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第七部 東の島国 1 交流が途絶えた島
896 見解の相違
上空を旋回して飛んでいたフジが、目的の村に向かって飛んで行く。
ナタネとシュンリンが着くまで、雪の中を移動しているので、あと十数分は掛かる。
上空を飛ぶフジが大きく一度羽ばたけば、目的の村の上空には数秒で着く。
カズが念話でレラに村の状況を尋ねると、一分と掛からない内に返答が来る。
「『モンスターとかはいないみたいだけど、屋根とか壁が壊れてる建物あるよ』」
「『村人は見えるか?』」
「『なんかね、一ヶ所に十人くらいかなぁ? 集まってる』」
「『わかった。ありがとう。レラは降りて来てもいいが、フジは呼ぶまでは、村には来ないようしてくれ。悪いな』」
「『フジとは、あちしが一緒にいるよ。元の大きさに戻った方が楽だから』」
「『わかった。フジから離れないようにな。ライジングホークが来たら、すぐに知らせてくれ。他にもフジを恐れずにモンスターが来ても』(コートの暖房でも魔力を消費するからな。元の大きさに戻れば、少しずつだが回復するだろ)」
「『了解。村から離れた森の中にいるね』」
ナタネと弟シュンリンは白い息を荒立てて祖母の住む村に入ると、村人数人が集まっているのが視界に入った。
その中に祖母のショウウの姿があった。
二人の孫に気付いて駆け寄り、シュンリンを抱き上げた。
ナタネは祖母が無事だと安心すると、振り返りカズ達を指差して、森の中で助けてもらった事をショウウに話した。
抱えていたシュンリンを下ろして、シュウウはカズ達の方に来る。
「あんた達が孫を山猿から助けてくれたんだってね。ありがとう」
ショウウは頭を下げて、最愛の孫二人を助けてくれた事に深く感謝した。
「ここに来るまでの間に、山猿の足跡を多く見たけど、ここに群れが来たの?」
「ここではなんだから、話はワタシの家で」
アレナリアの問いに、ショウウは場所を変えると一行を案内する。
見たことのない連中だという、村人からの視線を向けられていたので、外で話をするよりは良いと、一行はショウウの家に行く事にした。
どの家も木造作りで、屋根は茅か藁が使われているようだった。
まるで日本の昔話に出て来るような家屋が並んでいた。
その内の一軒の敷地内に入り、ショウウが引き戸を開けて一行を招き入れる。
通された部屋は座敷になっており、中央には囲炉裏に火が入り、部屋の中は暖かい。
これが復興を手助けした勇者の影響なら、日本人なのは確実。
ナタネとシュンリンが上着を脱ぐと、下は作務衣のような甚平のような、洋服というよりは和服ぽい服を重ね着していた。
中央の囲炉裏の周りに座り温まっていると、ショウウが飲み物を淹れて持って来た。
湯呑みには薄茶色の液体が注がれ、麦茶かと思ったが香りが違い、飲んでみると、ほうじ茶のような味がした。
ただカズは、あまり飲んだ事がなかったので、ほうじ茶で合っているのか分からない。
「改めてお礼を言わせてもらうよ。ナタネとシュンリンを助けてくれてありがとう。ワタシは祖母のショウウ。呼びづらければショウでいいさね」
「私はアレナリア。こっちに座るのがビワ。後ろにいるのがカズよ。あともう一人レラが、ここにはいないけどいるわ」
「孫の話だと、怪鳥がいると聞いたさね。平気なのかい?」
「大丈夫よ。あなた達が言う怪鳥はフジ。私達の大切な仲間よ」
「怪鳥が仲間なんて……」
「あなたの孫にも説明したけど、カズが小さかったフジを助けて懐かれたのよ。私達も一緒に暮らしてたから平気。村に連れて来ると怖がるでしょ」
「怪鳥が村になんて来たら大事さね。今朝なんて山猿が群れで来て、村を荒らして大変だったんだよ」
