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一ヵ月後には高校へ進学、試験自体はそう難しく無く、難なく通り入学する事になった。勿論「家」側で用意して入れと指示されたモノだ
学校としての規模は普通だが対して学生の数は少ない、年に寄るが、同学年一年生は四クラスで各男女合わせて二十人以下という少なさ
それも当然でまず元々成績の良い者か金のある者しか入れない、それと面接、書類審査まであり、かなり人数が絞られているからだ
入学式から割り当てられた教室に入ったがこれもアヤネと同教室で、皆15~6歳の若者なのだが学生らしさは少ないだろう
騒いだり無駄話をする人間もあまり居ない、晴海は小・中学校はどちらかと言えば田舎の普通の所に通っていたから余計その違いが分るとも言うが
当日は校内施設の案内、これも普通の学校とは違う、自習室、資料室、学食、音楽室や映像記録を見る事が可能な個室等まである
翌、通常の授業も始まるがこれも独特。授業は40分の内20分だけ教師が通常のカリキュラムに沿った授業を行い残り20分は自習時間である
この際教室に居る必要も無く、其々自由にしてよく終った後の授業間の休み時間も20分与えられ。丁度一時間という事になる、非常に自主性の高い内容になっている
ただ学園は別に進学校とか成績重視とか高難度大学への進学を勧めているという訳でもない。授業自体もそう難しい訳ではなくどちらかと言えば教養系であり、流石に晴海も分った
放課後には今日一日の感想を呟いた
「もしかしてこの学校て‥」
「ええ「身元の確りした」子弟が集まる学舎、という事でしょう」
「成る程‥これも家か‥」
「お気に召しませんか?」
「多少あるけど、良かれと思っての事だろう‥気にしても仕方無い、それに二時には終るから時間は取れるからマイナスな訳じゃないし」
「そうですね、良い方に考えましょう」
晴海も生活は以前と変わりはしない、学校に普通に通って、家の分らない事も聞いて指導を受け自身の修練もちゃんとする。確かに晴海は特殊な環境の人間なのだが同時にこうも思った「父や兄の様には成りたくないな」と
育った環境が違うからというのもあるが、人を単に道具や下っ端みたいに思う、扱う考え方に同調できないし嫌悪があったから
だから役割は別にして、努めて一般人に近い生活を送った。例えば学校でも学生らしい行動を取ったし、夜以外は街に出て色々やってみる、遊びに行ったり散策したり、なるべく「社会」から離れ無い様にだ
元々「自主性を重んじろ」との命もあったがアヤネもこれを掣肘しなかった、神宮寺の家の者、という上下関係も何時しか緩和されていく事になる。
考えてみれば最初からそうなのかもしれない、始めて会って平伏して挨拶した時から、頭を下げるのは止めてくれ、だった訳だし、彼には自分が偉いという認知とか立ち位置みたいのが無かっただろう
「所でアヤネ、新しく貰った武具だけど‥」
「羽織は防具と回復と言っていましたね」
「防具?どう見てもただの服だけど」
「余人にはそうですが、晴海様には違います使ってみれば分るでしょう」
「ああ‥刀みたいに僕の霊力を入れて使うのか同時に使ってみないと分らない、と」
「神宮寺の道具は大抵そうですね‥一族に与えられるモノは一族にしか扱えない、例外もありますが基本そうです。なので悪用される事もないです」
「ふむ、便利は便利なんだろうね」
もう一つが円形の手の平サイズの入れ物、回して開けると
中は白粉を練った様な粘物、わりと匂いがあるが特別なモノではないらしいこれを五ケース貰ってある。所謂魔除けで家に置いておくと相手が避ける効果があるそう
「それと晴海様、今後はどうします?」
「とりあえず、もう少し戦える様にはしたいかな‥それから現状の把握もまだまだ足りてない」
「現状の把握ですか?‥」
「家とか一族とか分家とかの役割、現場でやる事も分ったけど一般社会側ではどうなのかな?とか、警察とかも動いているよね?」
