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異世界転生 15日目
第336話 S級チート『両手いっパイ』
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……そして翌朝。
「うぅーん、昨日はよく眠れました」
「ですねー」
朝までぐっすりだったウヅキと巫女エルフちゃんに対して、
「明け方ごろかろうじて眠りに落ちたけど、実質ほとんど寝れなかったぞ……」
二人に密着やわやわサンドイッチされてた俺は、一晩中アドレナリン全開で目はらんらん、下半身はぎんぎんでとても寝られるような状態じゃあなかったのだ。
「でもちょっと眠いかな、くらいで体調は悪くないんだよな。どころか快調っていってもいいくらいで……」
どうも睡眠時回復系S級チート『両手いっパイ』が発動していたらしい。
……『パイ』ってのはまぁあれだよ、おっぱいのことだね。
両手に花でおっぱいサンドイッチされて寝ることで回復するという、男の夢とロマンにあふれた回復チートだと思います!
しいて言うなら――俺が言うのもなんなんだけど――名前がダイレクトすぎるかなぁ……。
このチートを考案した転生局の開発者は間違いなく男だろう。
とまあそんな感じで起床したんだけれど。
3人ほぼ同時に起きたこともあって、俺はウヅキの寝起き顔というレアな物を見ることができたのだった。
「はわっ、髪が……恥ずかしいです……あまり見ないでください……」
寝ぐせ――全体的にふわっと広がった髪――を両手で抑えながら、ちょっと恥ずかしそうに上目づかいでこっちを見てくるのが、新婚さんっぽくてとっても可愛いいね!
普段のウヅキはキラキラ美しい文句なしの100万ドルの夜景だけど、寝起きで無防備なウヅキもプライスレスだね!
ちなみに巫女エルフちゃんの髪は、いつもと変わらないままだった。
「はおー流ですからー」
「うん、ほんとすごいな覇王流……」
もはや何でもありだ。
最初のころはもしかして適当に言ってない?とか思ったこともあったんだけど、なにせその都度、こうやってちゃんと結果が出てるもんな。
寝ぐせがつかないのは地味に便利だし。
よし、俺もそのうちいくつか便利な技を教えてもらおう。
俺なんか《神滅覇王》なんだから、当然『覇王流』は使えてしかるべきだもんな。
全チートフル装備に加えて《神滅覇王》を手に入れ、さらには覇王流までマスターすれば、もはや俺の異世界生活は向かうところ敵なしだ!
その後。
布団を片付けて仲良く朝ご飯を作りに行ったウヅキと巫女エルフちゃんを見送ってから。
俺は着替えて顔を洗うと、まずはティモテの部屋に行ってみた。
東の辺境に昨日来たばかりで色々と慣れないことも多いだろうし、《剣の魔将》グレンのことで不安になっているかもしれない。
不安な時、ただ誰かと一緒にいるってだけで安心できることもあるからな。
コンコン。
「ティモテ、起きてるかー?」
部屋のドアをノックしてから呼びかけてみるのの、
「――――」
中からの返事はなかった。
コンコン。
「ティモテー」
もう一度呼びかけてみてもそれは変わらない。
「まだ寝てるのかな……? 意外とお寝坊さんなんだな。いや待てよ、まさか――!」
もしかして、夜の間に襲われたのか――!?
いや、夜討ち朝駆けっていう言葉もあるくらいだ、今まさにグレンに襲われているのかもしれない――!
『龍眼』を使う俺や《神焉竜》がいるとはいえ、《剣の魔将》グレンはシロガネの警戒網を苦もなく突破したSS級だ。
十分にあり得る話だ――!
「くっ、ティモテ――!」
ティモテの身を案じた俺が、意を決して部屋の扉を開けると――鍵はかかっていなかった――そこは肌色だった。
「うぅーん、昨日はよく眠れました」
「ですねー」
朝までぐっすりだったウヅキと巫女エルフちゃんに対して、
「明け方ごろかろうじて眠りに落ちたけど、実質ほとんど寝れなかったぞ……」
二人に密着やわやわサンドイッチされてた俺は、一晩中アドレナリン全開で目はらんらん、下半身はぎんぎんでとても寝られるような状態じゃあなかったのだ。
「でもちょっと眠いかな、くらいで体調は悪くないんだよな。どころか快調っていってもいいくらいで……」
どうも睡眠時回復系S級チート『両手いっパイ』が発動していたらしい。
……『パイ』ってのはまぁあれだよ、おっぱいのことだね。
両手に花でおっぱいサンドイッチされて寝ることで回復するという、男の夢とロマンにあふれた回復チートだと思います!
しいて言うなら――俺が言うのもなんなんだけど――名前がダイレクトすぎるかなぁ……。
このチートを考案した転生局の開発者は間違いなく男だろう。
とまあそんな感じで起床したんだけれど。
3人ほぼ同時に起きたこともあって、俺はウヅキの寝起き顔というレアな物を見ることができたのだった。
「はわっ、髪が……恥ずかしいです……あまり見ないでください……」
寝ぐせ――全体的にふわっと広がった髪――を両手で抑えながら、ちょっと恥ずかしそうに上目づかいでこっちを見てくるのが、新婚さんっぽくてとっても可愛いいね!
普段のウヅキはキラキラ美しい文句なしの100万ドルの夜景だけど、寝起きで無防備なウヅキもプライスレスだね!
ちなみに巫女エルフちゃんの髪は、いつもと変わらないままだった。
「はおー流ですからー」
「うん、ほんとすごいな覇王流……」
もはや何でもありだ。
最初のころはもしかして適当に言ってない?とか思ったこともあったんだけど、なにせその都度、こうやってちゃんと結果が出てるもんな。
寝ぐせがつかないのは地味に便利だし。
よし、俺もそのうちいくつか便利な技を教えてもらおう。
俺なんか《神滅覇王》なんだから、当然『覇王流』は使えてしかるべきだもんな。
全チートフル装備に加えて《神滅覇王》を手に入れ、さらには覇王流までマスターすれば、もはや俺の異世界生活は向かうところ敵なしだ!
その後。
布団を片付けて仲良く朝ご飯を作りに行ったウヅキと巫女エルフちゃんを見送ってから。
俺は着替えて顔を洗うと、まずはティモテの部屋に行ってみた。
東の辺境に昨日来たばかりで色々と慣れないことも多いだろうし、《剣の魔将》グレンのことで不安になっているかもしれない。
不安な時、ただ誰かと一緒にいるってだけで安心できることもあるからな。
コンコン。
「ティモテ、起きてるかー?」
部屋のドアをノックしてから呼びかけてみるのの、
「――――」
中からの返事はなかった。
コンコン。
「ティモテー」
もう一度呼びかけてみてもそれは変わらない。
「まだ寝てるのかな……? 意外とお寝坊さんなんだな。いや待てよ、まさか――!」
もしかして、夜の間に襲われたのか――!?
いや、夜討ち朝駆けっていう言葉もあるくらいだ、今まさにグレンに襲われているのかもしれない――!
『龍眼』を使う俺や《神焉竜》がいるとはいえ、《剣の魔将》グレンはシロガネの警戒網を苦もなく突破したSS級だ。
十分にあり得る話だ――!
「くっ、ティモテ――!」
ティモテの身を案じた俺が、意を決して部屋の扉を開けると――鍵はかかっていなかった――そこは肌色だった。
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