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非望
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絶望。
知る由も無かった、こんなにも早く、
そして若く親友を亡くすなんて……絶対に
そんなこと思わない。
でも、そんな非現実は、現実と化した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
葬式、クラスメイト、先生、後は親戚の人
だろうか……。
でも、そんなこと考えている余地はない
本当に和也は死んだんだ……そんな現実が
俺を地獄に叩きつける。
お経の声、それが終わると……
弔辞、そしてそれを読むのは俺だ。
そして、俺は皆の前に立ち、口を開けた
「和也…… 和也…… 和也…… 」
言葉が出て来ない、そりゃあそうだ
実際目の前にいる人、それが親友なら
尚更だ。
実際、有名な芸能人とかはスラスラと弔辞
を読むが、そんなのはあり得ない
俺は、今 言葉を失った
なぁ?和也、俺はそんな親友が死んで
スラスラと弔辞を読めるほど器用じゃない
だけどな…… 一番お前の為だけに泣けるのは
「俺だけ、俺だけなんだ 」
涙は枯れた、それを味わった
もう何も要らない…… 欲は消えた
「ただ…… 生きている今日が素晴らしい 」
とまで俺が考えてしまう程、頭がオカシク
なってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、葬儀が終わり、食事を皆で食べた
でも、そこにはおかしい光景があった。
和也の両親は、自分の息子が死んだのか
って思わせない程の行為をしている
和也の両親は食事をムシャムシャと
大食い選手のように食べている
「何でだ……? 」
何故、そんなに食べれる?おれは全く
喉に通らないってのに……。
皆が引いていた、本当に悲しんでんだろうか
疑問を抱いてしまう程に……。
そして、俺は 和也の両親の前まで
近づき…… 口を開けた
「和也を殺したのはアンタらか? 」
俺を悪く言うならそれを受け入れよう
そして、先生は俺を止める事は出来ないし
当然怒る事も出来ない…… クラスメイトは
唖然としている
そして、和也の両親はこちらをギロッと
見つめ。
「何を思ってそんな発言をしたの?
金持ちの息子君は? 」
「アンタらのその態度だよ 」
「じゃあ私達は食事を摂ることすら
禁じるの?君にはそんな権限があるのかい?
こわいね 」
「アンタら、本当に悲しいって思ってん
のか? 」
言ってはいけない……でも俺の口はその
悪態の言葉を止める事はない
クラスメイトも「やめろ 」と声を荒げ
だが……俺には……。
「うるせーよ 下層共が…… お前らの親の
人生潰すぞ 」
それを、俺が言った瞬間、皆が黙った
沈黙にかえった
「失せなさい 」
和也の両親は俺に言った。
「君のような子は和也の葬式に来る資格は
ない…… 和也が悲しむだけだ 」
和也は言ってた、常日頃アンタらの事を
俺の部屋で愚痴ってた
「本当ッ!!うぜーよ アイツラ
マジで俺の人生滅茶苦茶にする気だよ 」
日頃の虐待、ネグレクトなど色々な
暴力を受けていたと言う
「なんで…… なんで…… 」
そう、いつも和也は後悔していた
和也のその両親は義理だったらしく、でも
この事実を知っているのは俺だけ。
そう、和也の本当の両親は車の事故で
亡くなった、急に車の上に元々建てつけが
悪かったのか…… 大きな看板が運悪く和也の
両親の車に落ち、即死だった
「あの時、もうちょっと話しとけば
あの悲劇のタイミングは逃せたのかもな 」
そして、俺は口を開けた
「そんなことはない…… 和也がその時
遅らせたとしても……その結末に変わりは
ないし、もしかしたら今以上な悲劇が…… 」
「あー死ぬ運命だったって事だろ?でもな
少しでもタイミングを遅らせれば、俺はさ
親にありがとうって言えるんだよ 」
和也は優しい、和也は真っ直ぐな心を
持っている、どんだけ難攻な壁が待ってても
それを壊す力を和也は持っている……。
「君!!聞いているのか?早く消えなさい
君の様な友達は要らないから 」
何も言えなかった……、嫌違う唯一無二の
葬式だ……これ以上汚すわけには行かない
それが俺の和也に出来る最後の……最後の
おい最後のって何なんだよ……。
俺は、その場から離れた、和也の最後の姿
を見る事は無く。
それから、俺は学校に行かない日々が
続いた、そして家に引きこもってばかりいた
堕落した毎日
「つまんね 」
ただ毎日がつまんなくて、ただ時間は
過ぎ去るだけ、意味のないこの日々が
ウザかった
「あれ?もう無くなったの? 」
夜中2時過ぎ。
俺は、妹が起きない様に外に出た。
そして、近くにあるコンビニ向かった
そしてコンビニの中に入ろうとした瞬間
コンビニの駐車場に座り込んでいる女子が
居た……。
「何?見てんの? 」
その女子は、髪は白く、目は赤で
フードを被り、まるで太陽を嫌うような
