転生したら何もかも真逆の人生でした

転生しちゃいました…。

無理…

使用人さん珍しく女の人だった…しかし…
これまた美人な…
はぁ～理不尽理不尽…
「ナオ様今日から学園にいる間は私がナオ様の世話係をしますリトと申します。
こう見えて武術、剣術、勉学、作法どれも長けていると、自負しております故、ご心配なく…」
『はい…リトさん凄いですね…』
すごい…女性で武術、剣術…アニメの女性剣士みたいだ…
そんなに強いのか…スゴすぎる…
僕も、やらなきゃなぁ…一応、公爵家の息子だし…
出来るできないは別としてね…
一応自分の身は自分で守れるようにしなきゃな…

「使用人にさん付けはお止めくださいませ…
恐縮してしまいますわ」
『あっはい…』
「出来れば敬語も…」
『えっ？うーん…敬語は…そのうち…じゃダメですか？』
「良いのですが…
使用人に敬語を使う方なんて…ほぼいないので…侮られる可能性はありますね…。」
『あぁ…そうですよね…でも、何となくタメ口とかは使いずらくて…』
「ナオ様は他のどの家のクソ息子、娘共より心優しき方ですからね…無理もありませんが、徐々に直していきましょうね…」
なんかすごい言葉使いになった気が…くそ息子って…
よっぽど他の家の子供が嫌いなんだろうか…
「もうそろそろ式が始まりますね…参りましょうか」
『あ、はいっ！あっ…』
「大丈夫ですよすぐに言葉遣いは変わりませんからね」
うん…年上にタメ口は一生出来ない気がしますよ…はい…