86 / 200
86※
しおりを挟む
レイティアの秘密の告白を受けて、
若干の満足感は得た。生涯誰にも教えない秘密を得られた悦びは思いの外大きかったが、このまま責苦をやめてやる気はなかったので、許さないふりをする事にした。
「……そうか。わかった。だが、責苦は受けてもらう」
レイティアは大人しく従う。
「はい……」
再び、濃厚なキスをされる。
また舌が互いの口内で混じり合う。
レイティアは目を閉じて必死にアナバスの真似をして舌を這わせる。
双丘の片側が掴まれ、揉まれる。
そしてアナバスの指先が蕾を摘み、捏ねる。
「……んんっ……」
唇が離れる。
アナバスの唇はその摘み、捏ねられる蕾へと向かった。
先程まで絡み合っていた舌が今度はレイティアの蕾を舐め回す。
先程の指先とは違う感触にまたぞくりとした悪寒の様な感覚に見舞われた。
「……ん……っ……ふっ……」
アナバスの頭が自分の胸に埋まっている光景に恥辱感が更に増した。
両手で双丘を揉みしだき、舌でレイティアの先端を堪能し、チラリとこちらの様子を窺い、満足げに笑う。
そんなアナバスを見て、余計に恥辱感は煽られ、恥ずかしさでいっぱいになる。
しっかり双丘を堪能し、解きほぐしたアナバスは舌を蕾に這わせたまま、
ゆっくり秘苑へと指を進める。先ずは下着の上から花芯を弄る。
レイティアはアナバスの指先の弄る部位から、ふわりとした刺激を感じる。
今まで感じた事のない感覚に戸惑う。
「あの! 待って下さい……、何か変な感覚なんです」
顔を赤らめて戸惑いを訴える。
「待たぬ。これは責苦だ。全て甘んじて受け入れろ」
「……陛下……」
アナバスの花芯を捉えた指先は止まらない。
優しく優しく刺激を与え続け、
「あ、ぁ……っ!あ、あの、ホントに何か……へん、なんです……っぁっ! あぁ……!」
「それで良い。そのまま力を抜いて受け入れろ」
言われた通りに力を抜く。
「……っ!は……、はぁ……っ! ああっ! ああぁっ……!」
そうすると一気に痺れた様な感覚が身体中を駆け巡った。
「達したか……。それが快楽だ。お前はこの快楽をその全身で受け止めろ」
「は、はぁ……、はぁ……」
息が粗く上がる。恥ずかしくてどう返事をして良いのかわからない。
するりとアナバスの指先がたった一枚残されたレイティアの恥部を隠していた下着の紐の結目を解いた。
顕になる、レイティアの秘苑。
レイティアは脚を擦り合わせて、秘苑の奥地を必死に隠す。
「へ、陛下……、恥ずかしいです」
「……しかし見せねば事を成せぬ。力を抜き、儂に全てを見せろ」
レイティアは顔を赤く染め、瞳に涙を溜めて、脚の力をゆっくり抜いた。
アナバスがレイティアの脚を開き、その淫華を顕にした。
アナバスはその淫華の花弁を指で広げる。
「……ん……」
花弁を割ると、淫穴が濡れている。
「感じている様だな。後はゆっくり解してやろう。お前は力を抜いておれ」
「は……はい……」
レイティアは言われた通りに全身の力を抜いた。
脚はこれ以上無い位に開かされて、自身の恥ずかしい部分は何も隠す事なく間近で見られている。
その恥辱に耐えられそうもない。
顔を背け、目をギュッと瞑ると涙がポロリと溢れた。
シーツを握ってその全てに耐えようと身構えると、アナバスの手がシーツを握る手を解して、指を絡めた。
そんな所作一つ赦してはくれない。
アナバスが秘苑に頭を近づける。そして淫穴を舌で味わう。
クチュクチュと淫音を上げて、その未だ熟れぬ淫華を快楽に導く。
「……ふ……、ん……ん……、はぁ……、あぁ……はっ……」
少しずつ、快楽を覚え始めたレイティアの淫華は、レイティアに淫乱な声を上げさせ始める。
先程花蕾で覚えたものと同じ種類の感覚がアナバスの舌の触れる部分からどんどん与えられる。
舌は花蕾、花弁、淫穴、と器用に這い、淫穴の入口にまで達する。
アナバスの舌は、レイティアの淫華をすっかりトロトロに蕩けさせてしまった。
「はぁ……、はぁ……」
レイティアは淫華同様、蕩け、惚けた顔をしてアナバスを見つめる。
アナバスはレイティアの顔を見つめながら、人差し指を、ゆっくりゆっくりレイティアの淫穴に侵入させた。
「あ……、はぁ……!」
指で淫穴を少しずつ開き解す。
ついでに上のザラつく膨れきった場所を弄ってみる。
「はっ……!ふ……っ、ふあぁ……!」
ゆっくり刺激を与えて、擦る。