そんな女子だった……。
まるで、月のような美しい姿
だった。
知る由も無かった、こんなにも早く、
そして若く親友を亡くすなんて……絶対に
そんなこと思わない。
でも、そんな非現実は、現実と化した。
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葬式、クラスメイト、先生、後は親戚の人
だろうか……。
でも、そんなこと考えている余地はない
本当に和也は死んだんだ……そんな現実が
俺を地獄に叩きつける。
お経の声、それが終わると……
弔辞、そしてそれを読むのは俺だ。
そして、俺は皆の前に立ち、口を開けた
「和也…… 和也…… 和也…… 」
言葉が出て来ない、そりゃあそうだ
実際目の前にいる人、それが親友なら
尚更だ。
実際、有名な芸能人とかはスラスラと弔辞
を読むが、そんなのはあり得ない
俺は、今 言葉を失った
なぁ?和也、俺はそんな親友が死んで
スラスラと弔辞を読めるほど器用じゃない
だけどな…… 一番お前の為だけに泣けるのは
「俺だけ、俺だけなんだ 」
涙は枯れた、それを味わった
もう何も要らない…… 欲は消えた
「ただ…… 生きている今日が素晴らしい 」
とまで俺が考えてしまう程、頭がオカシク
なってしまった。
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そして、葬儀が終わり、食事を皆で食べた
でも、そこにはおかしい光景があった。
和也の両親は、自分の息子が死んだのか
って思わせない程の行為をしている
和也の両親は食事をムシャムシャと
大食い選手のように食べている
「何でだ……? 」
何故、そんなに食べれる?おれは全く
喉に通らないってのに……。
皆が引いていた、本当に悲しんでんだろうか
疑問を抱いてしまう程に……。
そして、俺は 和也の両親の前まで
近づき…… 口を開けた
「和也を殺したのはアンタらか? 」
俺を悪く言うならそれを受け入れよう
そして、先生は俺を止める事は出来ないし
当然怒る事も出来ない…… クラスメイトは
唖然としている
そして、和也の両親はこちらをギロッと
見つめ。
「何を思ってそんな発言をしたの?
金持ちの息子君は? 」
「アンタらのその態度だよ 」
「じゃあ私達は食事を摂ることすら
禁じるの?君にはそんな権限があるのかい?
こわいね 」
「アンタら、本当に悲しいって思ってん
のか? 」
言ってはいけない……でも俺の口はその
悪態の言葉を止める事はない
クラスメイトも「やめろ 」と声を荒げ
だが……俺には……。
「うるせーよ 下層共が…… お前らの親の
人生潰すぞ 」
それを、俺が言った瞬間、皆が黙った
沈黙にかえった
「失せなさい 」
和也の両親は俺に言った。
「君のような子は和也の葬式に来る資格は
ない…… 和也が悲しむだけだ 」
和也は言ってた、常日頃アンタらの事を
俺の部屋で愚痴ってた
「本当ッ!!うぜーよ アイツラ
マジで俺の人生滅茶苦茶にする気だよ 」
日頃の虐待、ネグレクトなど色々な
暴力を受けていたと言う
「なんで…… なんで…… 」
そう、いつも和也は後悔していた
和也のその両親は義理だったらしく、でも
この事実を知っているのは俺だけ。
そう、和也の本当の両親は車の事故で
亡くなった、急に車の上に元々建てつけが
悪かったのか…… 大きな看板が運悪く和也の
両親の車に落ち、即死だった
「あの時、もうちょっと話しとけば
あの悲劇のタイミングは逃せたのかもな 」
そして、俺は口を開けた
「そんなことはない…… 和也がその時
遅らせたとしても……その結末に変わりは
ないし、もしかしたら今以上な悲劇が…… 」
「あー死ぬ運命だったって事だろ?でもな
少しでもタイミングを遅らせれば、俺はさ
親にありがとうって言えるんだよ 」
和也は優しい、和也は真っ直ぐな心を
持っている、どんだけ難攻な壁が待ってても
それを壊す力を和也は持っている……。
「君!!聞いているのか?早く消えなさい
君の様な友達は要らないから 」
何も言えなかった……、嫌違う唯一無二の
葬式だ……これ以上汚すわけには行かない
それが俺の和也に出来る最後の……最後の
おい最後のって何なんだよ……。
俺は、その場から離れた、和也の最後の姿
を見る事は無く。
それから、俺は学校に行かない日々が
続いた、そして家に引きこもってばかりいた
堕落した毎日
「つまんね 」
ただ毎日がつまんなくて、ただ時間は
過ぎ去るだけ、意味のないこの日々が
ウザかった
「あれ?もう無くなったの? 」
夜中2時過ぎ。
俺は、妹が起きない様に外に出た。
そして、近くにあるコンビニ向かった
そしてコンビニの中に入ろうとした瞬間
コンビニの駐車場に座り込んでいる女子が
居た……。
「何?見てんの? 」
その女子は、髪は白く、目は赤で
フードを被り、まるで太陽を嫌うような
そんな女子だった……。
まるで、月のような美しい姿
だった。
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