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第五部 《全チートフル装備》 続 異世界転生 13日目
第308話 おやすみ、今度はきっといい夢を――
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そして。
巫女エルフちゃんが誇る銀河級おっぱいが、サーシャの前を横切った瞬間――、
「んがぁっ!?」
突如としてサーシャが奇声を上げると、目をクワッと見開いたまま動かなくなってしまったのだ!
「急にどーされましたー?」
びっくりした巫女エルフちゃんが足を止めて尋ねるものの、
「…………」
サーシャからの返事はなかった。
「あの……? えっと……?」
巫女エルフちゃんの困惑を前に、しかしサーシャはいまだ微動だにしないまま。
「急に変な声出してどうしたんだ? ……? サーシャ? おーい?」
俺もどうしたのかと思って呼び掛けてみたものの、サーシャは仁王立ちしたままピクリとも動かない。
「どうしたんだよ、サーシャ、おーい」
再度の呼びかけにも、目の前で手を振ってもまったくの無反応。
これってまさか――、
「うにゅ、サシャねえ、きぜつ、してる……」
顔を覗き込んだハヅキがポツリと言った。
なんとサーシャときたら、立ったまま気絶していたのだった……。
よくよく見ると、サーシャの視線はとある一点で固定されていて――、
「? どーされましたー?」
――つまりは巫女エルフちゃんのビッグバン級おっぱいに……。
そしてサーシャの両の拳は、ぎゅっと固く握りしめられていたのだった……。
「サーシャ……おっぱい格差社会の厳しい洗礼を再び受けてしまったんだな……そしてそれでも、それでも。理不尽な現実と必死に向き合おうとしたんだな……」
きっとサーシャの脳は限界までフル稼働したものの、最後は巫女エルフちゃんの驚異のおっぱいという現実を処理しきれなくなったんだろう……。
「ラブコメ系A級チート『お姫様だっこ』発動――!」
俺は気絶したサーシャをお姫様だっこで抱きかかえると、その心ごと優しくいたわるようにして部屋まで運んであげたのだった。
「そら豆は、そら豆はスイカの前では無力ですの……」
気絶してもなお、理不尽にさいなまれるサーシャのうわ言が、俺の耳を悲しく打った……。
そうだよな。
巫女エルフちゃんの参入で、もはや孤立無援の完全アウェーゲームになったサーシャには、もっと優しくしてあげないといけないよな……。
…………
……
「あれ……ここは……? わたくしの部屋ですの? わたくし、温泉に入っていたはずでは……どうして布団に……」
小さな灯り石のわずかな光だけの薄闇の中、
「のぼせちゃったみたいだね」
ようやっと目を覚ましたサーシャに、俺はそっと優しく語りかけた。
ラブコメ系A級チート『妻をいたわる夫』――女の子の心を包んで癒す、優しさ100%でできた癒し系チートだ――を発動し、理不尽に摺りつぶされそうになったサーシャの心に寄り添いながら丁寧に解きほぐしてゆく。
「あ、セーヤ様……はっ、わたくし、こんなはしたない姿で――」
パジャマ姿なのが恥ずかしかったのか、掛け布団を上まで引き上げて顔の下半分まで隠しちゃうサーシャ。
普段強気なサーシャが照れりこする姿が、なんかもう可愛すぎて困るんですけど……!?
そしてラブコメ系A級チート『妻をいたわる夫』の効果は抜群だ!
照れながらもふとんの端から上目遣いで見上げてくるサーシャの目からは、まんざらでもない安心感のようなものが見て取れた。
「だめだめ、今はゆっくりと寝てなって」
「ですが――」
「サーシャのパジャマ姿は初めて見たし、寝顔もすごく可愛かったから。せっかくだからもう少し見ていたいんだけど、だめかな?」
「だめじゃ、ありませんの……」
「よかった、そう言ってもらえて」
「あの、セーヤ様……なんだか今日は雰囲気が違いますわ……」
「こういうの嫌いだった?」
「嫌いでは……ありませんの……」
「ならオッケーだね。ほら、まだ本調子じゃないんだから静かに横になってて。今日の夜はずっとそばにいるからさ」
「セーヤ様……ありがとうですの……」
言って、サーシャは再び目を閉じた。
日頃の疲れもあったのだろう、すぐにすーすーと寝息を立て始める。
「おやすみ、今度はきっといい夢を――」
しばらくサーシャの寝顔を見守ってから、俺は隣で横になったのだった――。
巫女エルフちゃんが誇る銀河級おっぱいが、サーシャの前を横切った瞬間――、
「んがぁっ!?」
突如としてサーシャが奇声を上げると、目をクワッと見開いたまま動かなくなってしまったのだ!
