3 / 3
キスをするひと
しおりを挟む
僕らはそうして、サッカーの勝利への欲望と、お互いへの欲望をないまぜにしていった。特に夏から秋にかけてはサッカー日本代表のワールドカップ予選があり、その試合の前に抱き合っていた。必ずどこかの駅で待ち合わせした。
「先にシャワーを浴びてて」
「裕太が先に入って」
そういう絵美に従って、僕は先にシャワーを浴びていた。するとそこに絵美が入ってきた。ずっと、一緒に風呂にはいるのを、嫌がっていたのに。
「どうしたの」
「たまにはいいかと思って」
「キレイだ」
「この体が、お腹がこんなに出ているのに」
「だって、抱き心地がこんなにいいんだ。この肌も。どうせなら一緒に湯船に入ろう」
「狭いでしょ」
「だからいいんだ」
僕は先に入り、絵美にこっちに来るよう声をかけた。そして、僕の上に座った。
「キスをして」
僕は望まれるままキスをした。
「やっぱりこっちの方がいい」
絵美は僕の方に向き直った。そして、両手で僕の顔を挟んでキスをした。そして離すと胸に抱き寄せていた。僕はその胸に吸い付いていた。
「あぁ、もっと。やめないで」
手は耳を弄び、首筋を撫でていた。
絵美はいつの間にか、欲望に正直になることを覚えていた。特に胸を僕にねだることが多かった。そして気分が高まるとキスをする。彼女を満足させてからでないと、させてはもらえなかった。不満ではなく、そうして一つになった時、僕は彼女と溶け合っている幸せを感じていた。お互い同時に果てることもできた。寝込みを襲って、横になったまま抱いたこともある。ベッドの上では常に欲望の対象だった。そして、彼女からのキスを、僕はいつも待っていた。
秋から冬になる時、サッカー日本代表は、ワールドカップ出場を決めていた。
「結婚を考えないか」
「新婚旅行にワールドカップに行こうってこと」
「そう、長い休暇を取ることができるし、僕はずっと君とこうしていたい」
「結婚じゃなくても、頑張れば海外旅行ならできるし。結婚しなきゃできないことじゃない」
「僕は一人暮らしが長いし、べつに家事だってできる」
「こうしていたいって、生活はそんなに簡単なものじゃないし」
「絵美ちゃんは、僕と離れられるの」
その一言が効いたのか、絵美は僕の顔を見た。
「私はべつに裕太といる必要はないの。わかった。もう会わない。別れよう」
そう言って、ホテルから出ていってしまった。しかも、料金を精算していた。
僕はこんな仕打ちを受けるとはと怒っていた。そして絵美はサッカーの試合会場にも顔を出さなくなっていた。でも、サポをやめたわけではないことは、別の友人から聞いていた。
ワールドカップが終わった頃、一通のメールを受けた。それはとても嬉しいことだった。その相手と早速会った。
「お久しぶり」
「どうかした」
僕はその人に聞いた。
「なんとなく、顔を見たくなったの」
「そうだ。僕、もう少し真っ当に生きようと考えているんだ」
「そう、それは良かった。それじゃこれで」
「待てよ。呼びつけておいてこれだけか」
「だって、真っ当に生きるのでしょ」
「気が変わった。実はここのホテルに、部屋を取ってある。502号室だ」
「気が向いたら」
「僕は今でも、君からのキスを待っているんだ」
僕はホテルの部屋で、ノックされるのを待っていた。確信があったわけではない。でも、彼女は来てくれると思っていた。
そうして、チャイムが、鳴った。
「来ちゃった」
照れた笑顔は変わらず可愛かった。でも、僕はその気持を隠すことにした。
「僕に抱かれたくなった?」
「真っ当に生きるって言った人の言葉と思えない」
「だって、そのために来たんだろう」
「そういうわけじゃ‥‥。だって付き合っている人がいるし」
