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世界の真実編 前編 世界の真実とそれぞれの「これから」
トオクノ島へ
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トオクノ島行きを決めた日から二日後。
昨日はエリスが国王にお出かけのことやら金のことやらを相談し、それに関連する手続きとかで一日が潰れてしまった。
そして出発当日となった今日、俺たちはエリスの壮行式とかいう無駄に盛大な式典に出席させられている。
勇者選定の開会式で使った大広間に、城の関係者が一堂に会している。
部屋の前部分、他より少し高くなっている舞台的なところに俺たち四人とエリスが並んでいた。ちなみにフェニックスはティナの肩の上だ。
大臣とかいうやつの挨拶で式が始まると国王が舞台的なところに上がってきて、大広間にいる人々を見渡しながら口を開く。
「諸君! 今日はエリスちゃんのお出かけを見送るために集まっていただき、大変ありがたく思う!」
盛大な歓声が沸き起こり、それが次第にエリスコールへと変化していく。たまに俺への罵声が混じっているのにはもう慣れた。
観衆が静まったのを見計らって、国王は目を伏せ真剣な声音で語り出す。
「あれは今から四年くらい前の出来事じゃった……いや三年前じゃったかもしれんがまあいい……朝目覚めたとき、わしの腕の中には今よりもっとちっちゃいエリスちゃんがおったのじゃ……。じゃがエリスちゃんはその愛らしいお顔を歪めて泣いておった。そこでどうしたのかと聞いてみたんじゃ。そしたらな」
国王はもったいぶるように観衆を一度見渡してから続けた。
「おねしょをしておったんじゃ……」
またしてもうおおおお、という歓声からのエリスコールが沸き起こると同時に、俺たちの前に立っていたエリスが国王に向かってずんずんと歩き出す。
その様子に気付くはずもなく、国王はこの部屋ではないどこか遠くの空を見つめるように目を細めてぺらぺらと喋り続けた。
「あれがわしと一緒に寝ておった時のおねしょ、ファイナルおねしょじゃった……もうあのようなおねしょを見ることが出来んと思うと悲し痛っ!」
「しねっ! このくそ親父! しねっしねっ、このっ!」
エリスは顔を真っ赤にして国王のすねをひたすらに蹴り続けている。
「痛い痛い! すねばかり蹴ってくるなんて、どうしたというんじゃ! 反抗期か! しかしな、そんなエリスちゃんでもわしは父親……いや、パパとして全て受け止めてみせるぞ! さあこい!」
「うるさいばか! しね!」
「そうじゃ、いい感じじゃ! だが足りん! もっと、もっとじゃ!」
なおも執拗にすね蹴りを続けるエリスに、三度目となる歓声が沸き起こる。
一つわかったことがある。それは、国王だけでなく城の関係者も全体的にあほだということだ。
盛大なエリスコールを背景にじゃれ合う親子。そんな斜陽と言えなくもないこの国の景色を、俺たちは何の感情も持たずに見つめていた。あ、いや、ティナだけは穏やかで優しい眼差しで見つめていた。
壮行式とやらが終わるとすぐに城の屋上へと向かう。ここからフェニックスに乗ってそのままトオクノ島へと向かうという算段だ。
屋上に着いて早々、ティナが自分の側を飛ぶフェニックスに声をかけた。
「それじゃあぴーちゃん、お願いね」
『応』
返事をするとフェニックスは羽ばたいて高度を稼ぎ始めた。それがある程度のところに達した時、不死鳥の身体を眩い光が包む。光の塊が巨大化し、それが鳥の形を作ると、その中から大きくなったフェニックスが現れた。
そこでふと隣……の少し下を見ると、歳相応にきらきらと目を輝かせたエリスがフェニックスを見つめていた。
「へえ……こんな風にして大きくなるのね。なかなか面白いじゃない」
「すごいでしょ」
ふふん、となぜか威張り顔になるティナ。結婚したい。
いつまでも眺めているというわけにもいかないので、ぱんと手を叩いて場を仕切りに入る。
「さっさと乗り込もうぜ。まずは俺からだ」
そう言って先陣を切ってフェニックスの背中に乗ると、ティナ、エリスと続いていく。
その後に足の震えるラッドを支えながらロザリアが乗り込んで全員が揃う。
ちなみに、今回は見送りの兵士は一人もいない。
あいつらには、旅立ちはミツメから少し離れたところにある丘の麓で、と嘘を吹き込んである。そこからフェニックスに乗るぞと。
教えてやった瞬間に我先にと全員がものすごい勢いで走っていったのが印象的だったぜ。何だかんだいって俺が信用されていたみたいで何よりだ。
次に帰って来た時にはどんなあだ名をつけられるのかなと考えていると、フェニックスが上昇し始める。そして旋回しながらゆっくり高度を稼いだところでトオクノ島方向へと飛び立った。
眼下で手前から後ろへと流れていく街並みを眺めながら、エリスが感嘆の声をあげる。
「へえ、中々いい眺めじゃない……ぴーちゃんの背中の毛もふさふさで乗り心地もいいし、いい旅になりそうね」
手は毛の感触をたしかめるべく、目とは別の動きをしている。忙しいやつだ。
ちなみに、ラッドはすでに「睡眠」状態に入ってロザリアの膝枕で寝ている。
お、俺もティナのひ、膝枕で……ばかやろぉ!
