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世界の真実編 前編 世界の真実とそれぞれの「これから」
事情聴取
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グランドコーストに入った俺たちはまず予定通りに景品を見に行こうとした。
けど全員で行っても仕方ないということでそちらはラッドとロザリアに任せて、ゲームに興味津々なティナとエリスを連れて店内を周ることに。
金持ってそうなやつらが勝負に勤しむ姿を眺めつつあちこちうろついていると、やがてスロットコーナーで金貨の山を発見する。
何じゃこりゃあと近寄ってみると、その側にはどういうわけか消息が途絶えていたはずのセイラとノエルがいたのだった。
俺が驚きの声をあげると、すぐに似たような言葉が返ってくる。
「お前ら……何してんだよこんなところで!」
「そりゃこっちのセリフだ! 何でお前らがこんなところに……」
ノエルも俺と同じく随分と驚いた様子だ。
とはいっても俺たちは勇者パーティーなんだから、ここに来る予想くらいは出来そうなもんだけど。
さも当然の予定を消化しているかのような感じで説明した。
「何でって、魔王城の地図を取りに来たに決まってんだろ」
「は? 魔王城の地図だぁ!?」
どういうわけかノエルは余計に驚いている。ばかじゃねえのかお前、とでも付け加えられそうな雰囲気だ。
こいつらがいつから行方不明になったのかはわからないけど、もしかしたらシナリオがどこまで進行しているのか知らないのかもしれない。
「俺らな、これから魔王城に向かうんだ。だから内部の地図を手に入れようと思って来たんだけど」
「いやだってお前、あれは……!」
とそこまで言いかけたところで、ノエルは俺の頭の上とティナに視線をやった。なるほど、何か人間が知らないような裏話みたいなのがあるんだろう。
こいつらから色々話も聞きたいし、ひとまず三人だけになった方がいいか。
「おい、お前ら宿か何か取ってるか?」
「ああ、割とここから近くに」
ノエルはまだ動揺を引きずった感じの表情でそう答えた。
返事を聞いた俺はティナの方に顔を向けてから口を開く。
「ティナ、ちょっとこいつらと話したいことがあるんだ。悪いけどエリスと二人で周っててくれるか?」
「うん。わかった」
ティナが柔和な笑みを浮かべながらそう返事をしてくれたのを聞くと、屈んでエリスを肩から降ろした。
エリスが静かに足下に寄って来たのを見て、ティナが歩き出しながら言う。
「じゃあ私たちは適当に遊んでるから」
「悪いな。なるべく早めに終わらせて戻ってくる」
「うん。それじゃセイラちゃんにノエル君、またね」
俺たちが手を振って見送ると、無言でこちらを睨んで来るエリスを連れてティナは去っていった。
喋らないので存在感は皆無だったけど、もちろんフェニックスも一緒に。
二人と一羽が喧騒に紛れて視界から消えていったのを確認して、俺はセイラとノエルに向き直った。
「よし、んじゃお前らの宿まで移動するか。案内してくれ」
「ちょっと待て、その前にこれをどうにかしねえと」
ノエルが視線で示す先には金貨の山がある。俺はそれを、腕を組んで端から端まで眺めながら言った。
「そういえばこれどうしたんだよ。こんなところに金貨の山って……メダルならまだ大当たりしたのかな、とかで済むけどよ」
「後で一緒に説明する。ちなみにこの下にはソフィア様が埋まってる」
「はあ!? 何じゃそりゃ」
あまりの意味不明さに素で驚いてしまった。するとなぜかセイラが少しばかり顔を赤らめながら歩き出す。
「べっ、別にそんなことはいいじゃない。とりあえず私は道具屋で金貨袋でも買ってくるから、あんたたちは少しずつ手で銀行まで持って行って」
「そんなことじゃねえだろ。まあいいや、とりあえず手伝うぜ」
早く話を聞いてティナたちのところに戻りたいので、それ以上は抗議をせずに金貨の回収と運搬を手伝った。
そしてある程度金貨の山が片付いて来た頃のこと。
ノエルが言っていた通り、山の下に女性のものらしき脚が見えてきたので引きずり出して見ると本当にソフィア様だった。
幸せそうな顔で鼻血を流していて、この人何やってんだという感想しか浮かんで来ない。
鼻血もすでに固まっていて簡単に落とせそうにないので、こんな女神とは思えない無様な姿のまま、先にセイラがおぶって宿へ運ぶことになった。