少し困った顔をして、それでいて僕をにらみつける目が、僕を欲望に忠実な存在にしていた。
「そんなの知られなきゃ、なかったことになるよ、絵美ちゃん」
「僕も結婚を考えている人がいるんだ。それでも、今、君を抱きたい。僕はシャワーを浴びてくる。その間に決めるんだな。君がこの部屋に残っていれば僕は同意があったと思うよ。多少強引でもするかもしれない」
そう言い残して、絵美の顔を見ずに風呂場に行った。
しばらくして、風呂場の扉が開いた。
「裕太が欲しい。キスしてもいい?」
僕はシャワーを止めて、湯船に入っていた。その僕の上に絵美が座った。絵美は僕の顔を眺めると、唇を合わせてきた。一度離すと、僕は絵美の背中に腕を回して力を込めていた。今度は僕が深く絵美の口の中にいれていた。お互いに求めていることがはっきりした。
「ずっとこうしていたい。絵美もそう思ったんだろう」
「そうね。抱かれるだけでなく、抱きたいと思ったのは裕太だけだった」
「ここじゃ狭すぎる。先に上がって待っていて」
絵美は風呂から上がり、バスローブを羽織って出ていった。僕はこれからのために少し準備をして、バスローブを纏い絵美の隣りに座り、キスをした。そして絵美に手をかけて、ベッドに横たえさせた。
バスローブを脱がせて、ベッドの隅においた。絵美も同じ様に僕を脱がせていた。
「絵美ちゃん、目をつぶっていて」
僕は絵美に目隠しを付けていた。
「外そうとしたら、その手を縛るかも。僕を彼氏だと脳内変換していれば」
「何で、こんな事」
「僕は彼女にできないことをしてみたい」
「そんな、何を」
「こういう事」
僕は絵美の胸を揉みしだき、ふくらみにしゃぶりついた。抱き上げると後ろ向きにして、首筋にキスをした。又胸を撫で回すと、絵美はあっと声を出し始めていた。僕は絵美の顔だけこちらに向けさせて、キスをした。唇から離すと、耳元をなめ、首筋にキスをした。その間手は脇腹から下を撫で回していた。そろそろ、いいかなと思ったところで、覆いかぶさる様に腹ばいにした。
「膝を立てて」
絵美は膝を立てて、腕も立てていた。
僕は絵美のお尻をなでながら中に入っていった。離れないように腰を抑えたり、胸をいじったりしていた。苦しそうな声を出している絵美の背中を見ながら、僕は本当にしたかったことかと思ってしまっていた。
僕は絵美を起き上げさせて、膝の上に座らせた。さっきと同じ様に、胸をなでながら、首元にキスをすると絵美が言った。
「気が済んだの。思ったほど良くなかった。でしょ」
「何でそう思った」
「裕太に結婚しようって言われた時、一人の男だけなのかと思ってしまった。別れようと言ってから、付き合った人がいたけれど、一方的にするだけで、違和感があってすぐに別れたの。裕太は違うなぁって思ったから、さっきのようなの気持ちよくなかったでしょ」
図星だった。いや、本当は確認したかったのかもしれない。挿れさえできれば行為として成り立つわけではないと。それは、僕の中にあった不満かもしれなかった。
僕は絵美を抱きかかえたまま、体を動かして壁を背にすることにした。絵美の向きも変えて、向き合って座り直しながら一つになった。僕の顔に手を伸ばして位置を確認すると、絵美はキスをした。お互いに舌を絡め合ううちにうっとりしてきた僕は、絵美が離れると、はぁと言う声を出していた。
「この方が気持ちいいでしょ」
答える代わりに、キスをした。離れないように抱きしめると、絵美も僕にしがみついてきた。息苦しくなって、唇から離した。絵美はしがみついたままだった。
「これを取ってもいい?」
「ダメ。目隠しをしたほうが、感じやすいと言う話を、聞いたことがあるんだ」
僕は少し腰を動かしてみた。