「ああ‥そういう事ですが、でしたらいっその事、直接お話になっても良いかと」
「警察とかに??会えるの?」
「勿論ですよ。‥極めて珍しい事態でしょうけど‥神宮寺の当主の血族の方が、直接現場に出て、一般公人側と話すなんて」
そこで当日の内に連絡を入れてもらい、会う約束を取り付けた、警察組織の本庁ではなく近いからという理由で手近な曙を指定された、そこで迎えられて会議室の様な少々広い場所に案内される
急な事ではあるが伝えた内容を考慮し相手側にも説明を受ける。要するに今の一般社会側の状況である
「つまり、公表はされていないけど、実際獣の被害はそれなりにあるんですね?」
「はい、被害者はその時によりけりですが、外傷の無い物、以前ご覧に成った通り惨殺体、何も残らない場合等です、これは統計上「自殺」「事故」「失踪」とカウントされますが
その内其々3~5%は「魔物」の被害です、年次に寄ってバラつきはありますが、平均して其々全国で三十件はあるという認識ですから年間被害者は八十前後はあるという事になります、認識、認定されただけで、です」
「結構多いんですね‥」
「はい、公式発表は出来ませんので事故という処理になります、更に言えばですが、徐々にですがこれは増えてもいますので‥」
「公人側で対策は?」
「実際はあまりありません、捜査の装置、或いは予防等です
事件発生の確率を算出したり、探知したりして警戒範囲を出したり探したりですが、現実的には我々の一般装備では殆、対策がありませんので」
「なるほど」
「何しろ、警察・軍事的な物理的兵器では効果が無い場合が殆どらしいので、公家に頼りきりな場合が多いですね‥」
「例えば拳銃とかですか?警察とかで戦闘に成った事が?」
「はい数例ですが。拳銃も全く効果無しではありませんが当たった所で大してEに対して効果が期待出来ない」
「E?」
「あ‥失礼、隠語です我々の側では「エネミー」という呼び方をします」
「そういう呼び方をしたほうがいいんですか?」
「 [外]では出来れば」
「分りました」
「近年は具体的に色々実験はされています、公家から知識が齎されていますので対E装備等も幾つか開発されていましが、残念ながら使用出来ない場合が多く、実際戦闘状態に成った事も殆どありませんし、効果の程も不確定です」
「そうなんですか?」
「はい、例えば火とか電磁兵器等です、これは効果があるそうなんですが街中では使えないので‥防御面でも一般装備等あっても無くても大差がないという事で」
「それは困りますね‥」
「ええ‥なので公家、神宮寺の方が積極協力して頂けるというのは我々にとっても非常に有り難い」
「僕に出来る事はするつもりですが‥一方で十分に対応出来る程の人員もこちらには無いらしいので」
「存じております」
「とりあえず、情報共有、連絡を密にしてなるべく僕も現場に出る様にします」
実際の対応と言ってもそう急にやる事が増える訳でもない、逐次対応の回転を早くするとか、公人側が掴んだ情報を早く回してもらうとかその程度だろう。
一応晴海も別にモバイル等を貰ってダイレクトに連絡を受けられる様にはしてもらったが
その後、暫く待たされもっと上の人との挨拶と会談。こちらは主に顔合わせなので別にいいが、少なくも問題点の認知、という意味では実りのある会合である
公人側も対処手段を模索している段階であり、幾つか神宮寺から貰った情報から手法も用意はした、問題なのは実際の現場対応に置ける人員の圧倒的不足と実戦データが略取れない事だ
何しろ妖怪だの妖魔だの警官やら機動隊やらが接敵するとか、相手を認知して撃ち合いなんてそう起こる訳でもないし
大抵の「事件」は裏側かこちらでも認知されないまま起こっているから
晴海にしても「連絡をくれれば直ぐ出ます」とは云っても、自分とアヤネしかまだ居ないし、急に人員を増やすのも難しいとの事であった
アヤネ曰くだが
「実際に戦闘に耐えうる人間はどこの家にも何十人も居る訳ではない」
という事なので、それは無理らしい、実際、神宮寺の家にも専門家は多く無い
