮』にあるのじゃが……その辺りも合わせて案内役が説明しますので少々お待ちいただけますかな」
「ああ」
どうやら本当に何も準備していなかったらしく、適当な食べ物と飲み物を出すと老人はそそくさと家を出て行った。
二人でテーブルの椅子に腰かけると、ティナが苦笑しながら口を開く。
「な、何か変なおじいちゃんだったね……」
「道端で見たエルフはあんなのじゃなかったよな」
「うん。もしあのおじいちゃんみたいな人ばっかりだったらちょっと怖いかも」
「そりゃそうだ」
家の中を眺めてみるも、調度品などに特に変わったものもない。というかまずものが少ない。
必要最低限のものしかなく、生活感があまり感じられない内装をしている。
これ以上考えたくなかったので、ティナと雑談をしているとそう長くは待たない内に老人が戻ってきた。
何やら一人、大柄な男を連れて入ってきながら老人が口を開く。
「勇者様方、私がいない間にイチャコラなどしておりませんでしたかな」
「し、してねえよばかやろぉ!」
「ほっほっほ、そう興奮なされるな。これぞ若さというやつですな」
くそっ、何だこいつ。ティナと気まずくなるからやめて欲しい。
見ればティナも何だか恥ずかしそうに俯いて顔を赤らめている。
俺は場を取りなすように口を開いた。
「いいから話を進めてくれよ。ていうかそいつは誰だ」
「おお、そうですな。これが今回の案内役を務めます、レイナルドと申します」
そう言いながら老人が手で示した先には、肩の辺りにまで伸びるがままといった感じに長くなった様子の白髪のおっさんがいた。
大柄で引き締まった身体をしていて、彫りが深く中々の端正な顔立ちは、若い頃はさぞモテたのだろうという想像をさせるには十分だ。
老人ほどではないものの髭と顎髭を蓄えていて、ベージュ色の騎士っぽいマントを羽織っている。
各精霊部隊の正装もあんな感じだったかな。俺は滅多に着ないけど。
老人に手で示されると、レオナルドと呼ばれた男がこちらに近付き一礼をしてから口を開いた。
「レイナルドに」
「ジンだ。こっちはティナ。よろしくな」
「よろしくお願いします」
ぺこりと一礼をするティナ。
「御意」
「御意?」
思わず聞き返してしまった。よくわからんがあまり口数は多くないみたいだ。
挨拶を終えると、さっきからずっと気になっていたことを老人に聞いてみる。
「で、あんたは誰なんだ?」
「私ですかな? これは失礼。今の今まで名乗っておりませんでしたな」
そして老人は少しだけ姿勢を正してから口を開く。
「エルフの里フォースの長老をしております、チョロです。以後お見知りおきを」
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