アナバスの指先に反応してレイティアは嬌声を上げる。
「あぁ……、はぁっ!そこは……っ、また、へんに……!」
きゅんと淫穴の入口が締まる。
「力を抜け」
命じられるまま力を抜いたら、またしても、レイティアの身体中にあの快楽が駆け巡った。
「……はっ……! やぁ~~っ! はぁ……はぁ……」
じわりと涙が浮かんでポロリと目尻を流れる。
そしてアナバスの指の二本目が入ると、更に快楽が走る。
「……はぁ! もう、ダメ! 待って!」
アナバスが見たかった光景をレイティアは与える。
アナバスは悦びに打ち震える。
「待たぬ。言ったであろう? 儂の妻になるなど、生き地獄に等しいと。諦めろ。お前は儂のものだ」
ゆっくり二本の指を再び淫穴の中で這わせ、犯す。
アナバスにとって、嬌声を上げて、泣き濡れるレイティアを眺めているこの時間はなんとも言えない愉悦の刻だ。
快楽に混乱する様に泣き濡れるレイティアをもっと見たくなり、少しずつ指の動きを激しくしていく。
レイティアの淫華はそれに合わせて濡っていく。
息が上がり、涙に濡れて惚けるレイティアに濃厚なキスをする。
それに応える様にレイティアも舌を這わせる様になった。
「可愛いぞ、レイティア」
「……へいか……」
そろそろ解れたので、三本目の指を入れてみる。
「……ぁ」
「痛くはないか?」
「は……ふ……っ…へ、平気です……」
三本の指がレイティアの淫穴の中で畝る。
そしてよく濡れて指の滑りをよく助ける。
淫穴は蜜壺と化し、どんどん蜜が溢れ出た。
「ああ! はぁ、……ふっ! ひっ……! やぁ~~……」
三本の指も徐々に激しく動かすと、
レイティアは快楽に悶える様に腰を畝らせた。
我慢の効かなくなったアナバスは指を抜き、邪魔な服を脱ぎ捨て、
猛茎と化した自身をレイティアの蜜壺に擦りつける。
レイティアは顔を背けてギュッと目を閉じた。
「初めてには儂のものはキツいかもしれんが、これは責苦だからな。耐えろ」
「……はい……」
濡ったレイティアの蜜がアナバスの猛茎を湿らせる。
そっと、ゆっくりと、レイティアの蜜壺にアナバスの猛る自身を侵入させる。
「……っ‼︎」
レイティアはシーツを握る。
「力を抜け。でなければ余計に痛いぞ」
「は……はっ……はい……」
シーツを握る手を緩める。身体の力を抜いて、アナバスに全てを委ねる。
半分ほど入る。
「大丈夫か?」
「はっ……はい……、だ、だいじょうぶ……です……」
更に深く貫く。
「あ、はぁ! ……っ!」
泣き濡れて、縋る様にアナバスを見つめる。
その顔に更に興奮して、もっと奥まで進めた。
「はぁっ……! あ……、あ……、い……っ」
レイティアの身体に三度目の快楽が走る。
蜜壺がきゅんと締まるのを感じたアナバスは、腰をゆっくりと動かし始める。
「……あぁ! はぁっ! だ、ダメ! またこれ、へんになっちゃう! 待って! お願いです! 陛下まってください……あああ~~っ!」
顔を赤く染め、快楽に慄き、泣き濡れて懇願する様に、もうアナバスは止まれなかった。
ずっと求めていた女の痴情の姿とそれを征服した悦びは得も言われぬものだった。
レイティアは痛みと一緒に快楽を感じていた。
しっかり解され、何度も快楽を与えられた淫華は快楽を得ようと貪欲になりつつあった。
痛みは確かにあるのに、快楽がそれを上回る。
必死にアナバスにしがみついて、
なんとか迫り来る未知の快楽という恐怖に諍う。
「はぁ! ああ! ふっ! あっ! ああ! へっ……へいか……! お願いです……! 少し、まって……!」
「……っ無理だ。このまま全てをっ……受け止めよっ」
レイティアは嬌声を上げて、達した事をアナバスに知らせたが、アナバスは止まらない。
「もう、たっしました! まって!ああ! ダメ! お願いっ! 止めて~~! あんっ!」
構わずレイティアに熱情を打ち付ける。
レイティアの手首を掴んで押さえつける。
掌を開かせ、指を絡める。
決して逃さぬ様、覆い被さる。
そして泣きながら嬌声を上げるレイティアにその精を全て叩きつけた。
若干の満足感は得た。生涯誰にも教えない秘密を得られた悦びは思いの外大きかったが、このまま責苦をやめてやる気はなかったので、許さないふりをする事にした。
「……そうか。わかった。だが、責苦は受けてもらう」
レイティアは大人しく従う。
「はい……」
再び、濃厚なキスをされる。