ようやく金貨の山を片付け終えると、すぐに二人の泊まる宿へと移動する。
ノエルの部屋に到着するなりテーブルの椅子に腰を落ち着けて、三人してようやく一段落かというため息をつく。
ベッドにはソフィア様が気を失ったまま横たわっていた。
階下の酒場から汲んで来た水を口に含むと、早速話を切り出していく。
「で、何があったんだ? まずはここに来るまでの話を聞かせてくれ」
セイラとノエルは、俺たちがムコウノ山を攻略している裏で起きていた騒動からここに至るまでの経緯をかいつまんで説明してくれた。
魔王軍幹部が一斉にムコウノ山に攻め込む、と見せかけてピクニックをしていたこと。
たまたまやつらの大量のおやつを目撃して狂ったリッジが派手に暴れたこと。
その騒動に際して、ゼウスが執拗にシナリオの進行に拘ることに対してソフィア様が疑念を抱いたこと。
ゼウスをこっそり調査しようとして失敗し、二人がここに送り込まれたこと。
スロットに狂ったセイラが、自分たちを必死になって探してくれたソフィア様をたぶらかして鼻血を噴出させたこと。
一通り話を聞き終えた俺はうなずき、ゆっくりと口を開く。
「……なるほどな、それでお前たちは行方不明になっていたってわけか」
「そういう扱いになってたのか。俺たちはその後の天界の状況を知らねえからな……まあ、何だ。心配かけて悪かった」
「悪かったわね」
突然ノエルとセイラが頭を下げて来たので焦ってしまう。
「まあ迷惑とかじゃないし別にいいけどよ。無事でよかったぜ」
すると今度は二人とも間抜けな面をしたまま、こちらを見て固まっている。
忙しいやつらだなと思いながら、眉を吊り上げつつ睨み返すことによって説明を促した。
「ああ、いや、お前が無事でよかったとか言うからびびったんだよ」
「あんた何か悪いもんでも食べたの?」
「お前ら俺を何だと思ってんだ」
俺の文句を聞いたセイラがくすくすと笑い出した。
「ティナちゃんの影響かな。雰囲気も少し柔らかくなった気がするし」
「俺が?」
自分を指差しながら問うと、セイラは小さくうなずいて答えた。
「うん」
「そうか……グレイスからもそれを言われたけど、自分じゃ全然わかんねえな」
そこで少し間が空いた後、次に口を開いたのはノエルだ。
「で。お前、ティナとはどこまでいったんだ?」
「どいつもこいつも本当にそういう話好きだよな……」
「どうせ手もまだ繋いでねえんだろ」
「あ?」
睨んでみれば、ノエルはいつの間にか神経を逆撫でるようないやしい笑みを浮かべてこちらを見ていた。
ありのままに話すのも癪なので、俺はある一つの事実を告げることにする。
「……いや、手は繋いだぞ」
がたん、と音を立ててセイラとノエルが同時に身を乗り出した。
「えっ!? 嘘でしょあんた!」
「彼女欲しいとか言うくせに男と女について何も知らねえお前が!?」
「いやだからお前ら俺を何だと思ってんだよ!」
ちなみに嘘は言ってない……はずだ。
エルフの里フォースに行く馬車の中で、俺はティナの手を握った。あれは繋いだと言えなくもないはずなので嘘はついていないと思う。
そこそこの付き合いなので俺が嘘をついていないとわかるのか、椅子に座りなおしたセイラが涙を拭うふりをしながら口を開いた。
「あのジンが……今日はお祝いにケーキを食べましょう。おごるわ」
「いや別にいらねえし、おごるってそれソフィア様に出させた汚い金でだろうが。そんなもんで人を祝おうとすんな」
「ちょっと汚い金とか言わないでよ。女神様から頂いた神聖なお金よ?」
「お前そんなろくでもないやつだったっけ?」
呆れた感じでそう言うと、ノエルが真剣な顔でうなずいた。
「セイラもな、色々あったんだよ。何つうか、ソフィア様にもまれたというか」
「何だそれ。訓練でもしてもらったのかよ」
「ある意味な」
「……まあろくでもない話の予感がするからあえて深くは聞かねえけど」
「ノエルの言う通りよ。最近、神様に対する認識が変わって来たわ」
うんうん、とこれまた神妙な面持ちでうなずくセイラ。本当に何があったんだ。
「よくわからんがお前らが現実を知って逞しくなったみたいで何よりだよ」
「ああ。とりあえず乾杯だな」
ノエルがラッドみたいなよくわからん雰囲気でテーブルに置いてある手樽を持ち上げると、セイラはおもむろに椅子から立ち上がって扉へと向かった。
「とりあえず私はケーキ注文してくるわね」
「だからいらねえっつってんだろ」
