転生したら何もかも真逆の人生でした

転生しちゃいました…。

なんか…ごめんなさい…？

うーん…何から話す…？
趣味の話…？いやいや、お見合いじゃないんだから…
えーっと…

「そういえば、私もアルさんも、ナオ様とどこかへ出掛けたことないですよね…？」
『あっ、そういえば…』
2人が来るばっかりで僕が2人の所に行くとか、どこかに行くのはなかったなぁ…
「3人で行くのもいいし、2人きりで行く…のは護衛の方がいるから無理かもしれないですけど…たまにはどこかへ出掛けるのも良さそうですね～」
『確かにそうですね～…楽しそう…』
「でも、最初だから2人でとか…」
「そうですね～アルさんの言う通り私も何回か行ってから3人で行きたいです」
また、バチバチしだした…
これ行く順番で揉めたりしないよね？
「どっちが先に行くか…決めましょうか」
「ええ、何で決めますか？力勝負なら副団長の名にかけて負けませんよ…」
「私も負ける気はありませんよ…」
きたぁ…やっぱり…
『い、いや…そんな事で争うのはやめましょうよ～…』
「いえ、私達にとってはそんな事ではないのです…」
『う～ん…』
なんで～(TT)
もう、3人で行きたいけど…
うーん…じゃあ…
 『1番先に予定が無い方？』
「僕は明後日が1番早い日で空いてますね…」
「お、俺は騎士団で訓練があるので…早くて4日後～5日後ですかね…」
「じゃあ、僕ですね…」

どうしよう…アル様凄く落ち込んでる…？
順番ってそんなに大事なのかな…？
でも、そうだよね…僕も嫌だ…
でも、あのアル様の落ち込みよう…
なんか…申し訳ない…

『な、なんかごめんなさい…』