更に問題なのはE事件というのはどちらかと言えば増加傾向らしい、日本全国という事であれば、警察組織も退魔士も母数自体不足している訳で、どこか一箇所に集める事も出来ないらしい、しかも通常事件とは違い捜査とか犯人を追うとかも不可能だし
だから晴海の様な例というのはどの方面から見ても稀で有り難い事、ではある、早々専門家は増えないという事であれば
個体戦闘力が最初から高い人材を増やせば物理的に対処は楽になるからだ
「そう考えると僕が強くなる、というのは間違った方向性ではないんだね」
「ええ、極端に言えばですが、Aへの対処に五人でやって居た事を一人で出来れば効率化に寄り、仕事自体の全体の負担も軽減されるという事にはなりますね‥理想論ではありますが」
「そうだね‥公人側も色々やっているというのは分ったし、あんまりこうしろ、とは言い難いかなぁ。ただ出来そうな事というか、活路は色々ありそうだ」
直ぐに出来そうな事、というのはそんなに無いので、やはり自身が言った通り、晴海がまともに戦える、慣れる様にするのが早いだろう
ただ、それも通常の剣術の練習なので、そう急に強くなる訳でもなく、そもそも相手が居ないので組み手はし難い
一応学校に剣道があるが、これは晴海から見てあんまり練習にならなそうで諦めた。とりあえず「道具」の使い方の精度を上げようと思い、主に一人で出来る霊圧刀の自在なコントロールに絞って行った
というのも、これも「神宮寺の道具は基本的に無形なので
発想と晴海様の霊力次第でどういう使い方でも出来ます」と云われた為だ
刀身の部分が霊力が足りていればどういう形にでも出来る
物理にも精神体の様な相手にも利く、な訳で使い方次第で色々出来、容易に強化出来るからだ、そこで「盾」を作る事にも成功し刀身に属性を付与する事も習った
「考えてみれば万能だよなぁ‥」
「ですね、それ一本でほぼ何でも可能ですから」
「問題はエネルギー切れくらいかなぁ」
「実際どこまで使えるかは分りませんからねぇ、そこまで長期戦とかとんでもない大物とかに中らない限りは大丈夫だと思いますよ、何しろ晴海様はかなりの霊力をお持ちです」
学校としての規模は普通だが対して学生の数は少ない、年に寄るが、同学年一年生は四クラスで各男女合わせて二十人以下という少なさ
それも当然でまず元々成績の良い者か金のある者しか入れない、それと面接、書類審査まであり、かなり人数が絞られているからだ
入学式から割り当てられた教室に入ったがこれもアヤネと同教室で、皆15~6歳の若者なのだが学生らしさは少ないだろう
騒いだり無駄話をする人間もあまり居ない、晴海は小・中学校はどちらかと言えば田舎の普通の所に通っていたから余計その違いが分るとも言うが
当日は校内施設の案内、これも普通の学校とは違う、自習室、資料室、学食、音楽室や映像記録を見る事が可能な個室等まである
翌、通常の授業も始まるがこれも独特。授業は40分の内20分だけ教師が通常のカリキュラムに沿った授業を行い残り20分は自習時間である
この際教室に居る必要も無く、其々自由にしてよく終った後の授業間の休み時間も20分与えられ。丁度一時間という事になる、非常に自主性の高い内容になっている
ただ学園は別に進学校とか成績重視とか高難度大学への進学を勧めているという訳でもない。授業自体もそう難しい訳ではなくどちらかと言えば教養系であり、流石に晴海も分った
放課後には今日一日の感想を呟いた
「もしかしてこの学校て‥」
「ええ「身元の確りした」子弟が集まる学舎、という事でしょう」
「成る程‥これも家か‥」
「お気に召しませんか?」
「多少あるけど、良かれと思っての事だろう‥気にしても仕方無い、それに二時には終るから時間は取れるからマイナスな訳じゃないし」
「そうですね、良い方に考えましょう」
晴海も生活は以前と変わりはしない、学校に普通に通って、家の分らない事も聞いて指導を受け自身の修練もちゃんとする。確かに晴海は特殊な環境の人間なのだが同時にこうも思った「父や兄の様には成りたくないな」と