また舌が互いの口内で混じり合う。
レイティアは目を閉じて必死にアナバスの真似をして舌を這わせる。
双丘の片側が掴まれ、揉まれる。
そしてアナバスの指先が蕾を摘み、捏ねる。
「……んんっ……」
唇が離れる。
アナバスの唇はその摘み、捏ねられる蕾へと向かった。
先程まで絡み合っていた舌が今度はレイティアの蕾を舐め回す。
先程の指先とは違う感触にまたぞくりとした悪寒の様な感覚に見舞われた。
「……ん……っ……ふっ……」
アナバスの頭が自分の胸に埋まっている光景に恥辱感が更に増した。
両手で双丘を揉みしだき、舌でレイティアの先端を堪能し、チラリとこちらの様子を窺い、満足げに笑う。
そんなアナバスを見て、余計に恥辱感は煽られ、恥ずかしさでいっぱいになる。
しっかり双丘を堪能し、解きほぐしたアナバスは舌を蕾に這わせたまま、
ゆっくり秘苑へと指を進める。先ずは下着の上から花芯を弄る。
レイティアはアナバスの指先の弄る部位から、ふわりとした刺激を感じる。
今まで感じた事のない感覚に戸惑う。
「あの! 待って下さい……、何か変な感覚なんです」
顔を赤らめて戸惑いを訴える。
「待たぬ。これは責苦だ。全て甘んじて受け入れろ」
「……陛下……」
アナバスの花芯を捉えた指先は止まらない。
優しく優しく刺激を与え続け、
「あ、ぁ……っ!あ、あの、ホントに何か……へん、なんです……っぁっ! あぁ……!」
「それで良い。そのまま力を抜いて受け入れろ」
言われた通りに力を抜く。
「……っ!は……、はぁ……っ! ああっ! ああぁっ……!」
そうすると一気に痺れた様な感覚が身体中を駆け巡った。
「達したか……。それが快楽だ。お前はこの快楽をその全身で受け止めろ」
「は、はぁ……、はぁ……」
息が粗く上がる。恥ずかしくてどう返事をして良いのかわからない。
するりとアナバスの指先がたった一枚残されたレイティアの恥部を隠していた下着の紐の結目を解いた。
顕になる、レイティアの秘苑。
レイティアは脚を擦り合わせて、秘苑の奥地を必死に隠す。
「へ、陛下……、恥ずかしいです」
「……しかし見せねば事を成せぬ。力を抜き、儂に全てを見せろ」
レイティアは顔を赤く染め、瞳に涙を溜めて、脚の力をゆっくり抜いた。
アナバスがレイティアの脚を開き、その淫華を顕にした。
アナバスはその淫華の花弁を指で広げる。
「……ん……」
花弁を割ると、淫穴が濡れている。
「感じている様だな。後はゆっくり解してやろう。お前は力を抜いておれ」
「は……はい……」
レイティアは言われた通りに全身の力を抜いた。
脚はこれ以上無い位に開かされて、自身の恥ずかしい部分は何も隠す事なく間近で見られている。
その恥辱に耐えられそうもない。
顔を背け、目をギュッと瞑ると涙がポロリと溢れた。
シーツを握ってその全てに耐えようと身構えると、アナバスの手がシーツを握る手を解して、指を絡めた。
そんな所作一つ赦してはくれない。
アナバスが秘苑に頭を近づける。そして淫穴を舌で味わう。
クチュクチュと淫音を上げて、その未だ熟れぬ淫華を快楽に導く。
「……ふ……、ん……ん……、はぁ……、あぁ……はっ……」
少しずつ、快楽を覚え始めたレイティアの淫華は、レイティアに淫乱な声を上げさせ始める。
先程花蕾で覚えたものと同じ種類の感覚がアナバスの舌の触れる部分からどんどん与えられる。
舌は花蕾、花弁、淫穴、と器用に這い、淫穴の入口にまで達する。
アナバスの舌は、レイティアの淫華をすっかりトロトロに蕩けさせてしまった。
「はぁ……、はぁ……」
レイティアは淫華同様、蕩け、惚けた顔をしてアナバスを見つめる。
アナバスはレイティアの顔を見つめながら、人差し指を、ゆっくりゆっくりレイティアの淫穴に侵入させた。
「あ……、はぁ……!」
指で淫穴を少しずつ開き解す。
ついでに上のザラつく膨れきった場所を弄ってみる。
「はっ……!ふ……っ、ふあぁ……!」
ゆっくり刺激を与えて、擦る。
アナバスの指先に反応してレイティアは嬌声を上げる。
「あぁ……、はぁっ!そこは……っ、また、へんに……!」
きゅんと淫穴の入口が締まる。
「力を抜け」
命じられるまま力を抜いたら、またしても、レイティアの身体中にあの快楽が駆け巡った。
「……はっ……! やぁ~~っ! はぁ……はぁ……」
じわりと涙が浮かんでポロリと目尻を流れる。
