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追放編
第12話 口外厳禁! トップシークレット! 改良コンニャク誕生秘話!!
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「むむっ、なんだその反応!? やけに気になるだろ? 色々ってなんなんだ? 是非聞かせてくれないか?」
珍しく動揺して言葉を詰まらせたメルビルに、ウィリアム王子ががぜん興味を持って問いただす。
この話題はもっと深くメルビルのことを知るのに必要なのこのだと、ピキーンとウィリアム王子は直感したのだ。
「色々はその、色々よ……一概にこうとは言えないと申しますか……」
しかしメルビルの言葉はどうにも要領を得ないままだった。
「だから色々ってなんだよ? 改良コンニャクはメルビルのこれまでの人生そのものってくらいに密接に関わることだろ? だから知りたいんだ。どうしてメルビルがそこまで改良コンニャクにこだわるのかを知ることで、俺はもっとメルビルのことを理解できると思うんだ」
真剣なまなざしを向けながら誠意を込めた声で言ってくるウィリアム王子に、ついにメルビルは根負けした。
そして死地へ向かうがごとき強い覚悟を決めると――えいや!とばかりに気合を込めて言った!
「私は子供のころから便秘に悩んでたの! 1週間の難産とかざらだったの! それがたまたま偶然コンニャクを食べたら一発で劇的にお通じが改善したから、それから毎日コンニャクを食べるようになって、よりよいコンニャクを探すうちに自分で改良して作り出そうと思ったのよ、男ならそれくらい察しなさいよね、女になんてこと言わせるのよバカァッ!」
ハァハァと息を切らして恥ずかしい過去を暴露したメルビル。
あまりに辛い秘密の暴露と、早口で言いきったことによる酸素不足で、その顔はりんごのようにまっ赤だった。
「ごめん、本当にごめん。今のは俺が悪かった……でもな、さすがにそれを察するのは難しいと思うんだよな……」
「ふんっ!」
いくらメルビルのことが好きで、メルビルのことなら何でも知りたくて、どれだけメルビルのことを理解したいと思っても。
しかし世の中、聞いてはいけないことはあるのだと、ウィリアム王子はよくよく理解したのだった。
ついでに自分の直感がいかに当たらないかということも、これ以上なく理解した。
『そうだぞウィリアム、母さんの言うとおりだ。お前はワシに似てところどころ抜けておるから、妻をめとるならメルビルさんのような聡明な女性にしなさい』
メルビルの歓迎食事会の時に父である国王から言われた自分の評が、ウィリアム王子の頭をふとよぎった。
その後ウィリアム王子は誠意と言葉と愛と時間を尽くし、闘牛すら怯えて逃げ出しそうなメルビルの怒りと興奮をなんとか鎮めたのだった。
そしてそのままどちらからともなく求めあって、2人は一夜を共にした。
珍しく動揺して言葉を詰まらせたメルビルに、ウィリアム王子ががぜん興味を持って問いただす。
この話題はもっと深くメルビルのことを知るのに必要なのこのだと、ピキーンとウィリアム王子は直感したのだ。
「色々はその、色々よ……一概にこうとは言えないと申しますか……」
しかしメルビルの言葉はどうにも要領を得ないままだった。
「だから色々ってなんだよ? 改良コンニャクはメルビルのこれまでの人生そのものってくらいに密接に関わることだろ? だから知りたいんだ。どうしてメルビルがそこまで改良コンニャクにこだわるのかを知ることで、俺はもっとメルビルのことを理解できると思うんだ」
真剣なまなざしを向けながら誠意を込めた声で言ってくるウィリアム王子に、ついにメルビルは根負けした。
そして死地へ向かうがごとき強い覚悟を決めると――えいや!とばかりに気合を込めて言った!
「私は子供のころから便秘に悩んでたの! 1週間の難産とかざらだったの! それがたまたま偶然コンニャクを食べたら一発で劇的にお通じが改善したから、それから毎日コンニャクを食べるようになって、よりよいコンニャクを探すうちに自分で改良して作り出そうと思ったのよ、男ならそれくらい察しなさいよね、女になんてこと言わせるのよバカァッ!」
ハァハァと息を切らして恥ずかしい過去を暴露したメルビル。
あまりに辛い秘密の暴露と、早口で言いきったことによる酸素不足で、その顔はりんごのようにまっ赤だった。
「ごめん、本当にごめん。今のは俺が悪かった……でもな、さすがにそれを察するのは難しいと思うんだよな……」
「ふんっ!」
いくらメルビルのことが好きで、メルビルのことなら何でも知りたくて、どれだけメルビルのことを理解したいと思っても。
しかし世の中、聞いてはいけないことはあるのだと、ウィリアム王子はよくよく理解したのだった。
ついでに自分の直感がいかに当たらないかということも、これ以上なく理解した。
『そうだぞウィリアム、母さんの言うとおりだ。お前はワシに似てところどころ抜けておるから、妻をめとるならメルビルさんのような聡明な女性にしなさい』
メルビルの歓迎食事会の時に父である国王から言われた自分の評が、ウィリアム王子の頭をふとよぎった。
その後ウィリアム王子は誠意と言葉と愛と時間を尽くし、闘牛すら怯えて逃げ出しそうなメルビルの怒りと興奮をなんとか鎮めたのだった。
そしてそのままどちらからともなく求めあって、2人は一夜を共にした。
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