育った環境が違うからというのもあるが、人を単に道具や下っ端みたいに思う、扱う考え方に同調できないし嫌悪があったから
だから役割は別にして、努めて一般人に近い生活を送った。例えば学校でも学生らしい行動を取ったし、夜以外は街に出て色々やってみる、遊びに行ったり散策したり、なるべく「社会」から離れ無い様にだ
元々「自主性を重んじろ」との命もあったがアヤネもこれを掣肘しなかった、神宮寺の家の者、という上下関係も何時しか緩和されていく事になる。
考えてみれば最初からそうなのかもしれない、始めて会って平伏して挨拶した時から、頭を下げるのは止めてくれ、だった訳だし、彼には自分が偉いという認知とか立ち位置みたいのが無かっただろう
「所でアヤネ、新しく貰った武具だけど‥」
「羽織は防具と回復と言っていましたね」
「防具?どう見てもただの服だけど」
「余人にはそうですが、晴海様には違います使ってみれば分るでしょう」
「ああ‥刀みたいに僕の霊力を入れて使うのか同時に使ってみないと分らない、と」
「神宮寺の道具は大抵そうですね‥一族に与えられるモノは一族にしか扱えない、例外もありますが基本そうです。なので悪用される事もないです」
「ふむ、便利は便利なんだろうね」
もう一つが円形の手の平サイズの入れ物、回して開けると
中は白粉を練った様な粘物、わりと匂いがあるが特別なモノではないらしいこれを五ケース貰ってある。所謂魔除けで家に置いておくと相手が避ける効果があるそう
「それと晴海様、今後はどうします?」
「とりあえず、もう少し戦える様にはしたいかな‥それから現状の把握もまだまだ足りてない」
「現状の把握ですか?‥」
「家とか一族とか分家とかの役割、現場でやる事も分ったけど一般社会側ではどうなのかな?とか、警察とかも動いているよね?」
「ああ‥そういう事ですが、でしたらいっその事、直接お話になっても良いかと」
「警察とかに??会えるの?」
「勿論ですよ。‥極めて珍しい事態でしょうけど‥神宮寺の当主の血族の方が、直接現場に出て、一般公人側と話すなんて」
そこで当日の内に連絡を入れてもらい、会う約束を取り付けた、警察組織の本庁ではなく近いからという理由で手近な曙を指定された、そこで迎えられて会議室の様な少々広い場所に案内される
急な事ではあるが伝えた内容を考慮し相手側にも説明を受ける。要するに今の一般社会側の状況である
「つまり、公表はされていないけど、実際獣の被害はそれなりにあるんですね?」
「はい、被害者はその時によりけりですが、外傷の無い物、以前ご覧に成った通り惨殺体、何も残らない場合等です、これは統計上「自殺」「事故」「失踪」とカウントされますが
その内其々3~5%は「魔物」の被害です、年次に寄ってバラつきはありますが、平均して其々全国で三十件はあるという認識ですから年間被害者は八十前後はあるという事になります、認識、認定されただけで、です」
「結構多いんですね‥」
「はい、公式発表は出来ませんので事故という処理になります、更に言えばですが、徐々にですがこれは増えてもいますので‥」
「公人側で対策は?」
「実際はあまりありません、捜査の装置、或いは予防等です
事件発生の確率を算出したり、探知したりして警戒範囲を出したり探したりですが、現実的には我々の一般装備では殆、対策がありませんので」
「なるほど」
「何しろ、警察・軍事的な物理的兵器では効果が無い場合が殆どらしいので、公家に頼りきりな場合が多いですね‥」
「例えば拳銃とかですか?警察とかで戦闘に成った事が?」
「はい数例ですが。拳銃も全く効果無しではありませんが当たった所で大してEに対して効果が期待出来ない」
「E?」
「あ‥失礼、隠語です我々の側では「エネミー」という呼び方をします」
「そういう呼び方をしたほうがいいんですか?」
「 [外]では出来れば」
「分りました」
「近年は具体的に色々実験はされています、公家から知識が齎されていますので対E装備等も幾つか開発されていましが、残念ながら使用出来ない場合が多く、実際戦闘状態に成った事も殆どありませんし、効果の程も不確定です」
