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三章 王都オリーブ編2 周辺地域道中
221 特殊な物件 と 同居人
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ほこりを払い落とし、いわく付きの物件からギルドに戻ったカズは、フローラの居る部屋に向かった。
「どうだった? あの物件なら、場所的にもマイヒメを連れて来れるでしょ」
「フローラさんは、どこまで知ってたんですか?」
「何の事かしら? あの物件をモルトに言って、カズさんに薦めたのは私だけど」
「誤魔化すと怒りますよ」
フローラは広げていた本を閉じて、カズに向き直る。
「……分かったわ。それで何を知りたいの?」
「入り方が分からない地下の部屋に、庭の地中に埋まっている何か」
「そう。カズさんなら気付くと思ったわ」
「たまたまです。少し気になったから調べただけです。それと住人が居るとも、聞いてません」
「住人……もしかして」
「あちしよ!」
突如部屋の窓が開き、レラが入ってきた。
「もうフローラったら、こんな奴(カズ)が来るなら先に言ってよ」
「もう見つかっちゃったの。誰かが来たら外に避難しなさいって、言ってあったでしょ」
「外に避難してたもん。カズが庭に出たから、出て行くもんだと思って家に戻ったんだもん。そしたらまた家に入って来ちゃったんだもん。だから秘密の場所に隠れたのに、ピンポイントで見つかっちゃったんだもん」
「これは仕方ないわね。レラのことを知られたからには、カズさんにあの物件に住んでもらわないと」
「はい!? 俺の返事聞く前に、買うことが決定ですか?」
「レラを見つけなければ、断ることもできたのよ」
「そんなの聞いてませんよ」
「あちしも聞いてないし!」
「フェアリーが住んでるなんて言えないでしょ。レラのことは、私しか知らないしね」
「モルトさんに言って、あの物件を俺に薦めたときから、既に」
「どうかしら。でもカズさんなら……ね」
フローラはカズを見て、ニコッと笑った。
「ぅ……この人は。分かりました。ただし俺は良いとしても、レラさんの意見だって聞かないと」
「レラはどう? カズさんに住んでもらうのは嫌かしら?」
「どうせあちしのこと知られちゃったし、今まで通り住めるなら、別に良いけど」
「なら決定。すぐに契約しましょう」
「ちょっと待って。カズの魔力は大丈夫なの? 数日たったら、げっそりしてるなんてことにならないわよねぇ?」
「それなら大丈夫。きっと快適に暮らせるわ」
「フローラがそこまで言うなら」
「俺が住むことが決まったなら、その魔力を吸う事とか、話してもらえません。詳しくは知らないので」
「そうね。私が知ってることは、話しておくわ」
フローラはいわく付きと言われた物件のことを、知る限りカズに教えた。
あの建物は住む人の魔力を吸収することで、敷地内の状態が保たれるのだと言う。
建物や庭の傷は、一晩経つと自動的に修復されると。
汚れなども同じだと言う。
それが住む者の魔力を吸う建物の正体だと。
人が住まなくなってからは、フローラがレラに会いに行くときに、建物に魔力を補充していたと。
レラの魔力と周囲の魔素(マナ)を毎日少しずつ吸収することで、かろうじて現状を保っていたとのことだ。
カズが住むことで、魔力不足の心配はなくなると、フローラは安心していた。
いいように利用されたのではと思ったカズだったが、これで住む場所の心配はなくなったので、ひとまずは良しとした。
フローラが出してきた契約書にサインをすることで、その日から正式にいわく付きと言われた物件は、カズ所有のものとなった。
「じゃあレラは家に戻ったら、カズさんに魔力を補充する部屋への入り方を教えてあげて」
「本当に大丈夫なの?」
「心配なのは分かるけど大丈夫。あとは自分の目で確かめなさい」
「分かったわよ。あちし先に戻るから。カズも早く来なさいよ」
レラは窓から出て、先に戻っていった。
「これからレラのことよろしくね。それとあの家の管理も。数日かけてゆっくりでいいから」
「フローラさんの思い通りになったわけですか。こんな遠回りなやり方しないで、一言相談してくれても(数日かけて? 掃除と草刈りのことかな?)」
「一応自分の目で直接見て、住むかどうか決ためてほしかったから。そういうことにしておいて」
「まぁ結果、俺は住む所とマイヒメを呼べる場所ができたので、良しとしますが」
「カズさんのそうやって受け止めてくれるとこ好きよ。ありがと!」
優しく笑うフローラを見て、カズは顔を赤くする。