ティナもエリスと一緒になって景色を眺めるのに忙しいらしく、俺に膝枕をしてくれる余裕はないらしい。
普段は歩いている場所をこうして空から見下ろすのは結構不思議な感覚だ。
手のひらに収まる大きさになった景色の中を、粒のような人々やモンスターが行き交っている。
フェニックスがかなり高い位置を飛んでいるせいか、ここからでは人間もモンスターも、同じ世界で争うことなく平和に暮らしているようにも見えた。
空の旅はところどころで馬車用の休憩所に下りて休憩しながら進んでいく。
街とかに下りなかったのは、人が多いところだとびっくりさせてしまうと思ったからだ。もちろん、休憩所のやつらもフェニックスにびびってたけどな。
やがて大陸の端の方にあるらしい休憩所に着いた頃、陽も暮れて来たのでここで一泊しておこうという話になった。
いつもならぼちぼちおねむになってくる時間のちびっこも、久々のミツメ外へのお出かけで目はぎんぎんに冴えているらしい。
テーブルを囲んでの晩餐にて、大きな目を煌々と輝かせながら口を開く。
「空の旅は最高ね。ぴーちゃんには素直に感謝だわ」
『喜んでもらえて何よりだ』
「よかったね、エリスちゃん」
満足そうなエリスをにこやかに見守るティナ。
「たまには俺にも素直に感謝してくれよな」
「は? あんたに何を感謝するのよ」
「そう言われればそうだな……」
肩車くらいで感謝されるいわれもねえし。
たしかに俺って何もエリスの世話とかしてねえな、と妙に自分で納得した。
すると、ずっと寝ていたせいで体力の有り余っているラッドが喋り出す。
「ジン、それを言うなら日頃の僕の友情にも感謝すべきじゃないのかい?」
「何だよ日頃の友情って」
「ほら、色々教えてあげているじゃないか」
少し意地の悪い笑みを浮かべてこちらを見るラッド。
恐らくはティナと俺をくっつけるべくあれこれとやっていることを言っているんだと思う。正直余計なお世話だけど、一言くらいは感謝しといてもいいのかもしれない。
手樽を持ち、それをラッドに向けてかざしながら言った。
「たしかに、じゃあ今日のところは友情に乾杯だ。ありがとな、ラッド」
「ふっ、中々素直で可愛いところもあるじゃないか」
ラッドは俺の感謝の意に応えながら、手樽にグラスを合わせて来た。
ごっ、という鈍い音がなるだけで特に爽快感とかもなく乾杯は終了。
「何よあんたら、気持ち悪いわね……」
そんな俺たちのやり取りを見たエリスが、何か悪い物を食べた時の顔をしながらそう言った。どうやら完全に引いているらしい。
「時に友情とは気持ちの悪いものなのですよ、エリス様」
ラッドがわけのわからない弁明をしている間に、やつの皿に俺の野菜を忍びこませておいた。これこそが真の友情と言うべきだと思う。
こうして男の友情を確認し合った夜はふけていき、食事後は各自部屋に引き上げて大人しく眠りについた……なんていうこともない。
ラッドはロザリアの部屋へ、俺はティナとエリスの部屋へ遊びにいった。ちなみにティナとエリスは二人で一つの部屋だ。
枕とかを投げつけて来て大はしゃぎのエリスは一向に寝る気配がない。
この後ティナは興奮したエリスを寝かしつけるのに苦労するだろうな……と思いながら、枕を投げ返していた。
昨日はエリスが国王にお出かけのことやら金のことやらを相談し、それに関連する手続きとかで一日が潰れてしまった。
そして出発当日となった今日、俺たちはエリスの壮行式とかいう無駄に盛大な式典に出席させられている。
勇者選定の開会式で使った大広間に、城の関係者が一堂に会している。
部屋の前部分、他より少し高くなっている舞台的なところに俺たち四人とエリスが並んでいた。ちなみにフェニックスはティナの肩の上だ。
大臣とかいうやつの挨拶で式が始まると国王が舞台的なところに上がってきて、大広間にいる人々を見渡しながら口を開く。
「諸君! 今日はエリスちゃんのお出かけを見送るために集まっていただき、大変ありがたく思う!」
盛大な歓声が沸き起こり、それが次第にエリスコールへと変化していく。たまに俺への罵声が混じっているのにはもう慣れた。