「そうなんですか?」
「はい、例えば火とか電磁兵器等です、これは効果があるそうなんですが街中では使えないので‥防御面でも一般装備等あっても無くても大差がないという事で」
「それは困りますね‥」
「ええ‥なので公家、神宮寺の方が積極協力して頂けるというのは我々にとっても非常に有り難い」
「僕に出来る事はするつもりですが‥一方で十分に対応出来る程の人員もこちらには無いらしいので」
「存じております」
「とりあえず、情報共有、連絡を密にしてなるべく僕も現場に出る様にします」
実際の対応と言ってもそう急にやる事が増える訳でもない、逐次対応の回転を早くするとか、公人側が掴んだ情報を早く回してもらうとかその程度だろう。
一応晴海も別にモバイル等を貰ってダイレクトに連絡を受けられる様にはしてもらったが
その後、暫く待たされもっと上の人との挨拶と会談。こちらは主に顔合わせなので別にいいが、少なくも問題点の認知、という意味では実りのある会合である
公人側も対処手段を模索している段階であり、幾つか神宮寺から貰った情報から手法も用意はした、問題なのは実際の現場対応に置ける人員の圧倒的不足と実戦データが略取れない事だ
何しろ妖怪だの妖魔だの警官やら機動隊やらが接敵するとか、相手を認知して撃ち合いなんてそう起こる訳でもないし
大抵の「事件」は裏側かこちらでも認知されないまま起こっているから
晴海にしても「連絡をくれれば直ぐ出ます」とは云っても、自分とアヤネしかまだ居ないし、急に人員を増やすのも難しいとの事であった
アヤネ曰くだが
「実際に戦闘に耐えうる人間はどこの家にも何十人も居る訳ではない」
という事なので、それは無理らしい、実際、神宮寺の家にも専門家は多く無い
更に問題なのはE事件というのはどちらかと言えば増加傾向らしい、日本全国という事であれば、警察組織も退魔士も母数自体不足している訳で、どこか一箇所に集める事も出来ないらしい、しかも通常事件とは違い捜査とか犯人を追うとかも不可能だし
だから晴海の様な例というのはどの方面から見ても稀で有り難い事、ではある、早々専門家は増えないという事であれば
個体戦闘力が最初から高い人材を増やせば物理的に対処は楽になるからだ
「そう考えると僕が強くなる、というのは間違った方向性ではないんだね」
「ええ、極端に言えばですが、Aへの対処に五人でやって居た事を一人で出来れば効率化に寄り、仕事自体の全体の負担も軽減されるという事にはなりますね‥理想論ではありますが」
「そうだね‥公人側も色々やっているというのは分ったし、あんまりこうしろ、とは言い難いかなぁ。ただ出来そうな事というか、活路は色々ありそうだ」
直ぐに出来そうな事、というのはそんなに無いので、やはり自身が言った通り、晴海がまともに戦える、慣れる様にするのが早いだろう
ただ、それも通常の剣術の練習なので、そう急に強くなる訳でもなく、そもそも相手が居ないので組み手はし難い
一応学校に剣道があるが、これは晴海から見てあんまり練習にならなそうで諦めた。とりあえず「道具」の使い方の精度を上げようと思い、主に一人で出来る霊圧刀の自在なコントロールに絞って行った
というのも、これも「神宮寺の道具は基本的に無形なので
発想と晴海様の霊力次第でどういう使い方でも出来ます」と云われた為だ
刀身の部分が霊力が足りていればどういう形にでも出来る
物理にも精神体の様な相手にも利く、な訳で使い方次第で色々出来、容易に強化出来るからだ、そこで「盾」を作る事にも成功し刀身に属性を付与する事も習った
「考えてみれば万能だよなぁ‥」
「ですね、それ一本でほぼ何でも可能ですから」
「問題はエネルギー切れくらいかなぁ」
「実際どこまで使えるかは分りませんからねぇ、そこまで長期戦とかとんでもない大物とかに中らない限りは大丈夫だと思いますよ、何しろ晴海様はかなりの霊力をお持ちです」
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