「はあ、ずるい。裕太が暴れてる」
「僕は我慢しているんだ。君にいって欲しいし、僕も一緒に」
「このまま裕太が、寝転んでもいいのに」
「お望みのままに」
僕は体をずらし、横になった。絵美は僕の上にまたがって、体を揺らしていた。欲望に忠実に動く絵美はとても色っぽくって、キレイだった。体の動きが大きくなると、抱きとめて彼女を寝かした。クッションをその腰の下に置いて、僕も腰を動かすと果てていた。
「どう、満足した?」
絵美が尋ねた。僕は答える代わりにキスをした。
「もう、これとってもいいでしょ」
絵美の目隠しを外して、顔を見合っていた。笑い顔がはっきりわかった。そして絵美は僕の唇を優しくついばんで、笑いかけると、キスをした。
「確かに目隠しの効果はあったかも。裕太の上で恥ずかしくなかったから。でも……」
「でも?」
「あなたの顔を見ていたかった。気持ちよさそうな顔とか」
「大丈夫。夜はまだこれからだし、レイトチェックアウトできるようになってる」
「裕太、私の望みは……」
僕は最後まで言わせなかった。キスをして口をふさぎ、また体を重ねていた。僕の中の答えを明確にしたかった。そうして朝まで何度も果てて、抱き合っていた。離れるのが惜しいその気持ちだけそこにあった。
そして、しばらく経って僕は結婚した。相変わらずサッカーを応援して日本中、世界も旅をする。それに付き合うというか、許容してくれる相手を見つけたからだ。
「裕太、ちょっと手伝って」
「わかった行くよ」
僕は彼女のところへ駆け寄って、頼まれたことをやった。
「ありがとうのキスは?」
彼女は僕にキスをした。それは僕が、いつでも、欲しいものなんだ。
「先にシャワーを浴びてて」
「裕太が先に入って」
そういう絵美に従って、僕は先にシャワーを浴びていた。するとそこに絵美が入ってきた。ずっと、一緒に風呂にはいるのを、嫌がっていたのに。
「どうしたの」
「たまにはいいかと思って」
「キレイだ」
「この体が、お腹がこんなに出ているのに」
「だって、抱き心地がこんなにいいんだ。この肌も。どうせなら一緒に湯船に入ろう」
「狭いでしょ」
「だからいいんだ」
僕は先に入り、絵美にこっちに来るよう声をかけた。そして、僕の上に座った。
「キスをして」
僕は望まれるままキスをした。
「やっぱりこっちの方がいい」
絵美は僕の方に向き直った。そして、両手で僕の顔を挟んでキスをした。そして離すと胸に抱き寄せていた。僕はその胸に吸い付いていた。
「あぁ、もっと。やめないで」
手は耳を弄び、首筋を撫でていた。
絵美はいつの間にか、欲望に正直になることを覚えていた。特に胸を僕にねだることが多かった。そして気分が高まるとキスをする。彼女を満足させてからでないと、させてはもらえなかった。不満ではなく、そうして一つになった時、僕は彼女と溶け合っている幸せを感じていた。お互い同時に果てることもできた。寝込みを襲って、横になったまま抱いたこともある。ベッドの上では常に欲望の対象だった。そして、彼女からのキスを、僕はいつも待っていた。
秋から冬になる時、サッカー日本代表は、ワールドカップ出場を決めていた。
「結婚を考えないか」
「新婚旅行にワールドカップに行こうってこと」
「そう、長い休暇を取ることができるし、僕はずっと君とこうしていたい」
「結婚じゃなくても、頑張れば海外旅行ならできるし。結婚しなきゃできないことじゃない」
「僕は一人暮らしが長いし、べつに家事だってできる」
「こうしていたいって、生活はそんなに簡単なものじゃないし」
「絵美ちゃんは、僕と離れられるの」
その一言が効いたのか、絵美は僕の顔を見た。
「私はべつに裕太といる必要はないの。わかった。もう会わない。別れよう」