観衆が静まったのを見計らって、国王は目を伏せ真剣な声音で語り出す。
「あれは今から四年くらい前の出来事じゃった……いや三年前じゃったかもしれんがまあいい……朝目覚めたとき、わしの腕の中には今よりもっとちっちゃいエリスちゃんがおったのじゃ……。じゃがエリスちゃんはその愛らしいお顔を歪めて泣いておった。そこでどうしたのかと聞いてみたんじゃ。そしたらな」
国王はもったいぶるように観衆を一度見渡してから続けた。
「おねしょをしておったんじゃ……」
またしてもうおおおお、という歓声からのエリスコールが沸き起こると同時に、俺たちの前に立っていたエリスが国王に向かってずんずんと歩き出す。
その様子に気付くはずもなく、国王はこの部屋ではないどこか遠くの空を見つめるように目を細めてぺらぺらと喋り続けた。
「あれがわしと一緒に寝ておった時のおねしょ、ファイナルおねしょじゃった……もうあのようなおねしょを見ることが出来んと思うと悲し痛っ!」
「しねっ! このくそ親父! しねっしねっ、このっ!」
エリスは顔を真っ赤にして国王のすねをひたすらに蹴り続けている。
「痛い痛い! すねばかり蹴ってくるなんて、どうしたというんじゃ! 反抗期か! しかしな、そんなエリスちゃんでもわしは父親……いや、パパとして全て受け止めてみせるぞ! さあこい!」
「うるさいばか! しね!」
「そうじゃ、いい感じじゃ! だが足りん! もっと、もっとじゃ!」
なおも執拗にすね蹴りを続けるエリスに、三度目となる歓声が沸き起こる。
一つわかったことがある。それは、国王だけでなく城の関係者も全体的にあほだということだ。
盛大なエリスコールを背景にじゃれ合う親子。そんな斜陽と言えなくもないこの国の景色を、俺たちは何の感情も持たずに見つめていた。あ、いや、ティナだけは穏やかで優しい眼差しで見つめていた。
壮行式とやらが終わるとすぐに城の屋上へと向かう。ここからフェニックスに乗ってそのままトオクノ島へと向かうという算段だ。
屋上に着いて早々、ティナが自分の側を飛ぶフェニックスに声をかけた。
「それじゃあぴーちゃん、お願いね」
『応』
返事をするとフェニックスは羽ばたいて高度を稼ぎ始めた。それがある程度のところに達した時、不死鳥の身体を眩い光が包む。光の塊が巨大化し、それが鳥の形を作ると、その中から大きくなったフェニックスが現れた。
そこでふと隣……の少し下を見ると、歳相応にきらきらと目を輝かせたエリスがフェニックスを見つめていた。
「へえ……こんな風にして大きくなるのね。なかなか面白いじゃない」
「すごいでしょ」
ふふん、となぜか威張り顔になるティナ。結婚したい。
いつまでも眺めているというわけにもいかないので、ぱんと手を叩いて場を仕切りに入る。
「さっさと乗り込もうぜ。まずは俺からだ」
そう言って先陣を切ってフェニックスの背中に乗ると、ティナ、エリスと続いていく。
その後に足の震えるラッドを支えながらロザリアが乗り込んで全員が揃う。
ちなみに、今回は見送りの兵士は一人もいない。
あいつらには、旅立ちはミツメから少し離れたところにある丘の麓で、と嘘を吹き込んである。そこからフェニックスに乗るぞと。
教えてやった瞬間に我先にと全員がものすごい勢いで走っていったのが印象的だったぜ。何だかんだいって俺が信用されていたみたいで何よりだ。
次に帰って来た時にはどんなあだ名をつけられるのかなと考えていると、フェニックスが上昇し始める。そして旋回しながらゆっくり高度を稼いだところでトオクノ島方向へと飛び立った。
眼下で手前から後ろへと流れていく街並みを眺めながら、エリスが感嘆の声をあげる。
「へえ、中々いい眺めじゃない……ぴーちゃんの背中の毛もふさふさで乗り心地もいいし、いい旅になりそうね」
手は毛の感触をたしかめるべく、目とは別の動きをしている。忙しいやつだ。
ちなみに、ラッドはすでに「睡眠」状態に入ってロザリアの膝枕で寝ている。
お、俺もティナのひ、膝枕で……ばかやろぉ!
