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不死鳥との契約編 後編 契約に従う者
勇者パーティーのほほん道中記~どこかで見た親子、前編~
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休憩地点を出た俺たちはまたのんびりと山道を歩きながら頂上を目指していた。
「いやーびっくりするぐらい何もねえな。これまでは何かしらトラブルに巻き込まれてたから、ちょっと警戒してたぜ」
するとティナは眉をひそめて顎に指を当てながら言った。
「あれ、私たちってそんなにトラブルに巻き込まれたかな……」
「それってジンだけじゃないのかい? さすがに経験豊富な僕でも地下に落ちたことはないからねえ」
「何なら今から地獄に落としてやろうか?」
そんな軽口程度では効果があるはずもなく、ラッドはにやにやしながらこちらを見ている。殴りたい。っていうかその話引っ張りすぎだろうがよ。
それを聞いて納得したと言わんばかりにティナの顔が明るくなった。
「そうだよね、そう言えばジン君はアッチノ山じゃエリスちゃんの護衛をしたり、試練の迷宮じゃ地下を冒険したりしてたんだもんね」
自分で確認するように言いながらうんうんとうなずくティナ。
続きをロザリアが引き取り、穏やかで上品な笑みを浮かべながら口を開いた。
「でも、アッチノ山では私たちも大変でしたわ。まさか火竜と戦うことになるとは思いませんでしたし」
「まあ僕たちのチームワークの前にはただの大きなトカゲ同然だったけれどね。むしろまた出て来て欲しいくらいだよ」
「頼もしいですわラッド様」
「ふっ、よしておくれロザリア。君に褒められると背中から羽根が生えてしまいそうだ」
「想像したら割と気持ち悪いからやめろ」
思わずそんな言葉を差し込んでしまう。虫みたいな羽根がラッドに生えたら普通に夢に出て来そうだ。
げんなりしていると横から回復魔法のような声が聞こえてくる。
「次に竜が出て来たときには、ジン君も一緒に戦えたらいいね」
「そうだな。ティナ、さんきゅ」
「えへへ……」
竜のことを流れ星みたいに言っちゃうティナ……いいな。
ティナは頬を朱に染めて俯きがちに俺の横を歩いている。
後ろを振り返ればまたラッドとロザリアがにやにやにこにこしてそうだな、と思いながら歩いていたら前の方に何かがいることに気がついた。
あれは犬っぽいモンスター……ヘルハウンドだな。
全身黒の体毛に血のような紅い双眸。成体と子犬の親子連れだ。
向こうも気がついたようで、親子揃ってこちらを見たままぴんと耳を立てて固まっている。かなり犬っぽい仕草だなおい。
ん? ヘルハウンドで親子連れ……何かどっかで見たことあるような。
そう思っていたのも束の間、まずヘルハウンド親子のうち子供の方がこちらに向かって尻尾を振りながら走ってきた。
それを見たティナの表情が一瞬にして花が咲いたようになり、俺の方を振り返って子犬を指差しながら言う。
「ねえねえ、ジン君! あの子たち、あの時のわんちゃんたちじゃないかな!?」
そう言われて俺もはっきりと思い出した。
こいつらは俺とティナが出会って間もない頃、ツギノ町で受けた記念すべき最初のクエストで出会ったヘルハウンド親子だ。
ティナはこの二匹のことをモンスターではなく「特殊なマタタビが好きなちょっと変わったわんちゃんたち」と認識している。
ちなみに特殊なマタタビというのはその辺に生えている雑草のことだ。こうやって改めて考えてみるとひでえな。
あの時親の方は俺が「テレパシー」を使ってびびらせる形で言うことを聞かせたけど、子犬の方は素でティナに懐いているのでこんな感じの反応になっている。
「テレパシー」を発動して、奥で何やら固まっている親に話しかけた。
(おい、あの時のヘルハウンド親子だな?)
(ジ、ジンさん。その節はどうもお世話になりました。お仲間も随分とお強くなったようで)
(おう。何かびびってるみたいだけど大丈夫だよ。そのまま子供と一緒に犬のフリしてりゃ攻撃したりはしねえから)
(ほ、本当ですか?)