「な、なに言ってるんですか。そんな笑顔を見せたって、毎回フローラさんの都合通りにはなりませんから。今回は別ですけど」
「そういうところよ!」
「も、もうレラが待ってるので、俺行きます」
今は分が悪いと思い、カズは急ぎギルドを出て、レラの待つ家に戻っていった。
カズと入れ替り、今度はモルトがフローラの所にやって来た。
「赤い顔して慌てて出ていきましたが、カズ君はどうしたんですか?」
「お礼を言っただけよ。気にしないで」
モルトは首を傾げる。
「? そうですか。それでカズ君に薦めた物件は、どうなりましたか?」
「住むことに決めたわよ。これがその契約書」
「では、今までの管理していた方へ、報告に行きます。以後あの物件は、所有者が変わるまで、フローラ様の管理下ということで」
「ええ。それでお願い(カズさんを利用したかたちになって、悪いことをしたわ)」
「カズ君もよく住む気になれたもんです。フローラ様から実情を聞かされても、儂は住もうとは思いませんでした。疲れを癒す自宅で、魔力を多く消費するなど」
「そうね。本当にカズさんには、面倒事を押し付けてるようで申し訳ないわね」
「カズ君も毎回よく承諾してくれます」
「本当ね。私、凄く助かっちゃう。ずっとこのままここに居てくれないかしら」
「フローラ様。その言い方は、カズ君を利用してるようで、どうかと」
「あら! 私ったら。いつも断らずに、頼み事を引き受けてくれるカズさんを見てたら、つい」
「カズ君はフローラ様の大変さを分かってるので、断らずに引き受けてくれるんですよ」
「分かってるわ。これは私の甘えね。優しい人だわ。でも、危ういとも言えるわね」
「それは同感です。ですから儂も何か手助けができればと、つい協力してしまいます」
「私もよ。もう少し自分の得することを考えても、良いと思うけど」
フローラとモルトの気持ちを知らずにいるカズは、現在レラの待つ家に戻っていた。
「遅い。早く来なさいよ!」
「ごめんごめん。それでどこ行くの?」
「さっきの部屋」
カズはレラと初めて会った部屋にいく。
レラに言われ、本棚から一冊の本を取り出した。
「その本の最後のページを開いて、そこに一滴血を垂らす」
「え!?」
「何よそらくらい。早くしなさいよ」
「もうちょっと説明くらいして」
「もう。その本が魔力を補充する部屋に行く為の鍵なの。分かったら言われたことやる」
カズはナイフを【アイテムボックス】から出して、指先を少し切り、血を本に垂らした。
「あとは本に魔力を込めれば、部屋に移動できるわ。あ、ちょっと待って」
レラがカズに触れる。
「何?」
「こうやって触れてないと、一緒に行けないの。いいから早く魔力を込める!」
「分かったよ」
手に持った本に魔力を込めると、建物中央地下にある部屋に転移した。
「ちょっと暗いわよ! 何とかしなさい」
「移動した先が暗いなら、そう言ってよ」
「忘れてたの。ここに入ったのずっと前だったから。その時はフローラと一緒だったもの」
「次からは思い出してから行動して〈ライト〉」
カズはライトの魔法を使い、部屋を照らした。
部屋の中央には台座があり、その上部に長方形の窪みがと、20㎝ほどの水晶玉があった。
広さは六畳ほどで、台座と水晶以外は何もなかった。
「そこの窪みに本を置いて」
「こう」
カズが台座の上部にある窪みに、鍵となる本を置くと、ピッタリとはまった。
「あとはその水晶に触れて、魔力を補充すれば良いと思うわ」
「やってみるよ」
「ただし気を付けなさい。今の家の状態からだと、かなり魔力を持っていかれると思うから、危ないと思ったら、水晶から手を離しなさい」
「忠告ありがとう」
「べ、別にカズのために言ったわけじゃないもん。フローラに言われたからだもん。ほら早くやりなさいよ」
レラに促(うなが)され、カズは水晶玉に触れて少しずつ魔力を流した。
次第に水晶玉は、カズの流す以上の魔力を吸収しようとする。
カズはそれに応じるよう流す魔力量を増やしていく。
それと同時に、減る魔力量を数値で見るため、ステータスの魔力値のみを表示して確認した。
【魔力】 : 4155/4500
流す魔力量を増やして少しすると、突如水晶玉が光だした。
【魔力】 : 3881/4500
「レラさん。なんか光ってるけど大丈夫なの?」
「知らないわよ! フローラに聞いてこなかったの」
カズは危険だと思い、水晶玉から手を放そうとしたとき、水晶玉から壁に向けて、幾つか映像が投影された。
「なになに!? なんか映ってるわよカズ」
「俺に言われても。って、これ家の中と庭だよね」
「あ、本当だ」
壁に映し出されたのは、雑草だらけの庭と、数ヶ所の建物内部の映像だった。
