【五章完結】サラリーマン、オークの花嫁になる

花房いちご

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第四章ガードマン、オークの花嫁になる

ガードマン、オークの花嫁になる【5】*

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 ザックは僕の睾丸をまとめて舐めしゃぶり唇で食み、太腿を甘噛みして吸い付き……。
 僕の身体はどうしたんだろう?こんな気持ちよさ知らないのに、ぐずぐずに溺れている。

「ひっ……!ひゃんっ……あぅっ……な、なんで、そんなとこ……」

 ザックは太腿に薄い歯形をつけながら笑う。

「ミツバの全身を可愛がりたいだけだ。どこもかしこも小さくて可愛い。それに魅力的だ」

「か、可愛い?魅力?なに言っ……!?」

 体勢が変わる。でんぐり返りのような姿勢で、頭から背中にかけてがザックの膝に乗った。
 そして膝は開いた状態で、ザックと自分自身に下半身を見せつけているような状態だ。くったりと萎えた僕のモノ。だけどザックの唾液でぬらぬらと光っていていやらしい。
 太腿に散った歯形やキスマークもだ。

「あ……」

 いやらしくて、恥ずかしい。なのに、僕は興奮してる。普段は希薄な性への欲望が歓喜している。
 僕は自ら脚をさらに開き、おねだりした。

「ザック……もっと、して?」

「ああ。君をっぷり可愛がらせてくれ」

 ジュルジュルにゅるにゅると舌が睾丸の根元からお尻にかけてを舐める。舐められる度に感じてしまう。

「あぁんっ!きもひぃっ……!そこすきぃっ!……あっ……あっ……!……っ!?ひっ?な、なに!?」

 お尻の穴になにかヌルヌルしたものが入ってくる。まさかザックの舌?

「や、やだっ!そんなところ、きたな……んひいぃっ!」

「怪我をしないためだ。嫌だろうが少し我慢してくれ」

「ち、ちが、きたないから……!」

「大丈夫だ。汚くない」

「ひあぁっ!」

 僕は腰を引いて逃れようとしたけど、甘い声を上げて悶えるだけだった。

「おひり、きもちい、なんれえ?あっ……!ああぁっ!」

 僕は腰を振って尻を揺らした。だって身体の内側を舐められるのが気持ちいいなんて知らなかった。
 ここを使うSEXの仕方もあるとは知っていたけど、出すためのところだし気持ち良くはないだろう。そう思ってたのに。

「ひあぁっ!なかっ!ぐちゅぐちゅしないで!あぁっ!おかしいっ!おかしくなるうう!」

 長くて太くて唾液で濡れた舌が、僕の身体を作り変えていく。肉壺は解されて柔らかくなり、もっと可愛がって欲しいと蠕動する。
 そして。

「あっ!へんっ!そこへん……!……ぃっ……!……っ!!」

 ある場所を舌が強く擦った瞬間、強烈な快感……未知の絶頂が僕を襲い、何もかもわからなくなった。
 びしゃびしゃと、あたたかい飛沫が散る。それが、触られてもないのに出た精液だと、この時の僕はわからなかった。
 ただ、自分の身体が決定的に変わったことを確信し、放心した。

「あ………あぁ……」

 喪失感に似た確信を受け入れた。僕は変わってしまった。もう、この絶頂を知らない頃には戻れない。
 でも。

「ああっ!」

 じゅるん!と、音を立てて舌が抜かれた。その刺激に喘ぐ僕の頬を、優しい手が撫でる。そして優しく膝の上に乗せられて抱きしめられた。
 ザックの着るシャツごしに、心音と体温が伝わる。

「……嫌なことをして悪かった。身体は辛くないか?辛かったらここで止めよう」

「ざっく……」

 きゅうっと、胸が痛くなる。それに、とても安心した。ザックの優しさと僕を心配する気持ちが、言葉と眼差しから伝わったから。

 こんなに安心したのって、いつぶりだろう?母さんが死んで、父さんが病気で倒れてからは無かった気がする。

 ザックとは出会ったばかりだし、ほぼ知らない人……というか人間ですらないのに安心できる。
 エッチなことには少し強引みたいだけど、本当に苦しい事や酷い事はしないと信じれる。
 いや、信じたいしもっと触れ合いたい。
 僕は脚でザックの身体を挟み、さらに密着させた。固くてパンパンに膨れたズボンの股間を嬉しく思う。

「きもちよすぎただけ。つづき、しよ」

「!」

 むわっと、ザックの匂いが更に濃くなる。肌から伝わる心音も速くなったし、体温も上がって……。
 ビリッ!ビリビリッ!!

「へ?」

 ザックのシャツが破けた。しかもズタズタに。あれ?ズボンも裂けてない?というか身体が大きくなっ……!

「ひっ!?な、なにそれ!?で、でっ……!」

 物凄くデカくて太くて長くてゴツゴツしたザックのモノが、そそり立っている。
 僕の下腹に当たって熱い。怖い。でも、こ、こんなに興奮してるの?僕に対して?なんで?

「いいんだな?もう止めなくて……ミツバ」

 耳が溶けそうなほど欲のこもった声が聞こえる。ギラギラ光る緑色の瞳と目があって……僕はちょっと『続きをしよう』と、言ったのを後悔したけど手遅れだった。

 それからはもう、それまで以上に凄かった。

「んおおお!ぎもちいぃ!いく!いぐうぅ!」


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