(ああ)
そう返事をすると親の方も安堵のため息をついたっぽい仕草をしながら俺たちのいるところまでとことことやってきた。
一方で、その場にかがみ込んで子犬ハウンドの頭を撫でたりしているティナに、ラッドが少し動揺しながら話しかける。
「これってモンスターじゃないのかい? 大体こんな高レベル帯のフィールドに犬がいるわけないじゃないか」
「そうですわよティナちゃん、危ないから離れなさいな」
「大丈夫だよ。ちょっと見てて」
ティナは何を思ったのか、その辺の雑草をぶちぶちと引きちぎって子犬の前でがさがさと揺らし始めた。
そして純真無垢な笑顔で声をかける。
「ほら、マタタビだよ~」
「わうっ」
ああそうか。ティナはあの時の雑草をマタタビだと思い込んでるから、それに似た雑草を子犬にやろうとしてるんだ。
子犬も子犬で、遊んでもらえて嬉しいぜ! ってな感じで草にパンチを繰り出しながら尻尾を振っている。
ラッドとロザリアは信じられないといった表情で固まっていた。
少し間があった後、何とか気を取り直したロザリアが口を開く。
「あらまあ、本当にモンスターではなさそうですわね……でもどうして雑草をあげているの? ティナちゃん」
「ふっふっふ……よくぞ聞いてくれました。ロザリアちゃんこれはね、特殊なマタタビなんだよ! ジン君が教えてくれたの!」
ティナは得意気な顔でこちらにとんでもない爆弾を投げ込んできた。
当然ながらラッドとロザリアは余計に動揺してまた固まってしまう。頬を伝う冷や汗を拭うこともせずに、ラッドが俺の方を向いて話を振ってきた。
「どういうことなんだい? ジン。特殊なマタタビってその、これはどう見てもざっそ」
「うるせえよ、いいか。これはマタタビなんだよ。世の中にはこういうざっそ、マタタビもあるんだよ。それ以上は何も言うな、わかったか?」
思わず俺まで雑草と言ってしまうところだった。
真剣に、かつちょっと語気を強めて言ったから何とかわかってくれたのか、ラッドは一つうなずいてから言う。
「な、なるほどそうだね。世の中は広いからこういうマタタビもあるのかもしれない、でもジン。それはそうとして、マタタビを犬にあげるのはおかしいんじゃないのかい?」
まあ当然の疑問だろうな。正直俺もそう思う。かと言って本当のことを話すわけにもいかないからとぼけることにした。
「あ、そうなのか? いやそりゃ知らなかったな~俺にとっちゃ犬にマタタビあげるのって常識なんだよな~はは」
「ほう?」
途端にラッドは半目でこちらを睨み始める。どういうわけか俺の嘘がばれかけているらしい。
とにかく何か言わねばと次から次に出まかせを打ち出していく。
「ほら、親とかに言われなかったか? あんまり犬にマタタビあげすぎたらだめだとかさ。それにあれだな、時々ケチャップとかかけてやるとめちゃめちゃおいしそうに食べるよな、うん」
「へえ、それは知らなかったなぁ」
ラッドは半目のままでどんどん俺に近付いてくる。
遂にはもしこれがティナだったらよかったんだけどな、と思うくらいの距離にまで迫ってきた。
「それにな、食うもんがなくなった時は非常食になったりするんだぜ。煮て食うと意外にうま……くて……」
「…………」
ティナだったらき、キスばかやろぉ! をしてしまいそうな距離でなおも俺を睨み続けるラッド。もはや言葉を紡ぐことすら出来なくなってきた。
心臓の鼓動が身体の内から響き、頬には何か冷たいものが伝うのを感じる。
けどそこでラッドは顔を離して急に微笑んだかと思うと、俺の肩をぽんぽんと叩きながら言った。
「冷や汗をかきすぎだ、ジン。何か話したくないことがあるのならそう言ってくれればいいじゃないか。それなら僕だって無理に聞いたりはしないさ」
「うっ……悪い」
突然の気遣いが俺の心に染み入って、俯きながらそう返事をした。
それからラッドは顎に手を当てて何かを考えてからふむ、と口を開く。
「よくはわからないけれど、この犬がモンスターではなくてティナに懐いていて、ざっそ、マタタビが大好き……うん。それでいいじゃないか」
「そうですわね。見た目はちょっと怖いですが、ティナちゃんにじゃれる姿はとっても愛らしいですものね」
ラッドはうんうんとうなずき、俺たちの会話を静かに見守っていたロザリアも、ちょっと強引だけど可愛いからいいかな的な感じで納得してくれたみたいだ。
