22 / 57
第二章 魔界の料理は命懸け!?
ゴブリンと仲良くなりました
しおりを挟む
「いやあ、そんなに褒められましても」
隣にいたスクレットが、なぜか頭をかいている。
魔族語にどう変換されたのかわからないけれど、これは大根ではなく砂糖大根と呼ばれるもの。すなわち、魔界版の『甜菜』だ。
てんさいは、大根と似た植物だけど種類は別で、砂糖の原料となる。人間界では貴重なハチミツに代わり、重宝されていた。それが形を変えて魔界にもあるなんて!
「ええっと、台所を借りられるかしら? もし甘みだけを抽出できたら、村の特産品になるかもしれないわ」
「えっ!?」
ゴブリンの若者は驚くが、私には確信めいたものがある。
勉強していて良かった。
『てんさい糖』はミネラル豊富で、身体にもいい。
ゴブリンの若者が、自宅の台所を提供してくれることになった。
「急にすみません。お邪魔します」
「おや、まあ」
若者の母親の協力を得て、『まだら根』こと『てんさい』を綺麗に洗ってカットする。これを温水に浸して煮出せば、糖分だけを抽出できるはずだ。
かまどには薪が使われていたので、木灰も入れてみる。
「なんてことを!」
「こうすれば、不純物が沈殿するんです」
上澄みだけを集めたものを濾過し、煮詰めて水分を蒸発させていく。
やがて、甘いシロップのようなものができた。
「やっぱり。このままでもいいし、乾燥させれば使い勝手が良くなるわ」
「村長に報告してきます!!」
慌てて飛び出す若者を、母親が笑顔で見送る。
残された私はスクレットとともに、彼女にお茶をごちそうになった。
「……これは?」
「木の根を煮出したものよ。昔、さっきのあなたと同じようなことをしたら、父親に『燃料を無駄にするな』と怒られたわ」
「すみません。では、前からご存じで?」
「そうね、なんとなくは」
「費用はこちらで持ちますので、ご心配なく」
事務的に応えたスクレットに、ゴブリンの母親は苦笑する。
「燃料のことはいいの。魔王様がこんな小さな村にまで注意を払ってくださるなんて、良い時代になったのねえ」
彼女はそう言うと、感慨深げにため息をつく。
スクレットはふんぞり返るが、訪問先のリストはすでに用意されていた。
もしかして、あれは魔王が選んだの?
魔王レオンザーグは、冷たいように見えて案外仲間思いなのかもしれない。
木の根のお茶に先ほどのシロップを入れると、甘い麦茶のようなものができた。これならすぐに飲めるし、疲労回復にも効果がありそうだ。
村長とは、さっきの長老のこと。
連れて来た若者は、興奮している。
「『まだら根』に、価値があるんですよね!」
「ええ、恐らく」
「ほう。根っこに価値があるとして、その後は?」
村長の言葉で、みんなの視線が私に集まった。そのため、考えながら口にする。
「持ち帰って魔王様に報告します。料理長にも話して、良い方法を検討しますね」
今言えるのは、ここまでだ。
どうかこの村にとって、良い結果になりますように。
数日後、加工した『まだら根』の城への納品が決まった。
その結果、私はゴブリン達が住むこの村に、何度も足を運んでいる。
砂糖の作り方を村人達に教えるためだけど、軌道に乗れば今後、魔界中に流通するかもしれない。
ゴブリン達とは、今ではすっかり顔なじみ。冗談を交わす仲になった。
「ヴィオネッタの功績を称えて、『まだら根』の名前を『ヴィオ根っ太』に変えるっていうのはどうだ?」
「いえ、それはちょっと……。『ゴブリン村の砂糖大根』でどうですか?」
「美味しくなさそうだ」
「違いねえ。今のままがいい」
「それにしても、お城で採用されるなんてねえ。そこらの根っこが、お金になるとは思わなかったよ。あんたのおかげだ」
「わたくしも、お役に立てて光栄です」
村人達の顔は明るい。
人間界では悪者として描かれることの多いゴブリンだけど、話せば気のいい魔族だ。面倒見の良すぎるところが、玉に瑕だけど。
