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男たちの想い
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「お前は……なんということをしでかしたんだ!」
父ベイド伯爵の怒りが爆発した。
彼は息子チャールズを殴り飛ばし、倒れた息子に馬乗りになる。
「お前が! お前が……お前が!」
「伯爵! おやめください! チャールズ様が死んでしまいます!」
侍従が必死で止めるも、その声は伯爵の耳には届かない。
怒りに任せた拳が、かつては後継の嫡男であり、本来なら領地で幽閉されていたはずのチャールズへと、容赦なく振り下ろされる。
「お前が! ……お前のせいで、我がベイド伯爵家は男爵へと降爵が決まったのだ!
あの時、幽閉などという手ぬるい処遇ではなく、いっそ処刑しておけばよかった……くそっ!」
ベイド伯爵の目は血走り、怒りに震えていた。
《ヴェルデン公爵令嬢アナスタシア襲撃》の急報は、王都の上位貴族家を駆け巡った。
下位貴族に情報が届いた頃には、アナスタシア確保の知らせと同時だった。
それほど、火球速やかに救出劇は終了した。
「なんだ、貴様らは! わしはロイド侯爵じゃぞ! 無礼であろうが!
ええい、離せ! 離さんか! 騎士団を呼べ! 早く助けを呼ぶんだ!」
ノーマンの叫び声が、侯爵邸内に響き渡った。
使用人たちは戸惑い、ただオロオロと立ち尽くすばかりで、
当主ノーマンが捕縛されていく様を見守ることしかできなかった。
ただ一人、侯爵家の家令だけは――
突然、上位貴族の邸宅へ突入し、侯爵家当主を迷いなく拘束できる彼らの冷静沈着さ。
そして制服の襟元に輝く“三本の百合と二羽の鷲”の紋章を見て、
彼らが王族直属部隊であることを悟り、恐怖に震えていた。
(……ロイド侯爵家は、もう終わりだ。)
騒動の最中でありながら、家令の脳裏では、今後の残務処理と引き継ぎについての算段が静かに巡り始めていた。
「アナスタシア!」 ___ガシッ!
サヴォイ侯爵の死に涙を流すアナスタシアの姿は、ひどく儚げで、今にも消えてしまいそうな朧げな佇まいであった。
「大丈夫だ!もう、絶対に離さない!大丈夫だからな!」
ライナスは、まるで自分に言い聞かせるかのように、アナスタシアを抱きしめて繰り返し呟く。
その身体は小さく震えていて、アナスタシアを抱きしめているのに、まるで、母にしがみついている子のようにも見えた。
兄サミュエルは、そんな二人を見つめながら安堵の息を吐いた。
「アナスタシア、大丈夫かい?怪我はしてない?さあ、早く公爵邸に帰って休もう。」
小さく頷き返す妹アナスタシアの姿は、どこか傷を負っているように見えた。
その時、騎士団の靴音が館内に響き渡った。
――ドタドタドタッ! バンッ!
「アナスタシア!」___ドンッ!ガシッ!
駆け込んできたシリルは、迷うことなくライナスを突き飛ばし、アナスタシアを強く抱きしめた。
「アナスタシア! 大丈夫かい!?