「人の好意くらいありがたく受け取っときなさいよ。それに私も食べたいし」
「勝手にしろ」
セイラはこちらを振り返ることなく部屋から出ていった。
けど全員で行っても仕方ないということでそちらはラッドとロザリアに任せて、ゲームに興味津々なティナとエリスを連れて店内を周ることに。
金持ってそうなやつらが勝負に勤しむ姿を眺めつつあちこちうろついていると、やがてスロットコーナーで金貨の山を発見する。
何じゃこりゃあと近寄ってみると、その側にはどういうわけか消息が途絶えていたはずのセイラとノエルがいたのだった。
俺が驚きの声をあげると、すぐに似たような言葉が返ってくる。
「お前ら……何してんだよこんなところで!」
「そりゃこっちのセリフだ! 何でお前らがこんなところに……」
ノエルも俺と同じく随分と驚いた様子だ。
とはいっても俺たちは勇者パーティーなんだから、ここに来る予想くらいは出来そうなもんだけど。
さも当然の予定を消化しているかのような感じで説明した。
「何でって、魔王城の地図を取りに来たに決まってんだろ」
「は? 魔王城の地図だぁ!?」
どういうわけかノエルは余計に驚いている。ばかじゃねえのかお前、とでも付け加えられそうな雰囲気だ。
こいつらがいつから行方不明になったのかはわからないけど、もしかしたらシナリオがどこまで進行しているのか知らないのかもしれない。
「俺らな、これから魔王城に向かうんだ。だから内部の地図を手に入れようと思って来たんだけど」
「いやだってお前、あれは……!」
とそこまで言いかけたところで、ノエルは俺の頭の上とティナに視線をやった。なるほど、何か人間が知らないような裏話みたいなのがあるんだろう。
こいつらから色々話も聞きたいし、ひとまず三人だけになった方がいいか。
「おい、お前ら宿か何か取ってるか?」
「ああ、割とここから近くに」
ノエルはまだ動揺を引きずった感じの表情でそう答えた。
返事を聞いた俺はティナの方に顔を向けてから口を開く。
「ティナ、ちょっとこいつらと話したいことがあるんだ。悪いけどエリスと二人で周っててくれるか?」
「うん。わかった」
ティナが柔和な笑みを浮かべながらそう返事をしてくれたのを聞くと、屈んでエリスを肩から降ろした。
エリスが静かに足下に寄って来たのを見て、ティナが歩き出しながら言う。
「じゃあ私たちは適当に遊んでるから」
「悪いな。なるべく早めに終わらせて戻ってくる」
「うん。それじゃセイラちゃんにノエル君、またね」
俺たちが手を振って見送ると、無言でこちらを睨んで来るエリスを連れてティナは去っていった。
喋らないので存在感は皆無だったけど、もちろんフェニックスも一緒に。
二人と一羽が喧騒に紛れて視界から消えていったのを確認して、俺はセイラとノエルに向き直った。
「よし、んじゃお前らの宿まで移動するか。案内してくれ」
「ちょっと待て、その前にこれをどうにかしねえと」
ノエルが視線で示す先には金貨の山がある。俺はそれを、腕を組んで端から端まで眺めながら言った。
「そういえばこれどうしたんだよ。こんなところに金貨の山って……メダルならまだ大当たりしたのかな、とかで済むけどよ」
「後で一緒に説明する。ちなみにこの下にはソフィア様が埋まってる」
「はあ!? 何じゃそりゃ」
あまりの意味不明さに素で驚いてしまった。するとなぜかセイラが少しばかり顔を赤らめながら歩き出す。
「べっ、別にそんなことはいいじゃない。とりあえず私は道具屋で金貨袋でも買ってくるから、あんたたちは少しずつ手で銀行まで持って行って」
「そんなことじゃねえだろ。まあいいや、とりあえず手伝うぜ」
早く話を聞いてティナたちのところに戻りたいので、それ以上は抗議をせずに金貨の回収と運搬を手伝った。
そしてある程度金貨の山が片付いて来た頃のこと。
ノエルが言っていた通り、山の下に女性のものらしき脚が見えてきたので引きずり出して見ると本当にソフィア様だった。
幸せそうな顔で鼻血を流していて、この人何やってんだという感想しか浮かんで来ない。
鼻血もすでに固まっていて簡単に落とせそうにないので、こんな女神とは思えない無様な姿のまま、先にセイラがおぶって宿へ運ぶことになった。
ようやく金貨の山を片付け終えると、すぐに二人の泊まる宿へと移動する。
ノエルの部屋に到着するなりテーブルの椅子に腰を落ち着けて、三人してようやく一段落かというため息をつく。
ベッドにはソフィア様が気を失ったまま横たわっていた。