ティナもエリスと一緒になって景色を眺めるのに忙しいらしく、俺に膝枕をしてくれる余裕はないらしい。
普段は歩いている場所をこうして空から見下ろすのは結構不思議な感覚だ。
手のひらに収まる大きさになった景色の中を、粒のような人々やモンスターが行き交っている。
フェニックスがかなり高い位置を飛んでいるせいか、ここからでは人間もモンスターも、同じ世界で争うことなく平和に暮らしているようにも見えた。
空の旅はところどころで馬車用の休憩所に下りて休憩しながら進んでいく。
街とかに下りなかったのは、人が多いところだとびっくりさせてしまうと思ったからだ。もちろん、休憩所のやつらもフェニックスにびびってたけどな。
やがて大陸の端の方にあるらしい休憩所に着いた頃、陽も暮れて来たのでここで一泊しておこうという話になった。
いつもならぼちぼちおねむになってくる時間のちびっこも、久々のミツメ外へのお出かけで目はぎんぎんに冴えているらしい。
テーブルを囲んでの晩餐にて、大きな目を煌々と輝かせながら口を開く。
「空の旅は最高ね。ぴーちゃんには素直に感謝だわ」
『喜んでもらえて何よりだ』
「よかったね、エリスちゃん」
満足そうなエリスをにこやかに見守るティナ。
「たまには俺にも素直に感謝してくれよな」
「は? あんたに何を感謝するのよ」
「そう言われればそうだな……」
肩車くらいで感謝されるいわれもねえし。
たしかに俺って何もエリスの世話とかしてねえな、と妙に自分で納得した。
すると、ずっと寝ていたせいで体力の有り余っているラッドが喋り出す。
「ジン、それを言うなら日頃の僕の友情にも感謝すべきじゃないのかい?」
「何だよ日頃の友情って」
「ほら、色々教えてあげているじゃないか」
少し意地の悪い笑みを浮かべてこちらを見るラッド。
恐らくはティナと俺をくっつけるべくあれこれとやっていることを言っているんだと思う。正直余計なお世話だけど、一言くらいは感謝しといてもいいのかもしれない。
手樽を持ち、それをラッドに向けてかざしながら言った。
「たしかに、じゃあ今日のところは友情に乾杯だ。ありがとな、ラッド」
「ふっ、中々素直で可愛いところもあるじゃないか」
ラッドは俺の感謝の意に応えながら、手樽にグラスを合わせて来た。
ごっ、という鈍い音がなるだけで特に爽快感とかもなく乾杯は終了。
「何よあんたら、気持ち悪いわね……」
そんな俺たちのやり取りを見たエリスが、何か悪い物を食べた時の顔をしながらそう言った。どうやら完全に引いているらしい。
「時に友情とは気持ちの悪いものなのですよ、エリス様」
ラッドがわけのわからない弁明をしている間に、やつの皿に俺の野菜を忍びこませておいた。これこそが真の友情と言うべきだと思う。
こうして男の友情を確認し合った夜はふけていき、食事後は各自部屋に引き上げて大人しく眠りについた……なんていうこともない。
ラッドはロザリアの部屋へ、俺はティナとエリスの部屋へ遊びにいった。ちなみにティナとエリスは二人で一つの部屋だ。
枕とかを投げつけて来て大はしゃぎのエリスは一向に寝る気配がない。
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