君が拐われたと聞いて……生きた心地がしなかった!もう離さない。僕は絶対に君を守るよ!」
シリル第二王子――近く立太子が予定されている、次代の王となる青年は、アナスタシアを抱きしめたまま、呪文のように同じ言葉を繰り返していた。
サミュエルは、大きくため息をつき、騎士団へ帰還の意を伝えた。
(……我が妹君は、これから大変そうだな。......まあ、頑張れよ、ライナス。)
◇◇◇
「まあ、アナスタシア! すっかり美人さんになったわね。学生時代のアントワネットの面影があるわ……。」
隣国ローゼンタール王国トルドー公爵夫人は、久しぶりに会うアナスタシアの成長した姿に、思わず瞳を潤ませた。
「ミランダ伯母様! お久しぶりです。どうしてこちらに?!」
アナスタシアは、懐かしい亡き母の友人との再会を心から喜んだ。
「うちのバカ息子が、いっこうに帰ってこないからよ……。再三、手紙を出しているのに音沙汰なしなの。」
ミランダ夫人はギロリと息子ライナスを睨みつける。
「ライナス。あなた、学生時代は“優秀な公爵令息”として人気だったはずだけれど……どうやら違ったようね。」
扇を手のひらにパンパンと打ちつけながら、公爵夫人の迫力がじわりと場を支配する。
「もう二ヶ月近くも公務を投げ出し、己の欲求のままに生きるなど、トルドー公爵家の次期当主として許されることではありません。わかっていますね。」
ライナスは、厳しい叱責を真正面から受け、唇を噛みしめて俯いた。
「……申し訳ございませんでした。」
握った拳が震える。だが、一切の言い訳を口にしなかった。
「あなたは明日、ローゼンタール王国へ戻りなさい。口答えは認めません。」
母の断固たる命令に、ライナスは俯いていた顔を勢いよく上げ、必死に訴えた。
「そんな! 母上、今は戻れません! どうか、今少しだけ時間をください。お願いします!」
真剣な眼差しで願う息子。しかし――
「残念だけど、これ以上は無理よ。自分の責任を果たしなさい、ライナス。」
ミランダ夫人の厳しい声に、ライナスは願いが通らぬと悟り、肩を落とした。
「まあ、仕方ないだろ。僕たち公爵家には上級貴族としての責任がある。自由な時間は、そうそう取れないよ。」
サミュエルが励ますように声をかけるが、気落ちしたライナスの表情はほとんど変わらなかった。
「ああ……わかってる。わかってるんだ。……ただ、今はダメなんだ。」
ライナスの胸中を占めていたのは、傷ついたアナスタシアのこと。そして、シリル王子がアナスタシアに向ける想いだった。
「アナスタシアが好きなんだ。……でも、ここで離れたら、また横から掻っ攫われてしまう。……帰りたくないよ。」
普段は毅然とした風格をまとうライナスが漏らす弱音に、サミュエルはただ黙って耳を傾けていた。それが今の彼にできる唯一の支えだった。
こうして、ライナスのヴェルデン公爵家での最後の夜は、静かに、更けていった。
翌朝、母ミランダ公爵夫人、アナスタシア、そしてサミュエルに見送られ、ライナスは後ろ髪を引かれる思いでローゼンタール王国へと旅立った。
つづく
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父ベイド伯爵の怒りが爆発した。
彼は息子チャールズを殴り飛ばし、倒れた息子に馬乗りになる。
「お前が! お前が……お前が!」
「伯爵! おやめください! チャールズ様が死んでしまいます!」
侍従が必死で止めるも、その声は伯爵の耳には届かない。
怒りに任せた拳が、かつては後継の嫡男であり、本来なら領地で幽閉されていたはずのチャールズへと、容赦なく振り下ろされる。
「お前が! ……お前のせいで、我がベイド伯爵家は男爵へと降爵が決まったのだ!
あの時、幽閉などという手ぬるい処遇ではなく、いっそ処刑しておけばよかった……くそっ!」
ベイド伯爵の目は血走り、怒りに震えていた。
《ヴェルデン公爵令嬢アナスタシア襲撃》の急報は、王都の上位貴族家を駆け巡った。
下位貴族に情報が届いた頃には、アナスタシア確保の知らせと同時だった。
それほど、火球速やかに救出劇は終了した。
「なんだ、貴様らは! わしはロイド侯爵じゃぞ! 無礼であろうが!
ええい、離せ! 離さんか! 騎士団を呼べ! 早く助けを呼ぶんだ!」
ノーマンの叫び声が、侯爵邸内に響き渡った。
使用人たちは戸惑い、ただオロオロと立ち尽くすばかりで、
当主ノーマンが捕縛されていく様を見守ることしかできなかった。
ただ一人、侯爵家の家令だけは――
突然、上位貴族の邸宅へ突入し、侯爵家当主を迷いなく拘束できる彼らの冷静沈着さ。
そして制服の襟元に輝く“三本の百合と二羽の鷲”の紋章を見て、
彼らが王族直属部隊であることを悟り、恐怖に震えていた。
(……ロイド侯爵家は、もう終わりだ。)
騒動の最中でありながら、家令の脳裏では、今後の残務処理と引き継ぎについての算段が静かに巡り始めていた。
「アナスタシア!」 ___ガシッ!