いつの間にか到着していた親ハウンドの頭を撫でながらティナがさっきから変わらない笑顔でこちらを振り返って提案してきた。
「ねえねえ、このまま一緒にこの子たちとお散歩しようよ!」
「いいけど連れては帰れねえぞ。それに野生の犬なんだから餌とかもあんまりあげないようにしろよ?」
「もうっ、それくらいわかってるよ。ハジメ村にだってわんちゃんくらいいたんだから」
頬を膨らませて怒るティナ。そんなティナもいいなと思いながら先を促す。
「それならいいけどよ、じゃとっとと先行こうぜ」
「うん」
そうして俺たちはまた深い森の中を歩き始めた。
「いやーびっくりするぐらい何もねえな。これまでは何かしらトラブルに巻き込まれてたから、ちょっと警戒してたぜ」
するとティナは眉をひそめて顎に指を当てながら言った。
「あれ、私たちってそんなにトラブルに巻き込まれたかな……」
「それってジンだけじゃないのかい? さすがに経験豊富な僕でも地下に落ちたことはないからねえ」
「何なら今から地獄に落としてやろうか?」
そんな軽口程度では効果があるはずもなく、ラッドはにやにやしながらこちらを見ている。殴りたい。っていうかその話引っ張りすぎだろうがよ。
それを聞いて納得したと言わんばかりにティナの顔が明るくなった。
「そうだよね、そう言えばジン君はアッチノ山じゃエリスちゃんの護衛をしたり、試練の迷宮じゃ地下を冒険したりしてたんだもんね」
自分で確認するように言いながらうんうんとうなずくティナ。
続きをロザリアが引き取り、穏やかで上品な笑みを浮かべながら口を開いた。
「でも、アッチノ山では私たちも大変でしたわ。まさか火竜と戦うことになるとは思いませんでしたし」
「まあ僕たちのチームワークの前にはただの大きなトカゲ同然だったけれどね。むしろまた出て来て欲しいくらいだよ」
「頼もしいですわラッド様」
「ふっ、よしておくれロザリア。君に褒められると背中から羽根が生えてしまいそうだ」
「想像したら割と気持ち悪いからやめろ」
思わずそんな言葉を差し込んでしまう。虫みたいな羽根がラッドに生えたら普通に夢に出て来そうだ。
げんなりしていると横から回復魔法のような声が聞こえてくる。
「次に竜が出て来たときには、ジン君も一緒に戦えたらいいね」
「そうだな。ティナ、さんきゅ」
「えへへ……」
竜のことを流れ星みたいに言っちゃうティナ……いいな。
ティナは頬を朱に染めて俯きがちに俺の横を歩いている。
後ろを振り返ればまたラッドとロザリアがにやにやにこにこしてそうだな、と思いながら歩いていたら前の方に何かがいることに気がついた。
あれは犬っぽいモンスター……ヘルハウンドだな。
全身黒の体毛に血のような紅い双眸。成体と子犬の親子連れだ。
向こうも気がついたようで、親子揃ってこちらを見たままぴんと耳を立てて固まっている。かなり犬っぽい仕草だなおい。
ん? ヘルハウンドで親子連れ……何かどっかで見たことあるような。
そう思っていたのも束の間、まずヘルハウンド親子のうち子供の方がこちらに向かって尻尾を振りながら走ってきた。
それを見たティナの表情が一瞬にして花が咲いたようになり、俺の方を振り返って子犬を指差しながら言う。
「ねえねえ、ジン君! あの子たち、あの時のわんちゃんたちじゃないかな!?」
そう言われて俺もはっきりと思い出した。
こいつらは俺とティナが出会って間もない頃、ツギノ町で受けた記念すべき最初のクエストで出会ったヘルハウンド親子だ。
ティナはこの二匹のことをモンスターではなく「特殊なマタタビが好きなちょっと変わったわんちゃんたち」と認識している。
ちなみに特殊なマタタビというのはその辺に生えている雑草のことだ。こうやって改めて考えてみるとひでえな。
あの時親の方は俺が「テレパシー」を使ってびびらせる形で言うことを聞かせたけど、子犬の方は素でティナに懐いているのでこんな感じの反応になっている。
「テレパシー」を発動して、奥で何やら固まっている親に話しかけた。
(おい、あの時のヘルハウンド親子だな?)
(ジ、ジンさん。その節はどうもお世話になりました。お仲間も随分とお強くなったようで)
(おう。何かびびってるみたいだけど大丈夫だよ。そのまま子供と一緒に犬のフリしてりゃ攻撃したりはしねえから)
(ほ、本当ですか?)