階下の酒場から汲んで来た水を口に含むと、早速話を切り出していく。
「で、何があったんだ? まずはここに来るまでの話を聞かせてくれ」
セイラとノエルは、俺たちがムコウノ山を攻略している裏で起きていた騒動からここに至るまでの経緯をかいつまんで説明してくれた。
魔王軍幹部が一斉にムコウノ山に攻め込む、と見せかけてピクニックをしていたこと。
たまたまやつらの大量のおやつを目撃して狂ったリッジが派手に暴れたこと。
その騒動に際して、ゼウスが執拗にシナリオの進行に拘ることに対してソフィア様が疑念を抱いたこと。
ゼウスをこっそり調査しようとして失敗し、二人がここに送り込まれたこと。
スロットに狂ったセイラが、自分たちを必死になって探してくれたソフィア様をたぶらかして鼻血を噴出させたこと。
一通り話を聞き終えた俺はうなずき、ゆっくりと口を開く。
「……なるほどな、それでお前たちは行方不明になっていたってわけか」
「そういう扱いになってたのか。俺たちはその後の天界の状況を知らねえからな……まあ、何だ。心配かけて悪かった」
「悪かったわね」
突然ノエルとセイラが頭を下げて来たので焦ってしまう。
「まあ迷惑とかじゃないし別にいいけどよ。無事でよかったぜ」
すると今度は二人とも間抜けな面をしたまま、こちらを見て固まっている。
忙しいやつらだなと思いながら、眉を吊り上げつつ睨み返すことによって説明を促した。
「ああ、いや、お前が無事でよかったとか言うからびびったんだよ」
「あんた何か悪いもんでも食べたの?」
「お前ら俺を何だと思ってんだ」
俺の文句を聞いたセイラがくすくすと笑い出した。
「ティナちゃんの影響かな。雰囲気も少し柔らかくなった気がするし」
「俺が?」
自分を指差しながら問うと、セイラは小さくうなずいて答えた。
「うん」
「そうか……グレイスからもそれを言われたけど、自分じゃ全然わかんねえな」
そこで少し間が空いた後、次に口を開いたのはノエルだ。
「で。お前、ティナとはどこまでいったんだ?」
「どいつもこいつも本当にそういう話好きだよな……」
「どうせ手もまだ繋いでねえんだろ」
「あ?」
睨んでみれば、ノエルはいつの間にか神経を逆撫でるようないやしい笑みを浮かべてこちらを見ていた。
ありのままに話すのも癪なので、俺はある一つの事実を告げることにする。
「……いや、手は繋いだぞ」
がたん、と音を立ててセイラとノエルが同時に身を乗り出した。
「えっ!? 嘘でしょあんた!」
「彼女欲しいとか言うくせに男と女について何も知らねえお前が!?」
「いやだからお前ら俺を何だと思ってんだよ!」
ちなみに嘘は言ってない……はずだ。
エルフの里フォースに行く馬車の中で、俺はティナの手を握った。あれは繋いだと言えなくもないはずなので嘘はついていないと思う。
そこそこの付き合いなので俺が嘘をついていないとわかるのか、椅子に座りなおしたセイラが涙を拭うふりをしながら口を開いた。
「あのジンが……今日はお祝いにケーキを食べましょう。おごるわ」
「いや別にいらねえし、おごるってそれソフィア様に出させた汚い金でだろうが。そんなもんで人を祝おうとすんな」
「ちょっと汚い金とか言わないでよ。女神様から頂いた神聖なお金よ?」
「お前そんなろくでもないやつだったっけ?」
呆れた感じでそう言うと、ノエルが真剣な顔でうなずいた。
「セイラもな、色々あったんだよ。何つうか、ソフィア様にもまれたというか」
「何だそれ。訓練でもしてもらったのかよ」
「ある意味な」
「……まあろくでもない話の予感がするからあえて深くは聞かねえけど」
「ノエルの言う通りよ。最近、神様に対する認識が変わって来たわ」
うんうん、とこれまた神妙な面持ちでうなずくセイラ。本当に何があったんだ。
「よくわからんがお前らが現実を知って逞しくなったみたいで何よりだよ」
「ああ。とりあえず乾杯だな」
ノエルがラッドみたいなよくわからん雰囲気でテーブルに置いてある手樽を持ち上げると、セイラはおもむろに椅子から立ち上がって扉へと向かった。
「とりあえず私はケーキ注文してくるわね」
「だからいらねえっつってんだろ」
「人の好意くらいありがたく受け取っときなさいよ。それに私も食べたいし」
「勝手にしろ」
セイラはこちらを振り返ることなく部屋から出ていった。
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