サヴォイ侯爵の死に涙を流すアナスタシアの姿は、ひどく儚げで、今にも消えてしまいそうな朧げな佇まいであった。
「大丈夫だ!もう、絶対に離さない!大丈夫だからな!」
ライナスは、まるで自分に言い聞かせるかのように、アナスタシアを抱きしめて繰り返し呟く。
その身体は小さく震えていて、アナスタシアを抱きしめているのに、まるで、母にしがみついている子のようにも見えた。
兄サミュエルは、そんな二人を見つめながら安堵の息を吐いた。
「アナスタシア、大丈夫かい?怪我はしてない?さあ、早く公爵邸に帰って休もう。」
小さく頷き返す妹アナスタシアの姿は、どこか傷を負っているように見えた。
その時、騎士団の靴音が館内に響き渡った。
――ドタドタドタッ! バンッ!
「アナスタシア!」___ドンッ!ガシッ!
駆け込んできたシリルは、迷うことなくライナスを突き飛ばし、アナスタシアを強く抱きしめた。
「アナスタシア! 大丈夫かい!?
君が拐われたと聞いて……生きた心地がしなかった!もう離さない。僕は絶対に君を守るよ!」
シリル第二王子――近く立太子が予定されている、次代の王となる青年は、アナスタシアを抱きしめたまま、呪文のように同じ言葉を繰り返していた。
サミュエルは、大きくため息をつき、騎士団へ帰還の意を伝えた。
(……我が妹君は、これから大変そうだな。......まあ、頑張れよ、ライナス。)
◇◇◇
「まあ、アナスタシア! すっかり美人さんになったわね。学生時代のアントワネットの面影があるわ……。」
隣国ローゼンタール王国トルドー公爵夫人は、久しぶりに会うアナスタシアの成長した姿に、思わず瞳を潤ませた。
「ミランダ伯母様! お久しぶりです。どうしてこちらに?!」
アナスタシアは、懐かしい亡き母の友人との再会を心から喜んだ。
「うちのバカ息子が、いっこうに帰ってこないからよ……。再三、手紙を出しているのに音沙汰なしなの。」
ミランダ夫人はギロリと息子ライナスを睨みつける。
「ライナス。あなた、学生時代は“優秀な公爵令息”として人気だったはずだけれど……どうやら違ったようね。」
扇を手のひらにパンパンと打ちつけながら、公爵夫人の迫力がじわりと場を支配する。
「もう二ヶ月近くも公務を投げ出し、己の欲求のままに生きるなど、トルドー公爵家の次期当主として許されることではありません。わかっていますね。」
ライナスは、厳しい叱責を真正面から受け、唇を噛みしめて俯いた。
「……申し訳ございませんでした。」
握った拳が震える。だが、一切の言い訳を口にしなかった。
「あなたは明日、ローゼンタール王国へ戻りなさい。口答えは認めません。」
母の断固たる命令に、ライナスは俯いていた顔を勢いよく上げ、必死に訴えた。
「そんな! 母上、今は戻れません! どうか、今少しだけ時間をください。お願いします!」
真剣な眼差しで願う息子。しかし――
「残念だけど、これ以上は無理よ。自分の責任を果たしなさい、ライナス。」
ミランダ夫人の厳しい声に、ライナスは願いが通らぬと悟り、肩を落とした。
「まあ、仕方ないだろ。僕たち公爵家には上級貴族としての責任がある。自由な時間は、そうそう取れないよ。」
サミュエルが励ますように声をかけるが、気落ちしたライナスの表情はほとんど変わらなかった。
「ああ……わかってる。わかってるんだ。……ただ、今はダメなんだ。」
ライナスの胸中を占めていたのは、傷ついたアナスタシアのこと。そして、シリル王子がアナスタシアに向ける想いだった。
「アナスタシアが好きなんだ。……でも、ここで離れたら、また横から掻っ攫われてしまう。……帰りたくないよ。」
普段は毅然とした風格をまとうライナスが漏らす弱音に、サミュエルはただ黙って耳を傾けていた。それが今の彼にできる唯一の支えだった。
こうして、ライナスのヴェルデン公爵家での最後の夜は、静かに、更けていった。
翌朝、母ミランダ公爵夫人、アナスタシア、そしてサミュエルに見送られ、ライナスは後ろ髪を引かれる思いでローゼンタール王国へと旅立った。
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