「急にどーされましたー?」
びっくりした巫女エルフちゃんが足を止めて尋ねるものの、
「…………」
サーシャからの返事はなかった。
「あの……? えっと……?」
巫女エルフちゃんの困惑を前に、しかしサーシャはいまだ微動だにしないまま。
「急に変な声出してどうしたんだ? ……? サーシャ? おーい?」
俺もどうしたのかと思って呼び掛けてみたものの、サーシャは仁王立ちしたままピクリとも動かない。
「どうしたんだよ、サーシャ、おーい」
再度の呼びかけにも、目の前で手を振ってもまったくの無反応。
これってまさか――、
「うにゅ、サシャねえ、きぜつ、してる……」
顔を覗き込んだハヅキがポツリと言った。
なんとサーシャときたら、立ったまま気絶していたのだった……。
よくよく見ると、サーシャの視線はとある一点で固定されていて――、
「? どーされましたー?」
――つまりは巫女エルフちゃんのビッグバン級おっぱいに……。
そしてサーシャの両の拳は、ぎゅっと固く握りしめられていたのだった……。
「サーシャ……おっぱい格差社会の厳しい洗礼を再び受けてしまったんだな……そしてそれでも、それでも。理不尽な現実と必死に向き合おうとしたんだな……」
きっとサーシャの脳は限界までフル稼働したものの、最後は巫女エルフちゃんの驚異のおっぱいという現実を処理しきれなくなったんだろう……。
「ラブコメ系A級チート『お姫様だっこ』発動――!」
俺は気絶したサーシャをお姫様だっこで抱きかかえると、その心ごと優しくいたわるようにして部屋まで運んであげたのだった。
「そら豆は、そら豆はスイカの前では無力ですの……」
気絶してもなお、理不尽にさいなまれるサーシャのうわ言が、俺の耳を悲しく打った……。
そうだよな。
巫女エルフちゃんの参入で、もはや孤立無援の完全アウェーゲームになったサーシャには、もっと優しくしてあげないといけないよな……。
…………
……
「あれ……ここは……? わたくしの部屋ですの? わたくし、温泉に入っていたはずでは……どうして布団に……」
小さな灯り石のわずかな光だけの薄闇の中、
「のぼせちゃったみたいだね」
ようやっと目を覚ましたサーシャに、俺はそっと優しく語りかけた。
ラブコメ系A級チート『妻をいたわる夫』――女の子の心を包んで癒す、優しさ100%でできた癒し系チートだ――を発動し、理不尽に摺りつぶされそうになったサーシャの心に寄り添いながら丁寧に解きほぐしてゆく。
「あ、セーヤ様……はっ、わたくし、こんなはしたない姿で――」
パジャマ姿なのが恥ずかしかったのか、掛け布団を上まで引き上げて顔の下半分まで隠しちゃうサーシャ。
普段強気なサーシャが照れりこする姿が、なんかもう可愛すぎて困るんですけど……!?
そしてラブコメ系A級チート『妻をいたわる夫』の効果は抜群だ!
照れながらもふとんの端から上目遣いで見上げてくるサーシャの目からは、まんざらでもない安心感のようなものが見て取れた。
「だめだめ、今はゆっくりと寝てなって」
「ですが――」
「サーシャのパジャマ姿は初めて見たし、寝顔もすごく可愛かったから。せっかくだからもう少し見ていたいんだけど、だめかな?」
「だめじゃ、ありませんの……」
「よかった、そう言ってもらえて」
「あの、セーヤ様……なんだか今日は雰囲気が違いますわ……」
「こういうの嫌いだった?」
「嫌いでは……ありませんの……」
「ならオッケーだね。ほら、まだ本調子じゃないんだから静かに横になってて。今日の夜はずっとそばにいるからさ」
「セーヤ様……ありがとうですの……」
言って、サーシャは再び目を閉じた。
日頃の疲れもあったのだろう、すぐにすーすーと寝息を立て始める。
「おやすみ、今度はきっといい夢を――」
しばらくサーシャの寝顔を見守ってから、俺は隣で横になったのだった――。
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