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最悪な関係
初めてのおねだり
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陸side
俺は本屋に行って目当ての物を買って自分の部屋に戻ってくると凄いフェロモンを漂わせてぺたんこ座りをし、潤んだ目をし上目づかいで俺を見つめる圭兎君がいた。
『・・・・うわ・・・匂いキツ!?』
「・・・泊まるんじゃなかったの?」
俺の声が聞こえていないのかアイツはただ見つめて遂に涙を流して頬が濡れた。
「う・・ひぅ・・・うぅっ・・。」
「急に泣かれてもな・・・。」
泣いている圭兎君をどうしようもできないので俺はアイツの目線に合わせるためにしゃがみ、渋々コマンドを放った。
「どうしてほしいのか"教えて"?」
すると圭兎君は震えた声で俺を見つめて懸命に教えてくれた。
「・・・あたま・・・・なでて・・・・・」
やらしい事を言うと思ったので呆気に取られたが俺は戸惑いつつ右手をアイツの頭に乗せて左右に優しく撫でると分かりやすく目を細めて頬を赤く染めて微笑み気持ちよさそうに撫でられていた。
『犬かよ』
俺は笑うのを堪えながら頭を撫でていると圭兎君がいきなり俺に抱きついてきて俺はバランスを崩し尻もちをついたので文句を言おうとしたが顔を俺の胸に埋めてきたので俺もどうしたら良いのか分からなかった。
「・・・・・・・・・どうしたの?」
俺が聞くと圭兎君は上目づかいで更に両腕を強く抱き締めてくると静かじゃなければ絶対に聞こえない音量で呟いた。
「もっと・・なでてよぉ・・・・。」
「え~・・・・・。」
『・・・・本当に犬みたいだな・・・・。』
俺はめんどくさい事になり困ったがアイツの嗚咽と涙に負けてしまいため息を吐いて、仕方なく頭を少し乱暴に撫でるとまた目を細めて嬉しそうに撫でられ続けていた。その時に気づいたが圭兎君はまたSubスペースに入っていた。
『フェロモンきつい・・・。』
圭兎君の顔は嬉しそうで蕩けた瞳に紅潮とさせた頬で俺を見つめながら、とんでもない事を言った。
「・・・・・久しぶりにお母さんに撫でられた・・・・・。」
「・・・はぁ?」
「・・・・俺・・・良い子たがら・・・撫でてくれるの?」
『・・・どうしよ、アイツ勘違いしてるな』
俺の困惑した表情に気づいたのか圭兎君の顔が真っ青になり急に身体が震え出したので俺は驚きを隠せなかった。
「・・・えっどうしたの?」
何かに怯えるアイツに聞いたその時、俺の身体は後ろに転がっていた。理由は圭兎君が悲鳴をあげて、いきなり俺の両肩を強く押し付けたからだ。そのせいで背中を強く打ってしまい物凄く痛かったから、起き上がり今度こそは文句を言おうとしたが圭兎君は自身の身体を抱き締めて小さい声で謝り続けていた。
「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・。」
「・・・・・・っちょ・・・」
「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺が手を差し伸べるとアイツは怯えながら俺の手を払い除けて遂に倒れ込んでまた謝り続けていた。
「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・良い子じゃなくてごめんなさい お兄ちゃんなのに頼りなくてごめんなさい 期待に添えなくてごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい お仕置きはしないでください!!ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
俺は出来るだけ頭を優しく撫でてゆっくり圭兎君に伝わるようにコマンドを放った。
「"Good"(良い子)」
その単語でアイツは謝るのをやめて涙と鼻水でお世辞にも綺麗とは言えない顔で俺を見て小さい声で呟いた。
「・・・・・良い子?」
「良い子だよ・・・だから"俺の真似をしてね"・・・スーハースーハー・・・」
俺は深呼吸をすると圭兎君も下手くそながら深呼吸をして数分経ち、落ち着いたのか瞼がゆっくり閉じていきそのまま寝落ちてしまった。
「・・・・・ふぅ・・・・。」
『俺とのプレイの後は絶対に寝落ちるなぁ・・・。』
俺は背伸びをした後、渋々、起こさないように丁寧に圭兎君をベッドに運んだ後にアイツのスマホを取りだして電話をかけた。