そう言って、ホテルから出ていってしまった。しかも、料金を精算していた。
僕はこんな仕打ちを受けるとはと怒っていた。そして絵美はサッカーの試合会場にも顔を出さなくなっていた。でも、サポをやめたわけではないことは、別の友人から聞いていた。
ワールドカップが終わった頃、一通のメールを受けた。それはとても嬉しいことだった。その相手と早速会った。
「お久しぶり」
「どうかした」
僕はその人に聞いた。
「なんとなく、顔を見たくなったの」
「そうだ。僕、もう少し真っ当に生きようと考えているんだ」
「そう、それは良かった。それじゃこれで」
「待てよ。呼びつけておいてこれだけか」
「だって、真っ当に生きるのでしょ」
「気が変わった。実はここのホテルに、部屋を取ってある。502号室だ」
「気が向いたら」
「僕は今でも、君からのキスを待っているんだ」
僕はホテルの部屋で、ノックされるのを待っていた。確信があったわけではない。でも、彼女は来てくれると思っていた。
そうして、チャイムが、鳴った。
「来ちゃった」
照れた笑顔は変わらず可愛かった。でも、僕はその気持を隠すことにした。
「僕に抱かれたくなった?」
「真っ当に生きるって言った人の言葉と思えない」
「だって、そのために来たんだろう」
「そういうわけじゃ‥‥。だって付き合っている人がいるし」
少し困った顔をして、それでいて僕をにらみつける目が、僕を欲望に忠実な存在にしていた。
「そんなの知られなきゃ、なかったことになるよ、絵美ちゃん」
「僕も結婚を考えている人がいるんだ。それでも、今、君を抱きたい。僕はシャワーを浴びてくる。その間に決めるんだな。君がこの部屋に残っていれば僕は同意があったと思うよ。多少強引でもするかもしれない」
そう言い残して、絵美の顔を見ずに風呂場に行った。
しばらくして、風呂場の扉が開いた。
「裕太が欲しい。キスしてもいい?」
僕はシャワーを止めて、湯船に入っていた。その僕の上に絵美が座った。絵美は僕の顔を眺めると、唇を合わせてきた。一度離すと、僕は絵美の背中に腕を回して力を込めていた。今度は僕が深く絵美の口の中にいれていた。お互いに求めていることがはっきりした。
「ずっとこうしていたい。絵美もそう思ったんだろう」
「そうね。抱かれるだけでなく、抱きたいと思ったのは裕太だけだった」
「ここじゃ狭すぎる。先に上がって待っていて」
絵美は風呂から上がり、バスローブを羽織って出ていった。僕はこれからのために少し準備をして、バスローブを纏い絵美の隣りに座り、キスをした。そして絵美に手をかけて、ベッドに横たえさせた。
バスローブを脱がせて、ベッドの隅においた。絵美も同じ様に僕を脱がせていた。
「絵美ちゃん、目をつぶっていて」
僕は絵美に目隠しを付けていた。
「外そうとしたら、その手を縛るかも。僕を彼氏だと脳内変換していれば」
「何で、こんな事」
「僕は彼女にできないことをしてみたい」
「そんな、何を」
「こういう事」
僕は絵美の胸を揉みしだき、ふくらみにしゃぶりついた。抱き上げると後ろ向きにして、首筋にキスをした。又胸を撫で回すと、絵美はあっと声を出し始めていた。僕は絵美の顔だけこちらに向けさせて、キスをした。唇から離すと、耳元をなめ、首筋にキスをした。その間手は脇腹から下を撫で回していた。そろそろ、いいかなと思ったところで、覆いかぶさる様に腹ばいにした。
「膝を立てて」
絵美は膝を立てて、腕も立てていた。
僕は絵美のお尻をなでながら中に入っていった。離れないように腰を抑えたり、胸をいじったりしていた。苦しそうな声を出している絵美の背中を見ながら、僕は本当にしたかったことかと思ってしまっていた。