カズはそのまま水晶玉に魔力を流し続けると、壁に映された映像に変化が表れた。
ほこりだらけで薄汚れていた建物はキレイになり、庭の雑草はみるみる短くなっていった。
「どうだった? あの物件なら、場所的にもマイヒメを連れて来れるでしょ」
「フローラさんは、どこまで知ってたんですか?」
「何の事かしら? あの物件をモルトに言って、カズさんに薦めたのは私だけど」
「誤魔化すと怒りますよ」
フローラは広げていた本を閉じて、カズに向き直る。
「……分かったわ。それで何を知りたいの?」
「入り方が分からない地下の部屋に、庭の地中に埋まっている何か」
「そう。カズさんなら気付くと思ったわ」
「たまたまです。少し気になったから調べただけです。それと住人が居るとも、聞いてません」
「住人……もしかして」
「あちしよ!」
突如部屋の窓が開き、レラが入ってきた。
「もうフローラったら、こんな奴(カズ)が来るなら先に言ってよ」
「もう見つかっちゃったの。誰かが来たら外に避難しなさいって、言ってあったでしょ」
「外に避難してたもん。カズが庭に出たから、出て行くもんだと思って家に戻ったんだもん。そしたらまた家に入って来ちゃったんだもん。だから秘密の場所に隠れたのに、ピンポイントで見つかっちゃったんだもん」
「これは仕方ないわね。レラのことを知られたからには、カズさんにあの物件に住んでもらわないと」
「はい!? 俺の返事聞く前に、買うことが決定ですか?」
「レラを見つけなければ、断ることもできたのよ」
「そんなの聞いてませんよ」
「あちしも聞いてないし!」
「フェアリーが住んでるなんて言えないでしょ。レラのことは、私しか知らないしね」
「モルトさんに言って、あの物件を俺に薦めたときから、既に」
「どうかしら。でもカズさんなら……ね」
フローラはカズを見て、ニコッと笑った。
「ぅ……この人は。分かりました。ただし俺は良いとしても、レラさんの意見だって聞かないと」
「レラはどう? カズさんに住んでもらうのは嫌かしら?」
「どうせあちしのこと知られちゃったし、今まで通り住めるなら、別に良いけど」
「なら決定。すぐに契約しましょう」
「ちょっと待って。カズの魔力は大丈夫なの? 数日たったら、げっそりしてるなんてことにならないわよねぇ?」
「それなら大丈夫。きっと快適に暮らせるわ」
「フローラがそこまで言うなら」
「俺が住むことが決まったなら、その魔力を吸う事とか、話してもらえません。詳しくは知らないので」
「そうね。私が知ってることは、話しておくわ」
フローラはいわく付きと言われた物件のことを、知る限りカズに教えた。
あの建物は住む人の魔力を吸収することで、敷地内の状態が保たれるのだと言う。
建物や庭の傷は、一晩経つと自動的に修復されると。
汚れなども同じだと言う。
それが住む者の魔力を吸う建物の正体だと。
人が住まなくなってからは、フローラがレラに会いに行くときに、建物に魔力を補充していたと。
レラの魔力と周囲の魔素(マナ)を毎日少しずつ吸収することで、かろうじて現状を保っていたとのことだ。
カズが住むことで、魔力不足の心配はなくなると、フローラは安心していた。
いいように利用されたのではと思ったカズだったが、これで住む場所の心配はなくなったので、ひとまずは良しとした。
フローラが出してきた契約書にサインをすることで、その日から正式にいわく付きと言われた物件は、カズ所有のものとなった。
「じゃあレラは家に戻ったら、カズさんに魔力を補充する部屋への入り方を教えてあげて」
「本当に大丈夫なの?」
「心配なのは分かるけど大丈夫。あとは自分の目で確かめなさい」
「分かったわよ。あちし先に戻るから。カズも早く来なさいよ」
レラは窓から出て、先に戻っていった。
「これからレラのことよろしくね。それとあの家の管理も。数日かけてゆっくりでいいから」
「フローラさんの思い通りになったわけですか。こんな遠回りなやり方しないで、一言相談してくれても(数日かけて? 掃除と草刈りのことかな?)」
「一応自分の目で直接見て、住むかどうか決ためてほしかったから。そういうことにしておいて」
「まぁ結果、俺は住む所とマイヒメを呼べる場所ができたので、良しとしますが」
「カズさんのそうやって受け止めてくれるとこ好きよ。ありがと!」
優しく笑うフローラを見て、カズは顔を赤くする。
「な、なに言ってるんですか。そんな笑顔を見せたって、毎回フローラさんの都合通りにはなりませんから。今回は別ですけど」
「そういうところよ!」
「も、もうレラが待ってるので、俺行きます」
今は分が悪いと思い、カズは急ぎギルドを出て、レラの待つ家に戻っていった。