そしてアナバスの指の二本目が入ると、更に快楽が走る。
「……はぁ! もう、ダメ! 待って!」
アナバスが見たかった光景をレイティアは与える。
アナバスは悦びに打ち震える。
「待たぬ。言ったであろう? 儂の妻になるなど、生き地獄に等しいと。諦めろ。お前は儂のものだ」
ゆっくり二本の指を再び淫穴の中で這わせ、犯す。
アナバスにとって、嬌声を上げて、泣き濡れるレイティアを眺めているこの時間はなんとも言えない愉悦の刻だ。
快楽に混乱する様に泣き濡れるレイティアをもっと見たくなり、少しずつ指の動きを激しくしていく。
レイティアの淫華はそれに合わせて濡っていく。
息が上がり、涙に濡れて惚けるレイティアに濃厚なキスをする。
それに応える様にレイティアも舌を這わせる様になった。
「可愛いぞ、レイティア」
「……へいか……」
そろそろ解れたので、三本目の指を入れてみる。
「……ぁ」
「痛くはないか?」
「は……ふ……っ…へ、平気です……」
三本の指がレイティアの淫穴の中で畝る。
そしてよく濡れて指の滑りをよく助ける。
淫穴は蜜壺と化し、どんどん蜜が溢れ出た。
「ああ! はぁ、……ふっ! ひっ……! やぁ~~……」
三本の指も徐々に激しく動かすと、
レイティアは快楽に悶える様に腰を畝らせた。
我慢の効かなくなったアナバスは指を抜き、邪魔な服を脱ぎ捨て、
猛茎と化した自身をレイティアの蜜壺に擦りつける。
レイティアは顔を背けてギュッと目を閉じた。
「初めてには儂のものはキツいかもしれんが、これは責苦だからな。耐えろ」
「……はい……」
濡ったレイティアの蜜がアナバスの猛茎を湿らせる。
そっと、ゆっくりと、レイティアの蜜壺にアナバスの猛る自身を侵入させる。
「……っ‼︎」
レイティアはシーツを握る。
「力を抜け。でなければ余計に痛いぞ」
「は……はっ……はい……」
シーツを握る手を緩める。身体の力を抜いて、アナバスに全てを委ねる。
半分ほど入る。
「大丈夫か?」
「はっ……はい……、だ、だいじょうぶ……です……」
更に深く貫く。
「あ、はぁ! ……っ!」
泣き濡れて、縋る様にアナバスを見つめる。
その顔に更に興奮して、もっと奥まで進めた。
「はぁっ……! あ……、あ……、い……っ」
レイティアの身体に三度目の快楽が走る。
蜜壺がきゅんと締まるのを感じたアナバスは、腰をゆっくりと動かし始める。
「……あぁ! はぁっ! だ、ダメ! またこれ、へんになっちゃう! 待って! お願いです! 陛下まってください……あああ~~っ!」
顔を赤く染め、快楽に慄き、泣き濡れて懇願する様に、もうアナバスは止まれなかった。
ずっと求めていた女の痴情の姿とそれを征服した悦びは得も言われぬものだった。
レイティアは痛みと一緒に快楽を感じていた。
しっかり解され、何度も快楽を与えられた淫華は快楽を得ようと貪欲になりつつあった。
痛みは確かにあるのに、快楽がそれを上回る。
必死にアナバスにしがみついて、
なんとか迫り来る未知の快楽という恐怖に諍う。
「はぁ! ああ! ふっ! あっ! ああ! へっ……へいか……! お願いです……! 少し、まって……!」
「……っ無理だ。このまま全てをっ……受け止めよっ」
レイティアは嬌声を上げて、達した事をアナバスに知らせたが、アナバスは止まらない。
「もう、たっしました! まって!ああ! ダメ! お願いっ! 止めて~~! あんっ!」
構わずレイティアに熱情を打ち付ける。
レイティアの手首を掴んで押さえつける。
掌を開かせ、指を絡める。
決して逃さぬ様、覆い被さる。
そして泣きながら嬌声を上げるレイティアにその精を全て叩きつけた。
10
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
婚約者の本性を暴こうとメイドになったら溺愛されました!
柿崎まつる
恋愛
世継ぎの王女アリスには完璧な婚約者がいる。侯爵家次男のグラシアンだ。容姿端麗・文武両道。名声を求めず、穏やかで他人に優しい。アリスにも紳士的に対応する。だが、完璧すぎる婚約者にかえって不信を覚えたアリスは、彼の本性を探るため侯爵家にメイドとして潜入する。2022eロマンスロイヤル大賞、コミック原作賞を受賞しました。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる