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四章 異世界旅行編 1 オリーブ王国を離れ東へ
311 砂漠を抜けると、じめじめの森
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深夜ビワと二人で夜空を眺めてた日から八日経ち、カズ達はついに砂漠の終わりを目視で捉えた。
王都を出て砂漠に入ってから、五十日程が経っていた。
「やっと砂漠を抜けられわ。砂ばっかりでつまらなかった」
「よく言うわね。レラなんか食べて寝てるだけだったじゃないの」
「それはアレナリアも一緒でしょ」
「私はごはんを作るのを手伝ったわ。モンスターだって何体か倒したでしょ」
「ごはんは殆どビワが作ってたけどね。モンスターだってカズが、ちゃっちゃっと倒すか追っ払ってじゃない」
「レラよりは働いてたわ」
「あちしだって周囲を偵察するのに、暑いなか飛んで調べたりしたもん」
レラとアレナリアの言い争いを聞いたカズは、内心どっちもどっちだ、とツッコンでやりたくなった。
「二人とも喧嘩は駄目ですよ。今度喧嘩したら、ごはんの量減らしますからね」
仲裁に入ったビワになだめられて、おとなしくなる二人。
話があると二人から離れたビワは、馬車を操作するカズの横に座る。
「少し前から、急にビワが明るくなったわね」
「あちし達が寝ている間に、何かあったのかな?」
不思議そうにビワの後ろ姿を見るレラとアレナリアだった。
当人のビワはそんな視線を気にもとめず、カズに今夜の休憩場所と、夕食を何にするかを話していた。
「これはビワが本妻で決まりかな」
ボソッと呟いたレラの発言に、アレナリアがハッと目を見開き、カズとビワの間に無理矢理割り込み座った。
「何? アレナリア」
「私もカズに話があるの」
「何の話?」
「それは…あの…えっと……」
言ったはいいもの、話なんて何もないアレナリアは、黙ってしまった。
「話が無いなら後ろに居て。ここに三人は狭いから」
「そうだ。馬車の操作を」
「できるでしょ」
「ぁ……うん(カズ、冷たいよ)」
すごすごと後ろに戻ろうとするアレナリア。
「……アレナリア待った」
「なになに!」
カズに呼び止められ、アレナリアは嬉しそうに返事をする。
「せっかくだから、ビワに馬車の操作を教えてやってくれ」
「あ…うん。別に良いけど」
「こういった場所での操作を覚えておいた方が良いでしょ。アレナリアもさ」
「そうね。ビワも馬車を操作できるようになっておいた方が良いわね」
「やれるビワ?」
「はい。できるようになります」
「じゃあ俺は後ろで少し休憩するから。頼んだよアレナリア」
「ええ、分かったわ」
「ホースは急に暴れたりしないから、気楽に肩の力を抜いて」
「はい。よろしくお願いします。アレナリアさん」
「任せて。どんな馬車でも操作できるように仕込んであげるわ」
馬車の操作をビワに教えるように言い、アレナリアに任せてカズは後ろへと移った。
カズとビワの距離が縮まったのを感じたアレナリアは、一瞬だけ焦る気持ちがあった。
が、オアシスの街を出てから少し冷たい態度だったカズが、自分を頼ってくれたことが嬉しく、喜んでビワに馬車の操作を教える。
日が傾き始めた頃になると、走る馬車の車輪も砂に食い込まなくなり、周囲には植物がちらほらと見えてきていた。
カズの提案でこの日は早目に馬車を停め、新たな土地へ入る前に皆の話を聞くことにした。
焚き火を囲み夕食を取りながら、アレナリア、レラ、ビワの三人から意見を聞き、この先進む方向を決める。
「皆もそうだけど、ずっと馬車で寝泊まりだったから、五日くらいはそれなりの宿で、のんびりしたいわね」
「あちしも賛成! オアシスの街で泊まった宿も悪くはなかったけど、風が少しでも強く吹くと、砂が入ってきてジャリジャリしちゃってやだったんだよね」
「……そうか。で、ビワはどうかな。こっちの方に行ってみたいとか、気になる方向とかあれば?」
「今は特に。ただ…少し水浴びがしたいです。その……尻尾に砂がついて」
「明日には砂漠を完全に抜けるだろうから、とりあえず近くに村か街があるか探して、そこに宿にがあれば、少し良い部屋に泊まろう」
カズのまとめた意見に同意し、四人は砂漠での最後の夜を過ごした。
長かった砂漠の旅も、漸く終わりを告げる。
◇◆◇◆◇
翌朝、朝食を済ませたレラは上空へと飛んで行き、周囲を見渡し建物を探す。
しかし砂漠の先はひたすら森が続いているだけだった。
レラは皆の所に戻ると、建物らしき物はどこにも見当たらなく、森がずっと広がってると話した。
カズは馬車を走らせる前に【マップ】の表示範囲を広げて、獣やモンスターの反応を探った。
マッピングされてない場所(暗く表示されたところ)に、獣とモンスターの反応が幾つか表示されていた。
念の為にと、反応のあった場所を避けるようにして、馬車を進めることにした。
砂漠と森の境を少し移動し、馬車が通れる道を見つけ森へと入って行く。
森の荒れた道を一時間程移動するが、建物らしきものは一切無く、分かれ道にも差し掛からない。
よく見れば長い間、この道を使った形跡はないように思えた。
それでも獣やモンスターと接触することはなく、薄暗い森の中をカズ達一行の馬車は進む。
森に入ってから進むこと数時間、砂漠とは打って変わり、湿度が高くじめじめとして、全員気持ちの悪い汗をかく。
レラとアレナリアも同様、服がベタつき嫌そうにして、ブツブツと文句を言っているようだった。
ビワは大丈夫なのかと思えたが、耳と尻尾がはへたり、ただ我慢しているようであった。
季節的には冬に入る頃、オリーブ王国より北に位置する場所にも関わらず、夏の暑さを感じる。
森の中で湿気が多いからなのかも知れないが、それでも馬車に乗っているだけで汗をかくのだから、砂漠の西と東では季節が違うのだろうかと、カズは異世界の新たな 事実を体験した。
元の世界で国内旅行すら行った事のないカズは、場所で暑さ寒さが違うことを知識では知っていたが、実際に経験したのはこれが初めてであった。
それがこの異世界とは……。
「カズぅ。じめじめするよぉ」
「分かってる。休憩でしそうな場所を探すから。ビワは大丈夫?」
「あの……はい。大丈夫…です」
「蒸し暑くて、あちし食欲が……」
「カズぅ。私も」
「二人の食欲が減少!? なら今日の二人はスープだけにしよう」
「スープだけじゃ足りないもん! あちしはカニとプリンを要求する」
「あ、レラばっかりズルい。私も」
「二人はまだまだ元気じゃないか(ビワは辛そうだ。そろそろ休憩しないとな)」
ビワの様子を見たカズは、外で休憩できそうな場所を探しす。
これ以上の移動は疲れるだけだと、カズは馬車を停めて周囲の雑草や雑木を切り、休憩できる場所を確保した。
全員馬車を降りて、少し遅めの昼食を取ることにした。
薄暗く生暖かい風が吹く森は、本当にじめじめして蒸し暑い。
カズ以外の三人は、アイテムによる耐性で暑さはしのげるが、この湿気には相当参っていた。
昼食は香草多目の薬膳スープと、三人に元気を出させるように、御所望のカニとプリンを用意した。
レラとアレナリアは、いつものようにがっつりと食べる元気があった。
急な変化で体がついていかなったのか、ビワはスープを飲んだだけで、カニとプリンには手を付けなかった。
この日これ以上進むのはできないと判断したカズは、この場所で野宿をすることに決めた。
ビワを馬車で寝かせ、アレナリアとレラの二人に看病をさせて、カズは周囲の探索をすることにした。
一応何かあったら、念話で知らせるよう二人には言ってある。
馬車を中心に半径10m程の範囲に、自分達以外が出入りできないようイメージして〈バリア・フィールド〉を使用した。
試しに近くで見つけた虫を、バリア・フィールドの内に入れようとしたが、半透明の薄い壁に弾かれ入ることはできなかった。
バリア・フィールドの効果を確認をしたカズは、馬車から離れ一人森の中に入る。
王都を出て砂漠に入ってから、五十日程が経っていた。
「やっと砂漠を抜けられわ。砂ばっかりでつまらなかった」
「よく言うわね。レラなんか食べて寝てるだけだったじゃないの」
「それはアレナリアも一緒でしょ」
「私はごはんを作るのを手伝ったわ。モンスターだって何体か倒したでしょ」
「ごはんは殆どビワが作ってたけどね。モンスターだってカズが、ちゃっちゃっと倒すか追っ払ってじゃない」
「レラよりは働いてたわ」
「あちしだって周囲を偵察するのに、暑いなか飛んで調べたりしたもん」
レラとアレナリアの言い争いを聞いたカズは、内心どっちもどっちだ、とツッコンでやりたくなった。
「二人とも喧嘩は駄目ですよ。今度喧嘩したら、ごはんの量減らしますからね」
仲裁に入ったビワになだめられて、おとなしくなる二人。
話があると二人から離れたビワは、馬車を操作するカズの横に座る。
「少し前から、急にビワが明るくなったわね」
「あちし達が寝ている間に、何かあったのかな?」
不思議そうにビワの後ろ姿を見るレラとアレナリアだった。
当人のビワはそんな視線を気にもとめず、カズに今夜の休憩場所と、夕食を何にするかを話していた。
「これはビワが本妻で決まりかな」
ボソッと呟いたレラの発言に、アレナリアがハッと目を見開き、カズとビワの間に無理矢理割り込み座った。
「何? アレナリア」
「私もカズに話があるの」
「何の話?」
「それは…あの…えっと……」
言ったはいいもの、話なんて何もないアレナリアは、黙ってしまった。
「話が無いなら後ろに居て。ここに三人は狭いから」
「そうだ。馬車の操作を」
「できるでしょ」
「ぁ……うん(カズ、冷たいよ)」
すごすごと後ろに戻ろうとするアレナリア。
「……アレナリア待った」
「なになに!」
カズに呼び止められ、アレナリアは嬉しそうに返事をする。
「せっかくだから、ビワに馬車の操作を教えてやってくれ」
「あ…うん。別に良いけど」
「こういった場所での操作を覚えておいた方が良いでしょ。アレナリアもさ」
「そうね。ビワも馬車を操作できるようになっておいた方が良いわね」
「やれるビワ?」
「はい。できるようになります」
「じゃあ俺は後ろで少し休憩するから。頼んだよアレナリア」
「ええ、分かったわ」
「ホースは急に暴れたりしないから、気楽に肩の力を抜いて」
「はい。よろしくお願いします。アレナリアさん」
「任せて。どんな馬車でも操作できるように仕込んであげるわ」
馬車の操作をビワに教えるように言い、アレナリアに任せてカズは後ろへと移った。
カズとビワの距離が縮まったのを感じたアレナリアは、一瞬だけ焦る気持ちがあった。
が、オアシスの街を出てから少し冷たい態度だったカズが、自分を頼ってくれたことが嬉しく、喜んでビワに馬車の操作を教える。
日が傾き始めた頃になると、走る馬車の車輪も砂に食い込まなくなり、周囲には植物がちらほらと見えてきていた。
カズの提案でこの日は早目に馬車を停め、新たな土地へ入る前に皆の話を聞くことにした。
焚き火を囲み夕食を取りながら、アレナリア、レラ、ビワの三人から意見を聞き、この先進む方向を決める。
「皆もそうだけど、ずっと馬車で寝泊まりだったから、五日くらいはそれなりの宿で、のんびりしたいわね」
「あちしも賛成! オアシスの街で泊まった宿も悪くはなかったけど、風が少しでも強く吹くと、砂が入ってきてジャリジャリしちゃってやだったんだよね」
「……そうか。で、ビワはどうかな。こっちの方に行ってみたいとか、気になる方向とかあれば?」
「今は特に。ただ…少し水浴びがしたいです。その……尻尾に砂がついて」
「明日には砂漠を完全に抜けるだろうから、とりあえず近くに村か街があるか探して、そこに宿にがあれば、少し良い部屋に泊まろう」
カズのまとめた意見に同意し、四人は砂漠での最後の夜を過ごした。
長かった砂漠の旅も、漸く終わりを告げる。
◇◆◇◆◇
翌朝、朝食を済ませたレラは上空へと飛んで行き、周囲を見渡し建物を探す。
しかし砂漠の先はひたすら森が続いているだけだった。
レラは皆の所に戻ると、建物らしき物はどこにも見当たらなく、森がずっと広がってると話した。
カズは馬車を走らせる前に【マップ】の表示範囲を広げて、獣やモンスターの反応を探った。
マッピングされてない場所(暗く表示されたところ)に、獣とモンスターの反応が幾つか表示されていた。
念の為にと、反応のあった場所を避けるようにして、馬車を進めることにした。
砂漠と森の境を少し移動し、馬車が通れる道を見つけ森へと入って行く。
森の荒れた道を一時間程移動するが、建物らしきものは一切無く、分かれ道にも差し掛からない。
よく見れば長い間、この道を使った形跡はないように思えた。
それでも獣やモンスターと接触することはなく、薄暗い森の中をカズ達一行の馬車は進む。
森に入ってから進むこと数時間、砂漠とは打って変わり、湿度が高くじめじめとして、全員気持ちの悪い汗をかく。
レラとアレナリアも同様、服がベタつき嫌そうにして、ブツブツと文句を言っているようだった。
ビワは大丈夫なのかと思えたが、耳と尻尾がはへたり、ただ我慢しているようであった。
季節的には冬に入る頃、オリーブ王国より北に位置する場所にも関わらず、夏の暑さを感じる。
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「分かってる。休憩でしそうな場所を探すから。ビワは大丈夫?」
「あの……はい。大丈夫…です」
「蒸し暑くて、あちし食欲が……」
「カズぅ。私も」
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「スープだけじゃ足りないもん! あちしはカニとプリンを要求する」
「あ、レラばっかりズルい。私も」
「二人はまだまだ元気じゃないか(ビワは辛そうだ。そろそろ休憩しないとな)」
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これ以上の移動は疲れるだけだと、カズは馬車を停めて周囲の雑草や雑木を切り、休憩できる場所を確保した。
全員馬車を降りて、少し遅めの昼食を取ることにした。
薄暗く生暖かい風が吹く森は、本当にじめじめして蒸し暑い。
カズ以外の三人は、アイテムによる耐性で暑さはしのげるが、この湿気には相当参っていた。
昼食は香草多目の薬膳スープと、三人に元気を出させるように、御所望のカニとプリンを用意した。
レラとアレナリアは、いつものようにがっつりと食べる元気があった。
急な変化で体がついていかなったのか、ビワはスープを飲んだだけで、カニとプリンには手を付けなかった。
この日これ以上進むのはできないと判断したカズは、この場所で野宿をすることに決めた。
ビワを馬車で寝かせ、アレナリアとレラの二人に看病をさせて、カズは周囲の探索をすることにした。
一応何かあったら、念話で知らせるよう二人には言ってある。
馬車を中心に半径10m程の範囲に、自分達以外が出入りできないようイメージして〈バリア・フィールド〉を使用した。
試しに近くで見つけた虫を、バリア・フィールドの内に入れようとしたが、半透明の薄い壁に弾かれ入ることはできなかった。
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