(ああ)
そう返事をすると親の方も安堵のため息をついたっぽい仕草をしながら俺たちのいるところまでとことことやってきた。
一方で、その場にかがみ込んで子犬ハウンドの頭を撫でたりしているティナに、ラッドが少し動揺しながら話しかける。
「これってモンスターじゃないのかい? 大体こんな高レベル帯のフィールドに犬がいるわけないじゃないか」
「そうですわよティナちゃん、危ないから離れなさいな」
「大丈夫だよ。ちょっと見てて」
ティナは何を思ったのか、その辺の雑草をぶちぶちと引きちぎって子犬の前でがさがさと揺らし始めた。
そして純真無垢な笑顔で声をかける。
「ほら、マタタビだよ~」
「わうっ」
ああそうか。ティナはあの時の雑草をマタタビだと思い込んでるから、それに似た雑草を子犬にやろうとしてるんだ。
子犬も子犬で、遊んでもらえて嬉しいぜ! ってな感じで草にパンチを繰り出しながら尻尾を振っている。
ラッドとロザリアは信じられないといった表情で固まっていた。
少し間があった後、何とか気を取り直したロザリアが口を開く。
「あらまあ、本当にモンスターではなさそうですわね……でもどうして雑草をあげているの? ティナちゃん」
「ふっふっふ……よくぞ聞いてくれました。ロザリアちゃんこれはね、特殊なマタタビなんだよ! ジン君が教えてくれたの!」
ティナは得意気な顔でこちらにとんでもない爆弾を投げ込んできた。
当然ながらラッドとロザリアは余計に動揺してまた固まってしまう。頬を伝う冷や汗を拭うこともせずに、ラッドが俺の方を向いて話を振ってきた。
「どういうことなんだい? ジン。特殊なマタタビってその、これはどう見てもざっそ」
「うるせえよ、いいか。これはマタタビなんだよ。世の中にはこういうざっそ、マタタビもあるんだよ。それ以上は何も言うな、わかったか?」
思わず俺まで雑草と言ってしまうところだった。
真剣に、かつちょっと語気を強めて言ったから何とかわかってくれたのか、ラッドは一つうなずいてから言う。
「な、なるほどそうだね。世の中は広いからこういうマタタビもあるのかもしれない、でもジン。それはそうとして、マタタビを犬にあげるのはおかしいんじゃないのかい?」
まあ当然の疑問だろうな。正直俺もそう思う。かと言って本当のことを話すわけにもいかないからとぼけることにした。
「あ、そうなのか? いやそりゃ知らなかったな~俺にとっちゃ犬にマタタビあげるのって常識なんだよな~はは」
「ほう?」
途端にラッドは半目でこちらを睨み始める。どういうわけか俺の嘘がばれかけているらしい。
とにかく何か言わねばと次から次に出まかせを打ち出していく。
「ほら、親とかに言われなかったか? あんまり犬にマタタビあげすぎたらだめだとかさ。それにあれだな、時々ケチャップとかかけてやるとめちゃめちゃおいしそうに食べるよな、うん」
「へえ、それは知らなかったなぁ」
ラッドは半目のままでどんどん俺に近付いてくる。
遂にはもしこれがティナだったらよかったんだけどな、と思うくらいの距離にまで迫ってきた。
「それにな、食うもんがなくなった時は非常食になったりするんだぜ。煮て食うと意外にうま……くて……」
「…………」
ティナだったらき、キスばかやろぉ! をしてしまいそうな距離でなおも俺を睨み続けるラッド。もはや言葉を紡ぐことすら出来なくなってきた。
心臓の鼓動が身体の内から響き、頬には何か冷たいものが伝うのを感じる。
けどそこでラッドは顔を離して急に微笑んだかと思うと、俺の肩をぽんぽんと叩きながら言った。
「冷や汗をかきすぎだ、ジン。何か話したくないことがあるのならそう言ってくれればいいじゃないか。それなら僕だって無理に聞いたりはしないさ」
「うっ……悪い」
突然の気遣いが俺の心に染み入って、俯きながらそう返事をした。
それからラッドは顎に手を当てて何かを考えてからふむ、と口を開く。
「よくはわからないけれど、この犬がモンスターではなくてティナに懐いていて、ざっそ、マタタビが大好き……うん。それでいいじゃないか」
「そうですわね。見た目はちょっと怖いですが、ティナちゃんにじゃれる姿はとっても愛らしいですものね」
ラッドはうんうんとうなずき、俺たちの会話を静かに見守っていたロザリアも、ちょっと強引だけど可愛いからいいかな的な感じで納得してくれたみたいだ。
いつの間にか到着していた親ハウンドの頭を撫でながらティナがさっきから変わらない笑顔でこちらを振り返って提案してきた。
「ねえねえ、このまま一緒にこの子たちとお散歩しようよ!」
「いいけど連れては帰れねえぞ。それに野生の犬なんだから餌とかもあんまりあげないようにしろよ?」
「もうっ、それくらいわかってるよ。ハジメ村にだってわんちゃんくらいいたんだから」
頬を膨らませて怒るティナ。そんなティナもいいなと思いながら先を促す。
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