カズと入れ替り、今度はモルトがフローラの所にやって来た。
「赤い顔して慌てて出ていきましたが、カズ君はどうしたんですか?」
「お礼を言っただけよ。気にしないで」
モルトは首を傾げる。
「? そうですか。それでカズ君に薦めた物件は、どうなりましたか?」
「住むことに決めたわよ。これがその契約書」
「では、今までの管理していた方へ、報告に行きます。以後あの物件は、所有者が変わるまで、フローラ様の管理下ということで」
「ええ。それでお願い(カズさんを利用したかたちになって、悪いことをしたわ)」
「カズ君もよく住む気になれたもんです。フローラ様から実情を聞かされても、儂は住もうとは思いませんでした。疲れを癒す自宅で、魔力を多く消費するなど」
「そうね。本当にカズさんには、面倒事を押し付けてるようで申し訳ないわね」
「カズ君も毎回よく承諾してくれます」
「本当ね。私、凄く助かっちゃう。ずっとこのままここに居てくれないかしら」
「フローラ様。その言い方は、カズ君を利用してるようで、どうかと」
「あら! 私ったら。いつも断らずに、頼み事を引き受けてくれるカズさんを見てたら、つい」
「カズ君はフローラ様の大変さを分かってるので、断らずに引き受けてくれるんですよ」
「分かってるわ。これは私の甘えね。優しい人だわ。でも、危ういとも言えるわね」
「それは同感です。ですから儂も何か手助けができればと、つい協力してしまいます」
「私もよ。もう少し自分の得することを考えても、良いと思うけど」
フローラとモルトの気持ちを知らずにいるカズは、現在レラの待つ家に戻っていた。
「遅い。早く来なさいよ!」
「ごめんごめん。それでどこ行くの?」
「さっきの部屋」
カズはレラと初めて会った部屋にいく。
レラに言われ、本棚から一冊の本を取り出した。
「その本の最後のページを開いて、そこに一滴血を垂らす」
「え!?」
「何よそらくらい。早くしなさいよ」
「もうちょっと説明くらいして」
「もう。その本が魔力を補充する部屋に行く為の鍵なの。分かったら言われたことやる」
カズはナイフを【アイテムボックス】から出して、指先を少し切り、血を本に垂らした。
「あとは本に魔力を込めれば、部屋に移動できるわ。あ、ちょっと待って」
レラがカズに触れる。
「何?」
「こうやって触れてないと、一緒に行けないの。いいから早く魔力を込める!」
「分かったよ」
手に持った本に魔力を込めると、建物中央地下にある部屋に転移した。
「ちょっと暗いわよ! 何とかしなさい」
「移動した先が暗いなら、そう言ってよ」
「忘れてたの。ここに入ったのずっと前だったから。その時はフローラと一緒だったもの」
「次からは思い出してから行動して〈ライト〉」
カズはライトの魔法を使い、部屋を照らした。
部屋の中央には台座があり、その上部に長方形の窪みがと、20㎝ほどの水晶玉があった。
広さは六畳ほどで、台座と水晶以外は何もなかった。
「そこの窪みに本を置いて」
「こう」
カズが台座の上部にある窪みに、鍵となる本を置くと、ピッタリとはまった。
「あとはその水晶に触れて、魔力を補充すれば良いと思うわ」
「やってみるよ」
「ただし気を付けなさい。今の家の状態からだと、かなり魔力を持っていかれると思うから、危ないと思ったら、水晶から手を離しなさい」
「忠告ありがとう」
「べ、別にカズのために言ったわけじゃないもん。フローラに言われたからだもん。ほら早くやりなさいよ」
レラに促(うなが)され、カズは水晶玉に触れて少しずつ魔力を流した。
次第に水晶玉は、カズの流す以上の魔力を吸収しようとする。
カズはそれに応じるよう流す魔力量を増やしていく。
それと同時に、減る魔力量を数値で見るため、ステータスの魔力値のみを表示して確認した。
【魔力】 : 4155/4500
流す魔力量を増やして少しすると、突如水晶玉が光だした。
【魔力】 : 3881/4500
「レラさん。なんか光ってるけど大丈夫なの?」
「知らないわよ! フローラに聞いてこなかったの」
カズは危険だと思い、水晶玉から手を放そうとしたとき、水晶玉から壁に向けて、幾つか映像が投影された。
「なになに!? なんか映ってるわよカズ」
「俺に言われても。って、これ家の中と庭だよね」
「あ、本当だ」
壁に映し出されたのは、雑草だらけの庭と、数ヶ所の建物内部の映像だった。
カズはそのまま水晶玉に魔力を流し続けると、壁に映された映像に変化が表れた。
ほこりだらけで薄汚れていた建物はキレイになり、庭の雑草はみるみる短くなっていった。
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