「ヤムヤムは、頭もいいのに独身だろ? ヴィオネッタと一緒になったらどうだい?」
ヤムヤムというのは、初日に私達を案内してくれたゴブリンの若者だ。いつか世のため、魔王の下で働きたいと語っていた。
「いえ、わたくしはその……」
「魔王様やフェンリル様がお許しにならないでしょう」
スクレットが、私の代わりに応えてくれた。
「おや、まあ!」
「そういうことだったのか。惚れられてるんだねぇ」
「違っ……」
慌てて否定するものの、村人達は意味ありげに私を見つめる。
スクレットが言いたかったのは、『罪人の分際で』という意味だ。
完全に誤解だが、説明すると悪影響が出そうなのでやめておこう。調査の邪魔になってはいけないと、処分保留中の身であることはわざと伏せているから。
「それはそうと、黒芋の方もなんとかならないかい?」
「すみません。いろんな調理法を試しているのですが、なかなか上手くいかなくて……」
万一の可能性を考えて、『まだら根』と同じように煮詰めてもみた。
結果は惨敗。
煮ても焼いても炒めても、ゴムのような食感と不味さは変わらない。試しに揚げてみたものの、やっぱりダメだった。
心地よい疲れを感じて、村を後にする。城へ戻る道すがら、自然と笑みが浮かぶ。
「今日も、役に立てたわよね?」
城に到着すると、もふ魔達が出迎えてくれた。
「ぎー、きゅきゅいい」
「ぎぃー、きゅきゅいい」
「お帰りって、言ってくれたのね。ただいま。まあ、あなた達もどこかで遊んできたのね」
「きゅい」
返事をしたもふ魔の頭には、細長いわらのような植物がくっついている。城で見た覚えはないので、外出したとわかったのだ。
「おいで」
「きゅい」
「きゅーい♪」
撫でようと抱えて、ハッとする。
彼らに付着していたのは、前世でよく知る作物だ。
これは…………稲!?
隣にいたスクレットが、なぜか頭をかいている。
魔族語にどう変換されたのかわからないけれど、これは大根ではなく砂糖大根と呼ばれるもの。すなわち、魔界版の『甜菜』だ。
てんさいは、大根と似た植物だけど種類は別で、砂糖の原料となる。人間界では貴重なハチミツに代わり、重宝されていた。それが形を変えて魔界にもあるなんて!
「ええっと、台所を借りられるかしら? もし甘みだけを抽出できたら、村の特産品になるかもしれないわ」
「えっ!?」
ゴブリンの若者は驚くが、私には確信めいたものがある。
勉強していて良かった。
『てんさい糖』はミネラル豊富で、身体にもいい。
ゴブリンの若者が、自宅の台所を提供してくれることになった。
「急にすみません。お邪魔します」
「おや、まあ」
若者の母親の協力を得て、『まだら根』こと『てんさい』を綺麗に洗ってカットする。これを温水に浸して煮出せば、糖分だけを抽出できるはずだ。
かまどには薪が使われていたので、木灰も入れてみる。
「なんてことを!」
「こうすれば、不純物が沈殿するんです」
上澄みだけを集めたものを濾過し、煮詰めて水分を蒸発させていく。
やがて、甘いシロップのようなものができた。
「やっぱり。このままでもいいし、乾燥させれば使い勝手が良くなるわ」
「村長に報告してきます!!」
慌てて飛び出す若者を、母親が笑顔で見送る。
残された私はスクレットとともに、彼女にお茶をごちそうになった。
「……これは?」
「木の根を煮出したものよ。昔、さっきのあなたと同じようなことをしたら、父親に『燃料を無駄にするな』と怒られたわ」
「すみません。では、前からご存じで?」
「そうね、なんとなくは」
「費用はこちらで持ちますので、ご心配なく」
事務的に応えたスクレットに、ゴブリンの母親は苦笑する。
「燃料のことはいいの。魔王様がこんな小さな村にまで注意を払ってくださるなんて、良い時代になったのねえ」
彼女はそう言うと、感慨深げにため息をつく。
スクレットはふんぞり返るが、訪問先のリストはすでに用意されていた。
もしかして、あれは魔王が選んだの?