「やっぱり来てたのね。よくある事なの?」
「冬時期になると、たまにあるさね。でもいつもは二、三匹程度。群れで来ることなんて、今までなかったさね」
「屋根が壊れてる家があったけど、ケガ人は出なかったの?」
「幸い誰も怪我はしなかったさね。うちは大丈夫だったけど、何件かの家では、食べ物を盗られたみたいさね。今年は山に食料が少ないみたいでね」
「家が破損したり、食べ物を盗られたのは災難だけど、怪我がなくて何よりね」
「まったくだよ。ところであんたらは、どこから来たんだい? この辺の者じゃないさね。もしかして、大陸から来たのかい?」
「なぜ、そう思うの……?」
「話し方とか雰囲気さね。ここは特に片田舎だからね。街のもんらが来たってわかるさね。ただあんたらは、そんなもんらと違う」
「その根拠は?」
「孫を助けて、ワタシの所に連れて来てくれた」
「あぁ……そうね。それは重要なことね」
どんな大層な根拠かと思いきや、ただ孫のナタネとシュンリンを助けたからだと。
「あんたらが大陸から来たからって、ワタシらに害がなければ関係ないさね」
「それでいいの? 私達が得た情報だと、ここに住む妖狐は、大陸の妖狐を探して捕まえるか、抵抗すれば殺してたって」
「そんな事になってたのかい! 減った人口を増やすために、大陸に暮らす同族に、移り住んでもらったと聞かされたさね」
「人口が減った? 何があったの?」
「ワタシが生まれる前の事だがね。ここみたいな小さな村で疫病が発生したんだよ。疫病の原因は不明で、一人でも感染すれば村は封鎖されて、何千人も亡くなったと聞いたさね。もっと多かったかも知れないがね」
疫病で多くの者が死に、人口増加の為に、大陸から純血の妖狐族を集めていた。
シュウウの話で、大陸に住む妖狐族を探す理由は分かった。
だが何故? 狐の獣人族を操り、力尽くで捕らえて島国に連れて来る事になったのか?
山脈に隠れ住んでいた妖狐族から聞いた話と大分違う。
どちらが本当なのか? 現状では判断できない。
取りあえずショウウは、聞いていた妖狐族とは違うと分かった。
ただこれは妖狐族の姿に見えるようにしているからであって、本来の姿を見せたら、態度は真逆になるかも知れない。
「聞いた話みたいなことを言ってるけど、あんたらは大陸のどこから来たんだい? 海を渡ってすぐの国なら、知ってそうな話もあるのに、知らないみたいだけど?」
アレナリアだけに任せてばかりでは、話が偏り不信感を持たれるかもと考え、後ろで控えていたカズも話に入る。
「俺達は大陸の西側から、妖狐族が住む土地を探して旅をして来たんです」
「大陸の西側から? わざわざ?」
「こちらのビワの血縁者と、生まれ故郷を探しに。あ、もちろん俺達の故郷も探しに(マズったな。変に思われたかも? 話はアレナリアに任せておくべきだったか)」
「海を渡って来たって事は、大陸にはいなかったってことかね?」
「ええ。必ずではないですが」
「……そうかい。それは大変な旅をして来たんだね。今日はうちに泊まってくといいさね」
「いや、そんなご迷惑をかけては」
「孫を助けてくれた恩人を、このまま返したら、ワタシは恩知らずになってしまうさね」
「ですが俺らには、フジ…皆さんが言う怪鳥がいるので」
「孫から聞いた話だと、言う事を聞いて大人しいんだろ? だったら、うちの敷地内だったら構わないさね。村のもんには、ワタシが話しつけるさね」
結構強引なショウウの好意を断りづらく、一晩泊まらせてもらう事になった。
森の中で待たせているレラとフジは、カズが一人で呼びに行く事にして、アレナリアとビワには待っていてもらう。
その間に島国のことを、聞いてもらうことにした。
何かあった場合に備えて、アレナリアには何時でも念話を繋げられるようにしてもらう。
カズは一人で雪道を歩いて、レラとフジの待つ森に行く。
ショウウは村人の家を回り、孫を助けてくれた恩人が、手懐けているライジングホークが来る事を伝えた。
ナタネとシュンリンが着くまで、雪の中を移動しているので、あと十数分は掛かる。
上空を飛ぶフジが大きく一度羽ばたけば、目的の村の上空には数秒で着く。
カズが念話でレラに村の状況を尋ねると、一分と掛からない内に返答が来る。
「『モンスターとかはいないみたいだけど、屋根とか壁が壊れてる建物あるよ』」
「『村人は見えるか?』」
「『なんかね、一ヶ所に十人くらいかなぁ? 集まってる』」
「『わかった。ありがとう。レラは降りて来てもいいが、フジは呼ぶまでは、村には来ないようしてくれ。悪いな』」
「『フジとは、あちしが一緒にいるよ。元の大きさに戻った方が楽だから』」
「『わかった。フジから離れないようにな。ライジングホークが来たら、すぐに知らせてくれ。他にもフジを恐れずにモンスターが来ても』(コートの暖房でも魔力を消費するからな。元の大きさに戻れば、少しずつだが回復するだろ)」
「『了解。村から離れた森の中にいるね』」
ナタネと弟シュンリンは白い息を荒立てて祖母の住む村に入ると、村人数人が集まっているのが視界に入った。
その中に祖母のショウウの姿があった。
二人の孫に気付いて駆け寄り、シュンリンを抱き上げた。
ナタネは祖母が無事だと安心すると、振り返りカズ達を指差して、森の中で助けてもらった事をショウウに話した。
抱えていたシュンリンを下ろして、シュウウはカズ達の方に来る。
「あんた達が孫を山猿から助けてくれたんだってね。ありがとう」
ショウウは頭を下げて、最愛の孫二人を助けてくれた事に深く感謝した。
「ここに来るまでの間に、山猿の足跡を多く見たけど、ここに群れが来たの?」
「ここではなんだから、話はワタシの家で」
アレナリアの問いに、ショウウは場所を変えると一行を案内する。
見たことのない連中だという、村人からの視線を向けられていたので、外で話をするよりは良いと、一行はショウウの家に行く事にした。
どの家も木造作りで、屋根は茅か藁が使われているようだった。
まるで日本の昔話に出て来るような家屋が並んでいた。
その内の一軒の敷地内に入り、ショウウが引き戸を開けて一行を招き入れる。
通された部屋は座敷になっており、中央には囲炉裏に火が入り、部屋の中は暖かい。
これが復興を手助けした勇者の影響なら、日本人なのは確実。
ナタネとシュンリンが上着を脱ぐと、下は作務衣のような甚平のような、洋服というよりは和服ぽい服を重ね着していた。
中央の囲炉裏の周りに座り温まっていると、ショウウが飲み物を淹れて持って来た。
湯呑みには薄茶色の液体が注がれ、麦茶かと思ったが香りが違い、飲んでみると、ほうじ茶のような味がした。
ただカズは、あまり飲んだ事がなかったので、ほうじ茶で合っているのか分からない。
「改めてお礼を言わせてもらうよ。ナタネとシュンリンを助けてくれてありがとう。ワタシは祖母のショウウ。呼びづらければショウでいいさね」
「私はアレナリア。こっちに座るのがビワ。後ろにいるのがカズよ。あともう一人レラが、ここにはいないけどいるわ」
「孫の話だと、怪鳥がいると聞いたさね。平気なのかい?」
「大丈夫よ。あなた達が言う怪鳥はフジ。私達の大切な仲間よ」
「怪鳥が仲間なんて……」
「あなたの孫にも説明したけど、カズが小さかったフジを助けて懐かれたのよ。私達も一緒に暮らしてたから平気。村に連れて来ると怖がるでしょ」
「怪鳥が村になんて来たら大事さね。今朝なんて山猿が群れで来て、村を荒らして大変だったんだよ」
「やっぱり来てたのね。よくある事なの?」
「冬時期になると、たまにあるさね。でもいつもは二、三匹程度。群れで来ることなんて、今までなかったさね」
「屋根が壊れてる家があったけど、ケガ人は出なかったの?」
「幸い誰も怪我はしなかったさね。うちは大丈夫だったけど、何件かの家では、食べ物を盗られたみたいさね。今年は山に食料が少ないみたいでね」
「家が破損したり、食べ物を盗られたのは災難だけど、怪我がなくて何よりね」
「まったくだよ。ところであんたらは、どこから来たんだい? この辺の者じゃないさね。もしかして、大陸から来たのかい?」
「なぜ、そう思うの……?」
「話し方とか雰囲気さね。ここは特に片田舎だからね。街のもんらが来たってわかるさね。ただあんたらは、そんなもんらと違う」
「その根拠は?」
「孫を助けて、ワタシの所に連れて来てくれた」
「あぁ……そうね。それは重要なことね」
どんな大層な根拠かと思いきや、ただ孫のナタネとシュンリンを助けたからだと。
「あんたらが大陸から来たからって、ワタシらに害がなければ関係ないさね」
「それでいいの? 私達が得た情報だと、ここに住む妖狐は、大陸の妖狐を探して捕まえるか、抵抗すれば殺してたって」
「そんな事になってたのかい! 減った人口を増やすために、大陸に暮らす同族に、移り住んでもらったと聞かされたさね」
「人口が減った? 何があったの?」
「ワタシが生まれる前の事だがね。ここみたいな小さな村で疫病が発生したんだよ。疫病の原因は不明で、一人でも感染すれば村は封鎖されて、何千人も亡くなったと聞いたさね。もっと多かったかも知れないがね」
疫病で多くの者が死に、人口増加の為に、大陸から純血の妖狐族を集めていた。
シュウウの話で、大陸に住む妖狐族を探す理由は分かった。
だが何故? 狐の獣人族を操り、力尽くで捕らえて島国に連れて来る事になったのか?
山脈に隠れ住んでいた妖狐族から聞いた話と大分違う。
どちらが本当なのか? 現状では判断できない。
取りあえずショウウは、聞いていた妖狐族とは違うと分かった。
ただこれは妖狐族の姿に見えるようにしているからであって、本来の姿を見せたら、態度は真逆になるかも知れない。
「聞いた話みたいなことを言ってるけど、あんたらは大陸のどこから来たんだい? 海を渡ってすぐの国なら、知ってそうな話もあるのに、知らないみたいだけど?」
アレナリアだけに任せてばかりでは、話が偏り不信感を持たれるかもと考え、後ろで控えていたカズも話に入る。
「俺達は大陸の西側から、妖狐族が住む土地を探して旅をして来たんです」
「大陸の西側から? わざわざ?」
「こちらのビワの血縁者と、生まれ故郷を探しに。あ、もちろん俺達の故郷も探しに(マズったな。変に思われたかも? 話はアレナリアに任せておくべきだったか)」
「海を渡って来たって事は、大陸にはいなかったってことかね?」
「ええ。必ずではないですが」
「……そうかい。それは大変な旅をして来たんだね。今日はうちに泊まってくといいさね」
「いや、そんなご迷惑をかけては」
「孫を助けてくれた恩人を、このまま返したら、ワタシは恩知らずになってしまうさね」
「ですが俺らには、フジ…皆さんが言う怪鳥がいるので」
「孫から聞いた話だと、言う事を聞いて大人しいんだろ? だったら、うちの敷地内だったら構わないさね。村のもんには、ワタシが話しつけるさね」
結構強引なショウウの好意を断りづらく、一晩泊まらせてもらう事になった。
森の中で待たせているレラとフジは、カズが一人で呼びに行く事にして、アレナリアとビワには待っていてもらう。
その間に島国のことを、聞いてもらうことにした。
何かあった場合に備えて、アレナリアには何時でも念話を繋げられるようにしてもらう。
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