「もしもし、悠太君だよね?」
俺は本屋に行って目当ての物を買って自分の部屋に戻ってくると凄いフェロモンを漂わせてぺたんこ座りをし、潤んだ目をし上目づかいで俺を見つめる圭兎君がいた。
『・・・・うわ・・・匂いキツ!?』
「・・・泊まるんじゃなかったの?」
俺の声が聞こえていないのかアイツはただ見つめて遂に涙を流して頬が濡れた。
「う・・ひぅ・・・うぅっ・・。」
「急に泣かれてもな・・・。」
泣いている圭兎君をどうしようもできないので俺はアイツの目線に合わせるためにしゃがみ、渋々コマンドを放った。
「どうしてほしいのか"教えて"?」
すると圭兎君は震えた声で俺を見つめて懸命に教えてくれた。
「・・・あたま・・・・なでて・・・・・」
やらしい事を言うと思ったので呆気に取られたが俺は戸惑いつつ右手をアイツの頭に乗せて左右に優しく撫でると分かりやすく目を細めて頬を赤く染めて微笑み気持ちよさそうに撫でられていた。
『犬かよ』
俺は笑うのを堪えながら頭を撫でていると圭兎君がいきなり俺に抱きついてきて俺はバランスを崩し尻もちをついたので文句を言おうとしたが顔を俺の胸に埋めてきたので俺もどうしたら良いのか分からなかった。
「・・・・・・・・・どうしたの?」
俺が聞くと圭兎君は上目づかいで更に両腕を強く抱き締めてくると静かじゃなければ絶対に聞こえない音量で呟いた。
「もっと・・なでてよぉ・・・・。」
「え~・・・・・。」
『・・・・本当に犬みたいだな・・・・。』
俺はめんどくさい事になり困ったがアイツの嗚咽と涙に負けてしまいため息を吐いて、仕方なく頭を少し乱暴に撫でるとまた目を細めて嬉しそうに撫でられ続けていた。その時に気づいたが圭兎君はまたSubスペースに入っていた。
『フェロモンきつい・・・。』
圭兎君の顔は嬉しそうで蕩けた瞳に紅潮とさせた頬で俺を見つめながら、とんでもない事を言った。
「・・・・・久しぶりにお母さんに撫でられた・・・・・。」
「・・・はぁ?」
「・・・・俺・・・良い子たがら・・・撫でてくれるの?」
『・・・どうしよ、アイツ勘違いしてるな』
俺の困惑した表情に気づいたのか圭兎君の顔が真っ青になり急に身体が震え出したので俺は驚きを隠せなかった。
「・・・えっどうしたの?」
何かに怯えるアイツに聞いたその時、俺の身体は後ろに転がっていた。理由は圭兎君が悲鳴をあげて、いきなり俺の両肩を強く押し付けたからだ。そのせいで背中を強く打ってしまい物凄く痛かったから、起き上がり今度こそは文句を言おうとしたが圭兎君は自身の身体を抱き締めて小さい声で謝り続けていた。
「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・。」
「・・・・・・っちょ・・・」
「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺が手を差し伸べるとアイツは怯えながら俺の手を払い除けて遂に倒れ込んでまた謝り続けていた。
「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・良い子じゃなくてごめんなさい お兄ちゃんなのに頼りなくてごめんなさい 期待に添えなくてごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい お仕置きはしないでください!!ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
俺は出来るだけ頭を優しく撫でてゆっくり圭兎君に伝わるようにコマンドを放った。
「"Good"(良い子)」
その単語でアイツは謝るのをやめて涙と鼻水でお世辞にも綺麗とは言えない顔で俺を見て小さい声で呟いた。
「・・・・・良い子?」
「良い子だよ・・・だから"俺の真似をしてね"・・・スーハースーハー・・・」
俺は深呼吸をすると圭兎君も下手くそながら深呼吸をして数分経ち、落ち着いたのか瞼がゆっくり閉じていきそのまま寝落ちてしまった。
「・・・・・ふぅ・・・・。」
『俺とのプレイの後は絶対に寝落ちるなぁ・・・。』
俺は背伸びをした後、渋々、起こさないように丁寧に圭兎君をベッドに運んだ後にアイツのスマホを取りだして電話をかけた。
「もしもし、悠太君だよね?」
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