魔王レオンザーグは、冷たいように見えて案外仲間思いなのかもしれない。
木の根のお茶に先ほどのシロップを入れると、甘い麦茶のようなものができた。これならすぐに飲めるし、疲労回復にも効果がありそうだ。
村長とは、さっきの長老のこと。
連れて来た若者は、興奮している。
「『まだら根』に、価値があるんですよね!」
「ええ、恐らく」
「ほう。根っこに価値があるとして、その後は?」
村長の言葉で、みんなの視線が私に集まった。そのため、考えながら口にする。
「持ち帰って魔王様に報告します。料理長にも話して、良い方法を検討しますね」
今言えるのは、ここまでだ。
どうかこの村にとって、良い結果になりますように。
数日後、加工した『まだら根』の城への納品が決まった。
その結果、私はゴブリン達が住むこの村に、何度も足を運んでいる。
砂糖の作り方を村人達に教えるためだけど、軌道に乗れば今後、魔界中に流通するかもしれない。
ゴブリン達とは、今ではすっかり顔なじみ。冗談を交わす仲になった。
「ヴィオネッタの功績を称えて、『まだら根』の名前を『ヴィオ根っ太』に変えるっていうのはどうだ?」
「いえ、それはちょっと……。『ゴブリン村の砂糖大根』でどうですか?」
「美味しくなさそうだ」
「違いねえ。今のままがいい」
「それにしても、お城で採用されるなんてねえ。そこらの根っこが、お金になるとは思わなかったよ。あんたのおかげだ」
「わたくしも、お役に立てて光栄です」
村人達の顔は明るい。
人間界では悪者として描かれることの多いゴブリンだけど、話せば気のいい魔族だ。面倒見の良すぎるところが、玉に瑕だけど。
「ヤムヤムは、頭もいいのに独身だろ? ヴィオネッタと一緒になったらどうだい?」
ヤムヤムというのは、初日に私達を案内してくれたゴブリンの若者だ。いつか世のため、魔王の下で働きたいと語っていた。
「いえ、わたくしはその……」
「魔王様やフェンリル様がお許しにならないでしょう」
スクレットが、私の代わりに応えてくれた。
「おや、まあ!」
「そういうことだったのか。惚れられてるんだねぇ」
「違っ……」
慌てて否定するものの、村人達は意味ありげに私を見つめる。
スクレットが言いたかったのは、『罪人の分際で』という意味だ。
完全に誤解だが、説明すると悪影響が出そうなのでやめておこう。調査の邪魔になってはいけないと、処分保留中の身であることはわざと伏せているから。
「それはそうと、黒芋の方もなんとかならないかい?」
「すみません。いろんな調理法を試しているのですが、なかなか上手くいかなくて……」
万一の可能性を考えて、『まだら根』と同じように煮詰めてもみた。
結果は惨敗。
煮ても焼いても炒めても、ゴムのような食感と不味さは変わらない。試しに揚げてみたものの、やっぱりダメだった。
心地よい疲れを感じて、村を後にする。城へ戻る道すがら、自然と笑みが浮かぶ。
「今日も、役に立てたわよね?」
城に到着すると、もふ魔達が出迎えてくれた。
「ぎー、きゅきゅいい」
「ぎぃー、きゅきゅいい」
「お帰りって、言ってくれたのね。ただいま。まあ、あなた達もどこかで遊んできたのね」
「きゅい」
返事をしたもふ魔の頭には、細長いわらのような植物がくっついている。城で見た覚えはないので、外出したとわかったのだ。
「おいで」
「きゅい」
「きゅーい♪」
撫でようと抱えて、ハッとする。
彼らに付着していたのは、前世でよく知る作物だ。
これは…………稲!?
11
あなたにおすすめの小説
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました
オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、
【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。
互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、
戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。
そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。
暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、
不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。
凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
悪役令嬢に転生したけど、破滅エンドは王子たちに押し付けました
タマ マコト
ファンタジー
27歳の社畜OL・藤咲真帆は、仕事でも恋でも“都合のいい人”として生きてきた。
ある夜、交通事故に遭った瞬間、心の底から叫んだーー「もう我慢なんてしたくない!」
目を覚ますと、乙女ゲームの“悪役令嬢レティシア”に転生していた。
破滅が約束された物語の中で、彼女は決意する。
今度こそ、泣くのは私じゃない。
破滅は“彼ら”に押し付けて、私の人生を取り戻してみせる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる