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第七部 東の島国 1 交流が途絶えた島
898 着替えは布団の中で
◇◆◇◆◇
森の近くにある村に朝日が差し、早い家では囲炉裏や釜に火が入り出す。
布団に潜り寝ているレラが、どんな夢を見ているのか? 急に右拳を勢いよく振り上げると、狙ったかのようにカズの顎に直撃。
「ん? またレラか……(もう少し寝たいが、誰かが呼びに来る前に、起きるとするか)」
ビワが握ってる左手をそっと離した。
問題は右腕に抱き着き、太ももに右手を挟み込んでるアレナリア。
右腕を抜こうとするも抜けず、太ももに挟み込んでる右手も少ししか動かない。
動かせるようになった左手で、アレナリアの絡みついてる腕を離そうとするも、腕が痺れそうになるくらい強く抱き着いている。
たまにこういう事がある。
これは欲求不満の合図だろう。
島国に渡って来る前に、こうならないようにするつもりだったが、ビワの事があったので、何もしてやらなかった。
気持ちが爆発する前に、折を見て一度欲求不満を解消してやらなければ。
「アレナリア。ちょっと力をゆるめて」
ビワとレラが起きないように、アレナリアの耳元で語り掛ける。
「そんなところ、いきなりは…いいわよ。好きにして……ムフフ」
レラは分からないが、アレナリアがどんな夢を見てるか想像は付いた。
寝言だとは分かっているが、本人が言ったのだから好きにする。
アレナリアの耳に優しくさ息を吹き掛け、先っちょを甘噛する。
ビクッと反応したアレナリアの力が弱まると、すかさず腕を引っこ抜いた。
アレナリアの太もも挟まれていた右手だけが、他に比べてぽかぽかとして、寝間着の二の腕の部分には涎が。
暖房があるわけではないので、布団から出ると冷える。
枕元に置いてあった衣服は冷えており、布団の中で温めてから着替えたかったが、四人で寝ているので流石にそれは狭い。
冷たい服に袖を通して、着替えを終える頃に、ビワが目を覚ました。
「カズさん、早いですね」
「レラの寝相の悪さで起こされた。そのまま出ると寒いから、布団の中で服を温めてから着替えて出た方が良いよ」
畳んで置いてあるビワの着替えを、カズは布団の中に。
それをビワが受け取ると、布団に潜りモゾモゾと着替える。
ビワは布団から出ると乱れた髪を整え、オーバーコートに袖を通して暖房の効果を使用した。
ビワの魔力を使用する事で、オーバーコートの中は、ぽかぽかとした春の陽気。
囲炉裏に火を入れ、朝食の支度をするショウウの動く音が聞こえてきた。
続けてナタネとシュンリンの、まだ眠たそうな声が聞こえた。
「顔を洗って着替えたら、客人を起こしてきとくれさね」
「ふぁ~い」
まだ眠たそうなシュンリンが顔を洗い着替えて来るまでに、アレナリアとレラを起こして着替えさせ、レラには大きさは憧れか欲望かを使ってもらわなければ、レラがいなくなったと心配されてしまう。
シュンリンが起こしに来るまで、五分くらいはあるだろうと思っていたら、顔を洗うと着替えをせずに、カズ達が借りた部屋に向かって来た。
足音が近付いて来たのを耳にしたカズは、すぐに〈イリュージョン〉の魔法を使い、妖狐の姿に見えるようにした。
まだ小さいままのレラと着替えを布団の奥に押し込み、アレナリアも全身が隠れるように、掛け布団を移動させた。
そこにシュンリンが来て、声を掛けることもなく引き戸を勢い良く開ける。
「起きてる? 朝だよ!」
「お、おはよう。起きてるよ(ギリギリだったな)」
「レラちゃん…」
「コラ! シュンリン。急に明けたらダメでしょ。すみません」
「大丈夫よ」
「もうすぐ朝ごはんが出来ます。て、おばあちゃんが言ってます」
「アレナリアさんとレラが着替えたら行きます」
「わかりました。ほら行くわよシュンリン。あなたもまだ着替えてないでしょ」
「ここで着替えるよ」
「あんたは男でしょ! こっちに来なさい!」
言う事を聞かないシュンリンを、ナタネは耳を引っ張り、祖母ショウウの部屋に連れて行った。
ナタネが来なければ、レラの妖精族姿を見られてしまうところだったと、カズとビワはほっとした。
「うるさいわね」
「もうすぐ、朝ごはんが出来るってさ。起きて着替えろよ」
「もうそんな時間なの? しかし冷えるわね」
「コート着れば暖かくなるだろ」
「わかったわよ」
アレナリアは枕元に畳んであった着替えに手を伸ばし、布団の中に入れる。
「ついでにレラも起こして、着替えさせてくれる」
「しょうがないわね」
掛け布団が生き物のように動き、アレナリアがオーバーコートまで布団の中で着て出てくる。
そして最後にレラが、のそのそと布団から這い出てくる。
「ほら起きろ。レラ」
「ふあぁ~……お腹すいた」
「もうすぐ朝ごはんだってさ。それより、いつもと同じ大きさになってくれ」
「ふぁ~い」
まだ眠そうにしているレラは、大きさは憧れか欲望かを使用して、アレナリアと同じくらいの大きさになる。
その後カズは〈イリュージョン〉の魔法を使い、アレナリアとレラの見た目を妖狐の姿に変えると、布団一式を【アイテムボックス】に仕舞った。
四人分の寝間着は、家事を主に担当する、ビワが持つ異空間収納が付与してあるバッグに。
「これ、カズさんの右腕のところ湿ってますね」
「アレナリアのよだれ」
「私のよだれ?」
「そう。少しくらいならまだしも、結構ベッチョリと」
「そんなに?」
「そんなに!」
「ごめんなさい」
「別に怒ってないよ。乾かせばいいんだしな」
着替えと布団一式を片付け終え、囲炉裏を囲んで座ると、朝食の手伝いをしてるナタネが、炊きたての白米が入った蓋付きの桶を運んだ来た。
そこに着替えを済ませたシュンリンが来て、ナタネと一緒に人数の食器を運び、囲炉裏の周りに並べて座る。
全員揃ったところで、ショウウが小さな鉄製の鍋を自在鉤に吊るし、火挟みで炭を動かして調整。
ナタネが炊きたてのごはんを器によそい、ショウウが鉄製の鍋からキャベツの味噌汁を木の器によそい配る。
最後に大根の糠漬けと、白菜の浅漬けを出す。
手を合わせたナタネとシュンリンの「いただきます」に続き、皆も手を合わせて「いただきます」と言い、朝食を取る。
肉や魚は無いが、薄く切られた糠漬けの大根一枚で、温かいごはんを二口三口いけてしまう。
糠漬け大根の塩味で、一段とごはんの甘みを感じ取れる。
薄目に味付けされた味噌汁に入っているキャベツの芯は、柔らかくほんのりとした甘みがある。
漬物の塩味が少し強いので、薄目に味付けされた味噌汁は、釣り合いが取れて丁度良い。
朝食を済ませると、ビワが後片付けと洗濯を手伝い、レラがシュンリンの遊び相手になり、アレナリアはナタネにせがまれて、昨日に続き旅の話を。
カズは裏庭に出て、フジにイノボアの肉を与え、このままフジと共に行動するのは難しいので、どうしたものかと考える。
テクサイス帝国に滞在していた時のように、何処かに決まった場所に居させて、注意事項を伝えて自由行動させたいが、現在敵対しているライジングホークが海岸方面に居るので、それもどうしたものかと。
大きな怪我はしてこなかったが、フジだけにさせるのは少し心配。
カズが快晴の空を見ながら考えていると、洗濯をして濡れた衣服を干しに、ショウウとビワが裏庭にやって来た。
雪が積もらないように、縁の下に吊るしてある竹製の物干し竿を出し、庭木の太い枝に掛けて洗濯物を干す。
「しかし同じ怪鳥とは思えないほど、大人しい魔獣さね」
「小さい頃から一緒にいたので、言葉がわかるんですよ(ここではモンスターではなく、魔獣と呼ぶんだな)」
森の近くにある村に朝日が差し、早い家では囲炉裏や釜に火が入り出す。
布団に潜り寝ているレラが、どんな夢を見ているのか? 急に右拳を勢いよく振り上げると、狙ったかのようにカズの顎に直撃。
「ん? またレラか……(もう少し寝たいが、誰かが呼びに来る前に、起きるとするか)」
ビワが握ってる左手をそっと離した。
問題は右腕に抱き着き、太ももに右手を挟み込んでるアレナリア。
右腕を抜こうとするも抜けず、太ももに挟み込んでる右手も少ししか動かない。
動かせるようになった左手で、アレナリアの絡みついてる腕を離そうとするも、腕が痺れそうになるくらい強く抱き着いている。
たまにこういう事がある。
これは欲求不満の合図だろう。
島国に渡って来る前に、こうならないようにするつもりだったが、ビワの事があったので、何もしてやらなかった。
気持ちが爆発する前に、折を見て一度欲求不満を解消してやらなければ。
「アレナリア。ちょっと力をゆるめて」
ビワとレラが起きないように、アレナリアの耳元で語り掛ける。
「そんなところ、いきなりは…いいわよ。好きにして……ムフフ」
レラは分からないが、アレナリアがどんな夢を見てるか想像は付いた。
寝言だとは分かっているが、本人が言ったのだから好きにする。
アレナリアの耳に優しくさ息を吹き掛け、先っちょを甘噛する。
ビクッと反応したアレナリアの力が弱まると、すかさず腕を引っこ抜いた。
アレナリアの太もも挟まれていた右手だけが、他に比べてぽかぽかとして、寝間着の二の腕の部分には涎が。
暖房があるわけではないので、布団から出ると冷える。
枕元に置いてあった衣服は冷えており、布団の中で温めてから着替えたかったが、四人で寝ているので流石にそれは狭い。
冷たい服に袖を通して、着替えを終える頃に、ビワが目を覚ました。
「カズさん、早いですね」
「レラの寝相の悪さで起こされた。そのまま出ると寒いから、布団の中で服を温めてから着替えて出た方が良いよ」
畳んで置いてあるビワの着替えを、カズは布団の中に。
それをビワが受け取ると、布団に潜りモゾモゾと着替える。
ビワは布団から出ると乱れた髪を整え、オーバーコートに袖を通して暖房の効果を使用した。
ビワの魔力を使用する事で、オーバーコートの中は、ぽかぽかとした春の陽気。
囲炉裏に火を入れ、朝食の支度をするショウウの動く音が聞こえてきた。
続けてナタネとシュンリンの、まだ眠たそうな声が聞こえた。
「顔を洗って着替えたら、客人を起こしてきとくれさね」
「ふぁ~い」
まだ眠たそうなシュンリンが顔を洗い着替えて来るまでに、アレナリアとレラを起こして着替えさせ、レラには大きさは憧れか欲望かを使ってもらわなければ、レラがいなくなったと心配されてしまう。
シュンリンが起こしに来るまで、五分くらいはあるだろうと思っていたら、顔を洗うと着替えをせずに、カズ達が借りた部屋に向かって来た。
足音が近付いて来たのを耳にしたカズは、すぐに〈イリュージョン〉の魔法を使い、妖狐の姿に見えるようにした。
まだ小さいままのレラと着替えを布団の奥に押し込み、アレナリアも全身が隠れるように、掛け布団を移動させた。
そこにシュンリンが来て、声を掛けることもなく引き戸を勢い良く開ける。
「起きてる? 朝だよ!」
「お、おはよう。起きてるよ(ギリギリだったな)」
「レラちゃん…」
「コラ! シュンリン。急に明けたらダメでしょ。すみません」
「大丈夫よ」
「もうすぐ朝ごはんが出来ます。て、おばあちゃんが言ってます」
「アレナリアさんとレラが着替えたら行きます」
「わかりました。ほら行くわよシュンリン。あなたもまだ着替えてないでしょ」
「ここで着替えるよ」
「あんたは男でしょ! こっちに来なさい!」
言う事を聞かないシュンリンを、ナタネは耳を引っ張り、祖母ショウウの部屋に連れて行った。
ナタネが来なければ、レラの妖精族姿を見られてしまうところだったと、カズとビワはほっとした。
「うるさいわね」
「もうすぐ、朝ごはんが出来るってさ。起きて着替えろよ」
「もうそんな時間なの? しかし冷えるわね」
「コート着れば暖かくなるだろ」
「わかったわよ」
アレナリアは枕元に畳んであった着替えに手を伸ばし、布団の中に入れる。
「ついでにレラも起こして、着替えさせてくれる」
「しょうがないわね」
掛け布団が生き物のように動き、アレナリアがオーバーコートまで布団の中で着て出てくる。
そして最後にレラが、のそのそと布団から這い出てくる。
「ほら起きろ。レラ」
「ふあぁ~……お腹すいた」
「もうすぐ朝ごはんだってさ。それより、いつもと同じ大きさになってくれ」
「ふぁ~い」
まだ眠そうにしているレラは、大きさは憧れか欲望かを使用して、アレナリアと同じくらいの大きさになる。
その後カズは〈イリュージョン〉の魔法を使い、アレナリアとレラの見た目を妖狐の姿に変えると、布団一式を【アイテムボックス】に仕舞った。
四人分の寝間着は、家事を主に担当する、ビワが持つ異空間収納が付与してあるバッグに。
「これ、カズさんの右腕のところ湿ってますね」
「アレナリアのよだれ」
「私のよだれ?」
「そう。少しくらいならまだしも、結構ベッチョリと」
「そんなに?」
「そんなに!」
「ごめんなさい」
「別に怒ってないよ。乾かせばいいんだしな」
着替えと布団一式を片付け終え、囲炉裏を囲んで座ると、朝食の手伝いをしてるナタネが、炊きたての白米が入った蓋付きの桶を運んだ来た。
そこに着替えを済ませたシュンリンが来て、ナタネと一緒に人数の食器を運び、囲炉裏の周りに並べて座る。
全員揃ったところで、ショウウが小さな鉄製の鍋を自在鉤に吊るし、火挟みで炭を動かして調整。
ナタネが炊きたてのごはんを器によそい、ショウウが鉄製の鍋からキャベツの味噌汁を木の器によそい配る。
最後に大根の糠漬けと、白菜の浅漬けを出す。
手を合わせたナタネとシュンリンの「いただきます」に続き、皆も手を合わせて「いただきます」と言い、朝食を取る。
肉や魚は無いが、薄く切られた糠漬けの大根一枚で、温かいごはんを二口三口いけてしまう。
糠漬け大根の塩味で、一段とごはんの甘みを感じ取れる。
薄目に味付けされた味噌汁に入っているキャベツの芯は、柔らかくほんのりとした甘みがある。
漬物の塩味が少し強いので、薄目に味付けされた味噌汁は、釣り合いが取れて丁度良い。
朝食を済ませると、ビワが後片付けと洗濯を手伝い、レラがシュンリンの遊び相手になり、アレナリアはナタネにせがまれて、昨日に続き旅の話を。
カズは裏庭に出て、フジにイノボアの肉を与え、このままフジと共に行動するのは難しいので、どうしたものかと考える。
テクサイス帝国に滞在していた時のように、何処かに決まった場所に居させて、注意事項を伝えて自由行動させたいが、現在敵対しているライジングホークが海岸方面に居るので、それもどうしたものかと。
大きな怪我はしてこなかったが、フジだけにさせるのは少し心配。
カズが快晴の空を見ながら考えていると、洗濯をして濡れた衣服を干しに、ショウウとビワが裏庭にやって来た。
雪が積もらないように、縁の下に吊るしてある竹製の物干し竿を出し、庭木の太い枝に掛けて洗濯物を干す。
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