僕は絵美を起き上げさせて、膝の上に座らせた。さっきと同じ様に、胸をなでながら、首元にキスをすると絵美が言った。
「気が済んだの。思ったほど良くなかった。でしょ」
「何でそう思った」
「裕太に結婚しようって言われた時、一人の男だけなのかと思ってしまった。別れようと言ってから、付き合った人がいたけれど、一方的にするだけで、違和感があってすぐに別れたの。裕太は違うなぁって思ったから、さっきのようなの気持ちよくなかったでしょ」
図星だった。いや、本当は確認したかったのかもしれない。挿れさえできれば行為として成り立つわけではないと。それは、僕の中にあった不満かもしれなかった。
僕は絵美を抱きかかえたまま、体を動かして壁を背にすることにした。絵美の向きも変えて、向き合って座り直しながら一つになった。僕の顔に手を伸ばして位置を確認すると、絵美はキスをした。お互いに舌を絡め合ううちにうっとりしてきた僕は、絵美が離れると、はぁと言う声を出していた。
「この方が気持ちいいでしょ」
答える代わりに、キスをした。離れないように抱きしめると、絵美も僕にしがみついてきた。息苦しくなって、唇から離した。絵美はしがみついたままだった。
「これを取ってもいい?」
「ダメ。目隠しをしたほうが、感じやすいと言う話を、聞いたことがあるんだ」
僕は少し腰を動かしてみた。
「はあ、ずるい。裕太が暴れてる」
「僕は我慢しているんだ。君にいって欲しいし、僕も一緒に」
「このまま裕太が、寝転んでもいいのに」
「お望みのままに」
僕は体をずらし、横になった。絵美は僕の上にまたがって、体を揺らしていた。欲望に忠実に動く絵美はとても色っぽくって、キレイだった。体の動きが大きくなると、抱きとめて彼女を寝かした。クッションをその腰の下に置いて、僕も腰を動かすと果てていた。
「どう、満足した?」
絵美が尋ねた。僕は答える代わりにキスをした。
「もう、これとってもいいでしょ」
絵美の目隠しを外して、顔を見合っていた。笑い顔がはっきりわかった。そして絵美は僕の唇を優しくついばんで、笑いかけると、キスをした。
「確かに目隠しの効果はあったかも。裕太の上で恥ずかしくなかったから。でも……」
「でも?」
「あなたの顔を見ていたかった。気持ちよさそうな顔とか」
「大丈夫。夜はまだこれからだし、レイトチェックアウトできるようになってる」
「裕太、私の望みは……」
僕は最後まで言わせなかった。キスをして口をふさぎ、また体を重ねていた。僕の中の答えを明確にしたかった。そうして朝まで何度も果てて、抱き合っていた。離れるのが惜しいその気持ちだけそこにあった。
そして、しばらく経って僕は結婚した。相変わらずサッカーを応援して日本中、世界も旅をする。それに付き合うというか、許容してくれる相手を見つけたからだ。
「裕太、ちょっと手伝って」
「わかった行くよ」
僕は彼女のところへ駆け寄って、頼まれたことをやった。
「ありがとうのキスは?」
彼女は僕にキスをした。それは僕が、いつでも、欲しいものなんだ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染みのアイツとようやく○○○をした、僕と私の夏の話
こうしき
恋愛
クールなツンツン女子のあかねと真面目な眼鏡男子の亮汰は幼馴染み。
両思いにも関わらず、お互い片想いだと思い込んでいた二人が初めて互いの気持ちを知った、ある夏の日。
戸惑いながらも初めてその身を重ねた二人は夢中で何度も愛し合う。何度も、何度も、何度も──
※ムーンライトにも掲載しています
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる