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第五部 《全チートフル装備》 続 異世界転生 13日目
第301話 現場監督お嬢さまサーシャ
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俺、ウヅキ、《神焉竜》、ハヅキ、トワ、巫女エルフちゃん、精霊さん、シロガネ。
「幼女たちと行く南方大森林ミステリーツアー!!」出発時は俺&ダブル幼女の3人チームだったのが、いまや総勢8人もの大所帯となってサクライ家のあるアウド村へと帰還した――そんな俺たちを待っていたのは、まさかの状況だった。
「なん……だと……? アウド村が……アウド村が……無くなっている!?」
妖魔の群れを全滅させた村の入り口も。
踏み固められただけの小道も。
薪割りをした広場も――。
その全てがきれいさっぱり、なくなっていたのだ――!
そう。
そこにあったのは――、
「なんかアウド村が、アウド町になってるんですけどぉっ!!??」
――建築作業を急ピッチで進めるたくさんの作業人たちと、ところ狭しと置かれた木材や石材、そして完成したばかりの家々だったのだ――!
「人がたくさんいるのだ。小さな村だって聞いていたのに、イメージと全然違うのだ?」
シロガネが率直な感想を言った。
そしてもちろん驚いたのは、俺だけじゃあない。
「ふぇぇぇぇっっ!?」
「うにゅにゅにゅ?」
ウヅキとハヅキも住み慣れたアウド村がすっかり変わってしまったのを見て、驚きを隠せないでいた。
「ちょ、いったい……いったい何がどうなってるんだ!?」
「夢……でも見ているんでしょうか??」
「うにゅ、ほっぺ、いたい」
むにっとほっぺをつねったハヅキ。
しかしそれで目を覚ますなんてこともなく――。
アウド村のあまりの変わりように、ただただひたすらに俺たちが困惑していると、
「ん? あそこにいるのはサーシャか?」
たくさんの人が忙しく働いている中に、俺はよく見知った金髪ちびっこお嬢様の横顔を見つけたのだった。
サーシャは右手であっちを指差しこっちを指差ししながら、左手にはメガホンをもって大きな声で職人たちを指揮している。
ご丁寧に頭にはヘルメットをかぶっていた。
安全第一を徹底しているようでなによりだ。
人に命令するということに慣れているのだろう、テキパキと指示を出していく姿はちびっこであることを除けばやたらと様になっていた。
――じゃなくてだな。
「おーい、サーシャ! おーい!!」
「この声は……セーヤ様! お戻りになられたのですね!」
俺の声に反応して振り返ったサーシャが、ぱぁっと顔をほころばせた。
そして近くにいた職人に二言三言、指示を出してメガホンとヘルメットを渡すと、小走りで駆け寄ってくる。
「セーヤ様! 遠征ご苦労様でしたの! ウヅキたちもお帰りなさいですの!」
「遠征? ああ、まぁそうなのかな? うん、ありがとうサーシャ。いやいやそれよりさ、いったいこれはどういうことなんだよ? なにが起こってるんだ?」
挨拶もそこそこにして、単刀直入に疑問を投げかけた俺に、
「このアウド村をディリンデンの衛星都市にするのですわ」
さらっと簡潔に答えを返すサーシャ。
「衛星都市? ……ってあれだろ? 大都市の周りにある小中規模の都市のことだよな?」
ベッドタウンとかそういう感じの、大都市と同一経済圏を作る補助的な都市のことだ。
「はい、その衛星都市ですの」
「えーっと、それはわかったんだけど、でも、なんで?」
――というのはみんなが聞きたいことだろう。
特にウヅキとハヅキのサクライ姉妹にしてみれば、ここは生まれた時からの住み慣れた村だったわけで。
「幼女たちと行く南方大森林ミステリーツアー!!」出発時は俺&ダブル幼女の3人チームだったのが、いまや総勢8人もの大所帯となってサクライ家のあるアウド村へと帰還した――そんな俺たちを待っていたのは、まさかの状況だった。
「なん……だと……? アウド村が……アウド村が……無くなっている!?」
妖魔の群れを全滅させた村の入り口も。
踏み固められただけの小道も。
薪割りをした広場も――。
その全てがきれいさっぱり、なくなっていたのだ――!
そう。
そこにあったのは――、
「なんかアウド村が、アウド町になってるんですけどぉっ!!??」
――建築作業を急ピッチで進めるたくさんの作業人たちと、ところ狭しと置かれた木材や石材、そして完成したばかりの家々だったのだ――!
「人がたくさんいるのだ。小さな村だって聞いていたのに、イメージと全然違うのだ?」
シロガネが率直な感想を言った。
そしてもちろん驚いたのは、俺だけじゃあない。
「ふぇぇぇぇっっ!?」
「うにゅにゅにゅ?」
ウヅキとハヅキも住み慣れたアウド村がすっかり変わってしまったのを見て、驚きを隠せないでいた。
「ちょ、いったい……いったい何がどうなってるんだ!?」
「夢……でも見ているんでしょうか??」
「うにゅ、ほっぺ、いたい」
むにっとほっぺをつねったハヅキ。
しかしそれで目を覚ますなんてこともなく――。
アウド村のあまりの変わりように、ただただひたすらに俺たちが困惑していると、
「ん? あそこにいるのはサーシャか?」
たくさんの人が忙しく働いている中に、俺はよく見知った金髪ちびっこお嬢様の横顔を見つけたのだった。
サーシャは右手であっちを指差しこっちを指差ししながら、左手にはメガホンをもって大きな声で職人たちを指揮している。
ご丁寧に頭にはヘルメットをかぶっていた。
安全第一を徹底しているようでなによりだ。
人に命令するということに慣れているのだろう、テキパキと指示を出していく姿はちびっこであることを除けばやたらと様になっていた。
――じゃなくてだな。
「おーい、サーシャ! おーい!!」
「この声は……セーヤ様! お戻りになられたのですね!」
俺の声に反応して振り返ったサーシャが、ぱぁっと顔をほころばせた。
そして近くにいた職人に二言三言、指示を出してメガホンとヘルメットを渡すと、小走りで駆け寄ってくる。
「セーヤ様! 遠征ご苦労様でしたの! ウヅキたちもお帰りなさいですの!」
「遠征? ああ、まぁそうなのかな? うん、ありがとうサーシャ。いやいやそれよりさ、いったいこれはどういうことなんだよ? なにが起こってるんだ?」
挨拶もそこそこにして、単刀直入に疑問を投げかけた俺に、
「このアウド村をディリンデンの衛星都市にするのですわ」
さらっと簡潔に答えを返すサーシャ。
「衛星都市? ……ってあれだろ? 大都市の周りにある小中規模の都市のことだよな?」
ベッドタウンとかそういう感じの、大都市と同一経済圏を作る補助的な都市のことだ。
「はい、その衛星都市ですの」
「えーっと、それはわかったんだけど、でも、なんで?」
――というのはみんなが聞きたいことだろう。
特にウヅキとハヅキのサクライ姉妹にしてみれば、ここは生まれた時からの住み慣れた村だったわけで。
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